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2013年8月1日木曜日

いつしか決して外で遊ばないアウトドアマンとなってしまったのです。

 8月に入ったというのに、最近の天候は梅雨の季節に戻ったかのように、カラッと晴れ上がる日が少ないような気がする。今朝の天候もどんよりとした曇空であります。朝からカラッと晴れてくれないと、「この調子では夕方まで乾くかどうかわからないなぁ・・・・・」なんて思っていたりすると、洗濯物を干す手にも心なしか力が入らない気がします。逆にお日様さんに力がありますと、「よっしゃー!、一丁やってやるか」なんて意味なく叫んだりしています。
皮肉なもので、こういうドンヨリとした天気の日に限って干すべき洗濯物が多いのであります。今朝もそうでありました。散々洗濯物と格闘を重ねて、全部を干し終わって、ヤレヤレと思って、一息ついていたら、次男が勤務明けで帰宅してきた。
そうか!、今日はヤツが勤務明けだということをすっかり忘れていたのであります。こいつの帰宅は大モンダイなのであります。制服とその下着の量が半端でないくらいの量なのであります。明日の朝には、また仕事に出かけるのだから今日中に制服を洗ってアイロンをかけて置かなければならないのであります。アイロンかけと収納は私の守備範囲ではないので、それはそれでいいのですが、とにかく洗って干して置かなければならないのであります。洗うのは本人がやるのですが、洗い上がった頃にはヤツはすっかり寝てしまっていて、結局私が干して置かなければいけないのであります。思っていたとおりに洗濯物が洗い終わってもヤツは一向に下に降りてくる気配はありません。仕方がないので全部を干しておいた。
途中でお日様が顔を出したりしたので、夕方ごろには全ての洗濯物が乾いていたので取り込んでおいた。
今日はそんなんで、畳むのは、とても面倒臭く思われたので、しらばくれることにした。ま、基本的にかなりいい加減な家事手伝いなので、それでいいのだ。家事を一から十まで、手を抜かず、きっちりとやろうなどとは、決して思わないことであります。いずれ、発狂してしまいますからね。特に中高年のにわか家事手伝いの男たちに、ここではっきりと忠告しておきたいと思います。
 いつの頃からかわからないけど、仕事をやって、集中力が途切れたら食器を洗ったり、洗濯をしたり、そしてまた仕事をやるというパターンが定着してきたようであります。嗚呼!、思いだしました。家事手伝いを積極的にやりはじめたのは、秋田のど田舎で百姓のまね事を半年間やって、自宅に逃げ帰った時からであります。電気も水道もトイレも生活をするためのインフラが何も無いところでの生活から生きて帰還した時に、水道をひねって水が出るというのに感激して涙したのを思い出します。あろうことか、水道の蛇口からお湯まで出てくるのですから、感激ですよね。それから積極的に食器洗いや洗濯や掃除をやるようになったのです。原始時代から現代に戻って感動していらいの事であります。普通に水や電気が使えるってかなり幸せなことであります。



お、もう6時になったんですね。今夜のご飯を炊いておかなければいけません。まずは玄米2合を家庭用精米機で精米します。それを洗って少なくても10分間以上そのまま水につけて置きます。時間のある時は20分以上水に浸け置きしています。この時間を長く取れるか取れないかで成功か失敗かに分かれてしまう気がします。
圧力鍋に水も2合きっちりと入れて、一気に最高火力で圧力が目一杯かかるまで炊きます。圧力鍋の場合は炊飯器と違いまして水の量のメモリがついていません。米が3合でしたら水も同量の3合を入れます。また、羽釜で炊く場合は「始めチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いても蓋とるな」という昔からの教えがありますが、この火加減を圧力鍋でやりますと失敗します。圧力鍋の場合の火加減は目一杯の最高火力で一気に炊くのです。これを知らなかったので最初の頃はよく失敗しました。
吹きこぼれたら最低の火力にして4分間炊きます。その後に火を停めて圧力鍋の温度が下がって圧力も抜けたら炊飯器にご飯を移し替えて保温にしておきます。この圧力鍋から炊飯器に移し替えるという作業も大事なのです。別に保温をしたいから移し替えるというわけではないのです。この移し替える時にご飯を天地返しして、余分な水分を飛ばしてしまうのです。これをやるかやらないかで味がだいぶ違ってきます。これは一年ほど前に発見したことであります。
これが我が家で一番ご飯を美味しく炊く方法であります。これを毎日やっているのですから、ごはん炊きは上手くならないはずがないのであります。しかし、大人5人で2合のご飯も余ってしまうのですから食べなくなりましたね。余ったごはんはタッパーに入れて冷蔵しておいて、チャーハンなんかにして食べます。
毎日食べる分だけ精米するというのも中々いいもんですよ。いつも30kgの玄米を送って貰っていますが、最初から精米してあると酸化したり、虫がついたりして最後までおいしくいただけませんが、玄米のままだと米の品質が長く持つようであります。生成された糠は時としてぬか漬けように使ったり家庭菜園の肥料となりますから、いいことづくめであります。そういえば最近すっかり玄米粥ってのを食べてないことを思い出しました。夏の暑さで食欲が無くなってきた場合には粥っていうのは結構旨いものなのですが、そうだ明日の朝にやってみようかと思います。

洗濯をするのもご飯を炊くのも、掃除をするのも、みんな遊びです。ある時気づいたのです。アウトドアが遊びならインドアも遊びにできないものかと。試してみたら、それらが結構オモシロイではないですか。所詮アウトドアといったって、体を動かして食事作って、寝床作って、酒のんでというだけのことであります。アウトドアもインドアも表裏一体のことではないですか。インドアで家事ができない人はアウトドアであったらもっと何もできないということなのではないかと思うのであります。ですから私はいつしか外で遊ばないアウトドアマンとなってしまったのでありました。


2013年3月16日土曜日

T-fal インジニオ サファイア ファミーユ10点セット L52092


ふたつあったフライパンがダメになった。もう何年も使ったやつだからしょうがないのであります。ここで明らかにしておかなければいけないのは、フライパンがダメになったという意味についてであります。それはフライパンに穴が開いたとか、取っ手がとれたとかという形状破壊したということではなく、こびりつかなくするためのコーティングがダメになったという意味なのであります。
このこびりつき防止加工がとれてしまいますと、素人の私にはどうにもなりません。チャーハンひとつ作るのにも油をやたらめったら使わなくてはなりませんからパサッとしたものを作るのに四苦八苦しますし、あの米をパラパラって上にあげての天地返しも至難の技となってしまいます。

ホームセンターにいけばフライパンなどというものは信じられないぐらいに安い値段で売られているのは知っているのであります。ある意味では1年か2年での消耗品と考えたほうがいいのかも知れませんけども。

そこでですねこの際だからね、ちゃんとしたものを買おうかと思ったのであります。

しかしだねキミ!、ちゃんとしたフライパンってどんなものかの見当がつかない。そこで調査してみるとちゃんとしているかどうかはわからないけれどもフライパンの高いものは4万円とか5万円とかするではありませんか。その値段をみた途端に最初の「ちゃんとした物を買う」という決定事項をたちどころにウヤムヤに消滅させたのであります。
ただ思うのは調理器具というのは多少高くてもいいから、本物を買って使い込んいくべきじゃないかなと思うようになりました。もう今さらのことなのですが。しかし、親から独立したばかりの頃に鍋はこうでなければいけないとか、包丁はどこそこのブランドではなければいけないなんて考える若者というのもどうだかなというのもありますけれどもね。

フライパンひとつでここまであれこれと悩んできたのでありますが、そこで急速に思い出したのがこのT-fal インジニオ サファイア ファミーユ10点セット L52092であります。これは以前から欲しいなと思っていたのです。

そうですお察しのとおりキャンプに行くのに持っていけば便利だと思っていたのです。これだと4つの鍋だかフライパンだかが小さくコンパクトにひとつに収まってしまうのであります。次のキャンプ用品を揃えるといったらこれしかないなとも思っていたのであります。

