2016年5月8日日曜日

私の野外生活は40年で原点に戻ったのです。

鬱蒼とした木々に囲まれた公園が歩いていける程度の近くにあるというのはシアワセだとシミジミと思う今日このごろであります。
この歳になると、公園であればなんでもいいというわけではなくて、やはりそこには木陰ができるベンチがそこそこにあるということが大事なのであります。ようやくの思いでそこにたどり着き早くどこかに座りたいと思っても、日陰になっているベンチにはすでに人影が認められるなんていうぐらいにがっかりするものはありませんからね。
「そうか、そうかそこはすでに確保されてしまったか、ゆっくりと5月の風と光を楽しんでくださいね」なんて優しい気持ちで他のベンチを探すという余裕が必要とされるのであります。

ということで昨日に引き続いて、本日も妻と二人で公園散歩であります。これでこの連休中はなんと4回目となります。この公園にはテーブル席がひとつだけありまして、大抵の場合は空いていますから、そこにどっかりと陣取り、iPhoneで音楽を小さく流し、電子ブックで読書をしたり、テキストエディタ専用のポメラで文章を書いたりとゆったりとした時間を過ごして帰宅するだけのものであります。
本日は昨夜ちいとばかし呑み過ぎてしまったものですから、ベンチにそのまま横になって昼寝であります。これがまた気持ちがいいのであります。5月の木漏れ日が結構まぶしいのだが帽子をすっかり顔に被せて、遠くから聞こえてくるブラバンの練習音などを耳にしながら夢の中でありました。
どのぐらい寝たのだろうか目を覚ましてみると、妻はなんと家計簿をつけていました。なんだかこの光景にはソグワナイような気もするが、それぞれがそれぞれの時間を過ごすのだからこれでいいのだと、用意してくれたコーヒーを一口呑んだ。

そもそも私たちのアウトドアの原点は野外でインスタントコーヒーを作って呑むことから始まったのです。これがなぜかおいしくて、次はカップラーメンを・・・・という具合にどんどんとエスカレートしていったのです。そのうちに同じような家族が集まりだして遠征するようになりました。
最初は椅子もテーブルもなくてダンボールの箱がテーブル代わりであったのですが、これでは単なる貧乏人の夜逃げみたいだと誰かが言い出して、せめて椅子とテーブルぐらいは揃えようということになりました。確かに椅子とテーブルがあるとかなり格好がつくものだと関心した覚えがあります。
最終的には張るだけでも一苦労する大テントに大型のタープに発電機まで揃えるようになりました。それから子どもたちが成長して一人抜け二人抜けするうちにテントも小型になり、最小限の道具だけになり、最後にはテントを持ち運ぶことも面倒になり、車中泊だけで済ますようになりました。

ランタンとブタンガスのコンロだけの野外生活から始まった野外生活も40年近くたち、また原点の近くの公園でのコーヒを呑むというものに戻ってきたような気がします。
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