2014年8月27日水曜日

なんとこんな場所まできて無粋なことをと・・・・・


 涼しい長野を離れるときには、また明日からアジイ!アジイ関東に戻るのだと覚悟を決めたのだけれども、どうも高原の涼しさがそのままついてきたようで、帰宅してからは過ごしやすい日が続いています。

 4日間過ごした、お気に入りの野営地は杉木立の中にあり、下草が丁度いい具合に手入れされています。どのぐらいの高さがあるかは高度計を持っていないのでわかりませんが、木漏れ日が柔らかく、時折りふく風は爽やかです。久しぶりにエアコンから逃れた涼しさに大満足であります。

 すでに明日の昼ぐらいまでの買い物も済ませてありますし、日帰り温泉で入浴もしてきました。野営の準備といえどもテントを張るわけではありません。イス2脚とテーブルを出してきて気に入った場所に設置して、炊事道具が入っているプラスチックの箱をひとつ出せばそれで終わりです。
 周囲が暗くなって酔っ払ってからでは面倒になりますから、車の後部座席をフルフラットにして寝床を整えればすべて終了です。もう数え切れないほど二人でこうして旅を重ねてきましたので、暗黙了解で役割分担も決まっていますから、ほんの10分もあれば準備万端整いましたということになります。準備も早いですけれども、撤収はもっと早いのであります。5分もあればすぐに出発できます。

 イスに座ると同時に熱いドリップコーヒーが差し出されます。お湯は予めステンレスのポットに用意されています。それを2杯分だけヤカンで沸騰させるだけですから速いのです。
 私達の道具をみればその数は案外少なく、キャンプ用品のようなものはほとんど見つけることができません。でも、それはそれなりに経験を積み試行錯誤を重ね厳選されてきたものですから、他の人にはとてもマネができるものではないと自負しているのです。もちろん失敗したものも沢山あります。むしろそのほうが多かったのかも知れません。もう悔しいから無理矢理忘れてしまいましたけれども。そんなもんです。

 明るいうちから酒を飲む習慣はないので、読書でもしようかと本を出してはみたけれども、一度も開くことがなく、そのままウトウトと寝入ってしまったようであります。外で昼寝をするなんて何年ぶりのことでしょうか。小一時間も寝たでしょうか気がついてみると、妻はソロバンとノートを出して家計簿をつけていました。なんとこんな場所まできて無粋なことをやっているのだろうと思ったけれども、そのまま言葉を呑み込んでしまいました。

 この場所を起点にして、長野周辺のまだ行っていないところを徘徊しようかという計画でありましたが、7年ぶりぐらいにこの場所を訪れてみて改めて感動したので、自分の気持ちのなかではできればこの場所だけに滞在して療養をかねた湯治に目的を変更したいと思ったのだが、これもまだ時期尚早だろうと思い言葉にはしなかった。


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