2009年1月31日土曜日

iTunesのデータを削除してしまったんだって


 友人のSさんがノートパソコンを持って拙宅にやってきた。iTunesをおかしくしてしまって、あらたな曲をiPodに入れられないという話であった。
 Sさんはパソコンがそんなに得意でないから、iTunesのデータを削除するなんて芸当は絶対にできないと思っていたので、ちょっと弄れば復旧できると軽く考えていたのであります。

 それでさっそくiTunesのデータを見てみると、見事に削除してしまっていてどこにも無いのであります。

 「ね! どこにも無いでしょ。俺もやるときはやるかんね」ドーン

と妙に力をこめて変な自慢をするのであります。

 うーーーん、そんなことを力をこめて自慢されてもねぇ。iTunesにデータが無くてもiPodには約5,000曲ほど入っている。このデータをPCに戻せば一件落着となりますが、どうすればいいか私にはわからない。
 そうしたらSさんPod SAVEなるソフトを購入して持っていた。なるほどこれこそやるときはやるもんだと・・・・・・。それでさっそくSさんのノートパソコンにインストールすることにしたが、なんだか知らんけどエラーが出てなんどやってもインストールできないのであります。

 仕方がないので私のPCに入れて見ることにしたら、何のエラーも障碍もなくスイスイと入ってしまった。それで説明書を読んでiPodのデータを私のPCにコピー開始であります。さすがに5000曲近くあると4時間から5時間かかってしまいます。
 それをじーっと待っているのもなんだから、当然酒飲みに出かけて、深夜帰宅したら全てのデータのバックアップが完了しておりました。

やるときはやるのはSさんでなくPod SAVEというソフトでした。

 それで感心したのは、iPodをハードディスクとして認識させて作業するという考え方です。いわれてみれば当然といえば当然なんですが、iPodは音楽再生器機っていう思いこみが強くあったのでそこまで考えつきませんでした。

Pod SAVEの一本勝ちですね。参りました。

 で、この話はこれで終わりなんですけど、作業の途中でSさんが騒ぎはじめたのです。ノートパソコンのCDが取り出せないっていうんです。
 そのノートパソコンのCDはトレー式では無く、直接CDを差し込むようになっているのです。いくらボタンを押してもでてこない。

 ひとりSさんは焦りまくりです。私もやってみたけど確かにでてこないのです。Sさんはなにかちょっとひっかかっているらしいから、先の尖っているので突いてみようなんて言い出す始末です。マイコンピュータを見てもCDドライブが認識されていない。
 「出す」ボタンを押すと力弱くモータが少しだけまわる。うーーんコイツやる気がないのかなとか力強さがないなとか・・・いやはやです。

1時間ほど一人ですったもんだしていたでしょか。


 出てこないはずです。だってエラーが出てインストールできないから、そのCDを取り出して私のPCにいれたのですから・・・・・・。最初からCDなんて入って無かったのです。

ばか!!

わっはははははははははははは・・・・・・・・・・・・・・・・

2009年1月30日金曜日

大学はでたけれど

 再び就職氷河期を迎えようとしてますね。迎えようとしているのではなく、もう始まっているのか。自分の子供らもあてはまるので他人ごとでは無いのですけれども。来年あたりになると、内定取り消しではなくて、内定そのもさえ無くなるっていう話を聞きます。

 今年内定を貰えなかった学生はそのまま留年して来年新卒と採用されることを目指す人もいるようです。それでもダメだったら、また留年するのか。なんともいいようのない空しさを感じますね。
 主立った企業は新卒しか採らないようで、1年就職浪人した人なんて最初から相手にされないようですね。学生には何の罪もないのにね。
 学生に何の罪もないし、企業にだってなんの罪もないんですよね。なんだかんだいっても商売が儲からなければ人を雇う余裕もないし、雇う必要がないのですから。それを企業の社会的責任だなんていう方にも無理があると思うのですが間違っていますかね。
 こうなってくると、結局派遣労働だの期間労働・アルバイト等に流れるしか無くなってきますよね。その仕事があれば、まだめっけもんなのにこの状態ではそれもないでしょうから、結局パラサイトシングルになって親のところから離れられないってことになるんでしょね。

 新卒採用とか派遣切りだなんて騒いでいるときに、正社員の地位だってかなり危なくなってきているんじゃないのかな。何十年も会社のために一生懸命に働いてきたのに突然解雇だなんて酷すぎるよなんてことを良く聞きますが、やはり無い袖は振れないってことですよね。

 結局無事に生き延びたのは団塊の世代までってことで、これからは何があってもおかしくない時代に突入したようですね。

「大学はでたけれど」のタイトルですけど、昔も就職氷河期ってのが何度かありまして、その頃に使われた言葉ですが、現代はちょいと違うと思うのですね。今や大学も全入時代となって、入ろうと思えば無試験で入れるようになっています。ということは重宝されるのは一部の有名大学だけなんじゃないかなと思うのですが。大卒っていったって初めて聞くような名前の大学が最近は多くて、一昔前の高卒と同じぐらいにしか扱われないんじゃないかなと思うのですが、どうなんでしょうか。
 いいですよ名も無き三流大学でも、そこで4年間みっちりと学問のイロハとか知識を得てくれば。本当はどうなんでしょう。高校レベルの基礎学力も無くて、たんに4年間学費を納めていたずらに時間を浪費してきただけなんて学生が多いのではないでしょうか。そのあたりはアザトイ企業はすでに見抜きまくっているのだと思いますね。

 官僚の天下り「渡り」が問題になってますけど、渡りを続ける官僚は「悔しかったらな、お前らも東大に入ってないい成績を収めて官僚になればいいんだよ」って声が聞こえてきそうです。まったくそのとおりだと思います。現在そういう制度になっているのですからね。悪いのはそういう制度にしてしまった私たち国民だってことですよね。

 それにしても働くところがないというのは、本人も荒れるし、社会も荒れますね。なんだか人ごとみたいにしていってますね。この私

元旦の誓い なんちゃって

 あいかわらず寒いですけれども、1月もそろそろ終わりになります。なんとなく気持ち的には暖かさに向かっているような気がします。でも2月って結構寒いんですよね。雪が降るなんてことも2月が多いような気がします。郷里山形の便りでは、今年は今のところ例年に比べて雪が少なくすこしは過ごしやすいそうです。
 過去に房総半島のお花畑や菜の花を見に行って2回ほど大雪に見舞われたことがあります。私は雪国生まれで雪の中の運転には比較的慣れているので平気でしたが、周囲を走る車が恐かった覚えがあります。とにかくもらい事故だけは避けたい思いで必死だったことを思い出します。
 あんな寒い中で事故なんかやってしまったら、家族5人寒くて対処の仕方が無いので恐怖でした。途中何台も路肩に突っ込んでいる車や追突事故を起こしているのを目撃しました。とにかく自宅に帰り着くまで緊張の連続だったことがよみがえってきます。

 元旦に今年はブログをできるだけ書き続けようと、お屠蘇頭で決めたことが、3日坊主にならずにすんで少しほっとしています。途中なんどか危ない場面があり、2日ほどサボリましたが、書いた本数が31になればいいのだと開きなおりました。
 うん、これでいいのだ

2009年1月29日木曜日

アウトドアにはお好み焼きなのだ

 昨日娘が学校から帰ってきて台所でごそごそやっていた。しばらくしたら、「オトーこれ喰うか?」っといってお好み焼きのようなものを皿にいれて仕事場に持ってきた。
ちょうど腹もへっていたので、試しに喰ってみることにした。
 最初はかなり胡散臭く感じたが、喰ってみたら結構うまいのだ。「オオー結構いけるではないか!」というと嬉しかったのか、また焼いて持ってきた。肉やら野菜やらとろけるチーズやら色んなものが入っているのである。

2枚ほど喰ったらもう無いというので、こんどは私も参加して、天かすを入れて見ようだの、餅はどうだの、白菜漬けは、いやそれを入れるならキムチだろうとかサラミはどかとかウヒャウヒャ言いながら天才お好み焼きを焼き続けて気がついたら晩酌なんかできないぐらいに喰ってしまっていた。娘はまた太った。わはははは

 それでふと思ったけど、お好み焼きって小麦粉と油があれば簡単にできてしまう。これこそアウトドアにぴったりでは無いかということです。なんで原料のほとんどが小麦粉ときているもんだから安上がることは確かだ。良し次回のキャンプには絶対にやって見よう。

 小麦粉があったら、ウドンが作れるぞ、すいとんはものすごく簡単だぞ、焼いたことないけどパンだってつくれるぞ、作ったことないけどピザだって焼けるぞ。
 こりゃあ、災害用の食料備蓄に加えておかなくちゃ。

1フィートって何センチ?


