2009年1月14日水曜日

森の生活

 季節は春に向かって日付の上では確かに進んでいるとは思うのだが、ここのところはこの冬一番の寒さということで、とうとうエアコンのスイッチに手を伸ばしてしまいました。
 昼の間は陽当たりの良いリビングにノートパソコンを持ち込んで作業しています。陽の柔らかい暖かさがとても心地よく暖房を入れる必要性感じません。
 しかし日が暮れて周囲が闇に包まれると暖房が入っていないと一抹の寂しさを覚えるようになりました。それは寒さを感じるよりも寂しさを感じるといったほうが正解であります。

 ある日何気に本棚を眺めていたら、森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫)なるものが目についた、へえーこんな本があったんだと手に取った。いつなんでこの本を購入したのかまったく覚えていない。パラパラとページをめくって見た。あんまり面白そうでもない。たぶん「森の生活」という書名に惹かれて買ったのかも知れないと思った。
 違う日にまた何気に本棚を眺めていたら、また森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫)が目についた。あれ?この本この間ペラペラとめくった本だと思った。でもこの間戻した場所とは違うなと思った。家族の誰かが移動させたのかも知れないと思ったが、もしかしてと思い、先日戻した隣の本棚を見たら、なんと驚いたことにまったく同じ本が2冊存在することがわかった。
 私は狐に抓まれたように、しばし呆然としたのだが、これはもしかして今読めと神様が教示しているのかも知れないと勝ってに解釈して読むことにした。
 数ページ読んですぐに放り投げたくなった。とにかく難しくてひとつも面白くないのであります。だから以前にも買っては投げだし、忘れた頃にまた「森の生活」という書名に惹かれて購入し、そしてすぐに投げ出したものだとすぐにわかった。
 普段はよほどの事が無い限り、ほとんど翻訳ものは読まないのであります。翻訳が下手だとどうしても違和感が残り内容を味わうってところまでいかないから嫌なのです。
 それで、これはもしかしたら、原著を原文で読んだほうがこんな風に難しくなく、もっと味わい深いものなのではないかと思った。思うには思ったけれどなにせそのような英語力などこれぽっちも持ち合わせていないのであります。そこで当然ながら放り投げてしまいました。


 それでこの話は終わったと思っていたのであります。それから数ヶ月がたち偶然にウォールデン 森の生活という本が出ることを知りました。なにがなんでも「森の生活」が読みたいと思っていたわけではないのですが、翻訳者が違うので、もしかしてという思いはありました。しかし3冊目を購入してまたぶん投げるハメになったのでは洒落にもなりませんからね。それに値段が値段です。かなり考え込んでしまいました。
Amazonの書評を読んで大笑いしてしまいました。私と同じ人がたくさんいるではないですか。大笑いすると同時に安心もしました。


By カスタマー
「森の生活」なんと心惹かれる言葉だろうか。この本の帯にあった「誰もが途中で挫折した名著」の文句に思わず苦笑した。何を隠そう私の本棚にも文庫の翻訳本が2冊並んでおり、読みかけたままやめてしまっていたからだ。古書を思わせる装丁の、今回の新訳本を手にとって以来、読書の時間を見つけるのが楽しみになった。ワイエスが描いた絵、釣りをする若きソローの姿にも驚いた。ソローは20代でこの本を書き始めたのだという。そんなに若々しさにあふれた本だったのか。ページをめくるごとに驚きが広がり、夢中で最後まで読んでいった。第4章「音」のカエルが鳴く夜の池の描写では、夜の森にひそんで耳を傾けるソローが思い浮かび、ひじょうに親しみを感じた。ソローはどれほどの時間を、森の散歩に費やしたのだろうか。どの章も、まるで現代の日々の暮らしに悩む我々に直接語りかけているようで、150年前に書かれた本とは思えない。古典とはいつの時代にも生きているのだと、改めて感銘を受けた。冒険心にあふれるソローに出会いたい人に、ぜひともお薦めしたい本だ。


By 小杉ちえ
ソローの「森の生活」は有名だけどいままではどこがいいのかさっぱりわからなかった。だって意味不明だったから。ソローってやなやつだとも思ってた。なんでこんなにこむずかしいことえらそうに言うんだろうって。だけど今度出たこの新訳は最後まで夢中で読んだ。えええ?こういう内容だったの?って感じ。
初めは正直かなり迷った。こんな分厚い本。大きいし重いし電車の中で読みにくいし。高いし・・・
文庫になったら買おうかなあ、なんて。

ところがやっぱりこの大きさだからいいってわかった。本文のすぐ上に訳注が出ていて、これがとても読みやすい。本文読んでてつっかえるとすぐ上に注が出ていて、ああそういうことかって中断されずに読んでいける。注がなければ途中で挫折したかもしれない。だってこの本が書かれた時代の社会のことや自然に対する知識がないとわからないことが多いからです。

装丁もなんとなく格調高いし。本棚に並べておくとかっこいいし。
本を「所有する喜び」ってあるんだなあと思いました。



 なんでもマメに検索して見るものですね。その新しい翻訳の立ち読みのサイトがありました。「森の生活 第15章 森の動物」というサイトです。
 一読しておおいに納得しましたね。この文章ならボンクラ頭の私にも理解できるって。それに細かい注釈が上についているのも気にいりました。
 だいたいにおいて、たかが森で生活するのになんで小難しいことを考えにゃいけんのかさっぱり理解できませんでしたからね。最初に挫折した森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫)なんていうのは、訳者はひとつもアウトドアなどやったこともないし、自然を満喫するヨロコビなんて少しも味わったことの無い奴だから、やたら難しい言葉を並べ立て、偉そうに無理に権威付けしているとしか思えないのであります。くたばれ岩波文庫だね。
と、ここまで書いてまだウォールデン 森の生活を購入する決心がつきません。なにせ3,045円は高価だもんね。

 その昔プログラマーモドキをやっていたときに、新しい技術の習得のために参考書を買い集めたことが良くありました。集めた解説書はそれこそ玉石混淆で、何度読んでもまったく理解できない本もたくさんありました。同じ説明の箇所がこれまでまったく理解できずにお手上げ状態の時に、それまでの難解本の3分の1の値段と厚さしかないのに一で発理解できた優れ本ってのにも何度か巡り会ったことがあります。
 そうなると、その本が俄然光り輝いて見えますし、作者に対する信頼度も一筋縄でないものが生まれてきます。自然その作者が出した本となれば、とりあえず自分の縄張りでなくても買ってしまったことが良くあります。今回はなんとなくプログラマーモドキをやっていた頃の気分を思いだしてしまいました。

 大草原の小さな家 (福音館文庫)
は何度も何度もNHKで再放送されたものを見ました。後半はともかく前半はアウトドアのバイブルと呼んでもいいのではないかと思っています。でもドラマは見たけれども原作を読んだことは無いのです。
調べて見たけれども、たくさんの本があってどれを読んでいいか見当がつきません。貼り付けたバナーは売れている順で並べ替えてトップにきたものですがこれでいいのかどうかまったくわかりません。当分読まないかもね。
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