2013年8月3日土曜日

富士山がブームだけど!? written by Keiji

  前にも少し書いたが、今回も富士山のことを書きます。今回のネームは真面目にです。じゃあ、今までのは不真面目だったのかと、問われれば、そんなことはない。読んで、写真を見た方の個人個人の気持ち(感性・個性)のことだから。今年、世界文化遺産に登録されてから、富士山はその後、多くの登山者、観光客が押し寄せている。押し寄せるという表現が、賑わうよりも適切な気がする。でも、富士山を登る。は、今年始まったことじゃない。山好きの女子「山ガール」軽い響きの呼び方だ。ポップ・ビビットなウエア、目立つカラーのパック(ザック)、ツバ広ボウシ、トレッキングシューズ(登山靴)など5年前ぐらいからだ。高尾山、丹沢山周辺、尾瀬などを軽く体験した20代後半~30代の女子(山ガール)。次に登りたい山は富士山だった。その頃から、ツアーバスが沢山運行していた。以前、中央高速のPで、バスから降りる多くの山ガール&バスも目撃した。皆、富士山からの夜行日帰りのバスだ。そして、今年の世界遺産、自然遺産ではなく文化遺産というのが、富士山の不幸だと思う。なぜなら、自然遺産なら立ち入り禁止や、登山規制が出来る、青森・秋田県にまたがる白神山一帯は規制がかかっている。魔法のような世界遺産という言葉・文字。地元は観光客が来て潤うので、登録を願う地方も多くある。その中で、密かにならなければいいと、思っている人もいるだろう。こんな場所を登録をされ、いきなり多くの人が来るのは嫌だ、と思う人も。しかし、絶対的な多数決で全てが決まる世の中だ。そこで、反対しても誰も聞かない。富士山に登る意味、それは登る人まちまち。当然のことだ、日本一高いから、いつも遠くから見ていたから、死ぬまでに一度登ってみたかった、世界遺産だから、友達に誘われたから、奇麗な山だから、何となくマスコミが報道してるし、などと様々な気持ちで登っているのだろう? それでは、富士山に登ってどうだったのか、数年前に登ったので感想を……。

  富士山の登山口は4つある、一番登りの時間が少ない富士宮登山口にした、その分勾配がきついとガイド本に書いてある。7月下旬、日が変わる頃、都内から高速道でクルマで走らせ、早朝4時に五合目に、クルマを止め仮眠。朝起きてみると、すでに駐車場はクルマで一杯だった。ぐっすり寝たので体調もいい。9時頃からから登り、六合目付近からは草木もなくなり、火山岩の砂礫と岩の登りが続く、多くの登山者が登っていた。人の後をついて登れば山頂か、などと思った。七合目付近から急な登りになった、ルート脇には高山病か? 寝ている人を多く見かけた。ただひたすら登るだけ、眼下を望めば景色が見られるが、それほど感動することもなかった。八合目を過ぎるとさらに急な登り、下を見ると多くの登山者が山頂を目指し登って来る。4時間30分ほどで、火口の浅間大社奥宮が祀られている、富士山は古くから信仰の山だ。

多くの登山者はここでお終いにする、が山頂(3776メートル)はここから約300メートル登り(45~1時間)、かつて測光所があった剣が峰だ。この時にここまで登る登山者は70~80パーセントぐらいだったので、山頂は比較的空いていた。山は自己満足と本人の達成感。でも、富士山に登って来たと聞いたら「剣が峰」まで行った? と私は聞いてみる、一応。下山中も登って来る登山者が多い、皆小屋で泊まるのか?午後2時40分ほどで五合目に着いた。登って下りた感想は、よほどのことがない限り二度と登りたくない。だ、これは私の感想だが、山の持つ楽しさがない、樹木や花、歩くたびに変わる景観などが富士山を登っているときにはない、登り、下りてお終いと思った山だった。富士山は登るよりも見る山だとも思う。カミサンにも聞いてみたら「ちっとも登りたいと思わない」と、きっぱり。今年の富士山は山登りができるテーマパークみたいだと思う。ここでアドバイスを、登るなら五合目で最低5時間以上過ごし、山が初めてなら泊まることをおススメする。山は逃げないが気力と体力は無くなってくる。登りたい人は、早めの決断と自己責任で楽しんで欲しい。5年前から登っていた山ガールの次の目標の山は、標高第2の南アルプス・北岳(3193メートル)と、富士山が1位なのは知っていても2位の山を知る人は少ない。自慢じゃないがこの山にも4回ほど登った。バットレスと呼ばれる岩場があり、クライマー(岩登り好き)は必ず登る山。20代から登り、50代には日帰りで登ったが、今では懐かしい思い出だ。今やそんな気力も体力もない、50代からの加齢は若い時の1年が5年ほどの気力、体力が落ちるような気がする。北岳は6月~8月には高山植物が咲き乱れ、登山者も少なく自分だけの山登りが楽しめる。富士山のように簡単には登れないが、登山経験者と登ることをおススメする。小屋で1泊すれば、よりこの山の魅力が分かるはずだ。写真は春の富士山、初春の白馬岳、黒姫山から遠望した北アルプスです。では、みんな山が待っているヨ、よい登山を楽しんで下さい。

written by Keiji

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