よやく流し読みでウォールデン 森の生活を読了して、こんどはじっくりと読み始めた。


ウォールデン 森の生活P41 「第1章 経済」から抜粋

かって私が、正直に働いてお金を手に入れながら、本来の仕事をする自由も手に入れるにはどうすべきか悩んでいたところ(残念なことに今はそのころほど徹底して考えられません)、鉄道の線路脇に長さ6フィート、幅3フィートの木製の箱が置かれているのを目にしました。それは、線路工夫が用具を夜の間しまっておく箱でしたが、われら生活に困窮する者はみな、この箱を1ドルで手に入れ、らせん刃ドリルで換気孔をあけ、雨の日や夜には潜り込んで蓋をしめて寝てしまえばいい、と思いました。愛する自由が手にはいり、魂を解放できます。これは最悪の話ではないし、卑しむべき選択でもありません。そこならあなたも、気のすむだけ遅くまで起きていてもいいし、目が覚めても、しつこい地主や、領主のように威張った家主に家賃をふんだくられる恐れもなく、自由に散歩にでられます。


これまで流し読みだったから、フィートとかヤードとかインチとかいう単位がでてきても飛ばし読みしていたのですが、じっくり読み始めるとやはり距離感が掴めず気持ちが悪いそこで調べてみた。

調べてみて良かった。こういうときにネットは便利ですね。


フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば

フィート(feet:複数形)またはフート(foot:単数形)は、ヤード・ポンド法における長さの単位である。約3分の1メートルに相当し、現在は正確に 0.3048 メートルと定められている。漢字では呎と書く。

1 フィートは 12 インチであり、3 フィートが 1 ヤードである。

単数形は foot(フート)であるが、日本語では単数(例えば 1 foot)であってもフィートと呼ぶことが多い。本項では「フィート」の語を統一して用いることとする。foot は、本来の「足」の意味としては「フット」と書かれるが、長さの単位の名称としては通常は「フート」と書く。なお、英語の語法では「5 歳女児」を "five-year-old girl" と、"year" のような単位を単数形で書くルールがあるが、同様に「身長6フィートの男性」を "six-foot-tall man" と表記するので、日本語のフィートに慣れていると分かりづらく、注意が必要である。

度量衡の標準化の過程で、いくつかの異なる長さの「フィート」が残された。今日最もよく使われているのは、イギリスのフィートである。これは、イギリス、アメリカを始め、多くの国で使われている。その長さは、現在は正確に 0.3048 メートルと定められており、国際フィートと呼ばれる。これとは別に、アメリカでは測量フィート (U.S. survey foot) も使われている。これは、米国沿岸測地測量局 (US Coast and Geodetic Survey) が測量の際に使用していたフィートに由来するもので、正確に 1200 / 3937 メートル(国際フィートよりも約 610 ナノメートルだけ長い)と定義されている。

単位記号は ft または′(プライム記号)である。例えば 30′ は 30 フィートを意味する。プライム記号の代わりに’(アポストロフィ)が用いられることもある。″(ダブルプライム記号)がインチを表すので、5′1″ は 5 フィート 1 インチの意味となる。

早い話が大体30cmと覚えておけばいいんですね。それでこの1フィート30cmつながりで

歴史

元々のフィートは、足の大きさに由来する身体尺であるとされている。単数形・複数形とも足を意味する単語である。ヨーロッパのほぼ全ての文化で、足の長さを基準とする長さの単位が使われていた。足の長さを使用した長さの基準で最も古いものは、シュメールに見られる。その長さは、紀元前2575年ごろのラガシュの支配者グデアの像によって知ることができる。

国際フィートは、古代ギリシャ時代にエジプトで使われていたフィートを変更して作られた、ローマ帝国で採用されたより大きなフィートに由来する。

なお、東洋の尺貫法における尺(日本では約 0.303 メートル、中国では約 0.333 メートル)も、現在のものは足を基準にしたものであり、フィートとほぼ同じ長さとなっている。そのため、フィートを表すために作られた漢字は「尺」に基づく「呎」であり、中国ではフィートのことを「英尺」と呼んでいる。

というものがありました。尺なんていう単位も大工さんでも無い限りほとんど使うことがないのですが、1尺が1フィートだったなんて目から鱗ですね。

暖色LEDランタンQVCでも売っていました。



 昨日テレビのチャンネルを回していたら、なんだか見覚えのある商品が映っているのでそのまま見入ってしまった。それはテレビショピング専用チャンネルのQVCというところです。先日私が2個購入したものと同じLEDランタンがQVC価格 ¥4,980 (税込)特別価格 ¥4,526 (税込)として紹介されていました。
 このチャンネルともうひとつテレビショピングチャンネルがあるのですが、確かショップジャパンとかいいましたね。この2つともほとんど見ることはないのですが、たまに見ると結構おもしろい。地上波の民放よりも、ひょっとしてある意味面白いのではないかとも思う。

 それでGENTOS LEDランタン エクスプローラー プロフェッショナル 【明るさ280ルーメン/連続点灯72時間】 EX-777XPQVCでの販売価格を比較して見ようと思って検索してみました。
おお、やはりというかネットでもNo.481705 暖色LEDランタンという名前できちんと販売しているではないですか。
販売している値段が高いかどうかの判断はついきません。テレビで最初に目にしていたらたぶん購入していたかも知れませんね。Amazonでは3,950円でQVCでは4,526円でその差576円ですからね。
でも決済の方法まで詳しく見ていなかったので、支払いはどうするんでしょうかね。銀行振り込みなんてのだったらたぶんやめてますね。銀行まで行くのが面倒ですからね。代引きだったら決断しますね。代引きの手数料を取るのだろかと気になりました。

そういえば品物によってはAmazonが案外安いものだと気づいたのは圧力鍋を購入しようといろんなサイトを調査した時です。今でこそ3個も圧力鍋は必要無かったと思いますが当時は圧力鍋絶対主義のようになってましたからね。それはそれでしょうがないです。
この馬鹿もさすがにこれ以上圧力鍋は買わないことでしょう。俺圧力鍋15個持ってるだって自慢したら笑われてしまいますからね。
Amazonだけが安いのではなくネットは全般的に実店舗で購入するより安いですね。値段を比較する場合は必ず送料を考慮しなくてはいけませんね。送料の部分を見逃すと却って高かったりしますから。ただ交通費と時間も考えなくてはね。

2009年1月28日水曜日

新型インフルエンザ(H5N1)

 インフルエンザ:タミフル耐性ウイルス、主流に 「Aソ連型」が5割超というニュースが流れています。インフルエンザは常に突然変異によって新型が発生するようであります。この突然変異というのが曲者で、鳥インフルエンザ(H5N1)も最初鳥から鳥へと感染していたものが、突然変異によって鳥から人へと感染するようになったようです。この段階ではまだそんなに脅威ではないのですが、人から人へと感染するようになるとこれは大変です。
現在国は新型インフルエンザ(H5N1)用にタミフルを備蓄しているようですが、タミフルは特効薬ではなく、インフルエンザの発症するのを抑えるだけのものらしいです。仮に新型インフルエンザ(H5N1)がタミフル耐性ウイルスに変異して上陸したら打つ手なしになってしまいますね。
 ワクチンはどうしたといわれても、人から人へ感染する新型インフルエンザ(H5N1)は現在ないわけでりますから、存在しないウイルスからワクチンは造りようがないわけであります。
 仮に新型インフルエンザ(H5N1)ウイルスを発見採取して新たにワクチンの製造にかかっても出来上がるのが半年から1年だそうです。それまで何十万人何百万人の人が死亡するか想像だに恐ろしい気がします。
 それで、現在採取されている鳥インフルエンザ(H5N1)ウイルスから取りあえずのワクチンを製造しているのがプレパンデミックワクチンと呼ばれているものらしいです。これは国民全員分製造されているものではなくて、医療関係者や警察消防といった具合に摂取の優先順位が決められているようです。

 基本的に私たち一般の国民は完全無防備ということになります。やれることはマスク・手洗い・うがいぐらいなものです。これは日頃習慣化しておかないといざという時には役に立たないでしょう。
 私の家族は徹底的に訓練されていますが、私自身はまったくダメですね。今からでも決して遅くないので練習しておこうと思います。

2009年1月27日火曜日

尾瀬 檜枝岐村七入オートキャンプ場オープン(2009-5-1)まで後94日

 尾瀬 檜枝岐村七入オートキャンプ場に貼り付けたJavaScriptの計算によるとキャンプ場オープン(2009-5-1)まで後94日だそうです。とうとう100日を切ったようであります。
 自分で貼り付けておいてなんなんだが、2009-5-1を向かえた後はどうすればいいのだろうか、キャンプ場閉鎖まであと150日なんて表示させるべきなのだろうか。それとも何気なく取り去っておくべきだろうか。

 5月1日に勇んで行ったとしたら、こちらではなんとなく春も本番っていうか、少し夏の香りを感じたりして、ようやく冬の寒さから解放されて浮き立つ時期なのですが、檜枝岐村は毫も油断できないんだよね。なかでも七入は本村よりも標高が高いから大量の残雪の可能性が濃厚なんですよね。
 もう私は決して欺されないのだ、何度か檜枝岐村七入オートキャンプ場に5月の連休に家族を連れてヨロコビ出かけていって、現地の雪景色に唖然呆然とした記憶がある。いくらアホーな私でもそのぐらいの学習能力は持ち合わせているのであります。
 もう防寒の準備は完璧に終わらせています。寒いところのキャンプは決してキライではないのです。ただスタッドレスタイヤを持っていないという理由だけでここ3年ほどは雪降る場所を避けてきただけのことであります。
 寒ければ想像力及び空想力を駆使して防寒対策をすればいいだけの話で、また対策のための道具を揃えるのだって、かなり楽しい作業なんですね。「創意と工夫」なんて言葉が大好きですね。

誰?そこで「その創意と工夫を他に活かせや」なんて言ってるのは。

2009年1月26日月曜日

文章推敲はデバッグ作業なのだと気づいた

 以前にプログラマーの真似事のようなことをやっていました。新しいプログラムを組むことは胸がワクワクしてとても楽しいことでありました。特に新しい技を発見してそれをそっと忍ばせて置くなんてことになったら、もう胸キュンで寝食を忘れて夢中になってやっていました。
 考えたロジックがうまく動作したときには天にも昇る気持ちです。そうです自分は天才かとも思います。しかし、動作テストを何度も繰り返すうちにイレギュラー処理が発生した時の動きが致命的におかしいとなった場合から3日天才はたちどころに地に堕ちてしまいます。
 そして、それから延々とデバッグが始まるわけであります。すぐに不具合が見つかる場合もありますが、なかなか発見できずに何日でも問題が解決するまで会社から帰れないなんてこともあったわけであります。

