2010年1月23日土曜日

ニワトリを飼いたいけどね。いろいろ問題がある。

 一昨日山形に住む妹から電話があった。「雪は降っているか?」開口一番に飛び出した私の言葉だ。「今は降ってないけど、とにかく寒い、道路もきんきんに凍っている・・・・」そうかそうか、寒いか、寒いだろうな。雪の量も結構多いそうだ。そうかそうか雪の量も多いのか。寒い日がつづきます。皆さんいかがお過ごしでしょうか。


ネットで比内地鶏のことを調べていたら以下の書き込みを発見した。

>「東京のデパートでは百グラム六百五十円、ー羽八千円で売っている。世界一高く、日本一うまいのが比内地鶏。名古屋コーチン、薩摩地鶏と比べても味は絶対に上だ」と大沢清治町長は力説する。

それでさっそくおくちゃんにメールをした。以前から鶏は飼うべしと思っていたのであります。

私:「おいおい、これはやっぱり鶏の飼育はするべきでしょう。こんなに高いものだとは知らなかった。でも気になったのはF1だということです。F1ってことは自分のところで卵から孵すということができないってことですかね。毎年ヒナを業者から購入しなければいけないってことでしょうか。それは嫌ですね。」


おくちゃん:「・・・・・・。比内鶏は自家で孵化し育成することは原則できません。雛の入手は2箇所あり比内鳥の原種と掛け合わせてF1を生産したものを購入している。原種は天然記念物で販売はできません。餌も決まっていて儲かりません。手間代です。販売するなら仕入れた方が手っ取り早い・・・・。」

という返信が返ってきました。農業には聞き慣れない言葉が多い。まずは言葉に慣れることから始めなければならない。ここで疑問に思うのはF1という言葉です。そこでさっそくググってみることにした。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1110478471

F1は一代雑種のことです。

FはFilialの略です。

Filialは単語としては「子の」とか「子としての」を意味しますが
(単語の意味は英和辞典調べたまんまですが・・・)、
このように遺伝的分野での用語として用いられる場合は「交雑(交配)されて誕生した子(子孫)」を意味します。
F1であれば交雑された一代目ということになります。

交配させて生まれた子の特性が「子の子(孫)」にうまく継承されないが、
遺伝学的に安定した品種の両親が揃っていれば
安定して同じ特性の子が生み出せる場合に用いられるようです。
(品種Aと品種Bを掛け合わせると常にCの特性を持った子が生まれるが、
Cから生まれた子供はCの特性をうまく継承しない場合)


有名な例では、比内鶏とロードアイランドレッドを交配させた「比内地鶏」もF1です。
これは交配させることでしか生み出せないためです。
そのため「比内地鶏」を生み出すためには
純血種の「比内鶏」と「ロードアイランドレッド」がいなければなりません。

「比内鶏」の場合は天然記念物のため食べるわけにいかないのと、
「比内鶏」は肉質は良いものの繁殖力が弱く体も小さいため食用には向いていなくて、
繁殖力が強くて体の大きい「ロードアイランドレッド」と交配させて
体が大きく肉質も良いものを生み出し、食用とするためこのような方法が用いられています。


 私としては、卵から鶏を孵して鶏の雛を購入することなく、無農薬で育てたとうもろこしや豆を飼料として与えるということを妄想していたわけですので、比内鶏は却下となるわけであります。しかし、これにともなって他の鶏の品種を見当しなければならなくなったわけであります。
 はやい話が夜店で買ったひよこを育ててもいいのですが。たまごを生めばなんでもいいけどね。

 そうか、ここに出てくるロードアイランドレッドでいいじゃないか。そうだそれでいいよ。ってそんなもんどこで売ってるんだろうか。まさかペットショップにいけなんてのはないよね。またあらたな問題がでてきてしまったな。

1 件のコメント:

tatsumifamily さんのコメント...

比内地鶏いいですねー。でも…、ミツバチやってみませんか?畑の作物にもいいですし…。