2010年6月29日火曜日

ニンニクの収穫が終わりました

 昨年の10月頃に植えたニンニクの収穫をようやく本日終了しました。初めて作物を植えて、初めて収穫しました。これらのたくさんのニンニクをどうするかはまだ決めていません。このままタネニンニクにして今年再び植えるのかどうか・・・・。これは、これからも農園にへばりつくのか、再び放浪する生活に戻るのかという問題であります。自分としては充分に農園生活は楽しんだので、そろそろまた放浪したいなという気分でありますが。

2010年6月28日月曜日

農作業が忙しくて更新をサボリまくってしまった。

 昨日ようやくニンニクの取り入れが終了しました。その前にポット植えしていた大豆の定植作業やら、草取りと1週間ほど農園を留守にしておりましたら、やることが多くてブログを更新するのをすっかり忘れていました。本日は久しぶりに朝から雨ということで少し更新することにしました。そういえば写真も撮らなくなっていました。

 雨音が聞こえないので上がったかなと表にでてみると、小糠雨というのだろうか霧と雨の中間ぐらいのものが降り続けている。これを何回か繰り返した後に、こちゃあダメダとようやく諦めて、PCに向かうのだか、また、それを繰り返してしまって、苦笑してしまった。

2010年6月21日月曜日

630kmはさすがに走りごたえがあるね

 昨夜の11時頃秋田の農園に到着しました。部屋に入って電氣をつけたら、これまでがウソのように虫が入ってきます。こりゃあたまらんわい。

 自宅に何故か電子ドラムがあったのね。それで昔取った杵柄ということで午前中に小一時間ほど叩いてみました。最初まったくリズムになっていなかったのですが、じょじょにそれらしくなってきました。調子にのってやっていたら、ハイハットとバスドラを踏む両足が痛くなってしまって、アクセルとブレーキを踏むのに苦労しました。膝から下の、ふくらはぎの反対側、なんて表現したらいいんだろう、ふくらはぎは後ろ部分ですが、前部分の筋肉が痛くて痛くて。もしかして脛っていうのかな。ならば脛の筋肉です。ん?脛に傷持つことはあるけど、脛に筋肉はあるのかな。ま、いいや。スポーツをやると大概ふくらはぎが痛くなるじゃないですか、まさかこんなところが痛くなるなんて考えてもみなかったですよ。これを年寄りの冷や水、年寄りのドラム筋肉痛。

2010年6月18日金曜日

iPodが壊れました。修理に出すとどのぐらい取られるのか

同じようなタイプのiPodは23672円とあります。確かに安くなってるんですねHDの容量も倍ぐらいになっています。
 
 そこで悩ましいのが、iPhone4なんですが、2年契約ですと実質無料になります。16GBで最低の料金プランを選ぶと月々2,900円~からとなっています。5人家族で3人はPHSを使っています。このさいだから思い切って3人分を乗り換えようかと思っています。なんなら5人乗り換えてもいいかなとも思っています。どう思いますか。

2010年6月16日水曜日

つかの間の晴れ間か

 秋田市は一日中雨マークがついていますが、ここ市川市は朝のうちこそ降ってましたが、気づいてみればお日様が顔をだして、なかなかいい天気であります。雨が降ったら種まきするのに好都合なんでありますが、なにせ畑まで630kmですからね。しょうがないですね。
 自宅では農業からしばし離れてWEB関係の学習を始めているのですが、ネット上には優れた解説のページがたくさんありますね。紙の参考書なんて、まったく必要が無いように思えます。素晴らしい世の中になったもんだと心底思います。

 自宅になぜか新品のエレキギターが置いてあった。なんとそれにエフェクターまであるぞ。さっそくアンプにぶちこんで弾いてみると、弾きやすい。いや、コードが握りやすいのです。うーん、これはいい。何がいいかってコードを押さえるのに左手に力がいらないからいいのです。フォークギターだと結構きっちりと握らないと音がでないので疲れるけど、エレキだとかなり誤魔化せるからいいのだ。そこでもっと誤魔化すにはローコードではなくハイコードで押さえればかなり楽だと思ったので、ハイコード表を購入しようとググったらなにもわざわざ購入しなくても無数にあるじゃないですか。例えばここ因みにCを探してみると、思ったとおりにローコードよりかなり簡単。こりゃあしばらく凝りそうだな。エフェクターをつけるとなんとなくヘビメタぽくなって結構遊べる。でもデタラメだからすぐに飽きるけど。

2010年6月15日火曜日

自宅に戻って限りなくほっとしている自分をみつけた

 水道がない、トイレがない、なんにもない環境に2ヶ月近く住んでいたのだが、なんでもありの自宅に戻ってかなりほっとしている自分をみている。現地ではかなり緊張して生活していたのでしょう、その緊張感からもいきなり解放されたからなのかも知れないけど、腰痛が急にでてきてしまって、どうにもならなくなってしまった。現地にいる時も腰痛は感じていたのだが、これほどひどくなることはなかった。

 どれ食器を洗って、昼ご飯の準備をするか。農園では食事の準備も後片付けもあたり前のこととしてやっていたのだが、自宅に戻った途端に、なにもやる気がおきない。なんにもしなくても、妻や家族が食事の準備をして、食べさせてくれる。これではいかんとすごく反省している。やはり自分にできることは全部自分でやるべきだと思う。それがアウトドアの原点のような気がする。いや、生きていく原点のような気がする。それができないようでは、これまでの農園での独り暮らしの意味を失ってしまうような気がする。それにしても身体は疲れている。いやはや