 とここまでは前置きであります。ずいぶんと長い前置きなのでありますが、最近ある文章を作成してまして、なんども推敲を重ねていました。以前から推敲というものがキライでありまして、文章は一発書きを信条としていたのであります。このブログもほとんどが一発書きであります。
 で、今回はなぜかしらその信条を無視して嫌いな推敲を重ね続けたのです。そこで気づいたのは、今更のことだと思うかも知れませんが、文章推敲作業ってデバッグ作業だったのだと。
 なんだそんなことかと思われるかも知れませんが、私にとっては大発見であります。だからといってこれからもマメに推敲をやるかと問われても怪しいものですけれども

2009年1月25日日曜日

檜枝岐村 本日は快晴


 本日の檜枝岐村は見事に晴れて、燧ヶ岳が神々しくみえますね。

暗い時刻から起き出してなにやらごそごそやっていて、周囲が明るくなってきた時に「お!今日の檜枝岐村はどんなんだろう」とミニ尾瀬公園の定点カメラを見るのが日課になってしまいました。

それで今朝一番に飛び込んできた映像にはしばらく見とれてしまいました。^^)


 かなり前に注文していた農協の大罪 [宝島社新書]が佐川急便のメール便でようやく到着しました。
 以前から農協っていったいなんだろうかと思っていました。最近は農協の合併が盛んですけれども、その裏側にある実態ってのが私たちにはまったくわかりません。
 住専問題なんてのも本当は農協の問題だったし、今回のリーマン破綻と農林中金ってのはどう関わってくるんでしょうか。金融・保険・食料・・・・とかなり巨大な組織ですけれども、農林水産省との関係に政治屋との関係等々興味深いところがたくさんありまして読み始めました。

ウォールデン 森の生活をようやく読了する。とりあえず一安心です。本を読み終えて一安心っていったい私はどんな読書をしているのだろうか。

 ま、とにかく全体を俯瞰したので、これからは毎日ゆっくりと数ページづつ味わいながら読み進めていくことにする。

2009年1月22日木曜日

GENTOS LEDランタン エクスプローラー プロフェッショナル 【明るさ280ルーメン/連続点灯72時間】 EX-777XP



 1月12日の投稿に電池式のランタンとエネループを紹介したけれど、これが実に良いということが判明したので、報告しておこうと思います。
 本当は単1の電池を必要とするのだけれども、単3電池で代用して使っています。それでもかなり持ちますし、明るさも充分であります。このランタン2台購入したのですが、こうなったら単1のエネループ買い足そうかとも思います。
ランタン2台分で6個必要になるのですが、1個1,401円ですから電池だけで8,406円ですよ。これ普通だったら考え込んでしまいますよね。

 やっぱり私も普通ですから考え込んで寝てしまいました。で、その結論は電池だけに8,406円を費やすのは勿体ないということです。単3の電池を買い足したほうが安くて合理的といったところですね。

森の生活3


 まいった。すっかりはまってしまいました。これを完全に読み終えるまでブログが書けそうにありません。
 もう少しなんですけれども、そこが推理小説なんかと違ってバンバンと読み飛ばすことができません。この本に影響を受けたって人が多いのにも頷けます。でも以前の翻訳本を読み切ったってことにも驚きますけれども。
 私なんかはもともと国語力が弱いから理解できなかったのだと納得することにしています。でもこの新訳は読むことができて一安心であります。ただ読み進めることができるのと、理解したり、深く味わうってのは別のことですね。
 たぶんあと10回ぐらい読まないと深くは味わえないことだろうと腹を括りました。もっとも値段が値段だからそのぐらい読まないと元が取れないけどね。


 農協の大罪 [宝島社新書] (宝島社新書)
をかなり前に注文していたのだけど、今になって現物が無いので発送できないっていうメールがきた。どうしたAmazonこんなことは初めてだな。それって新刊予約本だったのかな。ま、新書だからたぶん中味薄いと思うのでくるまで気長に待つことにしようっと。

2009年1月19日月曜日

石油ストーブとガスコンロがきました

 昼過ぎに頼んであった正しい石油ストーブ(電源を必要としない)とプロパンガス用の魚焼付き2口コンロを届けてくれました。どちらもまだ新しいようで、石油ストーブなどはほとんど使った形跡がありません。
 揃ったことは揃ったけれど、灯油を入れるポリ缶とポンプと肝心な灯油を購入しなければいけませんね。ただ灯油はいつ仕入れるかが問題ですね。だって主に使うのは5月になってからですからね。でも災害用ってことを考えるとすぐにも用意するべきだろうか。うーーん悩ましいな。

パンデミック時の引き籠もりよう用に


こんなモノが売られているんですね。災害用の備蓄を考えると水の確保が実に悩ましい問題であることです。以前にも災害用に浄水器を探しましたが、値段が馬鹿高かったり、大きくて保管するのに大変だったりして、諦めておりましたら、偶然にアーバンテック ドリップデリオス4 4リットル DERIOS4を発見しました。これは大きい方ですが、半分の2リットル用も売られているみたいです。

商品の説明
手近にある水を入れ、どこでも吊るすだけで浄水できる携帯浄水器です。■こんなときに・災害時、水道が止まった時 ・キャンプ、アウトドアに・海外旅行に。■ドリップデリオスは病原細菌〔大腸菌(O-157など)、コレラ菌、赤痢菌やサルモネラ菌など〕カビや原生動物(エキノコックスなど)で汚れた水や濁り水もゆっくり浄水、安心して飲めるキレイな水に変えます。[○使用できる水]・水道水、地下水、井戸水・魚などの生物が生息している谷川・河川水・湖沼水・ポリタンクなどの溜め水、入浴剤などが入っていない風呂水、 トイレのタンクの水・プールの水、雪解け水、雨水など [×使用できない水]・魚などの生物が生息していない谷川、河川水、湖沼水・生活排水、工場排水、農薬、除草剤などが流れ込んでいる恐れのある河川水、湖沼水・毒劇物、有機溶剤、有害重金属などが溶け込んでいる恐れのある水・その他、海水、ウイルスなどの有害物質を含む恐れのある水

 どうにか1週間分の水や食料を備蓄しました。ライフラインが切断された時の準備もようやく整いました。いつくるかわからない災害に備えるってのもなかなか大変なことであります。
 知人に尋ねると案外皆さんは準備をしているんですね。私の周りが特殊なのかわかりませんが、ほとんどの人が災害に備えての備蓄をかなり前からやっているみたいです。
 ノーテンキなのは私だけであったか。いやはや

 話はまったく変わるのですが、コールマンのアウトレットショップを近所に見つけました。
 近くといっても車で20分から30分ほどの隣の松戸市なのであります。以前にその店の前をなんどか通ったのですが、その時は商品配送所ぐらいにしか思っていなかったのであります。
 大型のタープとテントを購入しようと思っていたところなのでグッドタイミングであります。近々様子見にいってきたいと思います。

2009年1月18日日曜日

青年は荒野を目指す・・・

 ひとりでゆくんだ 幸せに背を向けて さらば古里よ・・・・・
というフレーズが何気に思い浮かんだ。なんでかわからないけど
ググッてみたら



 「ネットカフェ難民」という言葉は良く聞くのだけれども、ネットカフェというところに一度もいったことがないのです。テレビからだけの情報では個室があってその中にパソコンがあってネットに繋がっているみたいですね。一度は行ってみたいけどその度胸がない。ネットカフェにいくのに別に度胸はいらないのだろうけれども、どうも報道されている印象が悪いのかも知れない。
 まんが喫茶なんてところも行ったことが無いです。行ってみたいけどやはり度胸がない。はたして、まんがを読むのに度胸を必要とするのだろうか。

 多くの青年は自ら望んだわけではなくても、荒野においてきぼりにされている。自ら望んで荒野を目指すのとあきらかに状況は違う。そしてその出口はさっぱり見えてこない。

 この寒空に食べるものもなく、寒さをしのぐ避難場所もなく、もちろんお金もない状態で放り出されたら、私だったら何日持つだろうか。持たなかったらどうなるんだろうか。人が死ねなんて案外簡単なことなんだね。
 毎日のように流される派遣切りやネットカフェ難民にホームレスそれを見ている自分のなかに、自分で無くて良かったという気持ちがどこかにある。自分の家族でなくて良かったという気持ちがどこかにあるのを発見する。

 悲しくて悲しくてとてもやりきれない・・・・・。

2009年1月17日土曜日

持つべき者は友

 本日古き友人のユキちゃんから、プロパンガス用の魚焼き器のついた2口のガスコンロが手に入ったと連絡があった。これ方々の知人・親戚・行きがかりのその他大勢に頼んでいたのですが、まったく手がかりが無く、ホームセンターあたりで新品を買うしかないかなと覚悟をしていたのです。

 先日は電気を使用しない正しい石油ストーブも貰えるようになり、加えて大型のガス炊飯器と暖房・炊事・照明関係は全て揃ったことになります。

 昨年はこの世で一番エライといわれる6面真空パネルのクーラボックスも手に入れたし、圧力鍋は3個も用意したし安物だけど寝袋7個にテント4張り大型タープ1張りだから、一人難民村を形成できるかも知れない。


