2012年8月30日木曜日

さすがに疲れて何もヤル気がしない

 郷里山形に行って来ました。金曜日(24日)の夜に出かけて昨日(29日)に帰ってきました。本日はまだまだ疲れが取れなくて終日ダラダラと寝転がっていました。

 原発が爆発してからはフクシマには近寄ったことがない。いつも新潟県を経由して山形を目指しています。これは正直いってかなりシンドイです。帰りは疲れもあったのでフクシマを通るかとも散々迷ったけれども、また新潟を通って帰ってきた。これで柏崎あたりの原発が爆発したら、郷里には帰れなくなってしまうなと思ったりもした。
 マスコミは何も言わなくなっていつものバカ番組を何も無かったように垂れ流しているが、フクシマは何ひとつ終わっていないのだ。
 フクシマの県民を守ることさえできないのに、「何が竹島だ尖閣だ北方領土だ」ちゃんちゃらおかしい。
 郷里の広い空と変わらね緑の洪水を眺めていて沸々と怒りが湧いてきた。自分のところがそうなってしまったら、どんな思いだろうかと。人ごとではないのだ。
 でもフクシマには近寄らない。それとこれとは話は別だと思っている。国策で原発を推進してきたのだから、国と電力会社は最後まで責任を持ってフクシマを救う義務があると思う。全力をあげてやるべきだと思う。でもあのバカ政治家では無理か。それを選んだのもバカな俺だもんね。ナサケナイ。

2012年8月23日木曜日

ヨロコビのチャーハンなのだ


 いつも夜が明け切らない頃に家をでて散歩をする。具体的には鳥や蝉が鳴き始めるのを合図に活動を開始するわけだ。さすがにこの時間になると気温も申し訳程度に低くなりこれまでの闇を支配していた爛れたような空気が少しだけ引き締まったように感じる。そう感じるのも完全に太陽が顔を出してしまえばいつもの灼熱のグデグデな夏に戻ってしまう。
 そうなる前に散歩だけは終わしてしまおうという魂胆である。最近はどうにか1時間弱の散歩に耐えられる体力はついてきたと思っている。こんどはせっかくつけたこの体力を何とか持続しなければならないと躍起になっている。
 何をやるにしても一番先にくるのは体力だということを痛感しているのだ。だからかなり真剣に取り組んでもいるのだ。

 この予定された一時間弱の散歩だけをやれれば疲れ果てて、その日は一日中ダウンしても構わないぐらいの気持ちでやっている。

 それで最近少しだけ散歩には自信を持てるようになってきたような気がする。こうして少しだけでもいいから何か自分で自信が持てるように仕向けていくってのは大事なことだと思う。
 俺的には散歩もそうだが、毎朝の圧力鍋による玄米粥作りとか、夕食用の白米炊きとかを毎日続けることによって出てくる自信というものが大事だと思うようになってきた。
 それはなんであってもいいと思うのだ。他人にとっては取るに足りないようなことであっても自分にとって大事だと思えるものなら何でも構わないのだと思う。

 そういえばもう一つ懸案だったことがひとつできるようになった。これも俺の自信につながっていくことは確実だと思う。

 夏休みで必然的に、昼の間子供たちが家にいることが多くなる。普段の日の昼ご飯は自分の分だけ簡単に作って済ませているが、最近は子供たちの分も一緒に作ってやることが多くなった。逆に自分が疲れて作りたくない時は子供たちに作ってもらう。さながら合宿をやっているような気分に襲われる。
 子供たちを小さい頃にキャンプで煮炊きを鍛えたので基本的なものはそれぞれ作れるようになっている。小さい頃からキャンプに連れ歩いた利点はこんなところに現れている。

 で、その日は娘が中途半端な時間に台所にきたので、チャーハンを作ってやることにした。それというのもチャーハンでは試したいことがあったのだ。都合のいい事にちょうど余り物のご飯をタッパーに入れて冷蔵庫に入れてあった。
 試したいことというのは、予め炒り卵を作るのではなく、冷ご飯に直接生卵を溶いて混ぜ合わせてしまう。そうすれば米自体が卵でコーディングされてうまい具合に炒めることができるというものだ。かなり前に確かテレビ番組でやっていたものである。いつか試そうと思っていたのだ。
 でそれは旨くいったので、これからはチャーハンを作る時はこれでいこうと思っている。そこで思わね収穫があったのだ。それはフライパンの上の米の天地返しであります。その時はたまたま娘一人分のチャーハンであったから、分量も少なくそれが大きく貢献したのだと思ったのだが、フライパンを左手に持って手首を返して、炒めている具材を空中に放り投げてひっくり返す技である。これがどうしてもできなかった。と同時にどうしてもやれるようになりたかったのであります。これができるかどうかで、なんとなくプロとアマの違いのように感じられ、味なんかどうでも絶対に格好がいいと思う。これができないんだったら料理なんかやらなければ良いというぐらいに思いつめていたのであります。なななんと、これが別に意識しなくてもなんなくできてしまったのです。