 あれ、気がついたら夕方です。なんとはなしに一日が終わりそうであります。肉体労働はほとんど無しの一日でありました。まだ腰いてえや。

2010年6月14日月曜日

このブログはすでにHTML5で書かれていますね。

 レイアウト変更したら、h1タグで「うろんな日々 秋田県太平山農園から」の部分が影つきになっているではないですか。これって、もしかしたらhtml5の仕様で書かれているのではないかと思い、ソースを見てみたらヘッド部分の先頭の書き込みに
<!DOCTYPE html> と宣言されていました。これはまぎれもなくhtml5ですね。これまでこのブログのソースなど見たことがなかったのですが、ヘッダ部分がものすごいことになってますね。これ研究してみる必要があるかも知れないと思いましたね。いつも使うブラウザーはGoogle chromeですから何ら違和感がなく見えますけど、IEではどうだろうかと思い見てみました。わかっていたけど、普通の白抜きのゴシックでしかないですね。以下の部分がIE用の対策ですね。たぶんJavaScriptを用いています。

<!--[if IE]gt;<script type="text/javascript" src="http://www.blogger.com/static/v1/jsbin/4280834422-ieretrofit.js"></script >
<![endif]-->
<!--[if IE] > <script> (function() { var html5 = ("abbr,article,aside,audio,canvas,datalist,details," + "figure,footer,header,hgroup,mark,menu,meter,nav,output," + "progress,section,time,video").split(','); for (var i = 0; i < html5.length; i++) { document.createElement(html5[i]); } })(); </script> <![endif]-- >


それから始めて気がついたのですが、CSSの部分がHTML本体に置かれています。ということはデザインを弄れるってことなんですね。ふーんそっか。

 そこでAnother HTML-lint gatewayでこのブログの文法チェックをして見ました。
http://uron-days.blogspot.com/ を HTML4.01 Transitional としてチェックしました。
706個のエラーがありました。このHTMLは -155点です。タグが 28種類 1243組使われています。文字コードは UTF-8 のようです。
先頭の数字はエラーのおおまかな重要度を 0〜9 で示しています(減点数ではありません)。少ない数字は軽く、9 になるほど致命的です。このHTMLには重要な問題が多く含まれています。環境によっては閲覧できない可能性が非常に高いと言えます。減点対象外のごく軽度のエラーは割愛されています。
当然の結果ですね。Another HTML-lint gatewayはまだhtml5の文法に対処してないから当たり前の話であります。
特に興味深いところは
6: line 1: 不明な DOCTYPE宣言です。 → 解説 4
ほんとだよね。こんなDOCTYPE宣言は今までだったらあり得ないもんね。googleは覚悟の上でhtml5に踏み切っているんですね。なるほど。

市川なう ってこれはTwitterかい

本日のBGMはボブディランです。The BANDがバックバンドをつとめていますね。


 市川は雨が降っています。こんな時は温泉にいくのが一番だと思ったのですが、ザ・ブーンまで640kmほどあるからね。
 蓄積している肉体疲労はなかなか治らない。ただ隣に畑がないから気にしてもどうしようもないから、2,3日あればそのうちに取れるでしょう。なかなか肉体労働向きの体をつくるのは簡単でないようです。特に私の場合は長年怠惰な生活を続けてきましたのでなおさらのことであります。明朝あたりから軽く散歩でもしないとまたふやけた体になるのではないかといささか心配になってしまいます。

 久しぶりにテレビというものをみたが、ものの見事につまらないですね。実際に吐き気がしてしまった。あれじゃあ視聴率は下がるわね。なんか制作している側の感覚が普通の人の感覚とかなりかけ離れているのではないかと思えてならない。あれは完全に視聴者をバカにしているね。
 そうだ関東に戻ったのだからraducoを聞いてみた。秋田では圏外になって聞くことができなかったのであります。なんだかテレビよりラジオのほうがしっくりくるのが不思議でならない。

 天候に左右されない生活が当たり前になっていて、いつもは天気予報を気にすることもなくなっていた。しかし、今では一日数回はネットで天気予報を確認することがあたりまえになってきたのだから驚いてしまう。4日後ぐらいまでは常に掌握するようになる。それでも予報はあくまでも予報であるから外れることもある。その時もネットではどうなっているのかをすぐに開いてみるようになっている。でもこれって農業らしいことをやっているからなんだろうと思う。農業らしいとしたのは、決して私は農業をやっているなんて胸をはっていえるほどのことをやっていなからであります。
 春からの農作業は失敗の連続であり、かなりの数の野菜の種や苗を植え付けたが、かなりの数の種や苗を駄目にしてしまった。なかにはまぐれでうまく育ったものもあるけれどね。私の場合の農業はアウトドアという遊びのひとつの分野でしかないのではないかと思う。ベテランの家庭菜園者よりもずーっと見劣りするのは自ら認めるものであります。それでもひとつも悔しくはありません。(すこしは悔しい:本音)
 自宅の近くにも家庭菜園用に農地を貸してくれるところがあるようですが、それにはひとつも触手が動かないのは、おそらく野菜を育てるのが好きで好きでしょうがないなんていう性格ではないからでしょう。人っ子ひとりいない畑の真ん中でひとりで暮らすことに大きなヨロコビを感じることがたんに好きなだけなのかも知れません。