家事をやっていてモンダイになるのは鍋の蓋および鍋本体の収納であります。これを洗って収納するってのが案外煩わしいのであります。置き場所に困ってしまうのです。
これは以前に台所の設計をおざなりにしてしまったというツケが今になって廻ってきているという意味もあります。当時台所がこれほど重要だという認識がなく業者に丸投げしてしまったということも関係してきます。以前からマメに家事労働をやっていたらこんなこともなかったのにと妻にいわないけれども密かに後悔はしています。

ま、とにかくそれほど高いものでもないので使いにくかったら、キャンプ用品にしてしまえばいいのだからと迷うこと無く購入しました。

大きいフライパンの蓋がついていないということなので、これも別途購入しました。アウトドアにおいてはフライパンは鍋の役割も担いますのでその時のことも考慮しておかなければなりませんからね。なんだか本体に比較すると蓋のほうが割高な感じがしますがしょうがないよね。蓋は他の鍋でも使えますからね。

ただここで危惧するのはT-falというメーカーです。以前に圧力鍋を購入して失敗したなと思ったことがあるのです。それは圧力鍋に温度感知タイマーが付いているというやつでした。この余分なものに惹かれて購入したのですが、これがとんでもないシロモノでありましてなんと防水加工がまったくなされていないのであります。私は事前にそれを知っていたのですが、ある時のキャンプの時に家人が丸ごと洗ってしまってダメにしてしまいました。あれから何年か経って取っ手の部分が緩んできてしまい、なんどもプラスドライバーで締めましたが緩む頻度が多くなってきたようなであります。現在はカレーを作る時以外は使っておりません。

同じ時期にフィスラーの圧力鍋2個を購入しました。こちらの作りは単純にして堅牢といういかにもドイツ的な製品でありまして、なんの文句をつけるところがありません。どうもT-falというのはフランス男のように軟弱なのではないかと思うようになったのであります。もっともフランス男を知ってるわけではないどころかフランス人の知り合いなど一人もいないのでありますが。
あの頃はなぜか圧力鍋に凝っていまして同時期に3個もの圧力鍋を購入した時は妻にはさんざん罵倒されたことを思い出します。

ま、それで使い心地はどうなのかという話になりますが、今のところはいいです。置き場所にも困りませんし、新しいとコーティングもしっかりしていますからね。フライパンのほうは2年も使えればいいのではないかと思っています。鍋もフライパンも同じ作りですから全部フライパンとして使えるし鍋としても使えるのでなかなかのものだと思います。ただ取り外しのできる鍋つかみが1個と蓋のつまみが1個というのはちょっと少ないような気もしますので近日中にそれぞれを買い足そうかとも思っているのであります。
ああ、それから底に赤いマークがついていてそれが変化したらどうのこうのってありますが、んなもの気にしたこともありません。それがウリのようでありますが、こういう余計なものをみると以前の圧力鍋の温度感知タイマーというものを思い出してしまいます。

2012年4月15日日曜日

ヒーハーカレー 補足

この季節の気温はまことに油断ならねぇ。今朝起きたら室温が14℃でありました。本日は晴れの予報ですから陽が顔をだしてきたら恐らく暖かくなるとは思いますが。昨日は終日雨模様のようでありました。というのも一歩も外へ出ていなかったのでよくはわかっていないのでありました。

ここ数日はAdobeCS5のお勉強を続けています。それはそれでいいのですが、いざアプリケーションをたちあげて何か作成してみようと思っても、わかったつもりになっていただけで、その実なにもわかっていなかったことに無理やり気付かされてしまいタジタジになってしまっています。早く自在にお絵描きができるようになりたいと思うのですが、これは一筋縄ではいかないようであります。理想をいえば毎日1枚のお絵描きをして、このブログにアップしたいなということであります。写真でもいいのですけれどもね。今度こそは途中で投げ出さないぞと強く決意はしているのですけれども。

一昨日ヒーハーカレーの事を書いたら期せずして2件のコメントをいただきました。たいしたものを作っているわけではないので、大変恐縮しております。スーパーの安売りの時に買った普通のカレールーをぶち込んで手当たり次第にそのへんの辛いと思われるものを入れているだけの話なのですが。おにぎりを握ればそこいらじゅう飯粒だらけになって四苦八苦しているようなヤツが作るカレーですから、推して測るべきであります。
最近になって私のカレーには牛筋なるものが入るようになりました。普段滅多に買い物になど行かないのですが、たまに業務スーパーなるところに行きます。そこで冷凍の牛筋をゲットしてきて冷凍してあるのです。これ量もかなりあるし、かなり安いのです。一袋確か600円はしなかったような気がします。これを圧力鍋に他の具材と一緒にぶち込んで煮込みます。この圧力鍋っていうところが味噌ですね。圧力がかかったら蛍火にして10分ほど煮込んでおわりです。鍋が冷えたらカレールーを溶かしいれて3時間ほどほおって置きます。そうするとカレーの味が馴染んでくるような気がします。食べる時は鍋をゆっくりかき回しながらとろ火でコトコトと温めます。
あ、それから、ソース焼きそばについてくる粉末のソースってのがありますよね。あれで焼きそばを作るのは嫌いなのです。だから私が焼きそばを作るとその粉末ソースが余ってしまいます。その宙に浮いた粉末ソースを知らんふりして入れてしまいます。捨てるに捨てられない粉末ソースの処分ですね。基本的にカレールーの味が強烈ですからなんでもあり攻撃になってしまいます。

私がカレーを作るとなると少なくても半日はかかってしまいます。その原因は集中力の欠如といったところでしょうか。一番イヤなジャガイモの皮むきを最初にやってしまいます。普通の人だったら、次は玉ねぎそして人参などと一挙に皮むき及び刻みの世界に突入していくでしょうが、私の場合はジャガイモの皮むきを終えた段階で力つきてしまっています。そこで中断して、パソコンの前に座りお仕事なり、お勉強をやるわけです。そしてそこでも集中力が途切れて「うわーこんなもん人間のやるもんじゃないな」と投げ出した時に、また続きの作業の玉ねぎの皮むきなどをおもむろにやるわけであります。ですから夕飯前にカレーを作ろうなんてことはありえないのです。仮に夕飯前カレーを作ろうと強く決意をしても、ものの3分ほどで挫折することになるわけであります。こんな体たらくなものですから、カレーを作るときは朝から決死の覚悟を持って始めるわけであります。

2011年9月14日水曜日

車中泊での私の道具類 ステンレスボット・圧力鍋


From 車中泊用の私の道具類
まずは、朝一番目の作業は、一日分のお湯を沸かすことから始める。沸かしたお湯はすかさずステンレスのポットに入れる。このステンレスのポットに入る量が半端でなくて、この無用と思われる大きさのヤカン一杯のお湯を入れてもまだまだ入るぐらいの大きさなのです。たっぷりのお湯を沸かした後はコーヒーを呑みます。いちいちコーヒーを沸かすのにコンロを使うのも面倒なのでこの方法を思いつきました。さすがに夕方頃まで熱湯というわけにはいきませんが、かなり長い間温度を保ってくれています。
 ステンレスのポットがあったら、便利だなと思って、探したのですが、ポットの良し悪しなんて素人ですから、見当がつきません。そんな時にTBSだと思うのですが、がっちりマンデーなんていう番組を見たのです。そこで象印という会社のことをやっていたのです。炊飯器とか、魔法瓶の技術なんていうのをやっていまして、そこに出てきたのがステンレスの加工技術のことでありました。
どうせ、ステンレスポット界のことなんてわかるはずはないので、渡りに舟ということで、象印製品を中心にして探しました。それ以上のことを調べていませんので、このポットが最強なのかどうかはわかりません。またあくまでも車中泊用ということで、かなり大きいものであります。すでに4年ほど使っていますが、期待を裏切ったことはありません。構造も単純ですから、その辺に転がしておいても壊れるということもありません。
寒い夜には焼酎のお湯割りを呑むのにも使用します。呑む前にお湯を足しておけば途中で足りなくなったなんてこともありません。むしろこの中のお湯を全部使用してしまったら、大酔っ払いになってしまいます。