 私にとってはアウトドアに必携なのがノートパソコンなのであります。別に特別なことをするわけではないのですが、無いと困るわけであります。基本的にはテキスト文字を打つだけの話なのであります。
 日常でもデスクパソコンの前に座って何をしているかといえば、ほとんどの作業がテキストエディターで文字列を打ち込んむことが大半であります。たまに写真の加工なんかをしたりしますが滅多にありません。
 そこに思わぬ形で登場したのがKINGJIM デジタルメモ「ポメラ」 DM10オレ トワイライトオレンジなのであります。これ決してパソコンではないのです。テキスト作成器、もしくはテキストエディター専用機って感じで、普段はほとんどのパソコン操作がテキスト文字打ちの私にはピッタリではないかと思ったのであります。


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[簡単!! 電源を切ってもさっきの画面。長時間駆動なんと約20時間]パソコンのように電源を切るたびに保存する必要はありません。電源は単4アルカリ乾電池2本。コンビニエンスストアや駅の売店などで手に入るので、外出先での電池切れもありません。しかも、USBケーブルでPCと接続すれば、データをPCのアプリケーションで活用できます。さらに、microSDスロットも搭載しているので、データバックアップも安心です。
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キーボード 折りたたみ式、日本語対応、キーピッチ約17mm
本体メモリ 8000文字入力したテキストファイルを6ファイルまで保存可能。最大保存可能数は約48000文字分(複数ファイルの文字数の合計)
ファイル形式 テキスト(.txt)
LCDパネル 4インチTFTモノクロLCD、VGA(640×480ドット)
インターフェイス USB接続
メモリーカードスロット microSD(最大容量2GB-スピードクラス CLASS2対応)※SDHCは非対応
電源 単4アルカリ乾電池×2(別売)
電池寿命 約20時間※1
バックアップ電池 コイン型リチウム電池(CR2032×1個) 電池寿命約60時間※2
寸法(mm) 約 W145×D100×H30(折りたたみ時)、約 W250×D100(使用時)
質量 約370g(乾電池含む)
同梱品 USBケーブル

■PCリンク時 動作環境(2008/11/12現在)
対応OS 日本Windows XP Home edition、Professional(SP2以降)、Vista Home Basic、Home Premium、Business、Ultimate ※32bitのみ対応

※1: 2時間キー入力/2時間待機状態での換算時。電池寿命は使用環境や設定などで変化します。オートパワーオフ状態での電池寿命:約400時間、パワーオフ・クローズパワーオフ状態での電池寿命:約1500時間、ご使用後は必ず電源ボタンから電源を切って下さい。
※2: 単4アルカリ乾電池が入っていれば消耗しません。


 ただし、これを手軽に持ち歩いたからって、良い文章がかけたり、優れたHTMLが作成できたりするわけでは無いですからね。誤解無きようにって、一番誤解したがっているのは私だったりしてね。

こちらでは18858円で売ってますね。

あらたな娯楽か

予報によれば本日から幾分寒さが和らぐらしい。

 ワイドショーを見ていると笑ってしまうことが多い。殺人事件が起こると、まだほとんど全貌がわかっていないのに単独犯なのか複数犯なのか、金銭目的なのか怨恨なのか、それとも通り魔なのかといった犯人像から殺人の方法さらに逃亡の方法に社会的背景や社会的現象まで、余計なお世話的に事細かく時には、CGまでを駆使してまで想像を駆使して推理してくれます。テレビ局もお茶の間の視聴者も全員が熱心なまるで優秀な捜査官となるわけであります。

 そして私はそれを何をすることもなく、延々と見続けることになります。他のチャンネルに回してもほぼ同じような造りで延々と番組は続きます。最近は元警察官なんてのがたくさん出てきまして、水を得た魚のようにトクトクと本物の警察の捜査方法なども丁寧に解説してくれます。

 これはあらたな事件が起こる度に飽くことなく繰り返されます。それでやがて事件の全貌が見えて1件落着となるわけでありますが、たとえ途中の推理やアテズッポーがかなり外れていても知らんぷりであります。こちらも全部を覚えているはずもなく、鋭く追求する気はまったくありません。

 これってテレビ局が発明した新たな娯楽なんでしょうね。たんなる娯楽だから何の意味が無くても別に構わないわけであります。見ている側も何の役にも立たないことがわかってますから別になんていうことはないわけであります。いつの間にか、つまらんものが娯楽になっているわけなんですね。

 あと、面白いのが派遣切りとか職を無くしてしまった人の話を、私には想像もつかないぐらいの高額な収入を得ている人たちが、さも弱者の味方のような顔をして延々と新たなネタを得たヨロコビを隠して話し続けます。彼等にとっては飯のタネなわけでありますから、結果がどうあれ、次のネタが現れるまでどうでもいいことを垂れ流し続けるわけであります。
 それは次の美味しそうなネタが現れるまで続きます。それで新たなネタが現れればもう古いネタなどには見向きもしなくなるわけです。それらの事件がどうなろうと知ったことではないわけであります。

 いやはやですね。

2009年1月16日金曜日

世の中は受験シーズンらしい


 相変わらず寒いですね。起き出してすぐに温度計に目をやったら室温が13度でありました。でも昨日の二日酔いはすっかり消え去っておりました。あたりまえですけれども。
 写真は檜枝岐村にあるミニ尾瀬公園に仕掛けられた定点カメラから燧ヶ岳を夕方に映したものであります。今日は快晴だったみたいであります。

 朝の10時前に中学3年生の娘が帰宅した。あまりに早い帰宅に驚いて聞いてみると、私立高校の受験が始まったらしく欠席者が多くて授業にならないから2時間だけで終わったようなのです。そうか世の中は受験の季節に突入していることがわかった。


 お前の頭の中にはキャンプのことしか無いのかといわれれば、「はいそうです」と応えるしかないのであります。昨夜もリビングの電気を全部消して、先日購入した電池式のランタンを灯して、酒を呑み続けました。なかなかいいもんですね。それで妻にひとこと釘を刺されました。
「調子にのって、いつだっかみたいに、部屋の中にテントなんて張らないでね」
「何を馬鹿なこといってるんだい」とドギマギしながら怒鳴りましたが、ズボシを指されて内心ギクッとしました。
 どうしても寝袋で寝たくって時々寝袋で寝ていたのですが、最近はリビングの隅に寝袋を出し放しにしてあり、ちょっと昼寝なんてことをやるようになっています。それらをジーッと観察しているから、どうも最近考えていることが簡単に見透かされているようなのです。

 こうなれば庭にテントを張ってそこでしばらく暮らして見るのも悪くはないかも知れない。都合のいいことに隣近所から目立たないところにあるので、そこで寝泊まりしていても決して不審には思われない場所にあるのです。そうすれば装備の不備もわかってくるだろうから。うーーんいいアイデアだけどな。
 

 ちょっと話が飛びましたが、これまで小型のテント4張りとタープ1張り持っているのですが、今回はこれまで持ったことのない、大型のテントとタープを連結できるものを考えています。上のやつはタープであります。そして下にあるのがテントになります。

 この2つを連結して使用するのであります。このタープとテントを連結して使うってのがここ数年の流行らしいです。確かに連結させれば使い勝手はいいとは思います。

 しかしこれには大きな問題があります。その問題とは費用です。2つ併せると130,950円となってしまいます。さすがにこの値段になりますと、おいそれとは買えませんね。そこで下の選択肢はどうだということになります。


 これなら、ちょっと無理すればなんとかなりそうなのですが、違いって何なのだろうかということになります。実物を見てみないと何ともなりませんね。

 アウトドアの楽しさは行く前からいろいろ想像したり、準備するところにあるのかも知れない。今私は大型のテントとタープを連結して長期間キャンプをすることを想像して楽しんでいる、二日や三日であればこれほど大がかりなものは必要ない。テントすら必要ないかも知れない。
 一人で旅するにはステップワゴン1台あれば充分用をなしてしまうのです。なにせ冷暖房完備だし、必要な電源も得られるし、テレビを始めカラオケまでついているのですから、周囲のカーテンを巡らせばちょっとしたカプセルホテルですからね。貧弱なテントなんてまったく必要としないのです。

2009年1月15日木曜日

森の生活2


 本日は珍しく二日酔いになってしまいました。昨日はフリーライターをしているSさんが来訪しましていろいろ業界の話を聞きました。Sさんが加わったアウトドア情報誌のFENEK (フェネック) 2009年 02月号 [雑誌]の出来たてのホヤホヤをいただきました。
 Sさんの話は私の住んでいる世界とはまったく違う業界でとても興味深く聞かさせていただきました。自宅でビールを散々呑んだ後も話は尽きることがなく、夕方なったのでそのまま近所のヤキトリ屋さんになだれ込みそのまま沈没してしまいました。

 今朝、ようやくの思いで起き出したら、空は気持ちが良いぐらいにカラッと晴れ上がっていて、自分の体調と反比例であります。寝室から居間に降りていっても、もう家族は学校へ職場へと出払っていて、もぬけの殻状態であります。

 テーブルの上に目をやるとAmazonからの小包がひとつ、そうか夕べSさんと一緒に焼鳥屋で酒飲んでいる間に届いたのだ。
昨日は買おうか買うまいかと散々迷っていたウォールデン 森の生活
、気がついたら発作的に注文してしまっていた。
 いつも思うのだけれども朝に注文して夕方に届くのだから本当に凄いことだと。ただ便利過ぎるというのも考え物ではないかと。こんな風にネットで簡単に買い物をしつづけるとそのうちに破産してしまうような気がする。
 恐る恐るページをメクッテ見る。大枚3,045円も支払って、またまったく歯が立たないようだったら、洒落にもならないからである。
 おお!!二日酔い気味のウスラ馬鹿頭でも理解できるではないか。それにYSの描いたソローの絵があったり、ソローが2年2ヶ月過ごした森があるコンコードの地図までついている。これはイメージしやすくて多いに助かる。
 また各ページの上の方には、的確な注釈がついており、当時の思想背景や人物の説明が網羅してあります。あまりに沢山の注釈を付けられてしまうしまうと、読むリズムを壊されてしまいがちでありますが、多くもなく簡潔であることに好感を寄せてしまうのであります。