 農園に落ち着く前は良く独りで車中泊で旅していました。みんなが羨ましがりますが、そんな旅はハタでみているよりもそんなに楽しいものではないのです。不便でただ寂しくて、孤独が辛くて大概の場合は2週間ほどで逃げ帰ってきてしまいます。でも不思議なもので逃げ帰ってきてからしばらくすると、旅に出たくて心が疼いてきてたまらなくなるのです。そして性懲りもなく誰かに背中をドンと押されるように発作的に旅にでてしまうのであります。これがまた周期的にやってくるものですから始末に負えません。ほとんど病気なのかも知れません。

2010年6月12日土曜日

農園にへばりついているのにも、そろそろ・・・・・。

 いい天気です。これ以上なにも望むべくないほどの晴天であります。昨日あたりから、生来の放浪癖が蘇りつつあり、農園にべったりとへばりついているのもなんだかなぁ、という思いがちらついてきています。自宅にも顔を出してみたいな、などという思いもちらついています。ここらで体を思いっきり休めておきたいとも思います。というのもどこかに蓄積されている疲労がなかなか回復してこないのであります。

 ということで急遽、自宅に一時帰宅することを決めました。夕方に決心したのでこれから準備に入ります。準備といってもノートパソコンを車に積み込むぐらいのことでありますけれども。この決心もいつ揺らぐかわかりませんけども。

2010年6月11日金曜日

21度で涼しいです。

 今日は曇り空で気温は21度と涼しく、農作業日よりです。4時に一度起きたのですが、2度寝をしてしまいまして、7時半に本格的に起き出して、昨日植付けた大豆に水やりをしました。最初に植付けた大豆は発芽して順調に成長しはじめました。安心しました。なにせはじめての経験ですから、種から芽を出すということを疑っている部分がかなりあります。実際に発芽しなかった種もたくさんあります。何事も経験不足ですから仕方ないことであります。大規模に作物を作るには種から育てなければいけないのです。苗を大量に購入する余裕がないのでありますから。そのためには種から苗を育てる技術をどうしても収得しなければいけないと思いはじめております。

 8時を過ぎましたが、これから朝食の準備です。冷凍してあるごはんをチンして、納豆・目玉焼き・塩辛に味噌汁で喰うだけの実にシンプルなものですけれども、最近は無理しても3度の食事は摂ることにしています。例え少量でもかまわないと思うようになりました。以前は面倒だと結構食事を抜いていたのであります。野菜を育てるように自分の体もしっかりと管理していかないといけないと思うようになりました。これまで普通の生活をなおざりにしてきた傾向がありましたが、今後しっかりとやっていきたいと思うようになりました。

2010年6月10日木曜日

おはようございます。

 周囲の緑がますます色濃く染まってきた。草いきれで胸がくるしく感じることもある。目に飛び込んでくるのは、とにかく圧倒的に緑色であります。姿はみえないが様々な鳥たちが終日囀っています。テレビはないし、新聞もこない、水道もなければトイレもない、通常の生活に比べればないものづくしで、実に不便のように思われるが、これほどの贅沢はないのかも知れないと実感している。

 本日もカンカン照りの予報でありましたが、私が気づかなかった時に少しだけ雨がこぼれ落ちたようで、地面が少しだけ濡れていて、作物にとっては恵みの雨となったようであります。上空は雲に覆われています。何日ぶりのことでしょうか。雨が降れば降れば降ったで気が塞ぎますが、降らなければ降らないで作物が心配になってしまいます。
 あれれ、10時近くなって、またしても雨がパラついてきました。しばし、農作業は中断であります。本日は購入してあった大豆の種の植え付けをする予定であります。大豆の植え付けは2回目となります。先日は100本近く植えましたが、本日もおおよそ100本近くを植付けようとしています。おそらくこれだけではまだまだ足りないでしょうから、様子を見てまた種を購入してくる予定であります。開いている農地には徹底して大豆を植付けて土壌改良をしていこうと決意しています。

 昨日夜中になにものかが出没します、恐いからラジオをつけっぱなしにしておきますと書きましたが、ラジオをつけておいても何の効果が無いようです。ウルサイだけなので今夜からはやめにしたいと思います。ふと、罠を仕掛けてみようかと閃きましたが、罠なんてどこで売っているのだろうか。たとえ捕まえたとして、それをどう処分すればいいのか・・・。むしろ捕まえたほうが面倒を背負い込むことになるからこの案は却下ですね。

2010年6月9日水曜日

昼から農作業をサボって昼寝した。これでいいのだ。

 3時起床はいつものことなんですが、まだ夜の帷が開いていませんね。畑に何物かが出没しているので見回りであります。ナニモノかってわからないのですが、正体を見極めるまでは夜中の巡回をするつもりであります。
 って結構恐いモノがあるので夜中の巡回はやめにしてラジオをつけておくことにした。たぶん狸とかテンとかの小動物だろうけれど。まだ作物に大きな影響を与えていないのでヨシとしておこうっと。

