2013年9月5日木曜日

車上生活は大草原の小さな家から大きな影響を受けたのです

 昼ごはんはいつも自分で作って食べているのだが、最近ネタ不足でもあるし、張り切って料理をする心境でもないので、昼ごはんを作るのが面倒に思われて、近くのスーパーに昼ごはんを買いにでかけた。弁当でもなんでも良かったのだが、480円で見た目は結構良さげな寿司が売られていたので、それにした。自宅に帰ってからおもむろに食べたてみたが、まずくもなく、それなりで満足でありました。この満足のなかには自分で作らなくて良かったという気持ちが半分以上込められている話であります。

 「大草原の小さな家」は私に大きな影響を及ぼしました。何年か前に古本で全冊と関連本を集めました。分類からすれば児童書に分類されて、小学校3年生ぐらいでも楽に読みこなせるものであります。版権の違いなのか二つの出版社から翻訳本が出版されています。うーんこの説明はわかりにくいですね。シリーズとしては確か10巻ほどあるのですが、その半分が違う出版社で違う翻訳者であったのです。最初そんなことは知らないで同じ出版社の奴を集めようと躍起になったのですが、最初からそのように出版されていたのですから到底無理なこととわかったのは、かなり後になってからの話であります。
 NHKで時々放映されるテレビドラマはチャールズ・インガルス役(ローラのお父さん)の人がなんと脚本・監督・出演をしているのだそうです。これも後になって知りました。
 それでこのドラマが放映された時はアメリカを二分するほどの大論争になったそうであります。その脚本があまりにも原作と違っていたために起こった論争であります。それは頷けますね、むしろ原作とドラマは別物と割りきっていたほうがいいような気がします。私は原作のほうがドラマよりは何倍も好きですけれども、「大草原の小さな家」を知ったのはテレビドラマですからなんともいえません。
 最初はニューヨーク近くにあった小さな森から、西部の広大な農地を求めて、一家5人と一匹で幌馬車に揺られて旅することから始まるのですが、これこそ車上生活の見本みたいなものであります。読み進めていって気になるのは、旅するときの資金の問題であります。いくら私のように自分で笑ってしまうほどの貧乏人が、ケチケチの車中泊でのたった6日間の四国旅であっても、それなりのお金はかかっているわけであります。まずは燃料代ですね、それから往復の高速料金は基本的にケチることはできませんからね。
 インガルス一家の旅は最初は2年間ぐらい続くのであります。旅をしなくても一家5人と一匹が食べて行くのにはそれなりの資金がなければいけないわけであります。
 時代は明治維新ちょっと前のことであります。アメリカは西部にフロンティアを求めて鉄道建設も始まっていました。先住民のインディアンとの戦いも少し収まりつつあった時であります。乗り物は2頭だての幌馬車であります。高速道路もまだありませんから当然料金もかかりません。馬ってのは実にヨロコバシイ乗り物なんだとここでウスラバカは気づくのであります。だって水とそこいらに生えている草があれば済む話でありますから。うーんこれに参ったね。現代の私にはとてもマネのできないことでありますから。
 では生活費はどうしたのかといいますと、チャールズは猟師ととしての腕もいいのです。肉は食料に皮はなめして小麦や他の必要な食料との物々交換なのであります。丹念に読んでわかったのですが、その他はアルバイトなんですよ。大工としての腕もいいので、家造りを手伝ったり、家具作りをやったりして糊口をしのぐわけであります。西部鉄道の管理人をしている時代もあったりします。チャールズは農場経営をやりたくて大草原に分け入っていくわけでありますが、農業ではそれほど成功していないのです。残念ながらインガルス一家はかなり早い時期に消滅してしまって、今はその子孫は一人も残っていません。
 前世の俺はひょっとしてインガルス一家の誰かだったのではないかと思っている今日このごろなのであります。

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