 ついてきたオビには以下のことが書いてあって、大いにに溜飲をさげたのでありました。

待望の新訳
誰もが途中で「挫折」した名著が読みやすい日本語訳で新登場
自然や人生に対する鋭い洞察と名言に満ちた名著
私も「ウォ-ルデン森の生活に憧れました。本書は、読書するすべてのアメリカの若者の原風景をつくり、美意識を改め、そして、人生を見る目を変えたと言われます。私も若者だったころから、本書の日本語訳がでるたびに読んできましたが、どの訳も、名著を読んだ気がしないどころか、どう努力しても私には読めませんでした。ある日、私は、原書を見つけ、読みました。そして、明晰な文章に驚きました。なんと見事なソローの自然観測! あらゆる感覚を楽しませる、なんとユニークな社会との距離の取り方! と感心しました。この素晴らしい本の真の姿を伝えたい、それが、私をあらたな翻訳に挑ませた理由です。
(訳者:今泉吉晴)

 どうれ、二日酔い頭がすっきりするまで、寝袋にでも入って、のんびりとウォールデン 森の生活を読んでみることにする。

シアワセ

 昨夜の焼鳥屋で石油ストーブが欲しいという話をしていたら、知り合いYさんが、2度ほど使った石油ストーブが倉庫に睡っているということで早速頂くことになった。
 なんでも話をして見るものであります。で、何に使うのかと聞かれたので、寒いときのキャンプで使うといったら、寒いときにキャンプをやることに呆れていた。
 そうだよね、キャンプで石油ストーブを使う話なんて普通の人は考えないモンね。

 とにかくこれで石油ストーブの手配は完了しました。以前から知人に頼んでいた2口のプロパン用のガスコンロは手に入りそうにない。引き上げてくるガスコンロはいずれも汚くて使えそうに無いのだそうであります。
 これはひょっとして新品を購入するしかないのかも知れない。でも別に無くてもそんなに困るものではないのだけれども。あれば炊事には強力な手助けにはなるのだが。しかし、新品を買うほどのことはあるのだろうか。悩ましいことである。

2009年1月14日水曜日

森の生活

 季節は春に向かって日付の上では確かに進んでいるとは思うのだが、ここのところはこの冬一番の寒さということで、とうとうエアコンのスイッチに手を伸ばしてしまいました。
 昼の間は陽当たりの良いリビングにノートパソコンを持ち込んで作業しています。陽の柔らかい暖かさがとても心地よく暖房を入れる必要性感じません。
 しかし日が暮れて周囲が闇に包まれると暖房が入っていないと一抹の寂しさを覚えるようになりました。それは寒さを感じるよりも寂しさを感じるといったほうが正解であります。

 ある日何気に本棚を眺めていたら、森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫)なるものが目についた、へえーこんな本があったんだと手に取った。いつなんでこの本を購入したのかまったく覚えていない。パラパラとページをめくって見た。あんまり面白そうでもない。たぶん「森の生活」という書名に惹かれて買ったのかも知れないと思った。
 違う日にまた何気に本棚を眺めていたら、また森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫)が目についた。あれ?この本この間ペラペラとめくった本だと思った。でもこの間戻した場所とは違うなと思った。家族の誰かが移動させたのかも知れないと思ったが、もしかしてと思い、先日戻した隣の本棚を見たら、なんと驚いたことにまったく同じ本が2冊存在することがわかった。
 私は狐に抓まれたように、しばし呆然としたのだが、これはもしかして今読めと神様が教示しているのかも知れないと勝ってに解釈して読むことにした。
 数ページ読んですぐに放り投げたくなった。とにかく難しくてひとつも面白くないのであります。だから以前にも買っては投げだし、忘れた頃にまた「森の生活」という書名に惹かれて購入し、そしてすぐに投げ出したものだとすぐにわかった。
 普段はよほどの事が無い限り、ほとんど翻訳ものは読まないのであります。翻訳が下手だとどうしても違和感が残り内容を味わうってところまでいかないから嫌なのです。
 それで、これはもしかしたら、原著を原文で読んだほうがこんな風に難しくなく、もっと味わい深いものなのではないかと思った。思うには思ったけれどなにせそのような英語力などこれぽっちも持ち合わせていないのであります。そこで当然ながら放り投げてしまいました。


 それでこの話は終わったと思っていたのであります。それから数ヶ月がたち偶然にウォールデン 森の生活という本が出ることを知りました。なにがなんでも「森の生活」が読みたいと思っていたわけではないのですが、翻訳者が違うので、もしかしてという思いはありました。しかし3冊目を購入してまたぶん投げるハメになったのでは洒落にもなりませんからね。それに値段が値段です。かなり考え込んでしまいました。
Amazonの書評を読んで大笑いしてしまいました。私と同じ人がたくさんいるではないですか。大笑いすると同時に安心もしました。


By カスタマー
「森の生活」なんと心惹かれる言葉だろうか。この本の帯にあった「誰もが途中で挫折した名著」の文句に思わず苦笑した。何を隠そう私の本棚にも文庫の翻訳本が2冊並んでおり、読みかけたままやめてしまっていたからだ。古書を思わせる装丁の、今回の新訳本を手にとって以来、読書の時間を見つけるのが楽しみになった。ワイエスが描いた絵、釣りをする若きソローの姿にも驚いた。ソローは20代でこの本を書き始めたのだという。そんなに若々しさにあふれた本だったのか。ページをめくるごとに驚きが広がり、夢中で最後まで読んでいった。第4章「音」のカエルが鳴く夜の池の描写では、夜の森にひそんで耳を傾けるソローが思い浮かび、ひじょうに親しみを感じた。ソローはどれほどの時間を、森の散歩に費やしたのだろうか。どの章も、まるで現代の日々の暮らしに悩む我々に直接語りかけているようで、150年前に書かれた本とは思えない。古典とはいつの時代にも生きているのだと、改めて感銘を受けた。冒険心にあふれるソローに出会いたい人に、ぜひともお薦めしたい本だ。


By 小杉ちえ
ソローの「森の生活」は有名だけどいままではどこがいいのかさっぱりわからなかった。だって意味不明だったから。ソローってやなやつだとも思ってた。なんでこんなにこむずかしいことえらそうに言うんだろうって。だけど今度出たこの新訳は最後まで夢中で読んだ。えええ?こういう内容だったの?って感じ。
初めは正直かなり迷った。こんな分厚い本。大きいし重いし電車の中で読みにくいし。高いし・・・
文庫になったら買おうかなあ、なんて。

ところがやっぱりこの大きさだからいいってわかった。本文のすぐ上に訳注が出ていて、これがとても読みやすい。本文読んでてつっかえるとすぐ上に注が出ていて、ああそういうことかって中断されずに読んでいける。注がなければ途中で挫折したかもしれない。だってこの本が書かれた時代の社会のことや自然に対する知識がないとわからないことが多いからです。

装丁もなんとなく格調高いし。本棚に並べておくとかっこいいし。
本を「所有する喜び」ってあるんだなあと思いました。



 なんでもマメに検索して見るものですね。その新しい翻訳の立ち読みのサイトがありました。「森の生活 第15章 森の動物」というサイトです。
 一読しておおいに納得しましたね。この文章ならボンクラ頭の私にも理解できるって。それに細かい注釈が上についているのも気にいりました。
 だいたいにおいて、たかが森で生活するのになんで小難しいことを考えにゃいけんのかさっぱり理解できませんでしたからね。最初に挫折した森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫)なんていうのは、訳者はひとつもアウトドアなどやったこともないし、自然を満喫するヨロコビなんて少しも味わったことの無い奴だから、やたら難しい言葉を並べ立て、偉そうに無理に権威付けしているとしか思えないのであります。くたばれ岩波文庫だね。
と、ここまで書いてまだウォールデン 森の生活を購入する決心がつきません。なにせ3,045円は高価だもんね。

 その昔プログラマーモドキをやっていたときに、新しい技術の習得のために参考書を買い集めたことが良くありました。集めた解説書はそれこそ玉石混淆で、何度読んでもまったく理解できない本もたくさんありました。同じ説明の箇所がこれまでまったく理解できずにお手上げ状態の時に、それまでの難解本の3分の1の値段と厚さしかないのに一で発理解できた優れ本ってのにも何度か巡り会ったことがあります。
 そうなると、その本が俄然光り輝いて見えますし、作者に対する信頼度も一筋縄でないものが生まれてきます。自然その作者が出した本となれば、とりあえず自分の縄張りでなくても買ってしまったことが良くあります。今回はなんとなくプログラマーモドキをやっていた頃の気分を思いだしてしまいました。

 大草原の小さな家 (福音館文庫)
は何度も何度もNHKで再放送されたものを見ました。後半はともかく前半はアウトドアのバイブルと呼んでもいいのではないかと思っています。でもドラマは見たけれども原作を読んだことは無いのです。
調べて見たけれども、たくさんの本があってどれを読んでいいか見当がつきません。貼り付けたバナーは売れている順で並べ替えてトップにきたものですがこれでいいのかどうかまったくわかりません。当分読まないかもね。

