2008年7月13日日曜日

これで完全復活なるのか


先日今年3回目ぐらいになるのだろうか、主に車中泊による12日間の旅行からヘロヘロヨレヨレ状態になりながらようやく帰宅しました。帰宅した途端にアジイアジイを連発しています。
2、3日ぐらいの旅行だったらそうヨレヨレにもならないのだろうけど、10日以上となると結構大変であります。肉体的にも精神的にもまだまだ修行が足りないと感ずる今日このごろであります。
旅行から帰宅してからは、いつももう2度と行きたくないな、なんて思うのですが少し時が過ぎると次はどこへ行こうかななんて、日本地図を眺めはじめます。そして買い物のついでに不足している物資などを買い集めはじめていまして、気がついたら旅の空だったなんてことが最近常態化してしまいました。
以前は自炊するというのが原則になっていたのですが、最近はよほど山の中に行かないかぎり、安易に食堂、ファミレス等々を利用してしまいます。コンビニなんてのは自分の冷蔵庫と思っています。
また、これも堕落なのでしょうけども以前は朝起きたら寝床をきちんと畳んでいたのですが、最近は寝床はそのまんまになっており、眠くなったらいつでもそこへひっくり返って寝てしまうという実に自堕落なものに落ち着いてしまっています。
普段は風呂キライなんですが、旅に出るとそれが豹変してしまいます。オレって風呂は嫌いなんだけど、温泉は大好きなんだなってつくづく思ってしまいます。昼間から温泉に入ってビールを呑んでそのまま寝床にひっくり返って昼寝するなんてのも時にはやります。これは実に気持ちがいいです。
雨の日に車内に寝っ転がって終日本を読みふけるってのも案外いいです。車外に目を転じれば緑・ミドリ・そしてまた緑の世界が広がっています。自分の好きな音楽が約4000曲がipodに入っていますからランダムに流します。FMは入ってきません。AMはNHKの第1放送が辛うじて途切れ途切れに入ってくるだけです。テレビなんてものは真っ黒な画面だけであります。携帯はもちろん駄目です。まして私のはPHSですから絶望的であります。
だから読む本が無くなったら絶望的であります。その恐怖にかられて読めそうにもないほどの量を車に詰め込みます。どうせ車だからという安易な考えも多少入っています。本屋さんがある場所だったらいいのですけど、地方では絶望的かつ圧倒的に本屋さんはありませんから。
3日も誰とも口を効かずに独りでいると流石に寂しさに負けてノコノコと里に降りてきます。里に降りてきたからといっても、知り合いなど一人もおらず、しょうがないから温泉の支配人に話しかけたり、食堂のおばさんに話しかけたり、露天風呂に入ってる旅人に話しかけたりとなるのです。
それでも寂しさが癒えない時は電波の届くところを探して友人・知人・愛人・家族に電話をします。でもそんな時に限って誰もでてくれないものなのであります。
車の移動力は凄いです。その場所は涼しいし、温泉もあるし、食堂もあるし、酒屋もあるし快適なのにエンジンをかければすぐに移動できるから、何げなく移動してしまって、気がついたらその場所を遠く離れていた。なんてことはしょっちゅうあることです。別にあてのある旅じゃないから、流して走ることになります。流しのタクシーってのは聞いたことがあるけれど、流しの旅人なんてのは聞いたことがありませんね。
便利なんだかどうか知らないけれど、現金なんて全然もたなくても平気です。クレジットカードはほとんどのところで使えるし、銀行カードはほとんどのコンビニで下ろせます。また郵便局も重宝します。ただし無計画に使うと帰宅してから数ヶ月は地獄の苦しみにあってしまいます。
あ!ブログ書けば書けるんじゃない。書こう書こうと思えば思うほど書けなくて今日まできてしまいました。恐る恐る書き始めたらなんとなく書けてしまった。一発免許の掲示板ではっぱをかけてくれた「近所のハルちゃん」ありがとう。