2010年12月30日木曜日

ブルーホークス 定期演奏会へ

 年の瀬も迫った25日土曜日の昼下がりに、助手席に妻を乗せて国道6号線上をノロノロと走っていた。道路は年の瀬の影響なのかいつもより混雑しているようだ。目的地は大洗町であります。あくる26日の日曜日の午後から開かれる、大洗高校マーチングバンド・ブルーホークスの定期演奏会を鑑賞するためであります。
 高速道路を使えば1時間半といった道のりを、一般道路をのろのろと走ってたっぷり5時間ほどをかけていきます。別に高速料金をけちっているわけでありません。1000円の休日割引料金を払ってシャカリキになって走ってもひとつも面白くはありません。最近はすっかりインドア化してしまって、まったく表に出かけていなかったので、たまにはドライブなどを楽しみ、途中で食事をしたり、露天風呂どっぷりと浸かって目一杯楽しもうという魂胆であります。娘の演奏も楽しみなのですが、この大洗町までの小さな旅も楽しみなのであります。音楽もJazzとブルースを中心にどっさりと準備してきました。
 結局この日は渋滞気味だったこともあるのですが、寄り道も多く、特に温泉の露天風呂が気持ち良くてついつい長湯をしてしまい、大洗に着いた時にはどっぷりと日が落ちておりました。娘に電話をしたら、夕食を一緒に食べられるということなので、急遽大洗町のスーパーエコスに買い物にいって、自宅での食事よりは数倍豪華な食材を用意しました。久しぶりに見る娘はなんとはなしに逞しくなっており、3人で星を見ながら食事半分会話が半分の時を過ごしました。私も妻も酔ってしまったので、妻が歩いて寮まで送っていきました。私はそれからも妻が帰ってくるまで飲み続けまして、久しぶりのアウトドアを心から楽しみました。明日の朝はまた露天風呂に浸かることにしているので多少呑み過ぎてもへっちゃらであります。空には満天の星で外は凍てつくような冷気で覆われています。最高です。

 演奏会当日腫れ上がっていい天気であります。演奏会は昼からということで、ここはひとつ朝風呂っていうのも洒落てるのではないかと、さっそく昨日の温泉に寄りましたが、8時から10時まではお風呂の掃除ということで入れませんでした。それでは娘に頼まれていた花束を購入しようということで、常陸那珂にある大型スーパーへと向かい、花束を調達したり、朝ご飯を食べたりしていたら、10時近くなったので、再び露天風呂へ向かうのでありました。

 12時開演ということなのに、11時30分にはすでに長蛇の列ができていて、慌てたのなんのって、とりあえず妻を列に並ばせて駐車場探しであります。これがまた市役所の駐車場も文化センターの駐車場もとっくの昔に満車状態のようでありました。露天風呂があまりに気持ち良かったのでついつい長湯をしてしまったのであります。露天風呂はやはり寒い冬に限りますね。ということは置いておいて、ようやく大洗の温泉の駐車場をみつけてそこに車を置いて3分ほど歩いて事無きを得ました。

2010年12月28日火曜日

今頃年賀状の印刷をしています。

 もう年賀状の元日配達には間に合いませんね。毎年思うことなのですが、もっと早めに年賀状を作っておけば、こんなに焦らなくても済むはずなのにと。しかし、その反省はこれまで一度として生かされたことがなく、毎年切羽詰まってからの作業となっています。図案は昨年に引き続き今年も娘の演奏姿であります。これを使えば図案に苦しむことがなくて大助かりであります。しかし、来年はまだこのネタ持ちますけれども、卒業してからは無理ですね。ま、そん時はそん時でしょう。

2010年12月23日木曜日

アウトドア的ココロなのだ!

 昨日の続きになるが、夕方の5時ともなれば周囲はすっかり闇のなかに包まれてしまう。どうにかこうにか単3エネループ3個使用のランタンの限りなく頼りない光の下で酒を呑む。この場合予備のランタンを追加しても大局的には大差はない。自宅の居間の目映いばかりの蛍光灯には、まったく太刀打ちできないのだ。
 最初は「気の持ちようだ」などと強がってみる。「このさい人間の生き様が重要なのだ!」なんてことにも思考を巡らせてみて、それを頼りにしてみたりする。

 ふ、ふ、そんな思いは3日と持ちはしない。

 しかし不思議なものである1週間もすれば12時間も続く暗くて限りなく寂しい闇の生活があたりまえになっていく。と、同時に己の高邁な思想(独り合点ともいう)も、いつしかその漆黒な闇ななかに埋もれてしまっていく・・・・・。