 本日は疲れたので昼頃でとっとと作業を終了して涼しい農機具小屋で昼寝をした。体が疲れていて気持ちが乗らないときはすぐに野良仕事はやめることにしている。無理してジャガイモ作って体壊したらなんにもならないからね。そのあたりはきっちりと割り切っておかなければならないと思っている。もっとも、草取りの作業は一応今のところ終わっているし、畝立ての作業はトラクターでやれば簡単にできてしまうので、急いでやるべき仕事がないから、休みやすいということもあります。

 午前中に300メートルほどの1本の畝に、キュウリ・ナス・トマト・後、忘れたけど、とにかく沢山のタネを植付けた。300メータの畝に水やりをするのは大変であるし、このところ晴天続きで畑は乾ききっています。そこで一計を案じて、用水路から畝の間に水を流した。午後から流し続けてまだ、午後5時になっても全部に行き渡っていない。こうしておけば毛細管現象で畝が通路から水を吸い上げるだろうと思ったわけです。われながらなかなかいいアイデアであります。この畑はもともと田んぼを改造したものだから、水を入れるのは簡単なことであります。夏のひでりの時もこうして水を入れてやろうと思っています。
 先に田んぼを改造したと書いたが、何十年もこの田んぼには農薬と化学肥料を施して耕作してきたと推測される。だからいくら私が無農薬・無化学肥料で野菜を育てているといっても残留農薬が問題になってくる。おそらく2年から3年は農薬の影響は残ると思ったほうがいいだろうと覚悟している。ただこの田んぼはもともと河原を改造して田んぼにしたようで、下には大きな石がごろごろしている。だから水はけが異常によく、除草剤などを投与してもすぐに流れてしまってあまり効かなかったということを聞いているので、それだけが救われる。

 一日の締めくくりは、やはり温泉です。ほとんど毎日いってるのですが、時には今日はいいかなと思う時もありますが、いくら昼からサボったっていっても汗は結構流してますから、このまま睡るのは結構きつい。これからは益々温泉が必要な季節になっていきます。温泉からあがって農園につくと昼間の暑さはなんだったんと思えるほど温度は急速に下がっています。この温度を感じると一日が終わったのだと思うのであります。ほっとするのです。

 7時半ぐらいまで表で呑んでいたのですが、あまりに冷え込んできたので、部屋のなかに引き上げた。ひんやりとしているので寝やすいです。これでなくちゃあ。

2010年6月8日火曜日

時折キツツキのハンマリングの乾いたドラミング音が大気を

 眠りから覚めて一番に気になるのが天候のことです。こんなことは今までの生活ではなかったことであります。常に頭のなかにあるのは天候のことなのです。本日は曇天なのですが、温度が高いです。11時の時点で28度まであがっています。ここ数日晴天が続いていたので、今朝は播いた種に水やりをしました。これがまた一仕事です。水やりを終えるころにはすでに全身に汗をかいていました。これから夏に向かって暑い日々が続きそうです。こんどはいかに自分の体調を保っていけばいいのかという問題がでてくるのでしょう。これで自分のいる部屋にエアコンをつけたら何かいわれそうだな。

 ただ朝夕は結構涼しくなります。昨夜は半袖ではちょっと寒いような気がして長袖シャツを一枚はおりました。この涼しさがあるから、連日の高温でも耐えられるのだと思います。緑色の涼しい風はさわやかに頬をなでて通り過ぎていきます。気持ちがいい。都会の特有な肌にまとわりつくような粘っこい風とはまったく違います。時折キツツキのハンマリングの乾いたドラミング音が大気を伝わってきます。ウグイスもだいぶ鳴き方がうまくなってきました。雉は農園から離れた場所に移動したらしく、時折かすかにその存在をしめす鳴き声が聞こえてきます。農園の時間はゆっくりとのんびりと流れていきます。ただひたすらにその流れに身をゆだねて生きていくこの心地よさは、これまで味わったことのないものであります。

 何年ぶりだろうか、こんなにも汗を掻いたのは。汗をかくってこんなに快感だってことを久しく忘れていた。都会暮らしでも毎日のように冷や汗というものをかいていたが、本物の汗をかかなくなってかなりの年月が経っていた。履いているズボンさえも汗で濡れている。これからは毎日のように洗濯をしなくてはならないようになるだろう。それも気持ちがいい。家事のなかで洗濯は好きなほうである。もちろんほとんどのことは洗濯機がやってくれるのだが、洗濯物を干すのが好きなのです。そしてたっぷり太陽の香りをすった洗濯物を取り込んで畳むのも好きなのです。ここには生活している実感があり、ヨロコビもあるのです。

 「戦いすんで日が暮れて・・・・」ほんとにどっぷりと日が暮れました。本当は疲れ過ぎてしまって温泉に行くのをやめようかと思ったのですが、いくら疲れてもケジメとして温泉に入って今日の汗を流さなければ肉体労働をやっている意味がないような気がして、いってきました。なんか理屈になっていないのですが、一日のケジメは温泉で一日の汗を流すことによって、本来の自分に戻るような気がしています。
 温泉は全身を優しく包んでくれます。「うん、うん、今日一日良く頑張ったんだね」「わかる、わかる。ゆっくりと私に浸かって、全身を預けて、明日は明日の風が吹くからね・・・」と云ってくれてるような気がします。
 明日も晴れマークのオンパレードです。明後日は3日働いたら1日ダウンの日です。明日1日体が持ってくれますようにと今は祈るしかありません。自分の体力との綱渡り。この緊張感がたまんないな。
 ここでハッキシいっておくけど、俺、農業のことなんてまったくわかってないかんね。ただわかりつつあるってことは確かだと思います。自分の身を預けてみなければ、なぁんにもわからないんだよ。本当のことはネ