From 車中泊用の私の道具類

旅の途中であれば朝ごはんは、牛丼屋やファミレスで朝定食で済ませてしまうのですが、野営地にいる時はそうもいかないので、パックのご飯を食べることになります。

その時に使うのが、この小さな圧力鍋であります。さきほど沸かしてステンレスのポットに入れてあるお湯を圧力鍋に少しだけいれて、ほんの少しでいいんです。1cmもあればいいのです。そこにご飯のパックを1個から3個を放り込みます。それで圧力が上がるまで加熱します。圧力のメモリが最高に上がったらすかさず火を止めます。時間にして1分ぐらいであります。後は放おっておくのです。圧力が下がって、カチャっと音がしますが、合計4分ほど放おっておきますと、ふっくらとしたご飯が出来上がります。

 普通の鍋ですと15分ほど火にかけろと説明書きにありますが、そんな面倒で勿体ないことはできません。そこで考えだしたのがこの方法であります。
圧力鍋のパックのご飯が食べごろになるまでに、インスタント味噌汁の準備をします。もちろん、さきほど使ったステンレスポットのお湯を使用します。おかずは納豆であったり、妻がいる時は焼き魚に玉子焼きかハムエッグなんてことになりますが、一人の時は、納豆に海苔に漬物なんていうことが多いです。
以前にもいいましたが、ここで使用している食材のほとんどは災害非常用に備蓄していたものを使用します。こうすることによって常に備蓄の食料は新しく保たれていくわけであります。水も備蓄用のペットボトルのものを使うことになります。
使ったらすぐさまに補充することになりますが、別に自宅の近くで買わなくても旅先でその分を補充することにしています。一旦自宅に帰ってから、備蓄用食料のためだけに買い物にでるなんて面倒だし、忘れてしまうことのほうが多いからです。すべて旅先で済ませてしまうというのがコツであります。
日本全国どこへ行っても同じような店がたくさんありますし、地方だから値段が高いなんてこともありません。また旅先では買い物もレジャーになってしまうということであります。
近年は娘が茨城の高校の寮にいるせいで、茨城県での買い物が圧倒的に増えています。車中泊で使用する小物類はほとんど茨城県で購入したものになっています。

2010年10月19日火曜日

日本一の逆上飯炊き男を目指して

 昨夜は久しぶりに「発作的逆上カレー」を作った。家人に評判がいまいち思わしくないので辛さはかなり控えめにした。我が家も今月に入ってから新米になりました。この半月の間料理はほとんどやらなかったのですが、圧力鍋で米を上手く炊くというものには、執念を燃やしておりまして、これは毎日のようにやってました。それで、これまで収得した技に加えまして、加圧を終えて蛍火にした火を止める時に、少しだけ蒸気を逃してやるという技を発見したのであります。そうしますと余分な水分が抜けて蒸らし終わった後はこの世のものとは思われないほどの超おいしいご飯が炊き上がるのであります。新米に加えてカレーですからご飯はちょっと固めのほうが美味いので水加減もかなり少なめに設定しました。ここらの絶妙な水加減も身についたような気がします。これで2万円しない我が家の安物の電気炊飯器で炊くよりもかなり美味いご飯が炊けるようになった気がします。バンザイ。実はこれまでは確かに電気炊飯器に負けていたのです。どうやっても勝てなくて、絶望感に打ちひしがれていたことは確かでございます。家電メーカの蓄積してきたその技術とノウハウは侮りがたしと・・・・。

 ここでまで書いて思い出しました。なぜ圧力鍋を買ったのかという理由であります。何年か前にずーっと使っていた炊飯器がいかれてしまいまして、どこかで圧力鍋でご飯を炊くと超美味しいということを耳に挟んだのであります。それでこの際だから圧力鍋にしようと一大決心をしたのです。当然家人から冷たい目線を受けました。それで独り圧力鍋で毎日のようにご飯を炊きました。結果、失敗はしないのですが、炊飯器には負けているのです。たまらず電気炊飯器を買い直したという経緯があったのであります。長年の念願をここに果たしたわけであります。今は併用しておりますが、最近はいくぶん圧力鍋で炊く割合が増えているように思います。

 しかし、これで満足していては決していけないのであります。日本一の「逆上飯炊き男」になるにはまだまだ修行が足りないとは思っています。これからも飯炊きの修行は続くのであります。この謙虚さがある限りはおそらくその道を極めることになるでしょう。

 実は先週の金曜日に我が「渾身のモツ煮込み」を作ったのであります。その日は友人が訪ねてきて呑んだのですが、実はもう一品「仰天昇天マーボー豆腐」を作る予定で材料も用意してあったのですが、予定よりも早く友人がきたものですから、何はともあれビールで乾杯ということになり、途中から料理を作る気力がなくなってしまいました。もっと早く作っておけば良かったと深く反省する。ごめんなさいK2さん。
 毎日料理を作るなんてなると思っただけで発狂しそうになるけれども、発作的に料理を作るのは実に楽しいものであります。それにこれまでに絶対に見ることがなかったテレビの料理番組なども眺めるようになりました。

2010年10月4日月曜日

はじめて納得するご飯が炊けた!

 まだ家人が皆深い眠りについている時間に、ある中年男は、圧力がようやく抜けきった鍋の蓋を恐るおそる開けて、思いのほか今朝はうまく炊けたご飯を前にして、「おおっ!」と感嘆の声をあげた。

 アウトドア生活に備えて圧力鍋でご飯を炊く練習をはじめて2ヶ月ほどになりますかね。朝食に正しい日本人としてのご飯を食べるのは我が家では私一人だけであります。他の不埒な奴らはパン食であったり、朝ご飯抜きであったりとバラバラであります。ですから、私がいくら圧力鍋による炊飯に失敗しても誰も文句を言うことはありません。だから心ゆくまで圧力鍋によるご飯炊きの実験を繰り返すことができるわけであります。

 これまで圧力鍋でご飯を炊いて、多少のお焦げを作ったことはありますが、これといって大きな失敗をしたことがありません。炊き方はいたって簡単です。米を1合入れたら、水も1合いれます。米が2合であったら水も2合というように米の量と水の量を同等に入れて、圧力が完全にかかるまで強火でガンガン炊きます。圧力がかかったら、弱火にします。弱火というよりも、ほとんど火がついているかどうかぐらいまでにします。「蛍火」ともいうようであります。この時に火が強すぎますと焦げてしまうようです。タイマーを5分にセットしてじっと待ちます。5分たったら火を止めて圧力が抜けるまでのんびりと待ちます。蛍火にしてから適当に5分なんていってますが、本当は3分ぐらいでもいいのかも知れません。この時間についてはまだ実験をしていませんので近いうちにやってみたいと思います。

 ここまでは大満足なのですが、実際に車中泊で旅にでた場合に本当に圧力鍋でご飯を炊くだろうかという疑問が頭を掠めた。一人旅だったら、面倒なのでパックの米ぐらいは暖めて食べるだろうが、2泊3日ぐらいの旅だったらやらないだろうなと思った。1ヶ月ぐらいの長旅だったら別だけども。