 「人間は何のために生きるのか」ではなく、「生きるために生きるのだ」ということを初めて理解する。(ナサケナイ)なんてことは今だから言えることであって、それすらも思いめぐらす余裕はなくなってしまう。
 早い話が自分の姿は生存するだけのための自己保身に終始するジツに浅ましくも極めて格好が悪いものであることを思い知らされたりするのでありました。

2010年12月22日水曜日

もはやそのアウトドアスピリッツなどはことごとく打ち砕かれてしまって胡散霧消してしまった

 蛇口をひねれば水がでるのはあたりまえだ。スイッチを押せば電気がつくのもあたりまえだ。そのあたりまえでない生活を4ヶ月も続けたら、自宅にいるのがウレシクてウレシクてしょうがない。自宅の場合は蛇口を押せば水がでてくるどころの話ではなく、一番右にまわして押せば浄水がでて、一番左にまわして押せばなんとお湯まででてくる。スイッチを押せば赤々と照明が灯り、冷暖房までスイッチひとつで済んでしまいます。長年住んでおっても、まったくその有り難さに気がつかなかった。
 もはやそのアウトドアスピリッツなどはことごとく打ち砕かれてしまって胡散霧消してしまってどこへやらの状態であります。
 秋田の農園では最初の2ヶ月は電気さえなかった。電気のない心細さと不便さを骨身に沁みて無理矢理理解させられた。夕方の4時頃から夜の準備をすっかり整えておかなければ、やがて訪れる真正の暗闇のなかで何もすることができなくなるのだ。あれからまだ半年も経っていないのに、もう記憶は懐かしさの範疇にあり、よくあんな生活ができたものだと自分自身に感心する有様であります。

2010年12月20日月曜日

キャベツ1個100円 なんというシアワセ

 近所にソメヤさんという農家があります。どうでもいいけどご近所にはソメヤとかマツマルさんなんていう苗字がやたら多いのであります。私の周囲の農家はすべからく立派な家屋敷を持っております。そして例外なくアパートを経営したり、駐車場を経営したりと、怒られるかも知れませんが、まぁいうてみれば土地成金です。ベンツを乗り回して、ロレックスの金時計をして、首には高そうで太い金のネックレスをしているなんて知り合いも実際にいらっしゃいます。ま、絵に書いたような成金オヤジですね。その様は私が生まれ育った東北の寒村とは比べ物にならないくらいに豊かな様相であります。おかしなことさえやらなければ一生安泰のような近隣の農家でありますが、つい3年ほど前になりますかね。その農家も確かソメヤさんという名前だったと思いますが、それはそれは大きなお屋敷でありまして、コンモリとした屋敷林で覆われておりまして、屋敷があまりに広すぎて母屋が見えないくらいのところでありました。ある時その広大なお屋敷の屋敷林が跡形も無くきれいさっぱりと伐採され、大きな母屋も付随する作業小屋も取り壊されて広大な更地になっておりました。それからあれよあれよと言う間に、立売住宅が40棟近く建てられあっと言う間に売り切れてしまいました。風の噂に漏れ聞いた話では愚息が博打に手を出してどうにもならなく田地田畑根こそぎ持っていかれたと話でありました。

 さてキャベツを売っている農家のソメヤさんはどんな人なのかはまだ一度も会ったことがわかりませんけれども、とにかく今回はそんな事とはまったく関係のない話をするのでありました。

 そのソメヤさんのお屋敷の入り口の立派な門のところに、箱が置いてあり、その中にキャベツとか人参とかネギなどの農産物が入れられて販売しております。置いてある野菜はその時によって違いますが、どの野菜も新鮮で安いのです。特にソメヤさんちは私が歩いて買い物に行くスーパーの途中にありますから、スーパーに行く途中で今日はどんな野菜があるかを確かめてから行きます。それでスーパーで売られている野菜の値段を見てから、スーパーの帰りにソメヤさんの野菜を購入して帰るわけであります。それでね1個100円のキャベツにはいつも感激してしまいます。だからついつい買いすぎてしまって、台所にはキャベツがゴロゴロ転がっている状態がしばらく続いてしまっています。それにまだ使い終わっていないキャベツあるにもかかわらず、「キャベツ 1個100円」というボール紙に書いた看板をみると逆上してしまいまして、発作的に買ってしまいます。だから本日もたくさんのキャベツが台所に転がっているのであります。

2010年12月17日金曜日

料理修行はまだ続いていますよ

 今週の料理当番は一応本日で終了です。なんかほっとします。以前は何を作ればいいのか毎日パニックになってしまいそうでありましたが、諦めずに毎日料理をやり続けた結果、どうやら、コンスタントに月曜から金曜日までの5日間の料理を作ることができるようになったようなのであります。

