2009年2月10日火曜日

桧枝岐民俗誌がきた。

From oze-10

From oze-10

古書というものを生まれて初めて購入した。奥付をみると昭和26年7月5日発行とある。また定価ってのを見るとなーーーーーーーんと170円であります。170円ですよ。それを私は13000円で購入したのです。167ページで文庫本より一回り大きいサイズでありました。
いやはやなんともですね。他にも数点出品されていたのですが、どれも同じぐらいの値段でしたからこのあたりが相場なんでしょうね。
値段や様相はともかく、さっそく読んでみると、これがまた、出色の面白さであります。今まで気づかなかったけれどこういう民俗学ってのは結構好きなのかも知れない。
この本をもとにしたネタは払った13000円分は利用させて貰おうと思っている。100回ぐらいネタに使えば元が取れるかな。

 人間の住めそうにない山また山の人里離れたこんな所に、ポツンと離れた部落があることだけでも、旅行家達を不思議がらせるのだが、この村には白い膚と桜色の頬を持った可愛い娘達や、美しい人妻達が楽しそうに三々五々と群れて旅行家達の目を驚かせ、きれいに澄んだ発音で話すこの村のことばは、訪れる同じ日本の旅人達にすら全くかけはなれた異国情緒をいだかせるやうである。
 清冽な山の水は小川になって村中を流れ廻っている。
 海抜九百五十メートルのオゾンにみちた清澄な深山の空気を胸一杯に吸い込んだ旅人達は、一人残らず身も心も清浄になったような気分になり、思わず「天国のやうだ!」と叫ぶのである。
 観光客の最も多いある年は、一万人以上もの人々が一年間にこの村を訪れたのだが、一年のうち七ヶ月もの深い雪と、水と山の風、雨と霧は、そうした都会の人の残して行く俗ぽい雰囲気をたちまちに洗い流し去って、再びけがれのない平和な山人達の生活をよみがへらせる。




ね!ね!本当にあるんだから。哀愁の檜枝岐/恋の須賀川ただ永遠の在庫切れで買えそうにないけどもね。YouTubeでも検索したけど、さすがにありませんでした。あったら笑えたのにね。
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