2010年9月13日月曜日

ご飯を焦がしてしまった。


 圧力鍋でご飯を炊く修行を始めて3日目になりますが、本日はとうとう焦がしてしまいました。完璧に焦がしたわけではなかったので、食べることは食べました。残りはタッパーに入れて冷蔵庫に入れてチャーハンにでもしょうかと考えています。これまで2回とも満足のいく炊きあがりだったので油断していたのです。お湯が沸騰しているにもかかわらず弁がうまく塞がらずに圧がかからずにいたのを見逃してしまいました。これ注意してないと結構あることなのです。だから圧をかける時間を普通に5分にしていたので結果は見事なお焦げということに相成りました。
 通常の釜で炊く場合は「始めチョロチョロ、中パッパ、赤児泣いても蓋取るな」などといいますので、圧力鍋でも始めはチョロチョロの火加減でやっていたのです。ですから圧力の勢いが上がらず弁を閉鎖できずにいたのだと思います。そこでちょっとだけ思いついたのですが、最初は強火で煮立ててはどうかということです。だから「始めパッパ、中チョロチョロ」とやるのです。中というのは鍋の弁が最大上がったのを確認したら蛍火にするわけであります。これはやってみる価値はありますね。明日の飯炊きが楽しみになってきた。
 こうして経験を重ねていけば、オレは日本一の圧力鍋飯炊き男になれるのではないかと密かに期待をしているのであります。これ毎日やったら絶対に誇れるものになれると思うな。人間ね、なにかひとつぐらいは誇れるものを持っていないといかんなぁと強く思い始めている今日この頃であります。

 本日は予定通りにはじめてのマーボー豆腐つくりに挑戦であります。土日にかけて材料(豆板醤・甜麺醤・鶏ガラスープ等々)を買い集めてきました。本当は日曜の夜(昨日)に作るつもりだったのですが、夕方になったらビールを呑みたくなり、そのうちに面倒になったので中止しました。今日は何がなんでも作るつもりであります。

 参考にしているのはガッテン流マーボー豆腐(2~3人分)であります。

 麻婆豆腐が作れるようになると、麻婆春雨なんてものもレパートリーに入りますね。麻婆ナスなんてのもありですね。おおーなんと一挙に3つものレシピが増えることになるではないですか。ウレシイナ

2010年9月12日日曜日

アウトドアにおける正しい朝ご飯作成方法および・・・

 昨夜はほとんど酒を呑んでなかったので、今朝は爽快な目覚めであります。そんなに酒を呑まなければ爽快な目覚めが約束されているというのならば、毎日酒などは呑まなければいいではないかという声が聞こえてきそうでありますが、そうはいかなのです。なにせ晩酌は長年の生活習慣になっているものですから、おいそれと変更するわけにはいかないのです。
 ただ以前に比較したらば、酒量はかなり落ちていますし、呑まない日が結構あるということであります。以前の私では想像もできないことであります。だいたい呑まない日があるということが私にとっては驚異的な誤算なのでありますから。

 さて、今日の話は昨日の続きであります。昨日は時々車中泊やキャンプの時の一日をシミュレーションをしてみるということを書き、昨日の朝に実際に持っていく道具を使って朝ごはんを作って見ました。その時に思ったのは使用する水の全量を把握して置かなければいけないということであります。米食はパン食と比較すると比較にならないぐらいに水を使用するということですね。圧力鍋で米を炊いて朝食を食べて、その後に圧力鍋を始めとして使用した食器類を洗って収納しなければなりません。その一連の朝食にかかる大よその水の量を把握するのであります。

 その為には実際にアウトドアで使用する実際の食器を使って実験をする必要性を感じたわけであります。昨日圧力鍋でご飯を炊いてわかったことは、電気炊飯器であれば内釜はテフロン加工されていますから、米はほとんどこびりつきません。ところが圧力鍋ではそうはいきません。ですから米が炊き上がった後の処理を考えなくてはいけないのではないかと考えたのです。そこで考えついたのが、炊き上がって蒸らし終わったら、とりあえず全部のご飯をタッパウエアーに移し替えてしまい、鍋がまだ熱を持っているあいだに水を注ぎ込んでしまいます。こうしておけば米がこびりつかないであろうということです。この場合水でなくてお湯でもいいのですが。
 貴重な水を圧力鍋に惜しげもなく注ぎ込んでしまっていいのかとなりますが、食事が終わったら、そこに使用した食器を放り込んで洗うことにすればいいこととします。

 ここで注意しなkればいけないことは、食器は油を使ったものと使わなかったものを厳密に分けなくてはいけません。普段は油だろうが、なんだろうが同じ洗い桶に入れて台所洗剤でゴシゴシ洗っていますが、使えるだけ水を使えるなら何ら問題はありませんが、限られた水しか使えないとなれば、水洗いで済ますものはそれですませ、油汚れでしょうがないものだけを洗剤で洗えば済むことですから。

 話はちょっとだけそれますが、最近まったくといっていいほど食洗機を使うことがなくなったような気がします。多くの人が食事の後の汚れ物を洗うのがきらいだといいますが、どうも私は食器を洗うことはまったく気にならないようなのです。むしろ好きなのかも知れません。これには自分でも驚いています。食事をつくるよりもむしろ後片付けのほうが好きなのです。食事つくりは面倒です。最近はどうにかして、軽い気持ちで食事を作れるように努力を重ねてはいますけれども。

 今回、家庭でアウトドアを過程して炊事をすることによって普段から油汚れとそうでない食器を分離して洗おうと決意したわけであります。今日は朝の食事を作って食べ終わるまでのほんの30分ほどの出来事を長々と書くという新手法を取り入れて書いて見ました。単に朝飯を食うだけの話でありますが、なんと示唆に飛んだ一文だと満足しているのは私だけか。わはははは

 それでこの実験というか訓練はまだまだ続くような気がします。こんな一見くだらなそうなことを重ねてきて、一体アウトドアってなんなんだろうかという疑問がでてきたわけであります。

2010年9月11日土曜日

おにぎりは案外難しかった

 時々車中泊で旅にでたときの一日をシミュレーションしてみることがあります。朝起きたら何はともあれコーヒーを沸かして呑みます・・・・・。なんてことを順を追って想像してみるのです。そこで思いついたのが、朝ご飯を「パックごはん」から、普通に米を炊くということです。米を炊くといっても電氣炊飯器を持っていくわけにはいきませんから、そこで圧力鍋が浮上してくるわけであります。
 先日の北陸旅行では「パックごはん」を作るのに圧力鍋を使用しました。「パックごはん」は電子レンジで温めるには2分ほどで済みますが、鍋で温めるとなると16分とかかかるわけであります。そこで圧力鍋に「パックごはん」を入れて圧がかかった時点で火を止めて、圧が抜けるまで放っておきますとそれで食べられるようになります。これはこれで大成功でありましたが、どうせなら、米を直接炊いたほうが旨いご飯も食べられるのではないかという思いが頭をもたげてきたわけであります。
 そこで今日の朝にさっそく実験です。自宅でご飯を炊くには何等問題はないのですが、旅先でご飯を炊くのは結構大変です。一番の問題は水であります。そこで安い焼酎が入っていたペットボトル4リットル2本を常に持ち歩くようにしています。それまで給水タンク等を使っていたのですが、水はペットボトルで持ち歩いたほうが便利だということがわかったので取っ手のついた4リットルが欲しくてわざわざ呑みたくもない安い焼酎を買って揃えたのです。
 その4リットルの取っ手つきペットボトル1本に水を入れました。蛇口を使わず2合の米を洗い、同量2合の水を圧力鍋に入れて5分ほど放置して、カセットガスを持ち出してきて火をつけ最高圧がかかった時点で蛍火にして5分ほどして火を止めて圧力の下がるまで待ちました。ここで特筆すべきはタイマーはiPhone4のタイマー機能を使ったことであります。これまで圧力鍋を持ち歩く時はTANITAのタイマーを別途用意していたのですが、これからはiPhoneだけあれば良いということになります。
 結果は大成功でした。2合の米はさすがに独りでは食べきれませんので、おにぎりにすることを思いつきました。おにぎりにしておけば応用範囲が格段に拡がります。

 はっきりいって、おにぎり作るのは難しかったです。これまでおにぎりは妻が作ってくれていたので、こんなに難しいものとは思いませんでした。自分ではどうにもならなくなって、寝ている妻をたたき起こして助けを求めました。そしたら実に簡単な方法を教えてくれたのです。ご飯茶碗にラップを敷いて、その上にご飯を適量入れて、梅干し等を真ん中に入れてラップの上から形を整えていく方法であります。大成功であります。朝にごはんを炊いて2食分を作ってしまうのですから合理的だと思います。次に圧力鍋を洗って収納してお終いです。かなりの量の水を使うように思われたのですが、たぶん1リットルも使わなかったのはないかと思います。これでまたお金がかからなくなる方法がひとつ身についたわけであります。