 土日はまったく料理をしないかといえば、そうではなく次の週のために下ごしらえができるものはやっているのであります。特に冷凍できるものを作っては貯蔵して、どうしても料理したくないっていう日に備えておくのです。こうしておくと気も楽になります。いざとなれば冷凍してある餃子やコロッケやメンチカツを登場させるわけであります。
 それからオヒタシっていうのもなかなかいいです。ブロッコリーや卵なんかもあらかじめ茹でておきますと、いろんな場面で使えます。日曜日に茹でて大きなタッパーにいれておくのです。それを小分けにして出すのです。そうそう小分けにして出すってなかなかいいですよ。小さな器にオヒタシとかきんぴらごぼうとか、オカラを使ったモノとか、漬物とかちょっとだけ保存が効くものを妻にも協力してもらってかなり多めに作っておくのです。それを大きめのタッパーにいれて冷蔵庫に保存です。にわか料理人に成り立てのころはメーンディッシュだけを考えていましたが、これは大きな間違いです。まずは3品から4品の小物というか脇役の料理を考えてあらかじめ用意しておくのです。それに何かメーンになるものを一品作れば済んでしまうのです。メーンになるものが野菜炒めなんてなるともうそれはそれは簡単すぎて申し訳ない気持ちになってしまいます。うーーんかなり余裕がでてきたぞ。
 そうするとそれだけで3品から4品揃ってしまいます、こんな感じですから時には5品とか6品になる場合も多々有ります。私一人だけであったら3品もあればそれだけで充分だと思えます。
 以前は大皿にドッカンドッカンと出していたのですが、そうすると奴らはあまり好きでないものには手を出しません。へたすると大量に残ってしまう場合もありました。料理するがわにとってみますと誠に気分が悪い話であります。それに冷蔵庫になんでもかんでも詰め込んでおくっていうのが大嫌いなのであります。以前の私はなんでもかんでも冷蔵庫のなかは一杯であればいいのだと考えていましたが、最近は冷蔵庫のなかも整理・整頓・清掃を断行しておりまして、冷蔵庫のなかはスカスカで見通せる状態が最高なのだという結論に達しております。ですから残った料理を再び冷蔵庫に戻すということは絶対にやりたくないことなのです。出した料理はその場で消化というのが鉄則になっております。そうしますと自然と作る量も考えるようになりますから、節約にもつながるわけであります。
 だから家族には出されたものは絶対に残してはならないと厳命してあるわけであります。それを守らなければどうなるか、私の性格からすればもうお判りでしょう。

 さて本日の料理は、以前に大量に作りおきしていた餃子を焼きます。これも料理が嫌になったときの用心にと作っておいたのですが、ここ2週間は毎日順調にやってきましたので、一度も使うことがなかったのです。本日はその餃子を全部使いきって一旦リセットです。日曜日にでもまた大量の餃子を作ればいいのですから。それからマーボー豆腐ですね。これも実に簡単で便利な料理なのですが、この2週間ほど一度もやっていませんでした。そろそろやっておかないと忘れてしまいそうですから復習のためにやろうと思っています。なんだか中華料理屋さんみたいですね。

2010年12月16日木曜日

家のなかでアウトドアなのじゃ

 北国からは積雪の情報が次々に届きます、いよいよ本格的な冬に突入したようであります。温暖な千葉県といえどもさすがに外で酒飲むのも寒いから、アウトドア用のランタンを2つ持ってきて、アウトドア用の椅子も持ち込んで、アウトドア用のカセットコンロも持ち込んで、それからアウトドア用のラジオも持ち込んだ。周囲の雨戸をしっかり閉めて外部の光が入らないようにして、居間の電気もすっかり消してしまう。完全に闇に近い状態を作り出し、鍋をつついて酒のんだ。ランタンの周囲は暗闇だし、ラジオの音量は絞ってあるし、電波の入りも悪いのでじっとして酒のんでいる限りはアウトドアに近い雰囲気を味わえる。これで星が見えればいうことはないのだけれど、確か天井に星座を映すというものがあったということを思い出した。今度はどこかで星座製造機を探して手に入れよう。エアコンの赤い小さなランプが気になるが、なるべく見ないようにする。そうだ、「今度は2人用の小さなテントを横に張ればもっともっと雰囲気が盛り上がるな」などということを本気で思いながらチビチビ呑んでいたら本格的に酔っぱらってしまった。


 冗談ではなくて、本当にあるんですね人工星空製造機。これさえあればいつでも自宅の居間でアウトドアの雰囲気に浸れますね。
 「ちょ!ちょっとまった!それはなんかおかしいだろう。5万円近くかけるなら、そのまま星を見にでかけるのが正しい姿ではないのか」
 「おっしゃることはわかりますよ。でも居ながらにして毎日のように満天下の星を眺めることができるんですよ。ロマンチックではありませんか。それにランダムに流れ星もみることができるんですよ。」
 「ふふ・・・そんなもん、購入した当座だけ見るに過ぎないよ、かなり早い時期に高価なゴミと化してしまうのはわかりきったことじゃないか」