2009年1月12日月曜日

結局乾電池式のランタンを買うてしまった。


 キャンプや災害時に使用する夜のランタンを何にするかというものに散々迷っていたのであります。ここで重要なことは、キャンプだけでなく災害でも使用するということです。だから常にその燃料が手軽に手に入ることが基本的な条件となります。

 だからコールマンのホワイトガソリンなどを使用するランタンなんてものは最初から除外することにします。できればコンビニあたりでも手軽に調達できるものが重要だと思います。決してコールマンのホワイトガソリンのランタンがダメだといっているわけではありません。周囲の友人達が持っていて、キャンプに行く度にその明るさには感動すら覚えたものであります。
 でも年に1回か2回ぐらいのキャンプで使用するものであればそれも大正解なのですが、災害時に備えたり、車中泊の旅行にも使うとなると話は違ってきます。


 なるべく、多目的な用途を考えてくるとその種類は限られてきます。コンビニでも手軽に著立つできるものといったら、カセットボンベと電池となってきます。
 カセットボンベの便利さは、日頃の車中泊キャンプでお世話になっているので、身に沁みて理解しているつもりです、ですからカセットボンベを利用したランタンという手もありましたが、肝心の発売元のイワタニのインターネットショップはいつまで待ってもお買い物サイトが使える状態になりません。そのような情けない会社は無視することにしまして、手軽に電池で点灯するランタンGENTOS LEDランタン エクスプローラー プロフェッショナル 【明るさ280ルーメン/連続点灯72時間】 EX-777XP
を採用することにしました。
 これなら直接火を扱うことも無いので、女の人でも子供でもスイッチだけを入れれば点灯できますから安心・安全であります。 

 次にどの電池を使用するかということになります。GENTOS LEDランタン エクスプローラー プロフェッショナル 【明るさ280ルーメン/連続点灯72時間】 EX-777XPの使用電池が単1電池3本となっております。通常のアルカリ電池でも連続して72時間も点灯できるとのことですから構わなかったのでありますが、災害用として考えた場合に肝心な時に放電してしまって使えなかったなんてことは極力避けたいので2年間ほど放置してもほとんど放電しないというSANYO eneloopを使うことにしました。
 ここでちょっとした問題が出てきます。使用する単1のSANYO 「eneloop」シリーズ ニッケル水素電池 単1形 1本パック HR-1UTG-1BPの値段が1本あたり1,438円とあります。3本は必要ですから電池だけでなんと4,314円となるわけであります。勿論何度も繰り返し充電して使えるわけでありますからそれはそれでいいのではと言えなくもないですが、単1の乾電池なんてのはあんまり使われていないのでランタン専用になってしまいます。
 そうしますと、GENTOS LEDランタン エクスプローラー プロフェッショナル 【明るさ280ルーメン/連続点灯72時間】 EX-777XP4,280円+SANYO 「eneloop」シリーズ ニッケル水素電池 単1形 1本パック HR-1UTG-1BP4,314円で結局1万円近くの値段になってしまいます。これが安いのかどうなのかの判断はつきませんが、単三の電池ならば他にも使う用途がたくさんあります。それに値段が1本あたり200円ちょっとですから納得できる金額でもあります。

 何か解決策は無いものかと考えていましたら、そこに俄に登場してきたのが、SANYO eneloop 電池スペーサー (単1タイプ2コ入り) NCS-TG1-2BPという優れものです。用は単三の乾電池をこの中に入れて単一の乾電池として使用するものであります。勿論容量が少ないわけでありますから、連続点灯72時間なんてわけにはいきませんが、10時間でも持ってくれれば御の字なのであります。予備の単三電池を多めに用意しておけばいいわけでありますから。

 ということで充電器も含めてこれら一式を思い切って本日購入いたしました。使い心地につきましては、また後日報告したいと思います。


 eneloopは充電式乾電池ではありますが、放電が従来のものより少ないということで、すでに充電されているものを売っております。ですからせっかく購入した充電器もいましばらく使うことも無いわけでありましてこれの評価はずーっと後になりそうであります。

 と書いていて、eneloopを乾電池なんて呼んでいいのか疑問になりました。普通に電池と呼ぶべきなんでしょうね。このあたり調べるのも面倒なので敢えて訂正することはしません。もし間違っていたらゴメンなさいですね。


 ランタンのカバーを外して上につり下げた場合とそのままの状態でテーブルに置いた状態です。そんなに明るくはないですが、食事をしたり読書をするぐらいなら充分できます。

 普段はスイッチを入れれば充分すぎるぐらいの明かりを得ることができます。夜の電灯などは空気のように思えて、ひとつも気になりませんが、それは電線が繋がって電力会社から電気が供給されているからなんですが、最近は停電することも滅多になくて、その有難さを感じることも少なくなってきたように思われます。
 いざ災害やキャンプに備えて灯りを備えようと思うとなかなか大変なことだと気づかされました。自宅に災害時に供えて水を備蓄した時も思ったことですけれども、普段何も考えずに蛇口をひねって流れ出す水を見ていれば無尽蔵に出てくるように感じられるのですが、いざ水道が破壊された場合を想定して備蓄するとこれまた大変なことなんだということであります。

 それから、これらのものは現在の生活に必要でないものばかりなのであります。ランタンが無くても日常生活にはなんの影響も無いということなのです。大量の水も邪魔にこそなるけど、水道と浄水器で間に合っているし、5kgのプロパンガスボンベもいつもは都市ガスで間に合っているわけであります。これらのものを取り揃えるというのはかなりの蛮勇を発揮しなければなし得ないことだと強く思いました。
 ですから、連れ合いなどと相談するなんてことは一切できません。面と向かって反対はしないけども、冷ややかな態度を取られることは間違いないです。だからいつも秘密裏に目立たないように事を進めなければいけません。

2009年1月11日日曜日

成人式

 新年を迎えたとばかりなのに、凄い勢いで一日、一日が消化されて行くように感じられるのは、自分がそのぶん年老いてしまった証拠なんでしょうね。親は年月のぶんだけ老いるが子供は年月のぶんだけ成長するのかな。
 で、その費やした年月ぶんだけ成長したのか定かではないが、本日は次男の成人式であります。朝からネクタイが旨く結べないと大騒ぎしておりましたが、そのうちに静かになったので、無事ネクタイも結べて会場に出かけていったのでありしょう。

 成人式を向かえたからといって、まだまだアンバランスに幼さが同居していて不安定さを醸し出していることは確かであります。でもその不安定さこそが若さなのであり、本人はちいともその不安定さに気づいてもおらず邪魔だとも思っていないところに若さという魅力を感じるのであります。

障害者の一発免許の困難さ

 寒いですね。ここ2,3日は特に寒さが厳しくなってきたような気がします。天気予報では大寒波が襲ってきていると言ってますね。でも我が家はまだまだ暖房なしで頑張っていますよ。そろそろ限界かなとも思うのですが。ここで弱気になったら、ズルズル春まで暖房を入れてしまうような気がします。

 私が運営している「挑戦!一発免許」という、自動車学校に行かないで直接試験場に行って免許を取ってしまおうというサイトがあります。対象にしているのは、これまで運転経験があって何らかの原因にて免許証を失効した人に絞っているのです。そのサイトの掲示板に以下のような投稿がありました。
 日本って弱者には徹底して冷たい国なんですね。

タイトル : 障害者の場合
投稿日 : 2009/01/10(Sat) 13:53
投稿者 : こやす

外国に10年住んでいる間に運転しなかったので、持っていた日本の運転免許を失効してしまいました。
あとで知ったのですが、一時帰国のときに手続きをしてあればもとの免許証が復活できたそうですが、そんなこと知るはずもなくあきらめていました。また、海外の免許証を取得してから3ヶ月以上現地に滞在していれば、それを書き換えできたそうですが、それも知らなくて、帰国の直前に「もしかして書き換えできるかも」と思って取得してきたので3ヶ月に満たず、書き換えもだめ。ずっと運転していた主人は書き換えができました。

で、試験場で受けなおすわけですが、私の場合は両下肢が利かないため手動式の運転装置つきの車で試験を受ける必要があります。
ところがこのような車がどこの試験場にでもあるわけではないのです。住んでいた愛知県にはとりあえずなくて、「教習所に入校してもらうしかない」とまで言われました。
最寄の教習所は確かに補助装置つきの教習者を持っています。では、そこに試験管が来て試験を見てくれるとか、試験場がその教習者をかりて試験をできるようにしてくれるとかいうことはないのかと聞いてみましたが、そこまで仲良しではないようです。試験場自体、試験車両は公安委員会から借りているのだそうです。
かといって、試験者がないせいでわたしが教習所に33万円を払うのもどうかと思うので、考えました。持ち込みという手も考えましたが、試験車両には補助ブレーキと補助ミラーが必要だということで、かえって費用がかかることになりそうでした。

そうこうするうち、他府県の試験場なら車があるということがわかりました。ブレーキアクセル手動式のタイプは、京都、福岡、静岡、東京の府中などにあるそうです。幸い東京には実家があるので府中で受験することに決めました。

国際免許が一年有効だったので、受験のまえに少し練習できれば、と思い、まず先に車を買うことを考えました。しかし、「公安委員会発行の」本人の免許証がないと、改造費の助成も免税も申請できないそうで、そうなると教習所に行くのと変わらないくらい費用がかかってしまいます。
それで近所の教習所でお願いして、コース内を2時間ほどれんしゅううさせてもらいました。

