2011年1月14日金曜日

公園の水道で顔を洗おうとしたら・・・厳寒の中の車中泊 その2

 昨日は途中で力つきてしまって、残りの車中泊の顛末を本日書きます。

大洗の町には星が降るのだ

 ニューイヤーコンサートの前と終わってからの二晩続けて娘と妻と三人で晩ご飯を食べました。寮生活ではなかなか魚がなかなか食べられないというので、一日目は刺身と鍋用の魚を大量に購入してきて、大洗の海の波打ち際に車をとめて、車中での晩餐会であります。二日目も鍋という手がありましたが、焼き肉にしました。ささやかな親子の晩餐会は娘の独演会で終始します。機関銃のように話す娘と妻の会話を聞きながら、私は呑み続けます。車のなかは暖かですが、外は想像していたより寒かった。周囲の空気はすべて氷っているようです。暑いので窓を開けると幽かに波音が絶え間なく聞こえてきます。
 まだ帰りたくないという娘を、門限だろうと無理矢理追い返します。妻も私も呑んでいますので、娘は徒歩八分ぐらいの寮まで歩きます。妻が送っていくというので、懐中電灯を2個渡します。二人が車からおりてすぐになにやら騒いでいます。何かなと思い私も車から出るとそこには満点の星空が輝いていました。これほどはっきりくっきりの星空を目にしたのは何年ぶりのことか。海岸沿いですから、空が広大なのです。その広大な空一面にまたたく星が散りばめられてその夜空に身体ごと吸い取られる感覚を覚えました。
 相変わらず周囲には幽かに太平洋の波音がしています。翌朝はかなり冷えるだろうなという予感はしました。

公園の水道はかっちんかっちんに凍っていました

 旅の終わりの日は余裕です。なんの予定も組み込まれていませんでした。予定らしい予定といえば、最後の露天風呂を楽しむことぐらいです。いつもどおりに妻よりは何時間も早く起きて、コーヒーを沸かし、暖房をつけて、日記をつけたり、読書をしたりといつもどおりに朝の行事を済ませます。外に目をやりますと、素晴らしい朝焼けです。海一面が橙色に染まっています。よほど妻を起こしてやろうかと思ったのですが、怒られそうなのでやめておきました。これは早起きしたものの特権であります。
 日も高くなってきて周囲は朝の気配に満ちた頃にようやく妻が起き出してきました。顔を洗って朝食の支度をしようと公園の水場にいって蛇口をひねったのですが、ウンともスンともいいません。周囲の水たまりがコッチンコッチンに凍っているのです。当然水道も凍っています。ま、いいか、どうせ温泉で嫌というほど顔を洗えるのだからと引き返した。
 簡単な朝食を摂って、出発するために荷物の整理をしていたら、妻は偕楽園に行きたいといいはじめた。まだ梅には早いだろうけれども、何度となく水戸市を通過していながら一度も偕楽園に行かないのは水戸市と黄門様に失礼だということになるので、帰りに寄ることになった。

露天風呂で命の洗濯?

 特別に寒い日であったが、こういう日の露天風呂は最高なのであります。露天風呂の温度計を確認したら、41.5度を指し示していたが、私の感じからすれば44度ほどあるのではないかと思えた。最初は結構アジイ、アジイが気持ちいい、気持ちいいが少々アジイといったところだったか、その熱さがじょじょに心地よくなっていく。のぼせそうになったら冷たい大気で身体をさまし、再び温泉に浸かる。なんてことをやっていたら、1時間を超える入浴になってしまった。
温泉から上がる時が大変だった。どうも湯あたりしたらしく、突然目眩がして洗い場の途中で倒れそうになってしまった。それから脱衣場まで着くのが大変だったし、着替えるのもままならなかった。温泉に入ってこれほどまでにヘロヘロになったのは始めてである。妻にその話をしたら、彼女もそうだったらしい。
 たとえ倒れてもいいから、またあの温泉に小一時間ほど浸かってみたいものだ。
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