 これは嬉しい。限りなく嬉しいです。それからこれでもかというぐらいに何度も何度もひっくり返してみました。そして娘をわざわざガス台の近くに呼んでやっと修得した技を何度も披露したのであります。
 当然その日の昼ご飯は全員チャーハンということになり、自分の手首が痛くなるほど何度も何度も天地返しをやり続けたのです。やっているうちに段々と高く舞い上がるようになって、同時に自分の高揚した気持ちもチャーハンと一緒に高く空中に舞い上がり続けるのでありました。

2012年8月21日火曜日

目指すは日本で一 番の飯炊き男


 昨日はまさかのアクシデント(二日酔い)で一日中ダウン状態であった。散歩もできなかったどころではなく、激しい頭痛に襲われて、午前中は完全に死んでました。午後からはどうやら持ち直したが、到底ブログなど書く気にもなれなかった。おいおい二日酔いでなくても最近のブログはサボリ気味ではあるが、書けないという明確な理由があるだけまだましという理屈もあるが。

 一転して今朝の気分は爽やかである。旅に出る前に2時間とちょっとかかっていた散歩コースを今朝はなんと半分の1時間で歩き切ることができた。出だしからオーバーワーク気味だったので、必死にペースを落とすことに努めていたのだが、いつの間にかオーバーワーク事なんてまったく気にならなくなっていた。気がついてみたら半分の時間だったというわけであります。
 今朝は実に気分がいい。しかし、明日以降これ以上ペースを上げるのは危険だと思う、調子に乗りすぎると後のしっぺ返しが怖いのである。ぼちぼちがいい。別にオリンピックに出るわけじゃないんだから。明日からまたスローダウンして超ノロノロ散歩に切り替えることにする。

 散歩から帰ってきてシャワーを浴びて、昨日から水に浸して用意してあった玄米1合と冷凍庫にある骨付きの鶏肉の塊2個を圧力鍋に放り込んでガスに火をつける。ここのところ自宅にいる時は毎朝のように鳥玄米粥になっている。旅から帰ってからは尚更その腕を磨くように努めている。それというのも次回の旅から朝ごはんに玄米粥を採用しようかと考えているからだ。旅先で料理に失敗するとかなり惨めで悔しいものなのだ。だからそれを避けるために普段から調理の練習を重ねることにしている。アウトドアだからといって普段やり慣れていないことをニワカにやってはいけないのだ。

 玄米粥をアウトドアに持ち込むことを決めてから急速に浮上してきたのは現在の旅ではパックご飯を常用しているのだが、これを何とか普通の米から炊くことが出来ないかということであります。
 玄米粥の場合は誰がやってもほとんど失敗をすることはない。かなり多めの水を入れるので焦げ付く心配もないし、少々水ぽくてもそれは粥なんだから決して失敗にはあたらない。しかしこれが普通のごはんを圧力鍋で炊くとなるといきなり事情が違ってきてしまう。以前このブログに書いたことがあったが、一時期圧力鍋ての炊飯には絶対的な自信を持つまでになっていたが、最近は電気炊飯器に任せきりになってしまっていて、もうまったく自信を持てないような状態になっている。やはり何事もサボってはいけませんね。多少圧力鍋で炊いたものよりも味が劣っても、電気炊飯器の利便さに負けた形になっていたのです。この旅行中にある車中泊の方との会話から再び圧力鍋でご飯を炊く必要性を感じたわけであります。
 というのも先日のブログで「こんなところまできてもテレビが見たいのか!?」に登場してきた大阪ナンバーの軽のワンボックスの旦那さんと話をしていた時に、サブバッテリーを装備しており、2合炊きの電気炊飯器を使っていると聞いた。彼によると、これがかなり便利で車中泊には欠かせないという話であった。サブバッテリーで炊飯器を使うには普通の炊飯器では容量が大きくてダメなのです。ですから小さな炊飯器を探さなければなりません。私の場合はAC・DCコンバーターが最大800ワットですからそれ以下の炊飯器を探さなければならないわけであります。帰宅してからさっそくネットで探してみました。確かに小さな容量の炊飯器はたくさん売られていました。でもよくよく考えてみれば、電気炊飯器は莫大な量の電気を消費します。せっかサブバッテリーを装備していても、ご飯を炊くだけに蓄電したエネルギーの大半を消費してしまいかねません。私のサブバッテリーはあくまでもパソコン用なのでそれはどうしても避けなければなりません。そこで思いついたのが圧力鍋でごはんを炊くことであります。電気炊飯器で炊けば30分ほどもかかるところを圧力鍋であればたったの5分ほどで済んでしまうし、エネルギーの消費量はかなり少なくて済んでしまいます。
 そこで2日ほど前から再び圧力鍋での白米を炊く練習を始めました。昔取った杵柄といいいますか、最初の頃はちょっと水加減が多くて柔らかめだったのですが、最近は以前にも劣らぬ旨いご飯を炊くことができるようになってきたのであります。毎日のようにご飯を炊くわけでありますから、毎日が練習になるわけであります。これがまたやってみると結構面白いのであります。

