2010年8月27日金曜日

旅と仕事は両立できない

 狂ったような暑さの終わりを予測することができないから、ますますゲンナリしてしまう。例年ならお盆が過ぎて夏休みも終わりに近づくとヒグラシの声とともに夏の終わりを少しだけ感じて、あれほどの暑さに懐かしさを感じたりするものだが、今年はそんな奥ゆかしさを少しも持ちあわせてはいないようだ。思い起こしてみれば4月の始めに秋田へのこのこと百姓しに勇んででかけたのはいいが、例年にない天候不順と寒さに見舞われてほうほうのていで一時退散したことを思いだした。雨と寒さのなかでどうしたらいいのかと途方にくれていたのは、つい数ヶ月まえのことであります。それがあの時の寒さをちいっとも思い出すことができない。季節が巡れば絶望的な天候もそれなりに快復してくるようでありまして、今はこの狂った暑さを罵ってはいるけれど、また時がたてば、サブイ、サブイとまた天を罵ったりしているのでしょうね。

 その昔、アジイ季節には涼しい場所に移動して、サブイ季節には温暖なところに避難するという暮らし方ができれば最高だとなと夢見たことがあった。だがそうそう現実は甘くない。具体的には一年の大半をキャンピングカーで旅をしながら仕事をするというものであった。1月から4月ぐらいまでは、自宅で過ごし、春の兆しを感じたら渡り鳥のように少しずつ北に向かって移動をつづけ、6月から9月ぐらいまでは北海道を周り、本州が涼しくなりだしたら南下を続け四国・九州を周りクリスマスぐらいまでには自宅に戻るなどというものだった。

From 2010-08-22

 現在、車中泊で旅して歩くなんていうのは、叶わなかった昔の夢の残骸を追い求めているのかもしれません。ただ数限りなく車中泊で旅してみてわかったことがあります。旅しながら仕事なんてとてもできないということであります。なぜかといえば、旅があまりにも楽しくして、とてもじっとパソコンに向かってキーボードなどを打つことができないということです。
 数年前にノートパソコンを持って北海道へいきました。1ヶ月ぐらいの予定でありましたが、結局2週間あまり放浪して帰宅しましたが、その間にパソコンに向かったのは合計しても1時間に満たない時間だったと思います。北海道は風景が素晴らしくとても仕事なんてやってる雰囲気になれません。北海道はあまりにも楽しすぎて仕事にはならないということで、いろいろ場所を変えて試してみましたが、家を出るとやはり楽しすぎて、仕事なんていう野暮なことはどこかへぶっとんでしまってまったくできないということがわかったのであります。
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