2014年1月10日金曜日

サムーイですね

紛れも無く冬ですね。今日あたりから冷え込みはますます厳しくなるということであります。本当は本日から旅のマネ事でもしに出かけようかと思っていたのですが、あまりの寒さに怖気づいてしまいました。若いころならいくら寒くたって、その寒さがたまらなく魅力的に思えて「けっ!」なんて呟きながらウキウキしてでかけていったものであります。今考えてみると単なるバカなのでありましたが。
バカといえば昨日あたりに、このクソ寒いのに検察庁から逃げ出したバカがいましたね。川の中をジャブジャブ走って逃げたけど、あまりの寒さに泣きが入って「もう逃げません、はやくこの川から出してケロ」だって。
寒い所でのキャンプなんてのはなかなかいいものです。でもそれは我慢比べではないのですから、耐寒装備があってのものですよね。雪山でテントの中で寝るってのに憧れていた時もありました。憧れるのはいいのですけれども、それにはかなりの装備がいるということです。体力だけでは行けません。経済力も必要だということだと思います。
私の貧弱な装備にしても、一挙に揃えようとしても、それなりの金額が必要だということです。欲しくて欲しくて大枚をはたいて購入したものでもいざ使ってみたら、使いものにならなかったなんてものも数知れず、それらの経験を通して買い揃えてきたものばかりであります。
ただ装備を少しずつ揃えていく楽しみってのもありますね。もう冬山でキャンプをするなんていう夢は持ちあわせていないので、若い時よりもお金はかからなくなってきていると思いますけど。

アウトドア仲間と災害の話をすると、俺達は少々の災害では大丈夫だよねという話になったりしますが、最近はそれは少し違うと感じています。確かに二日か三日ぐらいだったらキャンプ気分で楽しむことはできるだろうけど、長期になる避難所暮らしではどうだろうかと考えこんでしまうのです。
例えば家族全員が防寒のダウンの寝袋を持っており、小さいテントも三張りほどあります。でも他の人達が毛布一枚で震えている脇で自分立ちだけがヌクヌクしていられますかという話であります。一番怖いのは飢えや寒さではないのです。人の恨みを飼うことだと考えるのでした。

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