免許に関しては都道府県の壁は相当分厚く、他府県での受験を希望するなら、必ず住民票を移動しなければなりません。この件ではあちこちに電話して、委任状を書いてもらえないのかと結構ねばりましたが、どうしてもだめでした。
最近になってやっと、ゴールドの人なら他府県でも更新ができるようになったばかりだそうです。

練習に行った教習所では、少し前にも障害者で免許を失効してしまいまた運転したくて試験場で断られて教習所に相談に来て帰った人がいたそうです。その人はあきらめてしまったかもしれないけれど、他府県で受けられるところがあることを是非教えてあげたかったです。知ったところで、そこに住所を置けるような身寄りがなければホテル代とかで莫大な費用がかかってしまうのでしょうが・・・。

さて、府中へ問い合わせて試験の流れなどを聞きましたが、そこで今度は仮免取得後の路上練習が問題となりました。車は買っていませんし、教習所でお願いしようと思っても、公認教習所では国際免許でのペーパー教習も仮免での練習のみも受けてくれません。非公認の教習所も何件かあたってみましたが、補助装置つきの車を扱っているところが見つからず、友達が「レンタカーとかないの?」と言ってくれたので、レンタカーを探して見ました。まさかと思いましたが、ありました。三鷹で「移動サポート」という会社が福祉車両をレンタルしています。手動式のものは4台用意があって、修理中の台車などで借りる人が多く、一週間借りても3万円台でした。

試験勉強には交通の教則が必要ですが、欲しいとなると手に入らないものですね。なんとか探して違反講習を受けたばかりの友達からもらって、本屋で問題集を買って勉強しました。
試験前日になって、もっと現場の様子が知りたくなり、初めて一発合格サイトにたどり着きました。大勢の人が無情な法律の壁にゴンゴンとぶつかりながら奮闘し情報交換して励ましあっていることをしり大変力付けられました。お蔭様で仮免学科、技能、本免学科、までは一発で来ました。本免技能は2回目で、首の皮一枚という感じでなんとか合格でした。

府中試験場のバリアフリー情報をお伝えしたいと思います。
一般駐車場は8:30を過ぎると大変混雑し、道路に行列ができるほどですが、建物の西に面したところには身障者の駐車場が数台分あります。その横に、自動ドアの入り口があり、入るとそこが「運動能力判定室」になっています。「関係者以外立ち入り禁止」と書いてありますが、障害者であればみんな関係者ですから、車椅子の人もろうあ者の人もとにかくそこから「おはようございまーす」と入って行くと、受付も適性検査も更新も講習も試験もそこでしてもらえます。申請書のために8時から外の列に並んだりしなくても大丈夫です。証紙の購入と写真撮影は窓口のほうまで行ってくる必要があります、また取得時講習の申し込み窓口は3階で上りエスカレーターしかないので、車椅子の人は介護者を同伴しているほうがいいかと思います。また、地下の食堂へ行くにもエレベーターはないので、車椅子だと食堂の利用は大変です。
運動能力判定室の職員は皆さん親切ですが、手話のできる人がいなかったりして、筆談の用意しかなかったりするので、ろうの方たちは皆さん苦労なさってました。通訳を伴うことができればそのほうがお勧めです。講習のビデオにも字幕がないものがあります。
手動式の試験車は、左手シフトレバータイプで、ブレーキロックが手前側、ウインカーが向こう側にあります。ホーンは左側についているので間違って鳴らしてしまうことがないので安心です。
便宜は図られていますが、試験内容や採点基準は一般と同じです。ろう者の場合は、運転の際特に注意する点があるため講習の内容が少し変わっているようです。

試験についての情報です。府中の試験コースは試験管の指示で走るコースはそのとき次第で変わり、事前に知ることができません。自分でコースを設定するところは、試験の直前に地図をもらって覚える時間があります。左折左折で行くほうが楽みたいですが、やってみると意外と左折の仕方のほうが確認や合図のタイミングなど難しいです。右折で行く方が、危険が多いという認識で普段から気をつけているし自転車の巻き込みとかを気にしなくていい分ミスが少ないかもしれません。

ちなみに府中試験場の食堂メニューは、しょうが焼き定食、とんかつ定食、カツカレー、カレーライス、カレー&ラーメン、ラーメン、だけです。しかもダブってます。おいしいんですけどね。

2009年1月10日土曜日

3連休があるんですね

 先日年末年始で休んだばかりだと思ったら、なんと今日から3連休じゃないですか。国が指定した休日が多いのと実際に休める日が多いのとはあきらかに違いますよね。全国的に一斉に休みっていうのもそろそろ考えなくちゃいけないんじゃないかと思いますね。みんな一緒に休むといたるところ混んじゃってしょうがないし、観光地なんかも忙しい時と暇なときの差が極端になって効率が悪いですからね。なんて私がいってみたところで何かが変わるわけはないから、どうでもいいことなんですけれども。
それで、何の日で休みなのか聞いてみたら、成人式って答えが返ってきた。そうか私にも市役所から招待状がきていることをすっかり忘れていた。貸衣装屋に電話して羽織袴を用意しなくちゃいけないじゃないか。

 昨日雪が降るかなと、時々窓から外を見たけど、まったく降る様子がありませんでした。信用金庫の人がきたので、雪降らなくて良かったですねって声をかけると意外な言葉が返ってきました。「せっかくスタッドレスタイヤを買ったんだから、降って欲しかった」と言うのであります。そうかスタッドレスタイヤ今年こそは買うぞと言いながら5年近くになるのを思い出しました。たぶん今年も買わないだろうな。いや買えないだろうな。
 数年前にチェーンを買って雪国に出かけた。車が前輪駆動なので、当然フロントのタイヤに装着しました。そうするとタイヤの振動がモロにハンドルを握る手に伝わってきて、いやはやな状態になりました。それにいくらスピードを出そうとしても40km以上は出なくて、私の車の後ろは大渋滞であります。「すみません、すみません」と呟きながら走りました。
 それから、いつの時点でチェーンを装着していいのか、どこいらで外せばいいのかの判断がつかず、それだけで疲れた覚えがあります。もう、チェーンを持って雪国に行くのはコリゴリであります。
 スタッドレスタイヤはいいんだけど、ゴムが固くなってくると役に立たないらしいですね。3年も使えばそれでお終いだし、交換したタイヤの置き場ってのも問題だよね。あれ絶対に邪魔だもんな。田舎では一軒の家に車が2台、3台なんてのが当たり前ですから外したタイヤの本数は凄いものになってるんだろうなと思います。
 ということで冬は雪の降る時と場所には行かないってことに割り切ることにしました。

 妻と娘がデズニーランドに行くと張り切っている。このクソ寒いのになんでワザワザあんなつまんないところに行くのだろうか。私には不思議でならない。できたばかりの頃に3度ほど行ったけど、もう生涯行かなくてもいい場所だね。自宅から車で20分から30分ほどで行ける場所だけど、あんな醜悪なものが存在すること事態が不思議でたまらない。

2009年1月9日金曜日

石油ストーブ買おうかな 迷ってます。

ヘッダーに写真を貼り付けたらこんなに大きくなっちゃった。どうしようかな。加工するのも今はメンドイな。しばらくはこのままほおっておくか。

ベトナムの女性、鳥インフルで死亡か 感染した女児の姉


 というニュースが流れていた。新型インフルエンザの情報には敏感になっておかなくてはいけないと思う。人から人への感染が確認されているわけではないので、これからも注意深く報道をウオッチしていこう。

 関東地方は雪の予報でありましたが、午前7時の段階ではまだ降っていないようです。


 私の家は高気密高断熱で魔法瓶のような構造なので石油ストーブは使えません。もちろん石油ファンヒーターなるものも使うことができないのです。使えるのはエアコン・床暖房・オイルヒーター・電気コタツ・電気カーペット・FF暖房機といった、排気が家の中に出ないものだけなのであります。もっとも魔法瓶のような構造なのでこの冬は一度も暖房を入れたことは無いのですが。2月ごろになればさすがに少しはエアコンを入れないと耐えられない状態になりますけれども。でも服をモコモコと重ね着すれば済むんですけれどもね。

 でも、この石油ストーブを今、購入しようかどうかと迷っているのであります。もちろんキャンプと災害用にであります。しかも使うとしても5月からなのでありますから、どう考えてもおかしな話でありますね。
 まだまだ先の話だからとも思ったのですが、石油ストーブって季節のものだから、5月っていえば初夏の香りがして来る頃ですよ。一般家庭ではそろそろ暖房器具を仕舞おうかって時なのです。
 その時期になってそろそろ石油ストーブを買おうかってなった時に売り切れましたなんてことになるのではないかと危惧するのでありました。
 このストーブ燃焼させると、40W分の明るさになるそうです。それに7色に光るそうなのです。7色に光る部分は余計なのですが、40W分の明るさは魅力的ですね。災害やキャンプ生活においては光源って結構重要なものですからね。
 どうせなら定番のアラジンってものも考えましたけど、デザインもいいし、性能も評判もいいけど値段もいいんですよね。年間に1ヶ月も使用しないのですから、そこまでこだわることも無いかなと思っています。
 ん!誰か使わなくなった石油ストーブ持っていませんか?
あったらそれでもいいんだけどな。

