2011年11月30日水曜日

冬ごもり

From うろんな日々
 雪降る山形から新潟へ脱出するときに小国町の近くで撮影したものです。小国町は山形でも屈指の豪雪地帯ですから、戦々恐々の思いで走りました。しかし、この峠を抜けたからといって新潟側に雪が無いという保証がありません。新潟だって山形に負けず劣らずの豪雪地帯なのですから。また新潟から群馬へ抜ける三国峠の様子もわかりません。そんなこんなで、不安な気持ちを抱えたまま、どうにかこうにか自宅に帰りついたというわけであります。

 帰宅してからは、ひたすら頭を低くして引きこもり生活を楽しんでいます。雪が完全に溶ける来年までは北国への旅は休止せざるを得ません。だからここは潔く引きこもり生活をすることに決めたのです。

2011年11月25日金曜日

今日から寒くなるといったって・・・・

なんだか東北から逃げ帰ったような形になってしまったけど、どうにか雪の抵抗に遭うこともなく、無事に帰宅することができてほっとしています。やっぱり逃げ帰ってきたことになるのか。山形は雪が少しだけですが降り積もっていたのに、新潟に抜けたら快晴でありました。峠側に少し雪が積もっていましたが、雪の痕跡はほとんどなく、あれ?新潟も豪雪地帯なのに、こうも違うのかと思ったしだいであります。
 新潟から群馬に抜けたら、そこはもう別世界でありました。そして自宅のある千葉県に入ってしまうと、なんだか申し訳ないような気分になってしまいます。これからいよいよ寒くなるなんていったって、東北の寒さとは比べることなどできない寒さです。東北はすでにコタツを出し、石油ストーブを炊き始めています。私のところは一年中冷暖房なしで過ごします。寒いようだったら服を重ね着して過ごします。ちょっと我慢をすればそれで過ごせないことはないのです。しかし、東北の寒さはそんなことでは到底しのげません。それに大量の雪が降り積もります。2ヶ月か3ヶ月は雪との戦いという重労働が加わるのです。

2011年11月21日月曜日

とうとう吹雪になってしまいました

朝から雨が降っていて、ちょっとだけ寒いなと思っていた。こう寒いときには温泉に入るに限ると、車で走っていたら、あれ?あれあれ??という間に雨がいつしか雪になってきて、あっというまに吹雪いてきたのです。
 嬉しいような、うーーん、やっぱりウレシイのです。急遽温泉行きは中止してドライブをすることにしました。道路はまだ冠雪していないのでスタッドレスなんかなくても大丈夫であります。気温も零下になってないのでアイスバーンの心配もない。しかし、このまま降り続けば山形に閉じ込められてしまうのではないかという不安も広がってきます。

 数日中に東北から脱出することをかんがえなければいけないな。

2011年11月19日土曜日

ゆったりとした時が流れて

2日ほど続いた晴天が、一転して重そうな雲に覆われてしまい、今にも雨が零れ落ちそうな気配です。毎日温泉に行く以外は格別な用事がないので、ネットをみたり、読書をしたりとのんびりとした日々を送っている。それはそれでいいのだが、どうも根が基本的に我ままにできているようで、また、どこかへ行きたいという思いがムクムクと芽を出してきているのを感じる。
 秋田、青森へということを考えないでもないのだが、いつ雪が降ってもおかしくない状態なのだから、ちょっとだけ躊躇してしまう。ただ、今の時期は雪は降ってもすぐに消えてなくなるだろうとも楽観的に考える。

 あの道の先にはこれまで自分が見たこともないような美しい風景が待っているように思えせかされるようにアクセルを踏む。それが幻想であったとしても、それよりも先にはきっと美しい村、美しい人々が生活していると思ってしまう。その思いのほとんどが外れてしまうのだが、それでもその先を夢見てしまうのであります。

 3.11以降フクシマには一度も入っていない。山形に入るのにも新潟を迂回するルートを取っている。だから倍以上の時間がかかるのだ。それも考慮しておかなければならないだろうから、さてこれからどうするかだ。そうだ、とりあえず温泉にでも入って温もりながらゆっくりと考えることにしよう。

2011年11月18日金曜日

なかなか温泉には入れないのだから

1週間や10日ぐらい風呂に入らなくても平気な人なのであるが、温泉だと毎日入らないと勿体無く思えて入り続けている。現代版の移動する湯治である。最初は自炊をしようかと道具も準備してきたのだが、一人旅だとそれも面倒である。だから、移動しながら簡単な食事をファミレス・牛丼屋・回転すし屋を見つけては簡便に済ましている。移動しながらの湯治はこれが便利なのである。夜ご飯は、晩酌用におつまみとビールをコンビニで調達してそれでおしまいである。

