2010年5月18日火曜日

周囲は山菜の宝庫のようです。

 農園の周囲は山菜の宝庫のようで、いろんな人がたくさんの山菜を採ってきて見せてくれます。上げようかと云われますけど、アク出しをしたりしなければいけないだろうし、だいたい料理の仕方がわからないし、なんとなく面倒に思えていつも断っていました。でもあんなに簡単に採れるのなら、私も挑戦してみたくなりました。と、いうのも毎日のようにササキ仙人がワラビの茹でたのを持ってきてくれます。これがまた絶品のうまさなのです。野菜は畑に種を播いて育てますが、山菜は自然に育つのですから採ってくるだけでいい。これは採らない手はない。売ればいいのだと気がついたのです。
 と、ここまではいい。果たして売れるほど採れるのか?たくさんの山菜が山にあるのはわかっている。ちょっと登ればすぐに採れるという。しかし、しかしだ、問題は自分の体力なのであります。まずは自分の食べる分だけ採ってきて、調理方法を教わり作ってみようと思う。

 今のところわかるのはワラビ・ゼンマイぐらいしかない。山ウド・アイコ・しどけ等々はわからない。師匠についていき徹底的に訓練してみようと思っている。これは山菜ではないのだろうけど、セリを教わった。注意してみると小川のなかに結構はえている。5,6本試しに摘んできておひたしにして食べたら、これが旨かった。食感もシャリショリしていて薫りもいい。これは、味噌汁にぶちこんだり、鍋に入れてうまいだろうなと思う。農園にはまだ食える野菜がでていないので好都合だ。
 蕗も農園のあっちこちに生えている、油でいためたり、きんぴらにしたり、茹でても旨いということでこれも試してみたいと思う。またタンポポも旨いそうだ。タンポポは菊科の植物だから花も菊と同じようにして食べられるということです。根っこは干して煎じればタンポポコーヒーになるのだそうだ。

 そうか、これまで畑の野菜だけに目を奪われていたけど、周囲にはたくさんの食材が隠れていることを知った。アウトドアの究極は農業だと思っていたが、本当にそうなんだということが確認できてきた。

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