2010年10月17日日曜日

脱出なるか

 軽い気持ちで、軽いウツだったかも知れないと書いたら、コメントやメールをいただいてしまいました。なんとなく抜け出せるような気がします。ま、根本的にたいしたことはないのであります。ご心配いただきまして心苦しく思っております。


 先週の土曜日だかに、友人のinakさんと妻と私の3人で発作的朝飯会を市川の国府台にあるガストで開催しました。その時にinakさんが持ってた本がゼロから始める都市型狩猟採集生活というものでありました。この本は出版された時から知っており、購入しようかどうかさんざん迷ったのですが、今読まなければいけない本が積ん読状態になってましたので、保留となっていました。しかし、ペラペラとページをメクってみたら、「面白そう」になってしまい。彼と別れて自宅に帰ってすぐにAmazonで購入してしまいました。内容の多くはホームレス生活者からの取材が大半でありますが、かなり勉強になるものでありました。ま、2時間か3時間で読みきってしまうようなものでありますが、そのなかに紹介されていた本に強く惹かれましてた。ひとつは何度も繰り返し読んだウォールデン 森の生活でありまして、なるほどこの本にも関連してくるかと正直驚きました。なにもここで車中泊には文学や思想哲学が必要なのだなんてノタマウつもりはさらさらないのですが、車中泊もひとつの漂流文化なのだという位置づけで追求していくとなかなか面白いものがみえてくるのではないかと思ったわけであります。(ちょっと無理があるかな。ま、いいや)


次にこれは見逃してはならないと思ったのが路上 (河出文庫 505A)であります。これはすでに絶版となっておりまして、古本でしか手に入れることができませんでしたが、送料を含めて600円ほどで買うことができました。表紙の説明によれば
スピード、セックス、モダン・ジャズそしてマリファナ・・・・・・・既成の価値をふきとばし、新しい感覚をたたきつけた1950年代のアメリカ反逆者たち<ビート・ジェネレーション>。ビートやヒッピーのバイブルとまで言われるようになった本書によって時代のヒーローとなったケルアックは、ギンズバーグやバロウズらとともに「ロストジェネレーション」とならび称される文学世代を形成した
またウィキペディアによれば
路上 (小説)
『路上』(ろじょう、原題:On the Road)とはジャック・ケルアックの小説。作者が自らの放浪体験を元に書き上げた自伝的内容の小説である。1951年4月に3週間で書かれ、1957年にViking Pressから出版された。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
概要
作者の体験が反映された小説であるため主な登場人物の大部分はケルアックの友人がモデルである。その中にはアレン・ギンズバーグ、ウィリアム・バロウズ、ニール・キャサディ等ビート・ジェネレーションの指導的立場に立った人物も含まれている。
影響
1940年代~50年代のアメリカをケルアックをモデルにした主人公サル・パラダイスがディーン・モリアーティ(ニール・キャサディがモデル)等とともにアメリカ大陸を自由に放浪する姿が刺激的に描かれその新しい価値観は世界中に影響を与えた。特にヒッピーからは熱狂的に支持されカウンターカルチャーにも大きな影響を与えた。また例えばアメリカのロックバンド、ドアーズはこの本を読まなかったら誕生してなかっただろう、とも言われている。
となってきます。これは最初の2ページぐらいをまだめくっただけで読んではいません。

次に注目したのは、考現学入門 今 和次郎著(ちくま文庫)であります。なんとタイミングが良いことに居間にある本棚を眺めていたら今まではまったく気付かなかったのですが、目の前に鎮座ましましているではありませんか。ニンマリしましたね。次はやはり「方丈記」とか「徒然草」等も読み進めなければいけないのかと思うと、車中泊者はなかなか大変なのだと思うようになってきました。(んなことはひとつも思わんでヨロシイ)

昨日のTBS報道特集だったと思うのですが、流浪の民「サンカ」をやっていました。放浪文化を追求している私にはウルウルの話でありました。山窩(さんか)は当然のごとく知ってはいましたが、山の民だとばっかし思っていましたが、そうではなかったようです。以前に読んだ題名は忘れてしまいましたが小説のなかにそれと覚しき民が出てくるのでピンとくるものがありまして、興味津々で見ました。その小説にはサンカとはっきり書かれているわけではなかったのですが、あれはあきらかにサンカであります。また昭和の初め頃にはサンカ文学というものが存在していたことを知り二度驚いたわけであります。サンカは差別用語として使われているようでありますが、私には限りないロマンを感じさせる言葉であります。
これらの話をもとにして、現代のサンカ物語を作ったらかなり面白いのではないかと思うのです。実際のサンカは竹細工や竹による楽器、笛や琴を制作して商ったら、自然の恵みを糧にして漂白するわけでありますが、現代のサンカはITを糧にして漂白して一生を終わるわけであります。もちろん私の趣味の車中泊でありまして世界中を自由に移動してサンカ同士はひとつの秘密結社を構成し、キャンプ場や道の駅や山の中で離合集散を繰り返すわけであります。現在のように通信が発達してクラウドコンピューティングを駆使すれば十分に可能な世界なのではないかと考えるわけであります。
なんだかそれを考えているだけでワクワクしてくるのであります。
コメントを投稿