2015年8月18日火曜日

旅 その2 旅前夜

昨年の夏休みを例外とすれば、旅をする距離は年々長くなってしまっていて、ある程度高速道路を使用しないと限られた休みの日数では行き着けないようになってしまっている。

妻に突然、1週間の夏休みがとれたといわれても、引きこもり生活を余儀なくされている我が身にとっては、ただオロオロと戸惑うばかりで、格別どこかへでかけて行きたいとなどという気持ちも失ってしまっていたのです。
体調は一年前と比較すればかなり良くなったとは思うが、旅をするような体力とか気力はどこにも持ちあわせていなかったのでありました。
むしろ最近は暑い外には一切出ることはなく、エアコンの効いた涼しい部屋のなかに閉じこもっていることが快適に思えてきていたし、じっと家の中に閉じこもって早くいまいましい夏が去ってくれることだけをひたすら願っていたのが実態なのであります。

基本的にどこに行くかが問題ではなくて、家から出るかどうかが問題なのであります。体力と視力にはまったく自信がなくて、3ヶ月の一回程度のとなり町にある病院にすら、独りで運転していくのも億劫で、その都度家族の誰かに頼っている始末でありますから。

妻は秋田・青森・岩手といったところはほとんど旅したことはない、それに反して私の場合は、東北であったらほとんどのところを飽きるほど走り回っているので精神的な負担はないし、いざとなれば実家も近いことだしと東北方面に気持ちはだいぶ傾いていたのであります。
しかし、東北というのは出身が山形であるだけにいつでも行けるような気がしてしょうがない、
それに連続7日間の休暇というのは結構貴重なものであります。近くでお茶を濁してしまうにはいかにも勿体無いような気もしてしまうのです。
などと最初に危惧した自分の体力視力のことをほとんど忘れ去ってしまって、行き先の算段を胸ワクしながらしているのでありました。

いっそなら、まだ一度も足を踏み入れていない九州を目指すべきなのではないかと思わないでもないが「九州に行きたし、されど九州は遠し・・・」となるのでありました。

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