2013年8月14日水曜日

幸男ちゃんと近所のハル君がきました。

 一昨日の話であります。以前にこのブログに書きましたが、ビルトインガスコンロを組み込むのを、手伝ってくれました幸男さんと、近所のハル君が拙宅に訪ねてきてくれました。ハル君とは2年ぶりぐらいの再会であります。懐かしくて、少しウルウルしてしまいました。元気そうで一安心であります。
 幸男さんは一週間ほど前の夜中に腎臓結石で救急車で病院に運ばれたのだそうです。あれは痛いのです。って私がなったわけではないので、本当の痛みはどうなのかはわかりませんけども。数年前に妻がそうなりまして、救急車を呼ばないでくれと懇願しましたが、有無を言わせず救急車を呼びました。
 と、いうのも以前にかなり反省しなければならないことがあったのです。ある夜のこと小学校の教員をやっている従姉妹から電話があり、ギックリ腰になってしまったというのです。さっそく駆けつけてみるとかなり痛そうな様子であります。
 そこで彼女は妻と同じように救急車は呼ばないでくれというのです。それで、次の日に病院に連れてってくれれば良いというのです。翌朝さっそく訪ねていき病院に連れていこうということになったのですが、痛みは相当のもので、私一人ではとても動かせそうにありません。
 また部屋がエレベーターなしの四階で、おまけにその階段が狭いという最悪の条件なのでありました。私は散々迷った結果救急車を呼ぶことにしました。救急隊員は3名きまして、彼女をタンカーに載せて狭い階段をたくみに操作して運んでくれました。
 私が前の晩に判断して救急車を呼んでいれば、彼女は無駄な痛みに苛まれて一晩苦しまなくて済んだはずなのです。それに一般外来で病院に行った場合はまた痛みを堪えて順番がくるまで待たなければならないということになってしまいます。なぜか女の人は我慢強いらしく、救急車を呼ぶのを嫌がりますが、私はあれ以来深く反省しまして、何の躊躇いもなく、救急車を呼ぶことにしています。

 あれ?なんの話だっけ、そうそう幸男さんとハル君の話だった。幸男さんは、以前ビルトインガスコンロの組み込みをやっていた時に、台所の手元灯が壊れているのを覚えていて、それを交換しようというのです。私もいつかやらなければと思っていたのですが、電気関係はまるで弱いので一日延ばしになっていたのです。結果からいえば大助かりでありました。製品を梱包から出して、コンセントに差し込めばそれでOK、などという簡単な電気製品ではなくて、少し配線をしなければならなかったのであります。しかも、ブレーカーを探して電気を遮断しなければなりませんでした。一人でやらなくて本当に良かったと、そっと胸をなでおろしたのでありました。
 手元灯を治すと決まったら善は急げとばかりに、寸法を測り、なぜか近所のハル君も一緒に3人で松戸にあるホームセンター「ユニディ」へと走りました。途中で妙に車が混んでいました。普段渋滞などをしているのを見たことがない道路なのです。
 忘れていました、お盆だということを。お盆だというと田舎者の私は、すぐに高速道路の帰省渋滞だけを思い浮かべるのでありますが、そこは八柱霊園に続く道であったのであります。そうだよね、田舎者でない人達だってお墓参りをするのであります。お盆の時は東京の人だって熊本の人だって、北海道の人だって全国的にお墓参りをするのでありました。「うーん、俺はまだまだ見識が浅いな」と深くうなだれて反省するのでありました。
 それで、「ユニディ」の帰りに昼飯を喰っていこうということになって、途中の「珍来」というラーメン屋さんに入りました。珍来はそれほど美味いというラーメン屋さんではありませんが、一般的に量が多いのです。幸男さんは昔から大食いであります。最近はどうなのかわかりませんが、以前は軽く私の2倍の量は胃袋に入れていました。私は散々迷った末に味噌ラーメンを頼みました。危うく「大盛り」と云ってしまいそうなのをぐっとこらえました。どうも昔の癖で食い物屋さんに入ると、なにも考えずに「大盛り」といってしまうのです。しかし寄る年波には耐えられず、なにげなく注文したその「大盛り」に四苦八苦することが多くなってきたのです。
 幸男さんはというと「タンメン」でありました。ほう!彼も、一応普通の人並みになってきたんだなと思ったのですが、「餃子」を追加といったのです。ムム!ここの麺類は量が多いのです。それに餃子ときました。持ってきた餃子をみますと、あのラーメン安売り後楽園餃子の2倍はあろうかという代物であります。私は頼んだ味噌ラーメンに四苦八苦しておりました。モヤシがやたら多くてなかなか麺に辿りつけなかったのであります。幸男さんは順調にタンメンをやっつけていましたが、餃子を2個ほど残してダウンです。私とハル君に餃子を食わないかというのですが、私もハル君も、それぞれ自分の注文したものと悪戦苦闘中でありまして、とてもそんな余裕はなかったのであります。最後には彼が全部を征服してしまいましたけれども。
 ここでハル君の注文したのが、なんというか、隠し技というか、「桂馬」の不可解な動きと申しますか、いきなりのシンコペーション攻撃といいますか、後頭部をビシバシっと殴られたような衝撃を感じるものでありました。彼の注文したのが、なんと「ウマニソバ」だったのであります。私はありきたりの味噌ラーメンをすすりながら、隣のハル君の「ウマニソバ」をチラチラと横目で眺めて、旨そうだよな「ウマニソバ」と心から悔しがったのでありました。今ではグッと少なくなった町の中華料理屋さんあたりに行かないかぎりは「ウマニソバ」なんて滅多にお目にかかれないものです。ようし、今度は「ウマニソバ」だけを念頭に置いて珍来に行ってみようと固く固く心に誓うのでありました。

 帰宅してから30分ほどで、台所の手元灯は完成しました。が、スイッチの位置がわかりません。ヒモがついているわけでもなかったのです。購入する時は測っていった寸法だけを気にしていて、性能とか機能なんて、ひとつも気にしていなかったのです。スイッチはすぐにわかりました。センサーがついていて手をかざせばスイッチが入ったり切れたりするのでありました。なるほどね、洗い物などをやっていると手に洗剤がついていたりすると一々手を拭くのは面倒ですからね、その点センサーであれば手をかざすだけでオン・オフができるわけですから便利といえば便利なのでありました。夕方妻が帰ってきて手元灯が点くのには感激したようであります。そして、こうのたまうのでありました。「やっぱりさぁ、一家に一人は幸男さんが必要だよね」普通ならば怒って当然なのでしょうけれども、私は妻の意見に深く同意するのでありました。

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