2012年9月4日火曜日

私だけの理想郷 その3

 最近発見した自分だけの理想郷なのだが、ここに水場があれば最高なのだが、今のところ見つけられないでいる。きれいな水が豊富に湧き出ているところだったら文句はないのだが。アウトドアを続けていると豊富な湧き水を使って素麺を茹でて食べるということがいかに贅沢なことかを痛感することができる。

 何年か前に秋田市から20分ほど車で登った畑と田んぼに囲まれた山の中に半年ほど百姓の真似事をして暮らしたことがあった。
 最初の3ヶ月は電気も水もない状態であった。後の3ヶ月は電気だけはたくさんの電柱を建てて引き込むことができたが、水は相変わらず無くて近所の家からペットボトルでもらい水をするという生活を続けていた。
 今あの生活をやれと云われてもできないだろうと思う。自分でも良くあんな生活ができたなと不思議に思うと同時に感心してしまう。
 その時に強く思ったのはお昼に素麺を食べるということがいかに贅沢なことなのだろうということであります。麺類を食するには大量の水を必要とするのです。
 長い原子耐乏生活に見切りをつけて自宅に帰ってからは毎日のように麺類を食べ続けたのであります。またそれと同時に食器や調理器具を丹念に洗い続けたのであります。食器を洗うことを嫌がる人も多いのですが、ああいう生活をしていると水をフンダンに使って食器を洗うということに限りなく大きなヨロコビを感じるものなのであります。
 蛇口をひねれば、(自宅のは上下すれば)水が豊富に出てきます。おまけにお湯さえでてくるのですから感動ものであります。トイレにはウンコを流すためにも清水が用意されています。私達現代人は気が付かないうちにかなり贅沢な生活をまったく意識することなくやっているのです。

アウトドアでの最高のごちそうは、カレーライスやバーベキューではなくて、麺類を食べることなのです。この事を知っている人は特級のアウトドアマンなのであります。
 中々条件の合う場所が見つからないので滅多に使うことはないのですが、茹でた麺類を洗うためのザルだけはいつも車に放り込んであるのです。
そういえば最近やったことがないな。
 水であったらなんでもいいというわけではありませんよ。放射能マミれなんてのは番外ですからね。こんなささやかな私の楽しみすらも原発村の奴らは奪ってしまった。
 山から豊富に湧き出てくる清水なんてのを発見したら、いくらスーパーが遠くても麺を買いに走りますね。それだけ価値のあることなのだとわかっているのであります。

 3,4日ぐらいの車中泊では、さほど水のことは心配することはありませんが、10日以上のアウトドア生活となりますと、水源の確保は必須となってきます。その水源を発見できないことが私のトップレベルの別荘地になっていないのであります。もっとも車で3分ほど走ったところに妹が経営する美容室があるので、そこで貰い水をすればなんていうことはないのですが。
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