2016年5月7日土曜日

緑色増す公園にて

朝から風の吹き荒れる音は聞こえていたのだけれども数日前よりはかなり弱めだと感じていました。そういえばこの連休中は結構風の強い日が多かったような気がします。
今日は妻と二人、午前中に近くの公園に出かけていって木々の緑の中で読書をしたり、音楽を聞いたりと、のんびりと過ごすことに決めていたのです。
外に出てみると思いのほか風が強く帽子が時々飛ばされるようになった。それでも目的の公園の周辺にはかなり大きな木で覆われており、相当に怒り狂った風でも防いでくれるものと信じて歩き続けました。
思ってたとおりに空のてっぺんのほうでは相変わらずひゆーひゆーとあちこちで渦巻く風の声は相変わらず聞こえてはくるものの、公園のなかでは5月のそよ風が肌を優しく撫で回しては去っていきます。

陽射しの下のベンチでは暑くて少しも我慢できそうになかったので、日陰のベンチに落ち着いてそれぞれの電子ブックKindleを開いて読書であります。
この電子ブックは最初自分専用で購入したのですが、いつの間にか妻に横領されており、仕方がなくもう一台を追加購入したものであります。妻は職場に行くときもどこかに買い物に行くときも肌身離さず持ち続けていますので2つに正解だったと思います。まさか妻がこれほどハマるとは思っても見なかったことであります。
もっとも購入した電子ブックは共有できるのでこれはこれで合理的かとも思いますが、それぞれに読む本のジャンルが違ってきますので必然的に冊数は増えていくことになります。今では200冊近くを持ち歩いていることになりました。また調べていないので持ち歩ける冊数はどのぐらいまでかはわからないのですが、小さな図書館程度は大丈夫だという話はどこかで見たような気がします。
それが一杯になればクラウド側にあるデータを引っ張ってくるようになるのでしょうけれども、これはこれで時間がかかりそうで厄介だなとは思うけれども、たかだか200冊前後ではそう心配することもないだろうとは思っていますけれども。
公園にはバラ園もありまして、一部の赤いバラは咲き始めておりました。5月のバラとはいえどもまだ5月に入ったばかりですからね。それでも少しだけ咲き始めた薔薇の近くに寄っていきますと薔薇の香りが苦しく感じられるほどであります。(ん?「薔薇の香りが苦しくて」このセンテンスを思い浮かべる人は相当に古いのだ)

帰宅してからは、パソコンに向って作りかけの営業支援システムというデータベースシステムをやり続けています。得意先の営業の方法を見ていて、これは是非とも営業支援システムを構築しないと無駄が多いし、データの収集・分析が不可能だと強く感じたので、基幹業務システムと連動させるべく始めたものであります。
世の中というものは、もうパソコンの無い家が珍しいぐらいに浸透しているのに、システム化というものがまるでわかっていない会社というものは多いものであります。
Excelが使えるといえば、それはもう上等の部類に属します。ただその実態はちょっとだけの関数を使える程度でして、関数の概念もわからず、業者に組んで貰った数年前のシステムに無理やり自社の業務をあわせているにしか過ぎず、帯に長しタスキに短しの状態であります。
もっと酷いのは、単なるワープロ清書機としてだけ存在し、請求書等をその都度ワープロで作成して送付しているという信じられないほどの無駄をやっていてなんら疑問にすら思わないところもありますね。これウソでもホラでもないんですよ。実際に見てきた現実であります。ほんとうにびっくりぽんであります。
世の中ビッグデータだのAIだのディープラーニングだのと騒がれている時代においてこれですからね。ま、そのほうが雇用を生むからいいのかも知れませんけど。

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