2011年2月26日土曜日

車中泊のためのサブバッテリー これまでわかったこと

 一昨年秋田で百姓の真似事をやった時には、約1ヶ月間電気の無い生活を余儀なくされました。これは辛かったです。と同時に相当の覚悟がなければ電気のない生活はできないと心の底から思い知らされたものであります。水道とトイレの無い生活は半年ほど続きましたが、私にとっては一番応えたのが電気がないということでありました。もっとも熊に追われて秋田を逃げ出して以来、よほど骨身に沁みたのか安易にアウトドアだ!なんてことは口にしなくなり、スイッチを入れれば、電気が点き、お風呂も自動で沸き、蛇口を捻れば水だけでなく、親切なことにお湯まで出てくるし、トイレはケツまで洗ってくれますし、光回線で24時間パソコンを連続使用できるという快適な環境を生まれてこの方始めて認識して、引き篭もり生活を続けてしまったのであります。秋田から逃げ出してから半年が過ぎて、気温も少しずつ上昇してきますと、生来の放浪癖が頭をもたげてきます。あれほど酷い目にあったのに、ホントに学習能力が大幅に欠如しているということがわかります。で、今度は車中泊で仕事をやりながら旅を続けるための頼みの綱の電源について追求することにしました。
東北電力から、電柱を建てるために頼もしい人々がやってきた時には感激で目がうるんでしまった。 From 農園物語

 またいつも意識することはありませんが、普段かなり多くの電気もしくは電池で稼働する機器を使っているということです。携帯電話もそのひとつです。スマートフォンが大流行ですが、これは通常の携帯電話よりも電池の消耗が激しいです。それにデジタルカメラに携帯音楽プレーヤー等々長期の旅行には頻繁に充電を繰り返さなければなりません。私はホームセンターで購入した6口のコンセントのついた電源ケーブルを車の電源に繋ぎ走行中は常に充電するようにしています。


 昨日のブログでは通信回線さえあればどこでも仕事ができると書きましたが、もうひとつ必要なのが電源です。この電源の問題を解消しない限り、どこでも仕事はできますが、電源が尽きてしまえばその場で仕事は中断されることになります。公共の場所には注意をしてみると至るところにコンセントは配置されています。しかし、それに無断でパソコンをつなげば盗電となり、窃盗という立派な犯罪になってしまいます。これまで旅しながら仕事をやってきた経験からいいますと、まともな仕事をするには半永続的な電源の確保が最も重要な要件となることであります。

 かなり前に2万円以上のお金を出して、ノートパソコンの予備電池をひとつ購入しました。それでも基本的な問題の解決にはいたっておりません。公称ではその電池は8時間持つことになっています。もちろんそれを鵜呑みにしているわけでありませんが、たとえ2本の電池を全部使い果たしたとして、たかだか16時間しか持ちません。たんにネットサーフィンとメール送受信するだけであれば充分でありますが、いざ本格的に仕事をするとなるとかなり心細いものがあります。また充電するにはかなりの長い時間エンジンを駆動しておかなければならないのです。
 少なくても充電なしで3日間ぐらいは連続で使用できなければ使い物にならないと思っています。電池に充電する煩わしさから結局エンジンを常に駆動させて使用してしまうということになってしまっていました。その方がいつ電池切れになるのかと心配しているよりも心安らかなのであります。

 そんなこんなで、最低でも4日間ノートパソコンを稼働しつづけても大丈夫なような電源システムを構築することにしました。まだ電気についてはわからないことばかりで、現在調査中であります。その調査でちょっとわかったことを少し

 私の車には家庭用の電源が取れるコンセットがひとつついています。それに電気毛布やパソコンをつないで使用しています。この何気ないコンセントが実は優れものだということがわかってきたのです。このコンセントは車を購入する時に絶対に必要だからそれが無いなら購入しないとまで言い切ったものなのです。
 ここで重要なのは電気毛布やパソコンが稼働するということです。電気製品には正弦波でないと動作しないものがあるのだそうです。特に電気毛布やパソコンがそうなのだそうです。パソコンの場合は納得できるものがあるのですが、まさか電気毛布がそうだったとは思ってもみませんでした。だから2つとも繋いでみて、お!快適じゃないかと単純に喜んでいたのでした。さすがにメーカーですね、最初から正弦波対応のコンセントを用意してあったのであります。感激であります。

以下サブバッテリー.COMより引用
サイン波(正弦波)インバータ
家庭用コンセントとほぼ同一の波形を作り出すため、あらゆる電機機器に使用できます。車中泊にはこちらがお勧めです。
疑似サイン波(正弦波)インバータ
照明、電子レンジ等には問題ありませんが、モーターなどの機器は回転力が不足したり、電気毛布のようにマイコンを組込んだ電気製品では、コントローラー通りに作動しない場合があります。
 もうひとつわかったことがあります。走行中に自動的にサブバッテリーに充電しようとしても、完全には充電できないのだそうです。特に夜間走行でヘッドライト等を点灯している場合にはほとんど充電されないと思ったほうが良いとのことであります。ですから基本的に満充電させるには家庭の電源からやる他はないとのことであります。
 また、車で使用しているバッテリーとサブバッテリーに使用するものは構造が違うとのこと。車のバッテリーはバッテリー上がりを2回ほどやればもうそのバッテリーは使用不可となるとのこと。逆にサブバッテリーは充電することなく使い切ることが目的でありますから、バッテリー上がりを最初から前提としているわけであります。ですから、デーブサイクルバッテリーというものを使用しなければならないのだそうです。

 ということで、サブパッテリーのことがだいぶわかってきたところでの報告でありました。て、こんな報告は誰も興味がないか。

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