目指すは日本で一番の飯炊き男であります。いやはや

2012年8月17日金曜日

車中泊での旅行は究極の節電でもあるのです。

 ある程度高さのある場所に旅に出ていると、ついつい日本全体が涼しくなったように錯覚してしまう。そして帰宅して愕然とするのは自宅周辺の気温は旅に出る前と比較してひとつも下がってないことです。散々涼しさを味わった後ですから精神的には却ってきついものがあります。
 夜中でも28℃よりも下がらないのだから恐れ入ってしまう。そんなこんなで、そろそろ4時を過ぎようとしています、周囲が殺人的に暑くならないうちにいつもの散歩を済ませてしまおうと家を出た。

 6日ぶりの散歩です。旨く歩けるか少し心配であったが順調に歩けた。自宅に戻ってから始めての散歩であったので、いつもの半分の距離にしておこうと思ったのだがあまりに調子がいいのでついつい予定をオーバーしてしまった。
 しかし、敢えてそこでやめにして引き返すことにした。このついつい調子に乗るというのが往々にして命取りになるのだ。
 人間頑張りすぎてはいけないということをこの年になってようやく理解できるようになった。何事もぼちぼちでいいんだよ。それでも毎日続けることによって、最初のぼちぼちとはあきらかに違うぼちぼちなるのだということを理解したのであります。

 近所の鎮守の森にかなりの数の蜩(ひぐらし)が「カナカナカナカナ・・・・」と鳴いていた。お盆前と暑さはほとんど変わらないようにも思えるが、季節はあきらかに秋に向かっていることを感じた。

 どうにか散歩を終えて帰宅した。汗だくであるが、まだ動悸が収まらないのでシャワーに入るのは少し待つことにする。旅行中アクセルとブレーキを踏みすぎて筋肉痛になった右足ふくらはぎは大分回復しており、ほとんど痛みを感じることはなかった。

 シャワーで汗を流した後に1合の玄米を洗って水に漬けた。久しぶりに明日の朝は玄米粥を食べてみようと思った。玄米粥は一昼夜ほど水に浸しておいたほうが、表皮のエグ味も無くなってよりおいしくなるような気がしてならない。試すのは当然鳥玄米粥であります。これ旅行で作ってもいいなと思うようになった。旅行の時のために徹底的に試行錯誤を重ねることにする。

 野外生活をしていると、電気のありがたさや大切さを心から感じるものであります。それと同時に人間最小の生活をしようと思えばそれほどエネルギーを必要としていないことも理解できるのであります。車中泊時のエネルギー源は完全に独立型であります。東京電力にも東京ガスにも県の水道局にもほとんど頼ってないことに気づきます。車中泊での旅行は節電に協力するどころではありません、まったく電力会社の電気を使ってないのでありますから。

 私の持っている旅行用の電気機器は、まだサブバッテリーを備える前に少しずつ揃えたものばかりですから、そのほとんどは単3か単4の充電式電池で稼働させるものばかりであります。各電池の充電は車のバッテリーからエンジンを回している時にやります。その他の電池も全て車が走っている間に満充電をして置きます。それでも充電できなかった場合はサブバッテリーからやります。当然サブバッテリーも走っている間じゅうに充電をして置きます。
 車というのは高性能な発電機でもあるのです。このことにまず気が付かなければならないのです。ただアイドリングしながらの発電はガソリンも無駄に消費するというのが難点ではありますが。
 現在の私の旅のスタイルでは、たぶんサブバッテリーそのものもオーバースペックだと感じてはいますが、実験として安いソーラパネルを1枚をつけてみようかと思っています。たぶん何日の間も車のエンジンを回さずに生活はできるのではないかと思っているのです。案外やってみると簡単なことではないかと。何も大げさなソーラー発電システムなんて必要ないのではないかとさえ思えてきているのです。
 この考えをもっと発展させると、一日のほとんどを過ごしている4畳半の仕事部屋を東電の電線から切り離して、ソーラパネル2枚にサブバッテリー1個で賄えるのではないかと考えています。
 稼働しているのはエアコン・パソコン・扇風機・電話・空気清浄機・照明・パソコン用外部スピーカーぐらいのものですから現在車に積んでいるシステムにソーラパネル1枚加えるぐらいで稼働するのではないかと思っているのです。

 今回の旅行中にずーっとこれらのことを考えていたのです。ただ私は電気の知識がまったくありません。電気の知識をお持ちで近くにお住まいの方で力を貸していただける方がいらしゃったらよろしくお願いいたします。

ワンタッチ テントが案外安いので心が動いた

現在の私の旅のスタイルではテントをまったく必要とはしていません。それでもアウトドア用品というものは心惹かれるものがあります。以下の動画はTwitterで偶然見つけたものです。これひとつ持っているといざという時に楽かも知れないと思いました。