2010年6月7日月曜日

2日休んでゲンキ回復

 久しぶりに2日連続して休んだ。ん?なんかヘン。サラリーマン時代は土日休んであたりまえだったから、結局あたりまえのことをしているだけなんだ。
 と朝方書いて後は夕方の作業終了までなにも書けませんでした。本日は体も良く動き、天気も良かったので、時々休憩は取りましたが、ブログを書くほどの長い休憩も取らずに良く働きました。とにかく量を植えることがホンモノの農家になる近道だと目標を決めましたので、後はその目標にむかって突き進むだけであります。そうしますと、大きなモンダイが突如として浮上してきたのであります。当農園は無農薬・無化学肥料による栽培を目指しております。そうしますと圧倒的に有機肥料が足りなくなってきたのであります。昨年3日間もかけて一日3台の2tダンプによる比内地鶏の鶏糞を運び込んだのですが、それさえも心細くなってきたのであります。それからコンバインで裁断された田んぼの稲藁をかき集めて畑にコツコツと鋤込んでいったのですが、それも無くなってしまいました。ストックしてあった籾殻も底をつき、さて何を入れるかということになってきたのです。今は草刈り機で雑草を刈ったものをコツコツと集めて堆肥を作っていますが、たくさんあるように見えても乾燥してしまえばほんの一握りにしかなりません。さてどうするかです。牛糞は2t車1台6000円だそうです。昨年は2tダンプをただで借りられたから鶏糞運びができたのですが、今年は無理だということがわかりました。ではレンタカーを借りて行うか、肥料そのものを購入するか。悩んでしまうところであります。
 本日は有機肥料の調達ということで、山に枯葉を集めに行ってみました。ちょうど良い枯葉はあるにはあるのですが、いかんせん遠すぎます。リヤカーでもあれば少しはその距離のハンディも克服できるのですが、なにせ一輪車一台では3000坪の畑に投入する枯葉を考えただけで気が遠くなってしまいます。
 もうひとつの案は自動精米器というのがあるでしょ。あそこには「ご自由に米糠をお持ち下さい」と書いてあります。あの米糠っていうものは最高の肥料となりうるのだそうです。しょうがないから毎日車で自動精米器周りをして集めてくるというものであります。やってみないとわかりませんが、これもなんかヘンですよね。車の燃料を使って肥料集めするなんて、どうも私には納得できない話であります。そんなこんなホントに考え込んでしまいました。百姓にとっては肥料は宝だということを実感した一日でありました。

 昼間は温度もかなりあがり暑い感じですが、朝夕はストーブが恋しくなるような気温になることがあります。農園のある場所は秋田市となっていますが、秋田市よりも確実に温度は2度ほども違います。天候は完全に山のものであります。だから作物を植える場合は寒冷地と考えた方が正解のようであります。5月に植えろと書いてあれば6月でも別に遅くはないようです。このあたりの感覚がつかめなく、植えたタネを何度全滅させてきたことか。何事も経験ですよね。こうなってくると自分の住む千葉県が羨ましくなってきます。あそこは冬でも何かの作物を植えていますからね。秋田では絶対に無理であります。しかし、千葉では農地の確保が難しいですからね。なかなか旨くモノゴトは進まないようであります。

 5時をまわったので、そろそろ温泉に行って汗を流してこようと思います。それからおつまみを作ってビールを呑んで、焼酎呑んでブルース聞いて、明日になんの憂いも残さずに寝るだけです。この明日に何の憂いも残さずっていう部分が気に入っています。肉体労働の良さのひとつにはこの部分が大きいと思います。特に百姓は自由です。大金持ちにはなれそうにありませんが、このうえなく自由なのであります。人間関係に悩むこともなく、馬鹿な上司が上にくることもありません。頭上には馬鹿な上司の変わりに満天の星をいただき、野ションベンする痛快さは一度味わったらやめられませんわな。わははは

2010年6月6日日曜日

今日はグリーン・ツーリズムに参加して鵜養地区へ

 午前5時の時点で曇り空でありますが、天気予報では晴れマークのオンパレードであります。本日は農作業をちょっと中断して、太平山観光開発KKさんの主催する「グリーン・ツーリズム」に参加します。午前8時30分にザ・ブーン前に集合となっていますので、それまで野良仕事ができないわけではありませんが、休むときはきっちりと休もうということで、昨日に引き続いて完全休養することにしました。
 「グリーン・ツーリズム」については5月27日のブログ「太平山リゾート公園の高橋さんがわざわざ訪ねてきてくれました。」に詳しく掲載してあります。ようは農家の集落を訪ね、農業体験をし、農山村風景を楽しむということでありましょう。先日担当の方から電話を貰いまして、おにぎりだけを持ってきてくださいといわれました。飲み物や昼食時のおかずその他はこちらで用意しますということであります。まったりと楽しんできたいと思っています。

