2009年6月27日土曜日

包丁研ぎはじぇーんぶの原点だと思う

 以前に包丁研ぎのことを書きました。俺、結構しつこいからあれからずーっと包丁研ぎを続けているんだよね。俺、理屈だけじゃ包丁は研げないことはわかっているというかなり賢いヤツだかんね。(どこがじゃ)
 だから毎日のように研いでいるんだよね。研いでいる包丁は全部安物だけど計4本ほどを常にギランギランに研いでいるんだよね。
 砥石を購入したのは1年ほど前だけど、今年になってから本格的に研ぎ出した。それでもなかなか切れ味鋭いっていう包丁には研ぎ上げられないことは理解できてきた。

 ただね、刃物を研ぐっていうヤツはある意味恐いよ。それはネ、研いだ包丁で人を傷つけるなんていうもっともくだらない意味でなくて、モノゴトの本質を理解しているって意味で恐いと思うヨ。

 料理人で包丁を研げないやつは完全に偽物だね。まずは包丁を研ぐ行為から始まると思うんだよね。そういったことがわからないと何をやっても偽モンだと思うようになったね。
 同じように刃物を研げないアウトドアマンなんて取るに足らない偽モンだと思うね。キャンプにいこうと思ったらまずは、包丁、ナイフ、鉈等の刃物研ぎを一心にやってから出かけるのが普通だかんね。

 刃物を研げない男なんて男じゃないと思うな。男の原点はまずは刃物を研ぐことにあるんだよね。ここらあたりの真理を理解してなければ、無駄な人生を送る結果になると思うよ。(ほんとは無駄な人生なんてこれぽっちもないのだけれども、それすら理解できない)

 まずは身近にある包丁を研ぐことがいっとう大事だと思う。研ぎに自信がでてきたら、これこそ一生モンだといえる包丁買いなさい。
 たぶん今のあんたが金にあかして、高い包丁買っても人生最大の無駄になると思うよ。まずは人に恥じない研ぎの訓練をしなければいけないと思うよ。

 俺毎日包丁を研いで磨いて並べて眺めてにんまりしてるもんね。それがなんだなんて思うようじゃまだまだだよね。今いった意味をしっかり理解しているヤな男って世の中にはまだまだ存在しているってことも確かなんだよ。そういう研ぎ男が多数存在している限り日本はまだまだ大丈夫なんだと思えるようになってきたね。

 だからさ、そこで考え込んでいる時間があったら、ホームセンターにいって砥石を買ってきなさい。そして今日から周囲の刃物を徹底的に研ぎなさい。一年ぐらいそれをやったら、恐ろしいぐらいに切れる包丁研ぎができるようになるかもよ。
 そうなってから出発できるのよね。くれぐれもこのご託宣を忘れないようにね。

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