3人用で7290円だから、これまで物色していたテントは全て40000円以上でありましたから。なんだか却って心配になってくるところも無きにしもあらずですね。
基本的には面倒くさがり屋なのです。テントを貼るなんていう作業もできれば避けたいことなのです。これぐらいに簡単であれば貼ってもいいかなとも思うのだけれども。
しかし、基本的に面倒くさがり屋の人間はアウトドアなどはやってはいけないような気もするのだけれども、人それぞれの野外生活というのはあるのだろうから、それでいいのだと思う。

2012年8月16日木曜日

私の移動する狭小住宅

一見すると普通の車のように見えますけども、それは私の居間・食堂・寝室・仕事場を兼ねる動く狭小住宅なのであります。以前は折りたたみ椅子とかタープとかテントなんかを持ち運んでいましたが車の椅子ほど座り心地がいいものはないと思いそのようなものは持ち歩かなくなりました。
またこの車は運転席から3列目のシートまで倒すと真っ平になってかなり広い空間が出現するのです。滅多にそんな面倒なことはやりません。全部のドアを開け放して風通しを良くして外にいるような気分を味わいます。ドア閉めればすぐに出発できる気軽さが好きであります。荷物も最小限にしてありますから軽いです。軽いですからスピードも普通に出ます。

 写真奥の方に見えるのが、きちんとした水栓トイレなのです。最強のクーラボックスも積んでいますが、通常はコンビニやスーパーが私の冷蔵庫であります。そこには常に冷たいビールが私の為に用意されています。お風呂は日帰り温泉という贅沢さです。自宅ではのんびりと風呂に入るなんていう考えはありませんが、一旦旅にでると毎日温泉に入ります。しかも毎日のように違う温泉に入るのです。洗濯機はコインランドリーであります。以前は地方に行くとコインランドリーがなかなかなくてオートキャンプ場を探して、管理人に交渉してコインランドリーだけを使わせてもらっていました。最近はちょっとしたところにもコインランドリーを見つけることができますので、ひとつも困ることはありません。現金が足りなくなったらどうするかって、私はネットバンクを利用していますので、郵便局・ファミリーマート・セブンイレブンを使用すれば出し入れが無料であります。他にクレジットカードもありますから困ることは無いですね。

 ひとつの場所に飽きたら移動して気に入った場所を探します。その場所が気に入ったら飽きるまで同じ場所に居座ります。その時は同じ温泉に入り続けるしかありませんけれども。気に入った場所というのは、当然温泉も気に入ることになりますから別に不都合はありません。

 写真の場所は山の中ですが、意外にもWi-Fiがばっちり入るのであります。電話・テレビ・インターネットが完備しています。そうそう特筆すべきは冷暖房までついているのです。(車だから当たり前か)ただ夏の間は高度の高い涼しい場所を狙って行きますので滞在中は冷房を使うことはありません。暖房は電気毛布を使います。これを敷いて床暖房にするとかなり暖かいです。寝る時はダウンの寝袋と電気毛布を併用すると汗を掻くほどであります。
 大好きな音楽はiPhoneとパソコンに5万曲入れてあります。車のラジオとは別にもう一台ラジオを積み込みます。車のラジオやステレオはエンジンをかけてないと稼働しないので電池でも聞けるようにしています。音楽を聞くためだけにエンジンを始動するなんてガソリンが勿体無いじゃないですか。

 だから理論上どこででも仕事ができるはずなのです。自分でもいつもその気持ちになってノートパソコンなんかも積み込むのですが、あまりにもその放浪生活が楽しくてとても仕事なんかやる気持ちになれません。以前はパソコンを開かないとメールのチェックはできなかったのですが、今はiPhoneに他のメールアドレスも集約しているので開かないでも済むようになっています。いいんだか悪いんだかこのあたりは良くわからないところであります。

夫婦の時間

 年に2回ほど夫婦で旅に出る。娘が高校生で大洗の寮にいる時は、学校の行事で日帰りが出来るにもかかわらず、それを利用して1泊ないし2泊の旅をした。昨年までの3年間は年間10回以上の旅をしていたと思う。

 一人旅と違って夫婦での旅はひとつも寂しくなく、家にいる時とほとんど変わりがないようなところもあるからだ。
 ただお互いの口数は必然的に多くなる。普段は互いに会話らしい会話もしていないが、旅の途中は結構饒舌になり、あれこれと話す。ああ!仲が良くていいですねとなる。

 だがしかし、これが一旦険悪になると始末に困る。だって怒って途中で別れるわけにもいかないから、互いに黙りこくることになる。最悪の雰囲気である。だから、夫婦で旅するときにはなるべく険悪な雰囲気にはならないように気を使ってしまう。大概の場合はそうならないで助かってはいるが。

