2011年11月16日水曜日

新潟をなめんなよ

群馬から三国峠を超えて新潟に入った途端に冷たい雨がドヒャドヒャと降り出してきた。「長いトンネル抜けるとそこは雪国だった」という一文が頭に浮かぶ。雪にこそなっていないが、こうも北国の空は違うのかと今更ながらに驚いてしまった。とにかく寒い。夏に一度妻と旅した場所であるが、その時の表情とはまったく違う北国の厳しい拒絶に合ったような思いにかられる。
 しばらく日本海側をうろついたあとに郷里の山形に行きたいと思ったが、どちらにしても山岳地帯をとおらなければならない。ノーマルタイヤで山岳地帯の雪の中を走るのは無謀すぎるので思案中であるが、まだ積雪するほどの状況にはならないだろうと本日は様子見を決め込むことにした。

 昨夜は道の駅豊栄(とよさか)に宿泊する。一晩中強い風と叩きつけるような激しい雨に見舞われる。車の薄い鉄板に雨音がうるさく、吹き付ける風で車がワッシワッシ揺れる。気温は零度近くまで下がっているのを確認する。できるだけ電気毛布は使いたくなかった。いくらサブバッテリーが満充電されているとはいえ、これから何日新潟に留まるのかもわからない状態で無駄にしたくなかったのである。幸いダウンの寝袋は暖かく、少しの読書をしたあとは深い眠りに落ちてしまって朝まで寒さを感じることはなかった。

 早朝、目覚めてから、別段やることもないので、しばらく読書をして、それに飽きるとパソコンを触った。寝袋を体に巻きつけているとほとんど寒さを感じることはないのだが、キーボードを打つ両手が冷えてきてしまって、時々、股間に、はさんで暖めなければならない。いやはやである。
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