 これからしばらくの間は今朝の圧力鍋でごはんを炊き、おにぎりもしくはタッパーにご飯を収納するという作業を繰り返し練習していくことだと思います。

2008年10月21日火曜日

テマかけヒマかけワシラの怪しいキャンプ


左の写真の右上にガスホースがちょっとだけ見えるでしょう。これ今回のキャンプのためにワザワザ5kgのプロパンを1万5千円ほどで用意したのです。料理はモツ煮込みです。この鍋を取って炊飯器をかければ5升炊きのガス炊飯器になります。圧力鍋で炊くよりも手軽で便利です。ガス炊飯器は火力が強いのでおいしいです。5升炊きのガス炊飯器に3個の圧力鍋でもうキャンプ場では何があっても食いはぐれることはありません。と今回は自慢話から入ります。でも、誰も「お!それは凄い」って思ってもくれないんですよね。悲しいかな、寂しいかな



 以前に2口のガスコンロを持っていたのを思い出し、倉庫を探して見たのですがどうしても見つかりませんでした。何年か前に引っ越しをする時に捨ててしまったようです。これは悔しいです。新たに購入するとなると結構な値段がするんだよね。どなたかいらなくなったプロパンガス用の2口コンロ持っていませんか?あったらください。すぐに取りにいきますから。


 ここのところだいぶ料理のレパートーリーも増えたし、自分でも心持ち少しは手早くなったような感があります。
 レパートリーが多少増えたといっても、それは所詮ド素人のにわか料理でありますから、その数は両手の指を満たさない程度であります。毎日三度三度の食事を作れといわれればハタと困ってしまいますが、2泊3日ぐらいのキャンプでの献立にはどうにか困らない程度にはなってきています。

 それでも最近じれったく感じていることは、一品を作ってしまうと力尽きた感じがして他にもう一品作ろうとはならないことであります。

 ご飯と味噌汁は基本的に作りますが、例えば「骨付き鶏肉と大根の炊き合わせ」なんてものを作りますよね、でもこれだけでは食卓にインパクトというのか、多彩さが無いというか、寂しいというか、とにかく後一品か二品欲しいところなのです。

 しかし、このあとの一品か二品がどうしても作れないのであります。「骨付き鶏肉と大根の炊き合わせ」なんてのは実に簡単な料理でありますが、大根は米のとぎ汁であく抜きをしなくちゃいけないし、面取りをしたり、隠し包丁を入れたりと結構手間なんですよね。それにコンニャクでも入れようかと思えばコンニャクを一回湯がかなければいけないし、これを考え考えやっているものですから、結構時間がかかってしまって、ひとつの料理がようやくできた頃にはすっかり疲れ果てているという状態になってしまっているのです。


 たぶん手早い人たちは料理の完成する課程が頭にあるからそれぞれの完成図がわかっているので、最初に三品ぐらいのメニューを決めておいて、同時に下ごしらえをしてマルチセッションのごとく作業を進めてしまうパターンだと推測するのです。
 だから私よりも遙かに早い時間と少ない労力でおそらく10倍以上の作業効率で質と量をこなしてしまうのだろうと思うのであります。 私も早くそうなりたいと思う今日このごろなのでありますが、なかなかその道は困難を極めるようであります。

 とここまで書いて思ったのですが、あと一品作れない理由のもうひとつの原因は圧倒的に作れる料理が不足しているということですね。豊富なレシピが自分のなかにあれば、冷蔵庫の材料を一見しただけで、何が作れるのかが瞬時にして判断がつくはずなのでありますが、残念ながらまだまだ私には不足しているのです。これは飽きずに挑戦していれば、いずれそのうちになんとかなるはずだと信じてはいるのですが。

 なぜ今頃料理なのかといいますと、すべてはキャンプのためであります。


 まったくもってあたりまえのことでありますが、キャンプでは自分が料理を作らなければ誰も作ってくれないということであります。特に私のように単独行が多い場合は尚更のことであります。コンビニ弁当で済ましてしまうという手もあります。以前には確かにそれに近いことをやっていました。すべて弁当とまでは安易な方法ではありませんでしたが、それに似たようなもので済ませていた時期もあったのです。

 かなり前に2泊3日の家族キャンプを手軽にしようということで全部をインスタント食品でやったことがあります。ビンボーな我が家は普段から値の張るインスタント食品なんて滅多に口にしたことが無かったので最初子供達は大喜びでありました。確かにたまにインスタント食品を口にするとおいしいです。しかしです、3日目になった時点で一切持っていったインスタント食品を口に出来なくなったのです。もう体が受け付けなくなったというのでしょうか、これはもう拷問に近いものがあったことを記憶しています。

 そんな経験もありましたが、ある時から、キャンプ場で簡単な食事しか作らないってのは実にもったいない時間の使い方なのではあるまいかと思いはじめたのです。
 せっかく時間とお金を費やしてキャンプ場にいき、そこで食するものがインスタント物や出来合いのものばっかりというのは、なんだか根本的に間違っているように思えてしょうがないような気がしてきたのであります。

 キャンプが日常というのが私にとっては理想なわけでありますが、一般的にはキャンプは日常からの脱却です。せっかく日常から離れたときにいつもと同じコンビニ状態ではいけないのではないかと思うわけであります。何も考えずに毎日を過ごしていますと、結局は食するものの大半がコンビニ弁当と大差ないものになっていることに気づきます。
 出てくる料理はスーパーで売られている総菜であったり、冷凍食品であったりと、一から手をかけて作って食しているものがどれほどあるのか。こうして考えてみると、私の昔行っていた手っ取り早くのキャンプ生活がそのまま日常化していることに気づかされます。これってなんか変です。
 だからこそ、キャンプに行ったときぐらいはたっぷりの時間をかけて料理して楽しむことが大事なのではないか考えるようになったのです。
 でもこの理屈もかなり変です。
 この項は深く考えることなく書き進んできたのですが、なんか自分の生活の根本的な問題が包括されているような気がしてきました。もうちょっと掘り下げれば面白いものになる気はするのですが私の筆力では限界を感じますのでこのあたりにしておこうと思います。

