2010年12月20日月曜日

キャベツ1個100円 なんというシアワセ

 近所にソメヤさんという農家があります。どうでもいいけどご近所にはソメヤとかマツマルさんなんていう苗字がやたら多いのであります。私の周囲の農家はすべからく立派な家屋敷を持っております。そして例外なくアパートを経営したり、駐車場を経営したりと、怒られるかも知れませんが、まぁいうてみれば土地成金です。ベンツを乗り回して、ロレックスの金時計をして、首には高そうで太い金のネックレスをしているなんて知り合いも実際にいらっしゃいます。ま、絵に書いたような成金オヤジですね。その様は私が生まれ育った東北の寒村とは比べ物にならないくらいに豊かな様相であります。おかしなことさえやらなければ一生安泰のような近隣の農家でありますが、つい3年ほど前になりますかね。その農家も確かソメヤさんという名前だったと思いますが、それはそれは大きなお屋敷でありまして、コンモリとした屋敷林で覆われておりまして、屋敷があまりに広すぎて母屋が見えないくらいのところでありました。ある時その広大なお屋敷の屋敷林が跡形も無くきれいさっぱりと伐採され、大きな母屋も付随する作業小屋も取り壊されて広大な更地になっておりました。それからあれよあれよと言う間に、立売住宅が40棟近く建てられあっと言う間に売り切れてしまいました。風の噂に漏れ聞いた話では愚息が博打に手を出してどうにもならなく田地田畑根こそぎ持っていかれたと話でありました。

 さてキャベツを売っている農家のソメヤさんはどんな人なのかはまだ一度も会ったことがわかりませんけれども、とにかく今回はそんな事とはまったく関係のない話をするのでありました。

 そのソメヤさんのお屋敷の入り口の立派な門のところに、箱が置いてあり、その中にキャベツとか人参とかネギなどの農産物が入れられて販売しております。置いてある野菜はその時によって違いますが、どの野菜も新鮮で安いのです。特にソメヤさんちは私が歩いて買い物に行くスーパーの途中にありますから、スーパーに行く途中で今日はどんな野菜があるかを確かめてから行きます。それでスーパーで売られている野菜の値段を見てから、スーパーの帰りにソメヤさんの野菜を購入して帰るわけであります。それでね1個100円のキャベツにはいつも感激してしまいます。だからついつい買いすぎてしまって、台所にはキャベツがゴロゴロ転がっている状態がしばらく続いてしまっています。それにまだ使い終わっていないキャベツあるにもかかわらず、「キャベツ 1個100円」というボール紙に書いた看板をみると逆上してしまいまして、発作的に買ってしまいます。だから本日もたくさんのキャベツが台所に転がっているのであります。
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