 こうして自称アウトドア大好きぽーはあらぬ方角に突き進みつつあるのです。

2010年12月15日水曜日

北国は雪だというのに

 本日は暖かいです。こういうのを小春日和というのでしょう。日当たりのいい居間にしばらくの間仕舞い込んでいたノートパソコンを引っ張り出してきてヌクヌクとして仕事であります。居間と台所は一続きですから、台所仕事をするのにも都合がいいです。いつもは自分のパソコン部屋に篭りきっていますので、なんだか新鮮な感じがします。たまには場所を変えて仕事をするのもいいものです。と、ここまで書いたら、北国は雪が降っているようです。秋田ではすでに6cmも積もっているらしいです。それに今夜から本格的な寒波が襲ってくるとのニュースです。たまには雪を見てみたいと思うが、スタッドレスタイヤを持っていないのであっさりと諦める。雪のそぼ降るなかの露天風呂なんて最高にいいのですが。
 

2010年12月14日火曜日

寒いのは当たり前だよね

 気づいてみれば12月も半ばに差し掛かっている。まだ年賀状は作っていない。近年は誰でもがパソコンを利用して印刷してくるから、どれもおんなじような年賀状ばかりだ。毎年、こんなもの時間と金をかけて出す意味があるのかと思うのだが出してしまっている。たぶん今年も同じ疑問を抱きながら出すことになるのでしょう。やれやれ
 ここ数日連日のように買い物に出掛けている。本日もさきほど行ってきたばかりだ。いくところは業務スーパーという安売り店であります。ここで調味料とか冷凍の肉とか海産物なんかを仕入れてくる。3ヶ月ほど前にも毎日のようにこの店にいっては大量の調味料を揃えたのだが、容器が他のスーパーの3倍はあるとはいっても少しずつ在庫がなくなり始めてきたからだ。最近はあまりひとつのパッケージが大きいというのも考えものだなと思うようになってきている。確かに量が多くて安いのはいいのだが、物によっては半年かけても使い切れないものもたくさんあるということであります。でっかいマヨネーズのチューブを買ってもなかなか使い切れない。サラダ油とかごま油なんてのは多くて安いに越したことはないけれども、唐辛子を2年分も買ってもしょうがないのだ。ここらあたりは良くよく考えないと失敗してしまう。底をつきそうになっていた、調味料とか保存が効く食料もひと通り揃った感じがするのでしばらくは行かなくも済みそうである。
 ついでに行っていたのが100円ショップであります。これが100円かと思われるようなものが、結構たくさんあって見ているだけ楽しい。最近購入したのがフタ付きのバケツ10個です。これは生ごみを熟成して肥料にして使う計画の道具です。生ごみを分離して処理すると思ってた以上の量が出てくるのです。それを処理するには相当大きなバケツを必要とします。生ごみもかなりの日数をかけなければ熟成はしないので、最終的には30個ほどを用意してやってみようと思っています。生ごみといえどもなんでもかんでもが肥料になるわけではなく、塩分を多く含むものは除外して一般ゴミとして捨てています。主に野菜の切れ端だとか果物の皮とか種になってしまいます。それにコーヒーの絞りカスですね。それらを風と日光に2、3日晒して水分をある程度取ってからフタ付きのバケツに枯葉や少量の土それに米ぬかを混ぜて熟成するようにしています。これらの入れ物がかなりの数になってしまっており、家庭菜園というよりは家庭培養土生成のようになってしまっています。植えつけるのは来年の春あたりから土が最高に熟成するのを待ってからにしようと思っています。

2010年12月13日月曜日

ご無沙汰いたしておりました。

 昨日田舎から大量の野菜が送られてきました。にわか主夫としてはウレシイかぎりであります。送られてきたダンボールをもどかしい気持ちで開けます。ギッシリと詰め込まれた野菜を取り出すと同時に、料理の回路が動き出すのを感じることができます。1年ほど前の私であれば、どんなに新鮮で大量の野菜をみてもなんにも感じ無かったでしょうが、今年の私は違います。頭のなかにいろんなレシピが出現しては消えていきます。それに早めに処理しなければいけない材料も瞬時にピックアップしていることに気づきます。
 変われば変わったもんだと、自分の変化に人事のように驚いています。とりあえず、今日からしばらくは仕事の合間に処理しなければいけない食材がたくさんあるので退屈はしないでしょう。