2009年6月9日火曜日

おたまじゃくし春蝉そしてイワツバメ

 今月の2日にでてきたので本日で8日目になります。七入オートキャンプ場での滞在は実質1週間になりますね。こうなってくると曜日とか日付の感覚はまったくなくなってきます。もともと日付の感覚は希薄だったのにそれに輪をかけたようです。まったくテレビ・ラジオ・新聞の類は見ていないし、ここ数日はじっくりネットサーフィンもやってないので、下界では何が起こっているのかは知るすべがありません。

 でもそんなもんわからなくても何にも困らないということがわかりました。人が生きていくなんてそんなもんなんですね。私が知らなければいけないのは森の中で騒がしく間断なく鳴き続ける生き物の正体でありましたが、ようやく判明しました。それはなんと「セミ」だったのです。え?この季節にセミが鳴くのかとびっくりしましたが、「春セミ」というアブラゼミなんかより一回り小さいセミでありました。セミの音をICレコーダーで録ったのですが、感度が良すぎてそーっと歩いたつもりですが足音までしっかり拾っており大失敗であります。今日はじーっと動かずに録りたいと思います。

 また、管理棟の前にある水溜りにはおたまじゃくしが無数に泳いでいます。おたまじゃくしって餌を食べることを知ってびっくりしました。侑子さんの妹の旦那さんがクッキーだか煎餅を細かく砕いて水溜りに投げ込んだら、なんと無数のおたまじゃくしが集まってきて食べ始めたのには本当に驚いてしまいました。

 また同じ水溜りのところに、あれ?あれはツバメじゃないかと思われる鳥が群れていました。姿はツバメなんですが、普段見慣れているツバメよりかなり小さいのです。星さんに聞いたら「岩ツバメ」だそうです。今年は例年よりくるのが遅くて心配していたのだそうです。最初餌を取りにきているのかと思ったら巣作りのための泥を取りにきているのだと教えられました。そこで写真を撮ってやろうとカメラを持ち出したのですが、標準レンズではちょっと遠いので望遠レンズを車に取りにいって付け替えて、さあ撮ろうと思ったら、ぱったりこなくなってしまいました。ツバメにまでおちょくられてしまった。今日はくるかな。確か朝の11時ごろまでは盛んに泥を取りにくるけどそれ以降はまったくこないというのはわかったのであります。

 昨夜これまで連日呑み続けたので久しぶりに酒はやめて、早めに寝てしまいました。結局夜中の1時ごろに起きだして今回のキャンプの整理です。写真処理が結構大変でRAW現像をするのに時間をかなり取られてしまっています。またCPUの能力も全部現像処理に取られてしまっているようで、テキストエディタぐらいしか起動することができません。このぶんだと明け方まで待っても終わらないかもしれませんね。6時になったら「燧の湯」に朝風呂に行きたいのですがパソコン持っていけないかも知れません。通信がつながらというのは本当に不便であります。もっともこのような場所にきてまで繋げようとすることにこそ問題があるのか。

 参考までに現在夜中の2時ですが気温は12℃であります。かなり寒く感じます。私は寝袋に下半身をすっぽり入れて作業をしています。上半身はジャンパーを着込んでいます。いつの間にかこの温度に慣れてしまっていますが、これで下界に下りると信じられないぐらいの暑さなんだろうなと思います。どうなんでしょうか。

今月の法語


From 09-06怪しい面々隊


「酒は最高の男を最低の男にしてしまう」

だあれ?そこでひっくり返って笑っているのは

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