2008年9月20日土曜日

憧れのキャンピングカーがたくさんきたよ


 七入オートキャンプ場から帰宅して5日目になったんですね。実際キャンプは疲れます。5日たってようやく疲労が取れてきたようです。車から降ろした荷物もまだ完全には整理しきれずに玄関の廊下と居間に散らかったままになっています。当然家族からは白い目で見られています。
 今日辺りからボチボチと本格的に片付け作業をしようかなと思っています。それから、やっぱり料理もしないとね。だって圧力鍋が3個もあって、まだ何もしていないのです。これも白い目で見られる大きな原因ですね。うーーんここ数日白い目で見られることが多いような気がします。
 不思議ですよね、普段まったく家事なんかやらないのに、今回は8日間1日3回の食事を全部作ったのですから。今でも良くやったよなと思います。そこで思ったのが、タッパーって必要だということです。少し多めにおかずを作って取っておけば品数も多くなりますからね。それならば出かける前にある程度の料理を作っておきタッパーに入れて持っていけばかなり楽だってことにようやく気づかされたのであります。そんなことって思われるかも知れませんが、こんなことやって見なければわかりませんからね。
 それからもうひとつ包丁をちゃんとしたものに買い換えるべきだと痛感しました。これまでアウトドア用のまな板の中に収まる包丁を使用していたのですが、これがまたおもちゃのようなシロモノで使いにくいのです。これまで包丁のことなんて考えたこともなかったのですが、料理をやるなら一番に包丁を考えるべきだということに到達したのでありました。今後の課題は包丁とタッパーウェアーですね。
 3度3度の食事をまともに作るって結構時間がかかるんですね。朝食が終わって油断しているとすぐにお昼になります。野外では暗くなるのも早いですから、明るいうちに夕食の準備を整えておかなければなりません。これまともにやるとなんだか一日中食事の支度に追われているような感じになります。
 でもね、でもね、これって専業主婦っていう方は毎日やっていることなんですよね。そのほかに洗濯もあるし、掃除もあるしってことになりますから頭が下がりますね。それも土曜も日曜も祝祭日も無いんですよ。これも自分でやって見なければわかりませんね。
 それにもう一つ気づいたことなんですが、献立を考えるのが嫌になってきますね。これ毎日やったらノイローゼになってしまうんではないかと思います。だから主婦の方は旅館やホテルに泊って献立と料理から開放されることが最高のストレス解消なのではないかと思うのであります。うーーん今回はいろんな事に気づかされてしまったな。
 ついでだから、昨日ほろ酔い気分で圧力鍋についてきたレシピを見ていたら、じゃが芋サラダを作る時にジャガ芋って蒸かすんですね。知らなかったなぁ。これまで茹でていたんです。こんど試して見ようっと。
 またまたついでだから、人間って基本的に単に食うためにかなり多くの時間と労力を割いているということに気づかされたのであります。普段は誰かが食事を作ってくれます。誰かって妻であったり食堂の親父であったりするわけであります。だからなんの疑問も持たずに普通に旨いとか不味いとか、ひょっとしたら何の感情も持たずに胃袋に納めるだけだったりします。しかし、いざ自分でやってみるとこれが大変な作業だったりするわけであります。野外生活では誰も作ってくれません。自分でやるしかないわけですから、喰う寝る糞するの3大原則の重要性を必然的に気づかされるわけであります。なるほどわかったようなわからないような話でありました。ごめん


 キャンプ場に突然たくさんのキャンピングカーが登場しました。キャンピングカー仲間の集まりのようです。中には家が移動しているような大きなものもあります。憧れていますキャンピングカーものすごく欲しいのですけれどもマルビーな私には手が届きません。安くても500万円以上はするでしょうからね。
 昨年車中泊で北海道旅行に行ったときもたくさんのキャンピングカーを目撃しました。なかにはパラボナアンテナまで積んでいるのもありました。自動で衛星の位置まで回転するようであります。
 北海道で旅している方々って関西の人が圧倒的に多かったですね。大阪・奈良・京都って感じで、それも中高年の夫婦で回っておられるのが目につきました。いいですよね。のんびり夫婦で行きたいところにいって、生活するってたまらなく憧れてしまいますね。
 キャンピングカーって家そのものが移動しているようなものですから、たぶんすんごく快適だと思います。日常生活がそのまま移動するわけでありますから、最高なんじゃないかなと思っているのですけど、やったことがないのでそこらあたりが良くわかりません。それにほとんどの場所で携帯電話がつながりますから相手は自宅にいると思ってしまうでしょうね。
 私の場合も昨年知人から電話がくると、「今どこにいるの?」って必ず聞かれる時期がありました。昨年は一年の半分ほどを野外で生活していたのです。北陸だったり信州だったり北海道だったりで何かに取り憑かれたように彷徨っていたのです。その原因がなんだったのかはいまだにはっきりしていませんけど。たぶん人生にはそんな時期もあるんでしょうと思っています。

 今年はかなり落ち着いてきました。どこかに自分の拠点となる場所を見つけたいなという気持ちが強いです。自宅を拠点にっていうのは当たり前です。疲れたり怖かったりした場合はすぐに自宅に逃げ帰ります。暑い盛りには涼しい場所に寒いときは暖かいところにと考えていますがどうなることやら。
 暑い時期には檜枝岐村とか長野県の武石村とか拠点になる場所を見つけましたが、寒いときはどこにしようかと思っています。なにせスタッドレスタイヤを持ってないもんですから、雪の降る場所にはいけないのです。今うっすらと考えているのは、やはり地元の房総か、静岡あたりが温暖でいいのではないかということです。

2008年9月18日木曜日

七入オートキャンプ場 燃料編




 夏用のタープに内側から苦労してブルーシートを張り巡らしたのだが、最初の晩だけ泊ったけど後はただの物置と化してしまいました。真夏ならいざしらず、檜枝岐をなめてはいけません。寒くて寝られたもんでありません。結局他の7日間はヌクヌクと車のなかで熟睡してしまいました。けれど家族全員で行った場合は車での就寝は最大4人が限度ですので、小さなテントを2つほど用意しなければいけませんね。
 テントといえば、主に登山を目的にきていた千葉県白井市からの三人組のテントはもの凄かったですね。六畳ぐらいの広さに高さが3mほどもありました。モンゴルのパオのような感じのやつです。それで一番上が空気抜けのようになっていて、開閉できるようになっていました。これは中で焚き火ができいるようになっているのだと思いました。そのバカデカテントの中に三組の小さいテントを張っていました。昨年も三泊したのだそうですが、その時は雨に祟られたということで、万全な用意をしてきたということですが、どう考えてみても万全すぎますね。あまりに圧倒されてしまいまして写真を撮り忘れてしまいました。長期滞在するなら一考の余地があるなと思いまして、一人で設営できますかと聞いたら、一人では絶対無理三人でやっても大変ということでしたので、このテントは敢えなく却下です。



 炊事もやりやすいように炊事棟の脇に設営したのですが、ほとんどの荷物を炊事棟のなかに運び込んで、まるで自分達専用の炊事場のように使わさせていただきました。持っていった缶ビールも20本ほどをコンテナのなかに入れて水を出し放しにして冷やしました。これもほどよい冷たさに冷えて具合が良かったであります。

 カセットコンロなんですが、これは以前から気づいていたことですが、気温が下がりすぎますとガスが発生しにくくお湯を沸かすのも大変であります。ライダーKさんによりますと、あらかじめポットにお湯を入れておき、そのお湯のなかにカセットボンベをいれて暖めるのだそうです。なるほどね。私の場合は湯たんぽを使用しますので、そのお湯を使うことにしました。

 2日目の夜に新潟から登山にきていた人がブタンガス使用のコンロを忘れてごはんが食べられないと泣きついてきました。普段はカセットコンロで煮炊きをしていますが、用心のためにブタンガスのコンロとランプを持ち歩いているのです。「これでいいですか」ってそのコンロを取り出した時には安心と感謝の気持ちが顔にほどばしりでていましたね。良かった。
 ブタンガスとかホワイトガソリンを使う器機はあまり好きではありません。なぜかといいますと燃料が手にいれにくいのです。夏のシーズンにはホームセンターにも置いてありますが、シーズンが過ぎるとアウトドア専門店にでもいかないといけないのです。その点カセットボンベはコンビニでも売っていますから手軽です。
 いつもならお湯を沸かすぐらいにしか使わないのに、今回は煮炊き全部をやりました。そこではじめて気づいたのですが、カセットボンベって結構無くなるのが早いです。15本ほど持っていったのですが、まともに使用すると一日2本以上使ってしまいます。これでは8日間持たないなと思い、炭を併用することにしました。こうすることによって一日一本以下に抑えることができました。
 圧力鍋と炭でごはんが炊けないかと思って試しました。時間はかかりますがおいしく炊けることがわかりました。だいたい一番燃料がかかるのはご飯を炊くことですから、あまり急がないときは炭コンロの上に仕掛けてほおっておきました。そんなもんで炊きあがるからたいしたものです。それから煮物も圧力鍋と炭で仕上げました。一番成功したと思ったのは骨付き鶏肉と大根の煮物です。これはさすが圧力鍋というくらいにおいしいものが出来ました。

 炭もかなり大量に持っていったつもりですが、ちょっと心細くなったので檜枝岐農協で1k380円ってのを購入しました。この炭、火をつけるのは簡単なんですがすぐに燃え尽きてしまいます。ん?まるで私のような性格の炭だ。家から持っていったのは備長炭ですから火力も持ちもいいですが、なかなか火がつきません。当然この二種類の炭を使い分けることになりました。便利です。