 本日からは車中泊もしばし休みとなる。山形の実家に到着したからである。この地から車で5分ほど走ったところに日帰り温泉がある。値段が250円でシャンプー石鹸付という格安料金である。残念ながら露天風呂はない。その代わりに露天の温泉プールなるものがある。確か800円ほどの料金を取られたと思う。子供たちが小さい頃にはほとんどそのプールを利用していたが、ついてくる子供たちがいなくなった最近は利用したことがない。

 昼間のとんでもない時間に温泉にいく。そうすると目に入ってくるのは老人ばっかし2,3人という光景になる。もっとも村の中に住んでいるのは老人ばっかしになっているから当たり前といえば当たり前の話ではあるのだが。実家の回りも無人になった家がやたらと目に付く。まだ限界集落までにはなっていないが、村の共同体としての機能はどんどんと失われていく。この傾向を止めることはできないような気がする。

2011年11月17日木曜日

早く温まりたいけど・・・・・・・・

いつものごとく毎日温泉に入ることが目的のひとつとなっているので、日帰り温泉を常に意識して探している。以前より簡単に見つけることができるので、さほど苦労することはない。いくら車の暖房で寒くはないといっても、この季節の東北は一歩外にでるとかなり厳しい。
 脱衣場でそそくさと脱ぎ捨てると向かうのは露天風呂である。裸で外に出るのだからこれは寒い。一物が縮こまっているのがわかる。湯船に足を入れると、これがまた熱いのである。体が冷え切っているから、なおさら熱さを感じる。霙交じりの木枯らしが容赦なく吹き付ける。はやく体を沈めて温まりたいのだが、ひやーいアジクテそれもままならない。少しずつ体を馴染まさなければならない。うーーっとじれったい。
 頭だけ湯船から出して「ウーーー」とか「アアーー」とかうなる。至極のひと時である。のぼせそうになったら、足だけ湯船につけて岩に腰掛けて涼む、これを3度ほど繰り返して大満足で温泉をでる。

 霙が降ってきているから、早いとこ峠越えをしなければならない。時々お日さまが顔を出しているから、アイスバーンにはなるまいと思うが、まだ日のあるうちに山形の盆地にでることを目指す。

2011年11月16日水曜日

新潟をなめんなよ

群馬から三国峠を超えて新潟に入った途端に冷たい雨がドヒャドヒャと降り出してきた。「長いトンネル抜けるとそこは雪国だった」という一文が頭に浮かぶ。雪にこそなっていないが、こうも北国の空は違うのかと今更ながらに驚いてしまった。とにかく寒い。夏に一度妻と旅した場所であるが、その時の表情とはまったく違う北国の厳しい拒絶に合ったような思いにかられる。
 しばらく日本海側をうろついたあとに郷里の山形に行きたいと思ったが、どちらにしても山岳地帯をとおらなければならない。ノーマルタイヤで山岳地帯の雪の中を走るのは無謀すぎるので思案中であるが、まだ積雪するほどの状況にはならないだろうと本日は様子見を決め込むことにした。

 昨夜は道の駅豊栄(とよさか)に宿泊する。一晩中強い風と叩きつけるような激しい雨に見舞われる。車の薄い鉄板に雨音がうるさく、吹き付ける風で車がワッシワッシ揺れる。気温は零度近くまで下がっているのを確認する。できるだけ電気毛布は使いたくなかった。いくらサブバッテリーが満充電されているとはいえ、これから何日新潟に留まるのかもわからない状態で無駄にしたくなかったのである。幸いダウンの寝袋は暖かく、少しの読書をしたあとは深い眠りに落ちてしまって朝まで寒さを感じることはなかった。

 早朝、目覚めてから、別段やることもないので、しばらく読書をして、それに飽きるとパソコンを触った。寝袋を体に巻きつけているとほとんど寒さを感じることはないのだが、キーボードを打つ両手が冷えてきてしまって、時々、股間に、はさんで暖めなければならない。いやはやである。