 まだ直接お会いしたわけではありませんが、近くに休耕田を借りて畑作をやっている同業者の存在を知りました。今年からあらたに借りた田んぼを見にいきましたが、荒れたかなり広い田んぼを中古のトラクターでぐりぐりと耕して2トン車1台6000円の牛糞を施して更に耕しておりました。そのやり方を見ていて、そうかグリグリと大規模に作物を作らなければ収入にはならないのだなと、大いに刺激を受けました。彼の一部の畑は買い物にいく途中にあるので、いるかいないか、ついでに見てみるのですが、運わるく、まだ一度もお会いすることができません。そのうちにじっくりと話を聞いてみようと思っています。

 公園に散歩にくる人が結構います。そのなかの何人かのひとは「ごくろうさまです」と必ず声をかけてくれます。最初は別に余所の人のために百姓をやっているわけでなかったので、違和感を覚えましたが、「やっぱり、荒れた田んぼや畑を見るより、作物を育てているところを見ると、安心するし、幸せを感じますよ」と中年のおばさんに云われてようやく得心しました。そうかこんな素人百姓のやっていることでも人様を幸せにすることもあるんだと。

 キツツキの木を掘る音を聞いたことがありますか。最初なんの音かわかりませんでしが、後になってあれはキツツキがまさに木をつついている音だとわかりました。実際に見たわけではありませんが。その音は周囲に響き渡りますし、かなり激しく、速い断続音であります。機械的音と表現してもいいのかな。

 秋田市鵜養地区に行って参りました。太平山観光開発KKの高橋さんに誘われなかったら、おそらく一生訪れる機会のない場所だったでしょう。感想はというと大満足であります。私には一生の思いでになることだろうと思います。

2010年6月5日土曜日

3日働いて1日ダウンする・・・・今日は確実にダウンしました。

 天気予報では今日は雨になっていたのですが、あろうことかお日様が顔を出しています。体は完全にダウンしており、完全休養日なのですが、なんだか、この良い天気に無為に過ごすのも躊躇われ、性懲りもなく鍬を持って野良仕事を2時間ほどやったのですが、どうにも体が動かないのでやむなく中止とした。
 その変わりに掃除・洗濯・食器洗い・農機具小屋の整理整頓をやりはじめたのですが、あれ?これも結構きついことじゃないかと思いながら椅子に座って音楽を聞いていたらそのまま寝てしまっていた。最近昼寝などとんとしたことが無かったけど実に気持ちが良かった。

 遅めの昼食を軽くとったあと、ふたたび眠気が襲ってきたので、ふたたび寝ることにする。暑くなく寒くなく昼寝をするには最高の環境であります。曲はロッドスアチュアートから懐かしきグランド・ファンク・レイルロードへと変わっていた。のどかな田園をかすかなロックミュージックが流れて静寂のバランス崩しているようだ。

 本日は早めに温泉に行って、なにかおいしいものを購入して食べようと思う。最近は外で食事をとることが多くなってきた。夕方の晩酌も沈む夕日をながめながら、しばし感慨に耽ってふんわりと酔って寝るというパターンが定着してきている。別に都会暮らしを懐かしいという気持ちにはならない。ただとんでもない時に家族を思い出しホームシックになることは多々ある。しょうがないことです。

 にんにく栽培は成功しているようだ。無農薬でしかも無化学肥料ではたしてうまく育つものかと危惧していたが、杞憂に終わったようだ。来年の作付け面積は10倍にする目処もついたのであります。にんにくは連作してもかまわないとあるが、畑がたくさんあるので、2反歩(約600坪)づつを4つのブロックにわけて4年間は同じ畑地を使わないように計画した。もうすぐにんにくの収穫作業がはじまる。

 開いている場所には当初の計画通りに大豆を植えることにした、現在150本の大豆の種を植えたが、まだまだ足りない、順次植付けていって3000本ぐらいの規模にしたいと思っている。枝豆として出荷してもいいし、大豆としても収穫しても良いと考えている。大豆を植える目的はなによりも土壌改良として植えるのであるから、これはそんなに利益を得なくてもいいのであります。大豆には根瘤球菌というものあり、大気の窒素分を大地に蓄えるのだそうです。

2010年6月4日金曜日

明日は確実にヘタる日ですが

 おはようございます。今日は4時に起き出しました。起きて一番気になるのはやはり空模様であります。今日もぴっかぴっかの晴れ模様であります。なんとか今日いっぱいは体をもたせようと思う。まだ日もでていないうちから昨日やり残した草むしりにむかった。ブヨだかカだかわからないが、ヨロコビいさんで顔のまわりを飛び回る。これは私の体質なのか、他の人よりは虫に食われない。時々ウルサイ虫たちを手で振り払えばすんでしまう。しかし、そう気分のいいものではないので、予定の場所を仕上げてから早々に引き上げた。

 仕掛けておいた炊飯器のスイッチを入れる。独り暮らしなのであるから、日常の雑用も全部自分でやらなければいけない。3度の食事・買い物・掃除・洗濯・それに本業のシステム作りと結構忙しい。自宅に家族といる時の10倍は忙しいだろうか。それを農作業の合間をみてコツコツとやる。やるしかない。畑と住まいが一体となっているのはこういう時に便利だ。離れていたらこういう生活は成り立たない。

