2008年1月26日土曜日

春はまだかいな

有限会社クラウナー試作ロゴ


お絵描きがどうしても苦手で四苦八苦している。へたでも実際に書いてみなければ絶対に上手にならないのは自明の理であるということで、挑戦してみた。なんにもしないでうまくなろうなんて随分とむしのいい話であります。何かを得ようとするならばそれに値する充分な対価を支払わなければならない。それはお金であったり、労働であったり、時間であったりするのだ。


「近藤典子の片づけが生んだ奇跡」




整理整頓や掃除の類が不得意な私なのだが近年なぜか掃除や整理整頓に興味がでてきたのです。「近藤典子の片づけが生んだ奇跡」は妻が公民館の図書館で借りてきていたやつが、たまたま目にとまって読んだのです。188ページほどで3時間もあれば全部読みきってしまえます。新品で1260円はちょっと割高かなと思うけど。



一介の主婦が引越しの荷造りや荷解きをするアルバイトから始まって、生活アドバイザーとなり学校を運営して、住宅会社と共同で暮らしやすい住宅の設計をてがけたり、全国を講演して周ったりで、最後にはとうとう本まで書いてしまったのですから凄いと思います。



たかだか掃除なんてとか、整理整頓なんて馬鹿にしないで、コツコツとまじめにやってそのノウハウを身に着けたばかりか人生の哲学までもものにしたというところに感心しました。



私たちの身の回りには気がつかないけれども、このような材料がゴロゴロ転がっているのかも知れません。以前に「歩くこと」を材料にして大もうけしたデューク更家なんて方もいましたね。これは凄いと思いました。たぶん「空気の吸い方」なんてので儲けている人もたぶんいるんじゃないかと思います。



料理研究家っていうのも凄いと思います。特に主婦をやっていて、毎日の家事のなかから何かを発見して大成しているわけですから、そこに並々ならね感性と才能を感じます。


思考は現実化する ナポレオンヒル




昨年夏から読み始めて3度目で11章の後半を読んでいる。全部で18章あるからまだ真ん中ごろですね。先はまだまだ遠いといったところか。本書では心に残った箇所や自分で思いついたことを直接書き込むことを推奨している。私は書き込むことはまだしていないがマーカーでお!っと思ったところには線を入れるようにしている。



確かに小説ならば一気に読み進めて、「ああ!面白かった」で良いのだからそれで済むが、本書のような自己啓発書は読んだだけでは何にもならず、理解をして行動に移さなければならないのだから当然といえば当然のことである。



各章の最後には必ず「成功への行動指針」というものがついており、「思考は現実化」のこの章から、アイディアとノウハウを少しずつ拾い集め、要約シートを用いてこれらをリストアップしてみよう。

□私が妥当と思うテクニック、アイディアまたはノウハウ

□私にとってそれが持つ意義

■活用期間:  年  月  日までに

私はこのノウハウを用いる

■活用開始期日:  年  月  日

(署名)

と署名まで求めるようになっています。まさにトレーニングマニュアルですね。




第11章 モチベーションを生みだす
魔法のアイディア



いつ、いかなるときも報酬以上のことをせよ! 行動計画を立て、積極的に行動し、報酬以上のことをする習慣を身につければ、あなたは、どこの誰よりもその利益とモティベーションを得ることができる。P350



私にとってはこの「行動計画を立て」が一番できていない部分であります。計画は立てるけどもいつも計画倒れに終わってしまい、最近では計画を立てるということすらしなくなっていました。ただ具体的に計画をたて紙にでも書き出しておかないと実に非効率だということは薄々感じてはいました。



いつ、いかなるときも報酬以上のことをせよ!は身に沁みます。本日紹介した「近藤典子の片づけが生んだ奇跡」の近藤さんも報酬以上のことをやりつづけた結果奇跡を生んだのだと思います。単なるアルバイトの荷造りだから自分の仕事はここまでなんていう意識で仕事を続けていたら彼女の成功はありえなかったのではないかと思います。



高いモチベーションを持ち続けるのは大変なことであります。自分の好きな仕事をやりつづけるのが一番の秘訣だと思いますが、好きなことをやり続けて経済的に恵まれるということはめったにありません。経済的に困窮し今晩のメシの心配をしなければいけないようではモチベーションもへったくれもあったもんでありません。この兼ね合いが凡人には実に難しいものだと思います。

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