2016年6月1日水曜日

6月のはじめに

昨年の一番暑い夏の盛りに妻と二人で島根の出雲大社まで出かけました。これこそ文字どおりに青天の霹靂といいましょうか、鳥取と島根の境目あたりの日帰り温泉に浸かって、さてどこまで走ろうかと考えていた矢先に、どうも車内が涼しくならないのであります。
どうやらエアコンのスイッチが入らなくなったようなのです。まだ3日ほど旅程を残した時点で、進むも灼熱地獄戻るにも地獄のどうにもならない状況に追い込まれてしまいました。
境港あたりで修理屋さんに駆け込むも明日からお盆休みになってしまうのでどうにもならないと云われてしまいました。

うーん、これは困った。コマッタ、マイッタ。進退窮まるとはこういう状況をいうのだということを実感した次第であります。
この際あんまし関係ないんだけど、「オートバイにはエアコンはついてないがあんなに着込んで旅を楽しんでいるではないか・・・・・。」
まったく関係ないけど、「昔はエアコンなんてついている車などなかったのだ、だいたい最近の日本人は軟弱過ぎるのだ・・・・。」
「せっかくここまで来て戻るというのか・・・・。」「戻るといったって、かなり遠くまできてしまったているし、暑さは同じじゃないかい」
頭のなかはほとんどパニック状態でありまして思考は虚しく堂々巡りをくり返していくのでありました。

いつものことでありますが、私の旅は別に目的地が明確ではないのであります。家を出てから、なんとなく今回は西に行ってみるかとか北に向かうかなどというジツにいい加減なものであります。走っているうちにこれもなんとなく山口あたりがいいんではないか、などといった具合であります。そして途中で必ず大型書店探しが始まるのであります。これがなかなか見つからなのであります。ようやく見つけたそこそこの本屋さんで旅行ガイドとかそのあたりの地図を手に入れないと、いくらスマホ・パソコン・カーナビがあっても暗中模索の状態のなかで走り回るようなことになってしまいます。そこでいつものごとくようやく手に入れた旅行ガイドと地図を眺めて萩あたりがいいのではないかなどとと思っていたのであります。

パニック状態の堂々巡りを512回ぐらいまでは数えていたのですが、それ以降は数えきれなくなってしまって、結局一応目的というか目安というか山口県の萩あたりを目指したのでありました。

なんだか前フリだけが長くなってしまいましたが、本日のブログでいいたかったことはですね。先日その壊れていた車のエアコンを一年近くたってようやく治したというそれだけの話しでありました。
無用に話を引っ張ってしまって、スマン、スマン

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