 車中泊の旅に出た時にストックしてある、非常食を消費しようと思って持っていくのだが、これがひとつも減らない。できるだけこういう機会を利用して非常食の賞味期限を新しいものにしようと計画はしているのでありますが。毎日どこかのスーパーに寄ってしまうのだから、非常食など無くなるわけがないのです。

 私と妻にとっては買い物もひとつの娯楽になっているのかも知れない。どんなところに行ってもかなり大型のスーパーがあります。田舎に行けば行くほど大型の店があるような気がします。

 午後3時頃になると、今晩の寝床を探すことになります。その前に夕ごはんの買い物を済ませるようにしています。目についた比較的大きなスーパーがあれば何も考えずに駐車場に車を入れます。普段滅多に二人で買い物をすることなどありません。だいたい私は普段からスーパーに行く事はありません。だから結構店のなかをブラツイているのが楽しいのであります。
 それでも大概の場合私は飽きてきて、先に車に戻って読書をしたり、昼寝をしたりネットを覗いたりしています。妻の買い物は長いというのを発見したのも二人で旅をするようになってからのことであります。
 それはそれで普通の日であったらいいのです。だが、普段より走っている時間が長くなって買い物をする時間が無いなんていう時には困ってしまうのです。最初妻の買い物が長いということに気づかなかったのでイライラのしどおしでありました。それに気がついてから、時間の無いときには私もついていって必要なものをドンドン買わせてしまうのであります。そうしないとまた無駄に時間が経ってしまうのです。買い物が終わった後は温泉に行かなければならないのです。だからモタモタしてはいられないのです。
 それで、レジで精算を済ませるまで待っていなければなりません。その精算が終わる前にあれを買い忘れたなんてことになって、また売り場に戻る可能性があるからです。おかげ様で私はここまで用心深くなったのであります。通常は妻のペースで一向に構わないのですが、これまで運転で疲れているし、夕方になったら私のビールタイマーが働くようでシュポっとプルトップを抜かなければならないからなのであります。

 温泉と冷たいビールのない旅なんて絶対にしたくありませんからね。

こんなところまできてもテレビが見たいのか!?

 今回の4泊5日の旅で、私の車中泊用の装備はかぎりなく完成形であることを実感しました。確かに車自体は普通のステップワゴンであり、何ら改造を施していません。購入する時に全周をカーテン張りにしたことと、100Vの交流電源が使えるコンセントをひとつ付けさせたことだけであります。それに一昨年に800Wがまで使えるサブバッテリーを導入しただけのことですが、これで1ヶ月でも2ヶ月でも旅して回れと云われたとしても何ら不自由なく回れると思います。
 むしろ家電らしいものをほとんど使ってないので800Wのサブバッテリーシステムはオーバースペックなのではないかと思ってるぐらいです。ま、これはノートパソコンを使用して旅先に長期滞在して仕事をやるためのものですから仕方ないことですけれども。

 白馬の野営地で会った京都ナンバーの軽ワゴンのご夫婦は変わっていましたね。屋根に見慣れない小さな箱型の金属がついているのです。こういう変わったものをみると、もうウズウズして話しかけないでいられないのです。普段は人見知りが激しくて始めて会った人に自ら話しかけるなんてことは絶対にありませんけど、こと旅に出てしまうと性格が変わってしまうようです。

「こんにちは、この屋根についている変わったものはなんですか?」

「ああ、これね地デジのアンテナんですよ。」
「現地に着いたらね、近所の屋根のアンテナの向きをまねして向けるとテレビが写ルンです。」

 一番後ろの荷室に棚が括りつけられており、縦に3つ横に3つの区画があり、一番下の棚に液晶テレビ30インチぐらいでしょうか、鎮座ましましておりました。テレビはどのように固定されているのか追求し忘れてしまいました。他の棚にはまるで合わせて作ったかのような箱が見事にピタっと収められていました。

「ここは、あまり映りが良くないんだよな。」

 といいながらリモコンのスイッチを入れてみせてくれました。デジタル放送の映りが悪いテレビというのを始めて見ました。映像自体はしっかり映るんですね。アナログの場合は画面が流れてしまうから、ああはならない。デジタルの場合は画像がブツ、ブツと途切れるんですね。

 一番後ろのハッチを開けて、夫婦二人は外に椅子を並べて仲良くテレビ鑑賞をしているのです。

「これはサブバッテリーを積んでいるんですか?」
「そう、軽だからバッテリーは小さいけどね」

 世の中自分とは違う価値観念の人はいてもいいと思うし、むしろそのほうが多いのかも知れない。確かにここまでやるには知識と技術が必要だと思う。それには本当に感心してしまう。いや尊敬までしてしまいます。しかし、私は次の言葉に完全に打ちのめされてしまった。