 200メートルぐらい離れた場所にNTTの基地局を発見した。このあたりは光回線は入っていないらしい。基地局からこの距離であればADSLでも充分な速度を得られるだろうと確信した。申し込めばすぐにでも引き込めるだろうが、今はやめている。現在無線を含めて3回線も所持しているので、月々の経費が馬鹿にならない。農業によってある程度収入を得られるようになったら契約しようかと思っている。

本日のブログまだまだ続きます・・・・・。

 と書きましたが、それから急速に時間が過ぎてしまい、気がつけば温泉に入り晩酌をしておりました。よってこれにて終了であります。

2010年6月3日木曜日

今日も快晴モンクアッカー!ある、できればほどよい暑さにしておくれ

 おはようございます。秋田の山の中にある我が農園周辺は今日も文句なしのいい天気です。天気がいいと自然、心も晴れます。農作業はやることがたくさんあります。近所の農家のおじさんが、畑は手をかければかけるほど良くなっていくといってました。最近になってその意味が良く理解できるようになってきました。固かった土がだんだん軟らかくなってきています。最初は田んぼにあったコンバインで裁断された稲藁をせっせと集めては鋤込んでいきました。最近ではほとんどの稲藁を集めきってしまったので、こんどは雑草に目をつけました。草刈り機で周囲を刈り込んで、刈った草はそのままにしておきます。乾ききってヘロヘロになった頃に集めてきて堆肥にします。無農薬・無化学肥料で栽培するということは徹底して豊かな土壌をつくる以外に方法はないということを学びました。

 力仕事を連続してやることはなかなか難しい。だから軽作業と組み合わせてやっている。軽作業って何かといえば草むしりであります。これ、どっかと椅子に座ってやると、それほど辛くない。椅子を使わずに中腰でやると、いきなり地獄のような責めを負う。ものは考えようだ。百姓というものは(ん?急にエラソウな口を・・・)ある面雑草との闘いのようなところがある。放っておけば雑草はすぐに伸びてきます。伸びた雑草ほど手強いものはない。だからヒマがあれば草むしりをしておいたほうが効率的であります。それに草むしりは休憩とも考えておけば、それほど苦にもなりません。どれ午前中はもうひと畝を作る予定です。これがまた疲れるんだよね。頑張ろうっと。

 お昼過ぎにようやく予定の作業が終わる。なんだか今日の体力全部使い果たしたような気がする。それでも昼食を取って少し休めばまた持ち直してくるだろう。まだ、3日働いて1日休みのパターンが続いている。これは休みたくて休んでいるのではないのです。自分の体力が持たなくなるだけのことなのであります。

 このページまだまだ続く ってなんだかTwitterみたいになってきたな。(苦笑)最近ブログを書くのは野良仕事の合間ときめております。こうして時間つぶしをしていますと、休憩にもなりますし、農作業の合間のほうがなんかスラスラと駄文がでてくるような気がします。

 4時半にすべての作業を終了。というか、体力・気力すべて使い果たしヨレヨレ状態で終わるしかなかった。しかし、今日もよく働いたなぁと自己満足する。明日も晴れの予想。疲れた体を椅子にあずけしばし呆然とする。夕ご飯の準備をしなければ。そうだ昨日肉を少し買ってきたのだ。たまには豪勢に焼き肉にでもしょう。たまにはいいだろ。後はビール少しだけ呑んで寝ます。明日も3時起きですから。

 本日一日おつきあいいただきまして、ありがとうございました。おやすみなさい。

2010年6月2日水曜日

農園にも少しですが人が集まってくるようになりました

 いつの間にか6月に入ったのですね。今年の4月のはじめに、のこのこ千葉県から出張ってきて、途中10日逃げ帰りましたが、すでに2ヶ月ほどいることになります。そして農園にへばりつくこと延べにして4ヶ月ほどになるのですが、少しずつでありますが、この農園にも人が集まってくるようになっています。楽しいことであります。それで来る人々はそれぞれに勝手なことをいって帰っていきます。
 昨日は1ヶ月ほどまえに知り合った夫婦が農園を流れる小川にセリを摘みにきていました。この小川の水はかなりキレイで、近所の人にいわせると飲料水にしてもいいぐらいのものだそうです。それに驚くことに水利権は我が農園だけにあるのだそうです。水利権っていかようなものかは知りませんが、それはなんだかわからにけど、スゴイことなんだろうとヨロコンでいます。
 ま、それはそれでいいのですが、「これだけの土地を遊ばしておくのは勿体ないから、菜の花でも植えたらどうですか」というのです。ご存じの方もいらっしゃると思うのですが、昨年植えたのです。最初1500円ほどの種を買ってきて中心の道路沿いに。「なぁ、やっちゃんよ、一列ぐらいの菜の花じゃよ、なんとなくビンボーむさくないか?」「菜の花はよ、ほれ、どーーんと大きく黄色を主張するから菜の花じゃないか」ということで、また1500円ほどの種を購入してきて植えて、さらに足してとくりかえし、結局最終的には6000円ほどを投資したのですが、植えた時期が11月近くだったためなのか、さっぱり芽がでませんでした。水呑み百姓のような貧乏農園にとってはあの6000円は痛かったなぁ。あのお金があったらもっと贅沢な暮らしができたなぁなんて話は一応おいておきますね。