 次に試してみたいのは豆炭です。レンタンっていうの自殺用ですから、せめて豆炭を試してみようじゃないかと思っています。豆炭アンカっていうのもネットで販売してますからたぶん買うでしょうね。


これ怪しい名人達が使っていた薪ストーブです。ホームセンターで4000円ぐらいで購入してキャンプ場に預けてあるみたいです。さすが遊びの達人です。やることがすごい。これならその辺にころがっている薪も使えるし、煮炊きもできるし、暖もとれますしね。

2008年9月17日水曜日

次の旅の準備に入る


 ようやく車からキャンプ道具から何から全部降ろしました。いったんリビングに店開きをしまして、次の旅の準備をしている最中であります。キャンプの疲労がまだ残っていて、なかなか進みません。家人にはやはり白い目で睨まれて無言の圧力を感じます。でも家族で一等エライのは親父なんだからこれでいいのだ。
 次回は単独行ですから荷物は最小限にして、車の中に最初から寝床を作っておこうと思っています。そうすればいつでもどこでも寝られるわけであります。これで元の車中拍車に戻ったわけであります。
 この車の中の荷物のレイアウトが結構大変なのであります。どこに何を配置するかによって使い勝手がまるで違ってくるのであります。本日も半日ぐらい車の中と荷物とでにらめっこであります。
 でもこうして準備している時が一番胸がワクワクして他のしいんですよね。

 単独行に6リットルの圧力鍋は大きすぎるので本日衝動的に上記の圧力鍋を注文してしまいました。今朝注文したのですが、おそらく7時頃には届けられるでしょう。しかし、便利な世の中になったもんです。
 もうひとつ注文しようと思っているのですが、まずは今回の大きさと使い勝手を調査してからになると思います。しかし、ちゃんとした圧力鍋って値段は大きさに関係ないですね。実は圧力鍋評論家を目指しているのであります。ウソウソ

2008年9月16日火曜日

使った道具の評価

 ひとつの旅が終わったので、車から道具を全部降ろしました。今回は本格的キャンプだったので、かなりの荷物になってしまっています。次回のキャンプというか旅というかは単独行の車中泊になると思います。散らばっている必要な道具できるだけコンパクトに纏めなければいけません。これがまた案外大変なことなのです。私の場合は何回やっても慣れません。普段から整理整頓が得意じゃないからでしょう。

 今回はじめて圧力鍋を使用しました。アウトドアにはもの凄い威力を発揮することがわかりましたが、単独行には6リットルはいかにも大きすぎです。これは自分のアウトドア用に購入したのですが、妻にプレゼントして、3.5リットル及び2.5リットルの2つの圧力鍋を用意しようかと思っています。やはりご飯を炊いたり、おかずを作ったりとなると2つは欲しいところであります。

で、前回はフランスのT-falのやつを購入しましたが、こんどはドイツのFissler製を購入して見ようかと考えています。日本の朝日軽金属という選択肢もありますが、まだ調査をしておりません。3個とも別々のメーカーでも良いかなとも思っています。どれがいいかなんて現在さっぱりわかっていませんからね。
シマノ フィクセル・プレミアム300 ZF-030G アイスホワイト
 6面真空パネルのシマノのクーラボックスですが、自宅で試している時はそんなに凄さを感じなかったのですが、今回その威力をまざまざと知らされました。1週間前に冷蔵庫で凍らせた1.5リットルのペットボトルと1リットルのペットボトルを入れて置いたのですが、昨日見たらまだ冷たかったです。そこで残ったビールを常温で放り込んで今朝自宅について取り出したら、ちょうど飲み頃の冷たさに冷えていました。
 全然関係ない人に6面真空パネルのシマノのクーラボックスをどーーんと買ったぞと無理やり自慢していたのですが、もしホームせンターで買った10分の1ほどの値段のものと変わりなかったらどうしようという不安を抱えていたのであります。これでもっともっと自慢できるかも知れない。が、しかしだ、誰もそんなクーラボックスの自慢なんてまともには聞いてはくれないのでありました。ざんねん

2008年9月5日金曜日

豆炭アンカも豆炭コタツもあったよ

 もしかしてと思ってネットで検索してみたら、豆炭アンカも豆炭コタツも売られているから驚きました。これはどちらも寒いキャンプにはいいだろうなと思った。いつか使って見ようと決意する。
 ホームセンターに不足しているペグを買いにいった。ブラブラ店内を物色していたらなんとダッチオーブンが8000円ほどで売られていた。いちどは使って見たいアイテムだけど、予算が無いのでやめにした。
 次に発見したのは圧力鍋であります。3.5Lでなんと4,500円ほどであった。この値段なら購入予定の予算で5個ぐらい買えるではないか。少しだけ心が動いたが、一度安い圧力鍋で煮え湯を呑まされたので、欺されないぞと強く自分に言い聞かせてそそくさと売り場を離れた。
 かなり大きめなブルーシートが580円で売ってたので、予備にと思って1枚購入した。これでいつホームレスになっても大丈夫なのだ。
 ウレタンでできた畳みたいなものが無いかなと探してみたけど無かった。あったら3畳分ぐらいをテントの中に敷けば快適な和室ができあがるのになと少し残念に思った。それにコタツに鍋とくれば熱燗徳利の首つかんで・・・なんてことになりますね。いいねいいね
 「深まりゆく秋の日の和風キャンプはいかがですか」なんていうキャッチコピーで企画したら案外受けるかも知れませんね。
 ウケナイって

キャンプ出発まであと4日


 生鮮野菜や魚及び肉を購入するにはまだ早いので、本屋さんへよって5冊ほど仕入れてきた。本の値段って結構高いですね。6000円を超える出費となってしまった。これは結構痛いな、痛いけど読み物が切れてしまうと、とんでも無い禁断症状がでてしまうのでしょうがないのだ。合計7冊ほどになったけど、ギリギリの冊数である。それに、もう読み始めているので、出発まで4日もあるから、これは危ない。出発まであまり読まないようにしないとまずいのえだ。
 これ以上お金使えないから、本棚から昔読んで忘れているような本を3冊ほど予備に持っていくことにする。

八千代のS氏登場


 八千代の友人Sさんがしばらくぶりに訪ねてきた。おみやげがなんと市川名産の梨であった。ひとしきり四方山話をしていたら、居間に置いてあったキャンプ道具をみて、ちょっと待ってろといって乗ってきた車に何か取りに行った。何を持ってきたのかと思ったら、なんとペグを打つための頑丈そうなハンマーであった。2つ持っているからくれるというのだ。確かに有り難いのであるのだけれども、この人もかなり危ないと思う。なんで車のなかにペグ打ちハンマーなんか置いてあるんだろうか。わたしだって普段車のなかにペグ打ちハンマーなんて置いてないよ。この人もだいぶ壊れかかっているのかな。

 つらつら考えるにどうも私の周りには相当に壊れかかっている人が多いような気がする。なんかまともなのは私だけか。


 Amazonからのメールで上記の本が紹介されていた。是非欲しいのだけれども値段が580円ではないですか、これでは送料が取られてしまいます。1500円以上であったら送料無料なんだけれどもね。何か別の商品と抱き合わせるか。ん!なんか変ですよね。しかし、送料払いたくないしな。他のものを購入する時に一緒に購入することにする。
 かなり前に損害保険の代理業というものを営んでいたのですが、その時に結構示談交渉をやった経験がありまして、交通事故関係や示談交渉関係の書籍には興味があるのです。興味はありますが、自分の交通事故の示談交渉を自分でやるつもりは無いのですが、なんかこの分野は好きなんですよね。

数ヶ月前に上記の本を購入したのでその関連でメールでお知らせがきたようであります。おそるべしAmazonですね。ついつい購入したくなりますからね。
その時に一緒に購入したのが下の書籍です。こういった書籍は高いですね。両方併せると1万円近いですからね・・・・・。しかし私もモノ好きですね。
最近の交通事故の判例集ってのも欲しいのですが、ちょっと見つけることができませんでした。かなり前の判例集は持っているのですが、こういうものは新しいものでないとね。そのうちに見つかるでしょう。