「やはりここは映りが悪いから他の野営地に移動することにするよ」



 いやはや、京都くんだりからこんな山の中までわざわざやってきた理由というのはテレビを見るためだったとは、いささか力の抜ける話であります。

右足のふくらはぎが筋肉痛なわけ

 3日ほど前から、右足ふくらはぎが筋肉痛でたまらない。自分でいうのもなんだが、その歩く様子はかなりぎこちなく見えているのに違いないのであります。

 最初は、東尋坊あたりで歩きまわったり永平寺の見学でかなりの階段を登り降りをしたからだろうかと思っていました。ここ3ヶ月ぐらいは毎日のように散歩をして鍛えてきたはずなのに、このぐらいの事で筋肉痛になるとはなんともナサケナイといささかガッカリもしていたのです。だからこのことは妻には言わんとこと固く決意していました。また永平寺の階段の登り降りごときで参ってしまうようであれば、出家は望むべくもないなと即座に諦めたしだいであります。南無

 しかし、その原因はもっともっとナサケナイところにあったのです。それはアクセルとブレーキの踏み過ぎなのであります。最近は車中泊での旅ともすっかりご無沙汰しており、日常、車を運転することもほとんど無かったのであります。それが、いきなり往復1300kmのドライブであります。これに気がつくのにかなりの時間を要してしまった。

 埼玉・群馬・長野・新潟・富山・石川・福井と回りました。そしてひそかに私は島根の出雲大社を最終目的地に定めていたのであります。永平寺のある福井から500kmぐらいの距離ですから日程的には行って帰ってこれない距離ではなかったのです。散々迷いましたが今回は4泊5日の旅ということでそれをやっていますと24時間ただただ走り回っていることになるので泣く泣く断念することにしたのであります。

 最初の3日間はかなり強硬に走り回りましが、後半の2日間は白馬で2泊してのんびり過ごしました。日帰り温泉を探し、観光地をめぐり、MaxValueで食材を購入して料理を作り、当然ビールをゴクゴク呑んで、昼寝してと・・・・・・。昨日の午前中に帰宅しました。この間まったく渋滞に巻き込まれませんでした。幸運であります。

 再び右足ふくらはぎの筋肉痛でありますが、車を運転している時は何も感じないのであります。それが車から降りた途端に痛みを思い出させてくれるから不思議なのであります。
 一日経った現在はかなりその痛みは和らいできており、明日ぐらいからは通常の生活に戻れそうであります。大事に至らずに良かったと思っています。

2012年8月10日金曜日

挫折禁止だって、笑ってしまった。

愛しの玄米粥 その2

 昨日も連日の猛暑から比較すれば、ほっと息が抜けるような涼しさでありました。このぐらいの気温であれば快適と言葉を滑らせても構わないようであります。いつまでもこの気温であってくれればと願うのでありました。
散歩をしていると「100円」と書いてある自動販売機がやたらめったら目に付く昨今であります。自販機でコーヒーやコーラを買うことは滅多にない身にとっては嬉しくもなんともないのですが、100円でないと売れない時代になったのかも知れませんね。もしかして、100円であっても売れないのかも知れません。


さて本日も昨日のブログ「愛しの玄米粥」からの続きです。玄米粥を食べるようになってひとつ気がついたことがある。それは便秘をしなくなったということであります。最初は自分で作って自分だけが食べるというプライベート朝ごはんであったのですが、ある時ちらっとそんな話を妻にしたら、妻も食べるようになったのであります。そしてその結果を尋ねると確かに便秘が解消されたというのであります。

このあたりで正しい玄米粥というものを調べてみました。これまでやっているのは、まったくのオレ流の作り方でありました。ま、それで充分に満足していたわけですけど、ブログを書いているのですからあまり手を抜かずにというわけであります。「玄米粥の作り方」なんていうキーワードで検索してみますと、ありますね。面倒だから先頭にきたブログを覗いてみました。

朝食に玄米粥

【玄米粥の作り方(おかゆ)簡単】
○玄米とは
・稲米から籾殻(籾殻)だけを除去したもの
・ビタミンB群・ミネラル・脂肪・タンパク質を豊富に含む
・植物性食物繊維を豊富に含み、便秘・大腸ガンなどを予防

あらゆる生活習慣病の予防を期待される玄米ですが、玄米を美味しく炊くには火加減や水加減など難しいものです。玄米は圧力鍋で炊くのが1番ですが、最近では玄米炊飯や玄米粥の機能が付いた電気炊飯器も出回っていますし、普通に炊ける「発芽玄米」なども市販されています。