 また、ある人は大豆を植えろと主張する。全面的に大豆で埋めてしまえとか、ひまわりを植えれば結構美しいとか、トウモロコシだとか・・・・。、わかります、おっしゃることはじゅうぶんに理解できます。が、しかしタネはただじゃないのであります。あんなちょびっとの菜の花の種にしても6000円ほどだったのであります。全面的にどーんと植えたらどれほどのお金が必要となるのか。それに所詮素人百姓ですから失敗する可能性のほうが大きいのであります。だからそのリスクを恐れてどうしても二の足を踏むことになってしまうのであります。まずは焦らずにゆっくりとです。

 このページは本日これから続きます。農作業が疲れたら、パソコンに向かう日々ですから。ある意味肉体労働と頭脳労働のハイブリッドな生活って理想的なのかも知れないと思うようになってきました。

 頭脳労働なんていってますけど、そのわりにはたいしたことはやっていないわけで、せいぜいブログの更新をしたり、HPの構文チェックをして、減点されている部分の修正をやったり、Twitterであらぬことを呟いたりしているに過ぎませんけれども。あ、そういえばHTML5とCSS3の勉強を始めました。現在はW3C勧告の仕様書の日本語解説を読みまくっているに過ぎませんけれども。それを読んでますと、なんか昔新しい言語に挑戦してムネワクしたときのことを思い出しました。こんな気持ちになったのもかなり久しぶりのことです。あ、そうそう今はやってるのがnoSQLっていうDBなんですね。私の頭はDBといえばSQL系しか考えられないのですが、世の中頭のいい人がたくさん存在するもんなんですね。まだまったく囓っていませんけども。

 昨日は疲労からか体が重く感じられ、早めに野良仕事をきりあげて、珍しく晩酌もせずにかなり早めに寝てしまいました。それで今朝は12時半に起床しました。12時半の起床は今朝とはいわないか。夜中ともいいますね。それでも朝型人間にとっては今朝になるわけであります。それから4時までパソコンで作業して、4時から畑にでて野良仕事であります。お日様がでてくる前のほうが涼しく仕事がはかどるわけであります。遅めの朝ご飯を食べたあとは、野良仕事とパソコンの仕事が半々になります。これがちょうどいいサイクルになるわけであります。これまでの経験からすれば、野良仕事を30分やったらパソコンも30分というパターンが体もつかれなくちょうどいいような気がします。

2010年6月1日火曜日

トラクターのロータの刃の向きを変えることによって畝たてに成功しました。バンザイ

 今日も雲ひとつない文句のつけようがない良い天気です。それはそうなんですが、野良仕事をするには少々いやかなりアジィ。って文句つけていますね。数日前までは、雨ばっかしだとか、寒くてしょうがない等々愚痴ってばかりいたのですがね。朝飯前の野良仕事をおえて、ようやく先ほど朝ご飯を食べました。これからお昼ご飯まで2回目の野良仕事です。急がず、慌てず、ゆっくりとが百姓仕事の基本だということがようやく体で理解できるようになってきました。さ、またひと踏ん張りだ。夕方には温泉と冷たいビールがまっている。

 このところ連日体を使った仕事をやりつづけてきたせいだと思うが、今日は体が重い。「疲労」という文字が頭をかすめる。こういう時は無理をしないことだ。プロの百姓ではないのだから、いつもの半分以下の仕事量に落とすことにした。思い切って休みにしてもいいのだが、休んでも畑のなかだから何もすることがない。だからたらたらといつものことをやりつづけることにする。せっかくの野良仕事日よりなのだが、体がいうことを聞かないのだから仕方がないのだ。

 昼過ぎに相棒のやっちゃんがきたので、休耕田を借りて畑にして稼いでいるという人を一緒に訪ねてみた。畑には生憎誰もいなかったが、古ぼけたトラクターが一台おいてあり、田んぼを耕した後がありました。そこは今年から借りた場所らしくて、土も荒れていましたが、その耕作地の大きさに驚いた。そうかここまで大々的に栽培をしないと収入にはならないということを学ぶ。ヨシ俺たちの土地はこの10倍はあるんだから、せめてこの規模ぐらいまで耕作してみようと決意する。

 トラクターはあるのだけれども、畝立てができないというのが最大の悩みだったのであります。ほとんどの作物は畝を作った上に栽培するのですが、この畝を作る作業ってのが人力ではかなりつらいものがあります。完璧に体を使った土木作業になってしまうのであります。そこでなんとかして畝立て機を手に入れようとして、井関農機の秋田支店に話を聞きにいった。結論からいえば、最低でも4万円の金は出せないということに落ち着いた。でも井関農機の秋田支店の応対してくれた方はとても親切で、ロータリの刃の向きを変えることに似たようなことはできますと、わざわざ実際のトラクターまで案内してくれて、手取り足取り教えてくれたのです。
 ダメもとだから実際にやってみようと、相棒のやっちゃんが3時間ほど孤軍奮闘していたのです。昼ご飯が終わって、恐る恐る試してみました。最初よくわからなかったのですが、よおく見るときれいな畝が完成していたのです。これには大感激であります。これで過酷な肉体労働からようやく解放されることになったのです。バンザイ!