2011年11月15日火曜日

雪が降るまえに

雪が降ったらスタッドレスも履いていないので、かなり面倒だから、白いものがチラついてくるまえに旅にでてみようかなどと、数週間前からなんとなく思っていた。その思いはそれほど強い動機に支えられたものではなく、いつも旅の空にあるのが自分だとかなり錯覚した思いと願望の入り混じったものでありました。だから旅の準備といってもひとつも進むことなく、一日延ばしの実に締まらない日々を送っていたのであります。そんなこんなでいたずらに日にちを費やしていたら年賀状ハガキが売りに出され、クリスマスがどうのという声が聞こえてきて、12月の背中がうっすらと見えてくるようになった。それに大気の温度は急速に冷えてきているではないか。
 こりゃあヤバイ。北をほっつき歩くなら今しかない。ちょっとの雪なら身をちぢ込めていれば、脱出することは可能だ。いよいよ駄目となれば現地でスタッドレスタイヤを購入すればいいだけの話だと決めて出かけることにした。

 いつの場合でも完璧な準備などできた試しがない。まして今回のような強い意志のない場合は尚更のことである。誰も自分の背中を押してくれることもない時は尚更のことであります。後は着替えと寝袋を積み込めばいいだけの状態なのに、こうして数日ぶりのブログなど書いているのだから、この優柔不断ぶりが窺い知れるというものである。

2011年11月4日金曜日

またしてもの大洗町 ブルーホークス

From うろんな日々

 大洗高校の文化祭ということで、午前中の演奏会を鑑賞するために夫婦で出かけました。事前に予約をした保護者だけに限定されており、写真・VTR・録音は一切禁止でありました。だから文化祭の様子は何も記録できませんでした。水戸工業のジャズバンド ブルービギナーズの招待演奏もあり、なかなか満足できる内容でありました。

 ただひとつ頭にきたのは、おそらく父兄なのでしょう。いつの間にか私の真後ろに座り、結構大きな声でしゃべっています。バンド演奏の時は音にかき消されますので、我慢してました。有國先生の説明の時も構わずしゃべり続けています。私の怒りが頂点に達したのは、合唱の時でありました。

 「おい!喧嘩うってんのか、おまえら!うるさいんだよ、すぐに外へでて続きをクチャベろ。このヤロー!!」

 一匹はメガネをした小太りのババアで、もう一匹はヒステリー気味のヤセギスババアでした。いきなり怒鳴りつけられたのでポカンとしていました。カメラを持ってなかったのが残念であります、もってたら、ユーチューブかなんかにそのバカ面を投稿していたことででしょう。
 ああいうバカの心情というのは今ひとつ理解できないところだ。別に話をするなとは云わない、しかし、時と場所をわきまえろということだ。こんど会ったら必ず張り倒す。覚悟しておけババア共。ブルーホークスの父兄には、あんなバカな父兄はいないと確信しているが。

From うろんな日々

 午前中の演奏会が終わり、こんどは大洗マリンタワーに場所を移動しての演奏会であります。それが終わって解散かと思ったのだが、それは甘いです。急ぎ再び学校に移動しての練習が始まりました。秋の日のつるべ落としをそのままに具現して夜間照明の下、いつ終わるとも知れない練習が続きました。あのブタ共にこの姿を見せてやりたいものだとつくづく思ったが、いやそんなものは恐らくあの豆腐頭には絶対に理解出来ないシロモノだと思ってあきらめた。

From うろんな日々

From うろんな日々

From うろんな日々

2011年11月2日水曜日

最高の画質で最低のバカ番組を見る虚しさよ

 先日購入した液晶テレビの画像は、これまでのブラウン管テレビには比較にならないぐらいに素晴らしい、本当は値段がもっと安かったら大満足なのだが。これまでほとんど見なかった地上波の番組を映像の良さに惹かれて見続けてしまった。しかし、どのテレビ局も朝から晩まで物売りと青汁ゴクゴクとお笑い無芸人を出すバカ番組ばかりで呆れてしまい、しまいには腹がたってしまった。
 もっとも地上波なんかどうでも良くて、音楽DVDを見たいというのと、自分で作成編集したDVDが最新のモニターではどう映るのかが知りたかったのだから、また地上波は見ない生活に戻ってしまった。
 娘の3年間の活動を1時間あまりのDVDに纏めたのを皮切りに、これまで撮りためていた写真をまとめてスライドショーにして、お気に入りの音楽を入れて自分や家族用の独自番組を作成して見ている。これだと、ハードディスクドライブのゴミ化していた大量の画像が息を吹き返してきて、なかなか見応えのある作品ができあがって面白いのであります。
 スライドショーを作成していると、写真の取り方が変わってくるような気がします。またビデオ画像の撮り方のヒントにもなってくるので、かなりいい勉強になってくることを発見しました。
 動画というのは結局静止画の延長上にあるもので、静止画で求められる構図が大きく影響されてくるというのを知りました。これまで動画はついつい面倒であまり撮らなかったのですが、これから積極的に撮っていこうと思っています。でも静止画の方が圧倒的に多いとは思います。