2015年4月15日水曜日

糖尿病外来からもうこなくていいと云われた記念スべき日

受付番号「229」が私の糖尿病外来受診の最後の記念スべき番号であります。2015年4月13日であります。
「かなり改善されていますね。血糖値も普通の人と同等になっていますし、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値もかなり低くなっています。」
「ああ、そうですか」
「そろそろ、インスリンを止めてみましょうか」
「先生、実は黙っていて申し訳なかったのですが、もう4ヶ月ほど前からインスリンを打つのはやめていたのですが・・・・・・」
よほど驚いたのでしょう、しばらく沈黙の時間が過ぎました。2ヶ月ほどまえの受診でも次回の検診の様子をみてインスリン注射をやめましょうという話はあったのです。

「そうですか、それが本当ならもう何も治療する必要がありません。」
「え、???」
「すべて正常値になっています。今日から血糖値も測る必要はありません」
「????????!」
「通院もしなくていいですよ。まだ血糖値を測るものが残っているはずですから、趣味で測定するのは構いませんよ。(笑)ご苦労様でした。今日の処方箋はありません。」
「ただ、コレステロールの値がちょっと高いようですけれども」
「先生、コレステロールなんて悪玉だろうが善玉だろうがまったく気にしていませんので・・・・・」
前回もコレステロールを下げる薬を処方されたのですが、薬局から戻ってすぐに捨てました。別に医者と喧嘩をする気もなかったので事を荒立てることを避けたのです。

先生が云うように趣味で血糖値を測るなんて気はまったく無いです。これまで、一日一回食事をする前に空腹時の血糖値を測って手帳に記帳しなければならなかったのです。それを私は多い時は一日五回ほど測りました。糖質制限食を始めた頃は何を食べれば血糖値が上がるのかを自分の体を使って試してみる必要があったのです。それに一番怖いのは低血糖になった場合のことであります。
だから空腹時だけでなくて、食後2時間以内の食後血糖値とか酒をじゃんじゃん飲んだ後だとか、1食抜いた超空腹時だとかの血糖値を事細かに調査し続けたのです。検診時に提出する手帳にはかなり綿密な血糖値が記載されていたので、先生は嫌味のつもりで、趣味で血糖値を測っても構いませんよといったのだと思います。私にすれば真剣でありました。だって主治医の云うことと真逆のことを秘密裏に行なっていたわけでありますから。

血糖値を測るには、指に針をさして血を出さなければいけません。それほどの痛みがあるわけではないのですが、結構これは負担になってしまいます。最低でも一日三回ほどを最近まで続けてきたのです。まずこの煩わしさから解放されただけで天国であります。これを散々やり続けたおかげでどの食べ物を食べたら危ないかということを徹底的に知ることができました。これは私の財産だと思っています。

インスリン注射はほとんど痛みはありません。でも、食事の前に必ず打たなければならないのは結構負担になります。時には忘れたりしたこともありました。一番大変なのは外食する時であります。まさか、店のテーブルに座って腹を出して打つわけにもいきませんからね。絶対にアブナイ人に見られてしまいます。

先生にはこの四ヶ月ほどインスリンは打っていませんといいましたが、それは嘘です。どうしても寿司が食べたくて余っているインスリンばんばん打って食べに行ったことが2回で、日本蕎麦が食べたく食べたくて我慢できない時も一度打ちましたし、ラーメンを食べに行った時もじゃじゃん打って腹いっぱい涙を流しながら食べたのです。だから四ヶ月の間四回はインスリンを打っていたのでありました。
決して炭水化物が嫌いなわけではありません。むしろ炭水化物中毒だったわけであります。だからこそ糖尿病などという忌まわしい病に冒されることになったわけでありますから。まだ山ほどインスリンは残っていますから、どうしても炭水化物が食べたくて我慢できないという状態になったら、また実行すると思います。あまり無理して我慢するのは心身に良くありませんからね。
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