○玄米粥の作り方
炊飯は圧力鍋が必要だったり、炊き方も難しかったりしますが、お粥の作り方はいたって簡単です。焦がさないように注意して炊くだけで、鍋も特殊なものを選ぶ必要もありません
なるほど「植物性食物繊維を豊富に含み、便秘・大腸ガンなどを予防」などとありますね。いいことづくめではありませんか。またかなりいい加減な水加減と圧力鍋を使用しているのですが、これも正解なのだ。納得すると同時に自信を深めたのでありました。
 玄米粥の利点がもうひとつあります。なんといっても精米をすることがないし、水入れて炊くだけなのです。我が家の米は玄米を直接送ってもらっているので、毎日その日に食べる分だけ精米しているのです。最近はそれが慣れっこになっていますが、やりはじめた当時はかなり面倒なものでありました。その一工程が省けることになったのであります。
 また最初の頃は水に浸して置くことをせず、無理矢理圧力鍋で炊いていましたが、これは白米と同じように最低でも10分は浸してから炊くべきだと思いそのようにしていた。
 ある時妻が豆を煮るのに一晩ほど水に浸けていたのを目にして、ひょっとして玄米も一晩ほど水に浸けておいたら、米の皮がもっと柔らかくなるのではないかと思い試してみたら、これがドンピシャだったのであります。玄米を一晩いや一昼夜水に浸けて置くということから、私の料理は明日の料理を念頭に置く実にシステマチックなものへと変貌を遂げていくことになるのです。

 そしてオレ流「玄米粥」は「鳥玄米粥」というものに大幅にバージョンアップが謀られたのであります。あの骨付きの鶏肉があるじゃないですか、全部肉だと思って食べると半分ぐらいが骨であって、完全に騙されて悔し涙を流すあの肉です。これを炊く時に2個ほど入れて置くのです。本当は3個でも4個でも数が多いほど味は良くなるのはわかっているのですが、予算というものがありますから一応独り1個の割り当てになります。これがまた手間いらずで抜群に旨いのであります。最近はほとんどこの「鳥玄米粥」というものになっています。

 これまで書いている玄米は1合の量であります。圧力鍋はFissler4リットルを使用しています。T-fal4リットルも持っていますが、私はFisslerのほうが数倍好きですね。

2012年8月9日木曜日

愛しの玄米粥

 昨夜から今朝にかけて寒いぐらいの気温でありました。用心に寝る前に肌掛けを一枚用意したのだが、それでは間に合わないぐらいの寒さで、途中でたまたま近くに置いてあったダウンの寝袋を引っ張りだしてそれを掛けた。
 それでちょうど良いぐらいであった。8月中に涼しさを求めるのは無い物ねだりだと諦めていたが、思わねプレゼントを頂いたような気がしてちょっとだけシアワセな気持ちになりました。
 日中はいくら茹だるような暑さでも朝晩少しでも涼を感じられれば耐えられるのだが、一日中茹だられ放しだと心底参ってしまう。できればこのままの状態で秋になるまで続いて欲しいと願うのだがそれは到底無理なことでしょう。
 息子が食事中に「急に涼しくなるとどっと疲れがでる。これまで知らず知らずのうちに暑さと闘ってきたことを思い知らされると・・・」なるほど確かにそうだ。皆んな必死になって暑さと闘っているのだと今更ながらに気づかされる。

 玄米粥を3日に一度ぐらいに作って食べている。玄米は体に良いなんてことを小耳に挟んで久しい。どのように体に良いかなんていう理屈はこの際省く。大体人なんてそんなものである。青汁が体に良いと喧伝されれば、どのように良いのかなんていうのは二の次になり、とにかく粉末を求めてダイヤルする。そんなものである。

 それで、とにかく体にいいものらしいから玄米ご飯を食べて見ることにする。圧力鍋を使って玄米ごはんを炊いてみたりしたが、これは長く続かなかった。食ってもひとつも旨くないのであります。
 基本的に旨くないもの、楽しくないものは決して長く続くことはない。そこで、これは炊き方に問題があるのだろうと、玄米を8分搗きとか5分搗きとかと様々に試行錯誤を重ねたが敢え無く沈没してしまった。旨いといったら基本的には白米が最高のものなのであります。

 これまで粥なんてものは風邪をひいたり、腹を壊した時ぐらいに稀に食べるぐらいなものでほとんど食べたことがなかった。それがある日突然お粥を食べてみたくなった。最初から玄米粥であったわけではない。初めて作って食べてみた白米粥はなかなかのものであった。これまで朝ごはんは白米一辺倒であったのが1ヶ月に一度が2週間に一度などという割合で増えていった。
 そんな中で、ひょっとして玄米にしてみたらどうだろうかという考えが閃いた。それまでは、玄米ごはんから遠ざかっており、玄米関係の言葉は私の中からは完全に消えてしまっていたのであります。

明日に続くかも

2012年8月8日水曜日

毎日1時間程度の散歩のヨロコビ

 ようやくコンスタントに毎日1時間程度散歩しても異変を起こさない体を作ることに成功したようだ。

「なにいってのコイツ!?」

 普通の人にとってはなんていうことがないことだろうが、意識して歩かない限り、一日50歩も歩けば良いほどの生活を毎日送っていた身にとっては大変なことでありました。

 一時期ようやく体を慣らして2時間ほど歩けるようになることはなったのですが、それをやると腰が痛いし、情けないことに全身が筋肉痛に襲われてしまって、それ以降どうしても歩く気がおこらず難儀しました。ここで歩くというのは足腰だけでなく全身運動なんだということを始めて知った次第なのです。なんとナサケナイ

