2010年6月8日火曜日

時折キツツキのハンマリングの乾いたドラミング音が大気を

 眠りから覚めて一番に気になるのが天候のことです。こんなことは今までの生活ではなかったことであります。常に頭のなかにあるのは天候のことなのです。本日は曇天なのですが、温度が高いです。11時の時点で28度まであがっています。ここ数日晴天が続いていたので、今朝は播いた種に水やりをしました。これがまた一仕事です。水やりを終えるころにはすでに全身に汗をかいていました。これから夏に向かって暑い日々が続きそうです。こんどはいかに自分の体調を保っていけばいいのかという問題がでてくるのでしょう。これで自分のいる部屋にエアコンをつけたら何かいわれそうだな。

 ただ朝夕は結構涼しくなります。昨夜は半袖ではちょっと寒いような気がして長袖シャツを一枚はおりました。この涼しさがあるから、連日の高温でも耐えられるのだと思います。緑色の涼しい風はさわやかに頬をなでて通り過ぎていきます。気持ちがいい。都会の特有な肌にまとわりつくような粘っこい風とはまったく違います。時折キツツキのハンマリングの乾いたドラミング音が大気を伝わってきます。ウグイスもだいぶ鳴き方がうまくなってきました。雉は農園から離れた場所に移動したらしく、時折かすかにその存在をしめす鳴き声が聞こえてきます。農園の時間はゆっくりとのんびりと流れていきます。ただひたすらにその流れに身をゆだねて生きていくこの心地よさは、これまで味わったことのないものであります。

 何年ぶりだろうか、こんなにも汗を掻いたのは。汗をかくってこんなに快感だってことを久しく忘れていた。都会暮らしでも毎日のように冷や汗というものをかいていたが、本物の汗をかかなくなってかなりの年月が経っていた。履いているズボンさえも汗で濡れている。これからは毎日のように洗濯をしなくてはならないようになるだろう。それも気持ちがいい。家事のなかで洗濯は好きなほうである。もちろんほとんどのことは洗濯機がやってくれるのだが、洗濯物を干すのが好きなのです。そしてたっぷり太陽の香りをすった洗濯物を取り込んで畳むのも好きなのです。ここには生活している実感があり、ヨロコビもあるのです。

 「戦いすんで日が暮れて・・・・」ほんとにどっぷりと日が暮れました。本当は疲れ過ぎてしまって温泉に行くのをやめようかと思ったのですが、いくら疲れてもケジメとして温泉に入って今日の汗を流さなければ肉体労働をやっている意味がないような気がして、いってきました。なんか理屈になっていないのですが、一日のケジメは温泉で一日の汗を流すことによって、本来の自分に戻るような気がしています。
 温泉は全身を優しく包んでくれます。「うん、うん、今日一日良く頑張ったんだね」「わかる、わかる。ゆっくりと私に浸かって、全身を預けて、明日は明日の風が吹くからね・・・」と云ってくれてるような気がします。
 明日も晴れマークのオンパレードです。明後日は3日働いたら1日ダウンの日です。明日1日体が持ってくれますようにと今は祈るしかありません。自分の体力との綱渡り。この緊張感がたまんないな。
 ここでハッキシいっておくけど、俺、農業のことなんてまったくわかってないかんね。ただわかりつつあるってことは確かだと思います。自分の身を預けてみなければ、なぁんにもわからないんだよ。本当のことはネ

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