2014年9月8日月曜日

芋煮会?

朝からあまりはっきりしない空模様でしたが、乾かないならそれでいいやと半分開き直って洗濯機を回しました。
日中はかろうじてどんよりとした空は持ちこたえましたが、夕方になってこぼれてきそうな気配がしたので、もはやこれまでかと思いまだ乾いてもいない洗濯物も取り込んでしまいました。
洗濯物がシャッキと乾かないのは心も湿りがちになってしまいますね。いっそ雨ならそのほうが諦めもつくのですけれども。本日の天気は私と同じでなんだかはっきりとしないものでありました。

数日前から山形の風物詩芋煮会のことを書こうと思っているのですが、田植えが終わった時は「さなぶり」というけれども、稲の刈り入れが終わった時のことをなんというのかわからず、書き出せずにいます。どのようなキーワードで検索していいのかもわからず途方にくれています。どなたか知っている方がいたら教えて欲しいものです。お願いします。
先日大洗町で一泊して帰る途中に、いつもの国道6号線を走るのもつまらないなと思ったものですから、太平洋側を南下して鹿島に出て、潮来を経由して利根川沿いを走りました。あのコースは風景がのんびりしていてなかなかいいですね。
そこで目にしたのは、まだ9月にもならないのに、稲の刈り入れが終わっている田んぼがたくさんあったことであります。郷里山形では確かではないですけれども稲の刈り入れは早くても10月になってからのように記憶しているのであります。千葉県はいかに温暖であるかを再認識したしだいであります。
米作り以外にさしたる産業のない我が故郷の寒村は稲の刈り入れが終わると、小さな村を大きな安堵が包みます。私が子供の頃は農業機械などほとんど普及していなくて、多くの作業を人力に頼らなければならなかったのです。特に辛いのは田植えと夏の田の草取りと最後の刈り入れです。田植えと刈り入れの時は村人はそれぞれに助け合います。これが「結」(ゆい)と呼ばれるものです。こうして互いに助け合わなければ生きていけなかったのです。
大きな安堵が村を包んでしばらくすると、親睦と感謝をこめて近所や友達仲間同士で湖や河原や山に出かけていってやるのが芋煮会であります。

聞いた話によると最近はかなり形骸化しており、居酒屋あたりで「芋煮会」と称してやるそうです。そこには形ばかりの芋煮がでてきますが、刺し身を始めとしてたくさんの食べ物が主役だそうです。
それはあたかも「花見」と称して呑み屋で呑み会をやり、ひとつも花見をしないのと一緒だそうです。ちょっと寂しい話ではあるけれども、結構笑える話でもあります。

考えてみれば、大型のトラクターをはじめコンバイン等々の近代的な農業機械がすべて行うわけですから助け合いなんてものは、まったく必要ないわけであります。だから芋煮会も形骸化してもひとつも不思議ではないと思われるわけであります。
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