2008年8月26日火曜日

圧力鍋では 「米と同量」で良い

なんでも書いて見るもんですね。ある方から次のような指摘がありました。さっそく試してみたいと思います。
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ブログ拝見しています。
圧力鍋のご飯が柔らかすぎる件について。(既に解決済みでしたらすみません)
普通、鍋で炊くご飯の場合は、水は米の1~2割り増しにしますが、圧力鍋では
「米と同量」で大丈夫です。
米が3合なら水も3カップ。(それでも新米だったりすると微妙に柔らかいかも)
お試しください。
なお、加圧中はほたる火(ごくごく弱火)がいいそうです。
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 先日、百鈞へ行って米の計量カップを購入した。自宅にあるのを私が持ち出してしまったら残った家族が困ると思ったからだ。2合炊く場合はカップ2杯で良いわけだからこれは簡単便利でいいわけだ。ついでに普通の計量カップもと思って探したのだけれども見つけることが出来なかった。なんで普通の計量カップかといいますと、米を入れた後に水を量るのに必要かなと思ったわけであります。後者はもういらないね。
 加圧中はほたる火というのは圧力鍋についてきたレシピに書いてあったのですが、どうも毎回ご飯が軟らかいので強火にしていました。もともと水の分量が間違いであったわけでありますから、今回からほたる火でやりたいと思います。
 しかし米を炊くにもこれほどの苦労をしなければならないなんてね。自宅ではまったく料理はやらないっていうか、できない奴なんですけども、アウトドアとなるとどうも性格が変わってしまうようであります。
 ここ数日はかなりマメに台所に入ってごはんを炊いたりジャガイモ料理をしたりとゴキブリ親父化しています。ほら主婦の人が3度3度の食事の準備をするのでなく、私の場合はまったくの遊びなわけであります。だから楽しいのですが、全部の食事を作るとなるとこれは大変ですよね。だいたいにして献立だって一日三回なわけですから悩みの元になるのはわかるような気がします。

 最近考えているのは、毎回ごはんを炊くのは面倒なわけであります。圧力鍋はひとつですから、ご飯を炊いた後は洗って次の料理を作らなければなりません。それならばあらかじめ予定分のご飯を炊いて、クーラボックスに保存して、食べる分だけを圧力鍋で蒸(ふ)かすって方法はどうだろうかと思っているわけであります。そうすれば圧力鍋を洗う回数を減らすことができるし、早くて簡単だなと思いついたわけであります。もうひとつは炊いたご飯を冷凍保存してそのままクーラボックスにいれて持っていく。そうすれば保冷にもなるし、現地に到着する頃にはカチンカチンで無くなっているかも知れません。それから、これまで二合とか三合程度の量しか炊いていないのですが、一度に六合程度を炊いたほうが絶対に旨いに決まっているということであります。

 もうひとつ思いついたのはパックのご飯を圧力鍋で温めたらどうなるかということです。パックのごはんは電子レンジなら数分ですぐに食べられるようになりますが、鍋でやると沸騰してから15分間ほど沸騰させ続けなければいけないのです。これがどうも面倒で、エネルギーの浪費に思えてならないのです。これも試してみようと思っているわけであります。

 世の中CO2を少なくしようなんて頑張っているわけですが、アウトドアの場合は必然的にそうなってしまうわけであります。持っていく燃料が限られていますから、できるだけ燃料を使わなくすることを必死で考えるわけです。自宅にいればほとんど無尽蔵に電気もガスも供給されるわけで、よほどエコに目覚めた人でなければなんの意識もしないわけですが、電気はないガスもない水道もないわけですからね。エコ教育にアウトドアはうってつけなんではないかと思う今日このごろであります。
 もっとも地球温暖化なんてのはマユツバで誰かが利権のためにひねり出した打ちでの小槌ぐらいにしか思ってませんけどもね。

2008年8月25日月曜日

なんとかご飯が炊けるようになった


 ようやく手に入れた圧力鍋でありますが、どうもご飯が旨く炊けなくて意地になって、毎日ご飯を炊くことに挑戦し続けています。圧力鍋で炊いたご飯は美味しいという言葉を信じていたのだが、どうも今一柔らかすぎるのです。
 これまでは、パックで暖めるだけのご飯を使用してきました。これはこれで便利でお手軽でいいのですが、これからもケースバイケースで使っていきたいと思います。でも長期キャンプや大勢でのキャンプではやはりおいしいご飯を炊いて食べたいと思います。電気炊飯器の使用というのも考えられますが基本的に最小の道具を使ったほうが荷物が少なくて済むという姿勢から、圧力鍋でのおいしいご飯の炊き方を収得するのが必須と考えたわけであります。
 これまで、5回から6回炊いて見ましたが、どうも水加減のようであります。この微妙な水加減は回数をこなして体で覚えるしかないようであります。まだ一度も失敗はしてないのですが、これだっていうものが炊きあがらないのであります。
 圧力鍋の使い方にしばらくは嵌ってしまいそうです。本日はお隣にもらったかぼちゃがありますので、4分の1は天ぷらに4分の1でかぼちゃのそぼろ煮を圧力鍋で作って見たいと思います。こういうのはかなりいい加減にやっても失敗しないことがわかりました。
 キャンプのために購入した圧力鍋が料理男に変えてしまいました。
キャンプや車中泊での考え方に二通りあると思うのです。手軽にコンビニやファミレスを利用する方法と、地元産の食材を利用して本格的に料理から楽しみ方法であります。どちらがいいとか悪いとかという問題ではなく、その時の気分や状況に応じて使い分けることによって豊で面白い旅行なりキャンプを満喫することができるのではないかと。
 そのためには日頃から料理の腕をあげたり、機器を充実させたり、調味料関係を揃えたりの努力を怠ってはいけないことだと思います。100円ショップや99円ショップには役にたつグッズがたくさんあります。それを創意工夫するというのも楽しみのひとつでもあります。

2008年8月22日金曜日

遂に念願かなって圧力鍋を手にいれた。

まずはなんてことのない話ですがウォーキングを1週間休まず続けたので本日は休みました。少々疲れ気味でありますから、ちょうどいいです。
 とうとう長年の念願が適って圧力鍋を手に入れました。

 昨日早速米を炊いて見ました。水加減をいい加減にやったから、ちょっと柔らかめでしたが、なんとか炊けました。
 次にやったのは肉じゃがを作って見ました。おお!これは旨い。しかも4分加熱でできあがりました。実際は圧力がかかるまで何分か必要ですけれども。この圧力鍋には加圧タイマーがついています。温度センサーがついていて(多分)沸騰して加圧し始めるとブザーが鳴ってあらかじめセットした加圧時間をカウントし始めて終わると音で教えてくれますので、鍋の側にいることがありません。「加圧はじめました」というブザーが鳴りましたら、タイマーを外して持ち歩くことができます。
 まだこの2つしかやっていません。家にいる時にしっかりと練習をしておかないとね。アウトドアではまったく使えなかったなんてことにならように、しばらく圧力鍋を使った料理の練習であります。
 ご飯のほうは、こんどは水加減もきっちりと量って、「さすが!圧力鍋で炊いたご飯はうまい!」って云わせしめるように頑張りたいと思っています。
圧力鍋もうひとつあってもいいかなと思っています。

クーラボックスに圧力鍋と揃ったが


 念願というものはあきらめなければ結構適うもんですね。しかし、私にとっては結構大きな2つの買い物だったので、アウトドアをやる資金が底をついてしまいました。なんだかおかしな話ですよね。ま、一生もんですから仕方ないですね。
 こんど狙っているのはHONDAの発電機です。これはおいそれとは買えません。狙っているのは32万円ほどしますから。ランクを落としても14万円ほどですからね。ただ欲しいものリストに書いて張ってあります。こうしておくといつか必ず手に入るもんだというのがわかってきたのです。