 人間というものは余計な向上心なるものをどこかに持っているらしくて、ちょっと歩けるようになると、無意識にでも、もっと速く、もっと遠くにと考えるようであります。まるでオリンピックにでも出るような錯覚を起こすのです。これがいけません。
 また、他の人が散歩していると、どこかに負けたくないという気持ちが起こったり、こんなにヨタヨタ歩いているのは見っともないなんていう気持ちが芽生えたりして、これもまったく良くありません。

 足腰が痛まないで毎日コンスタントに散歩できる方法はないかと、考えぬいた結果、ゆっくりのんびり歩くことだという結論に達したのであります。やって見るとこれがまた難しいのであります。だから最初の頃は常に自分に言い聞かせなくてはいけませんでした。「急ぐことはないから、ゆっくりのんびり歩くんだぞ」と。

 歩く速度なんていうのは競歩ではないのだから、元々それほど速いものではありません。車を運転して時速40kmで走っていて80kmに上げて走れば倍の距離を走ることができますが、徒歩なんていうのはたかが知れています。だからのんびりゆっくりの歩きに変えても、歩く距離がそれほど変わらないということを身を持って体験しました。
 おかげで毎日1時間ほどの散歩をこなすことができるようになりました。だからどうしたと云われても困ってしまうのですが。

2012年8月7日火曜日

それにしてもアヂイ!!

わざわざ口にだしていうのもなんだけど、

「それにしてもアヂイ!!」

とうとう言ってもうた。言ってもうたけど、やっぱりアヂイのは変わらない。

 と言っても昨日は途中夕立もありましたので、久しぶりに少しだけ涼しさが戻ってきたような気もします。それに今朝は今年はじめてひぐらしのなく声を聴きました。
 ここ数日あまりの暑さに耐えかねて涼しい長野あたりの山の上にに逃げ出そうかとも考えていた。そうなると持っているノートパソコンが非力でこれまで学習してきた画像処理関係のソフトが動かなくなる恐れがあるので躊躇していたところでもあった。
 ただ車中泊用の道具類を広げて、あれこれ整理しているとなんだか旅をしているような気持ちになってしまって、「あれ?わざわざ旅にでなくてもいいじゃないか」なんてことになってしまうのは悲しいかなそれなりに年取った証拠だとも思う。


 図らずも、かなり長い間ブログの更新をサボってしまった。以前は毎日更新しようと独り意気込んでいたのですが、いくら世の中の役にはまったくたたない駄文であっても、本人的にはそれはそれで大変なわけであったわけであります。
 それでも根がまじめなものですから、懸命に努力をするわけであります。これがいけません。この努力ってやつがいけませんね。調子よく書けている間はいいのですが、書けないとなるとこれがもの凄いストレスとなるわけであります。また調子よく書ける時なんていうのはそうそうあるわけではないので、毎日がストレスの積み重ねの連続となってくるわけであります。
 一ヶ月もの間サボり続けた結果、ストレスがまったくないかというと、それはそれなりに書かないなりのストレスというものが、やっぱりあるわけであります。
 最近なんとなく感じているのはいくら駄文であっても文字を書く行為というのは自分の心に及ぼす影響というものが決して少なくないのではないかということであります。

 そんなわけでありまして、また駄文書きを再開することにしました。1ヶ月も間を開けますとこれまで見に来てくれていた人も離れていって閑散としていることでしょう。それはそれなりに精神的にはなかなか良いことだと感じる今日この頃なわけであります。

2012年8月5日日曜日

まだ旅にでる予定はない。

数日前から広くもない居間の床に一見すればガラクタに見えなくもない道具を広げている。
それらの道具類を眺めながら最後に旅に出たのはいつの事だったろうかと思い出そうとしている。
普段から記憶力が希薄な私にはすぐには思い出すことができない。数日中に車を車検に出すことになったので、久しぶりに車に積んであった荷物を下ろしてみた。そこには車中泊用の道具とレトルト食品が積み込まれていた。
とにかく一切合財を下ろしてきて、居間に店開きであります。ひょっとするこのまま旅に出ても何も困らないような感じでもある。
別段どこかへ旅に出ようというわけでもないが、炊事道具の点検なんかを初めたりもしている。缶切りが入っていないのを発見して予備の缶切りを入れておいた。もっとも最近の缶詰のほとんどが缶切りを必要としていないので、当初から入れてなかったのかも知れない。

バッテリーとタイヤは昨年新品にした、それから車はいくらも走っていない。修理工場でエンジンオイルとエレメントの交換を申し出たのだが、オイルもエレメントもほとんど汚れていないと言われたのでエンジンオイルの交換だけにしておいた。車は走らなくても金がかかる。税金に保険に車検と計算してみると半端ではない。この1年ドブに金を捨てたような気になる。無駄な経費である。