2009年1月8日木曜日

旧交を温める

 年があけたら、月日の流れるのが早いこと早いこと。

 昨年は年賀状造れない症候群になってしまって、結局見かねた家族が急いで作成したようであります。おかげで後一年近くは年賀状を作成しないですむわけであります。

 静岡に住むtsubaki styleさんから年賀状をいただきました。いつも私のこのブログを読んでくださっているようであります。嬉しいことであります。最近は毒舌が少なくなったと書いてありましたが、以前はそんなに口が悪かったかなと思うのですが、どうなんでしょうか。
 まだkatoさんからも年賀状いただきました。さすがに登山好きですね。今年登ろうかなと思っていた会津駒ケ岳に2008年6月13日(金)~14日(土) 夜行日帰りですでに登頂しておりました。そうか、やろうと思えば夜行日帰りができる場所なのかと。でもわしゃあ駄目だもんな。そんなこと体力的に絶対に無理だもんね。

 自分では年賀状作れないくせに、もらう分にはなかなかいいもんですね。年賀状が何故造れなくなったのかといいますと、妻関係のものが300枚ほど、私関係のものが精々多くても20枚程度です。これで私に造れというほうが無理なのであります。
 まったくわからない人に対して「明けましておめでとう」なんて言えません。まして「旧年中は大変お世話になりました」なんてとってもいえません。だって会ったことも見たこともない人にそんな大嘘がいえるわけがありません。それに加えて「本年もよろしく」なんて、口が裂けてもいえません。

 だから来年からは私関係の人々に自分の言葉で自分の好きな絵柄で造ることにすることにしました。何事も自分に正直でなけりゃあね。


尾瀬―山小屋三代の記 (岩波新書 黄版 263)
をようやく読了。ミニ尾瀬公園には武田久吉の記念館がありますが、やはり平野長蔵さんを同列に扱わないと片手落ちだと思いますね。確かに檜枝岐村と平野長蔵さんとの間には様々な確執があったとは思いますが、尾瀬が今日こうしてあることは平野一家の力が大きかった思いますね。もちろん私は尾瀬―山小屋三代の記 (岩波新書 黄版 263)
を先ほど読了しただけの話ですから偉そうなことは言えないのでありますけれども。

 午後から尾瀬関係の書籍でも立ち読みしようかと書店に行ったのですが、冬には売れないからでしょう、一冊も置いてありませんでした。
 正直あまり尾瀬に魅力を感じていないのも確かです。だって観光バスでジャンジャッンと訪れてきて、木道の上は人で溢れかえっているところなんて、わざわざ時間とお金を掛けていくほどのところなのだろうかと思うわけであります。これまで2度ほど行きましたが正直ウンザリした覚えがあります。私のこの考えが間違っているかどうか、今年はもう一度行ってみて確かめて見たいと思います。

 明日、関東地方に雪が降るかも知れないんですって・・・・どうなるかな

2009年1月7日水曜日

ミニ尾瀬公園にあるライブカメラから

上がだいぶ空いてしまいますね。ま、いいかあ

















ミニ尾瀬公園ライブ映像

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便利な世の中になったものです。居ながらにして遠く離れた檜枝岐村の様子が見られます。本日の檜枝岐村のお天気はどうですかね。

2009年1月6日火曜日

奥会津 川の系譜

From 七入オートキャンプ場 0

 七入キャンプ場の側を流れている川を実川(みかわ)ということ以前に書いた、その実川は七入橋を越すと檜枝岐川となるとも書きました。昨日山峡少年記―檜枝岐・尾瀬風土記を読んでいて、実川(みかわ)の名前の由来がわかった。
 なにげなく散歩をしていて、大変なお宝を発見したような気持ちで嬉しいのであります。だからそれを書いて置かなくはいけない。早急に今すぐに書いておかねばならないのであります。

 斉藤弥四郎さんの山峡少年記―檜枝岐・尾瀬風土記「平家落人伝説」によると

中略

「尾瀬大納言藤原頼国を亡くした悲しさをおさえながら、一行が沼山峠を越えて実川まできらった時だ。今度は三河少将光明が疲れで亡くなったと。それで、この辺りを三河(実川)と呼ぶようになり、近くを流れる川も実川と言うようになったと。」

後略

 これは作者斉藤弥四郎さんが小学校の授業の時に先生が話してくれたこととして紹介されています。もちろん尾瀬の名前の由来もこの文から容易に推測されることでありましょう。
 私の立場はなによりも七入オートキャンプ場を優先して大事に扱うというものですから、尾瀬の話はずーっと後回しになるわけであります。

 斉藤弥四郎氏の著作物は檜枝岐村を知ろうとするものにとっては大変貴重なものであります。他におっ!と思った部分は、檜枝岐村には縄文土器が出土するというくだりであります。そうか一番最初に住み着いたのは、平家の落人ではなく縄文人であったのであります。

 ここから先はまったくの私の推測になりますが、都人は檜枝岐に辿り着きそこから先はドンドンと狩猟採取の縄文人化していって生き延びたのかも知れないということなのであります。
 そうしなければ高所寒冷地において作物もロクに育たないところにあっては、そうすることしか生き延びる手だてが無かったものだと思うのであります。

2009年1月5日月曜日

そうか麻生さんてお笑い芸人だったんだ

 ずるずると読書などをやっていて、気がついたら周囲が暗くなっていた。いかんなぁと思いながらも、ずるずると読み続けてしまいました。まだまだ正月気分が抜けていないようであります。それでも、このブログは3日坊主にならずに済んでいるみたいであります。
 日中室内の温度計を見ていたら暖房まったくなしで、ずるずる30度まで上昇していました。いいですね、この調子でいけば今年の暖房費は極端に少なくて済むんだけどな。でも本当に寒いのはこれからなんですよね。
 昨日投稿した雪景色の写真は檜枝岐村七入オートキャンプの冬の写真です。今年の写真ではないですけれど、管理棟に積もった雪は凄まじいものですね。住んでいる方には申し訳ないでしけど、感動してしまいました。大雪のなか行って見たいけど、スタッドレスタイヤを持ち合わせていないんです。買えば6万円前後するだろうしね。ちょっと行けないなぁ。

 麻生総理の年頭の挨拶をテレビで見ていて、本人は悦にいっているのだろうけど、彼が何をいおうが何を主張しようが、低俗なお笑い番組を見ているようで笑えてしまって困った。まったく怒る気にもならなくなってしまったのだから、たいしたもんだと思う。
 しかし、もう片割れの小沢さんもなんだかインパクトないね。政治のことなんてまったくわかりません。マスコミで流している情報なんて、本当に正しいのかの判断もつかないのですから、善悪スパット切って捨てるなんてことはできませんね。だからどれが正しいとか悪いなんてことは論評しないことにしています。もっともそんな力も持ち合わせていませんからね。

2009年1月4日日曜日

明日からは・・・・




 帰省していた人々も自宅に帰り着いて、明日から仕事モードだという方も多いでしょうね。なんだか、長いような短いような年末年始休暇でありました。今年は意識したわけではないのですが酒もかなり控えめでありまして、普段よりも酒量は少なかったような気がします。


 七入キャンプ場の星さんから電話があった。星さんは申し訳ないけど、暖房まったくなしで、室温が29度もあったのであります。この冬には一度も暖房を入れたことが無いのであります。
 といいながら年末に「敷き電気毛布」を私と妻の分を購入したのであります。これまで冷える夜には湯たんぽを使っていたのですが、お湯を沸かすのが面倒になってきたので、一時間あたり「強」にして使っても70銭という料金に惹かれて買ってしまいました。使った結果弱でも充分でそれ以上にすると汗ばんでしまって、喉は渇くし、布団を蹴ってしまっていて却って寒いということが判明しました。最低の弱で快適であります。

 妻が図書館から借りていた、宮部みゆき「模倣犯(上)」なるものを閑でしたからダラダラと読んでいました。久しぶりに小説なるものを読みましたが、人殺しの内容なので途中で本気で嫌になってしまいました。いかに推理小説であっても、どんどんと人を殺戮していく内容を追うには今の私には耐えられない作業でもあります。でも格別に正月用に本を用意していたわけでもなかったし、時間つぶしにテレビを見ていればその内容のつまらなさに腹がたって不機嫌になってくるので仕方なしにだらだらと読み続けました。
 昨年は人殺しのニュースが乱れ飛びましたので、例え作り話の小説であっても辟易してしまう自分に気づきました。もう、テレビのニュースであっても新聞ででも、人殺しの話は耳にしたくないという心境であります。
 ようやく(上)を読み終わりますが、(下)はたぶん読まないと思います。もうたくさんであります。



 その点「桧枝岐物語
」はいいです、作者の斉藤弥四郎さんは中学までを檜枝岐村で生まれ過ごし、高校は喜多方高校へ、そして東京の大学へ進学し、なんと私の住む千葉県で教鞭を取っていたようであります。なんかとてつもない懐かしさを覚えてしまいます。特に冬の情景などは自分の幼いころにダブってしまって、シンミリしてしまいまいました。
 その姉妹編といったところの山峡少年記―檜枝岐・尾瀬風土記
も同じ作者によるものでありますが、檜枝岐の自然とか尾瀬の自然をはじめ桃源郷 檜枝岐村の昔懐かしい生活が描かれており、自分の原風景を思い起こさせるようなものとなっておりました。

尾瀬―山小屋三代の記 (岩波新書 黄版 263)
も同時に読み進めているのですが、尾瀬だけでなく自然保護の問題が浮き彫りにされてきて面白いです。檜枝岐村には数限り無く行ったのですが、尾瀬には二度ほど行ったきりなのです。人ばかりがゴチャゴチャいるんだなという印象しか無かったのであります。最近は尾瀬のブームもだいぶ和らいでいるようですから、機会があれば行ってみようかなとも思っています。

2009年1月3日土曜日

「檜枝岐物語」が届いた。

 昨年末の30日に「発送しました」のメールを3軒の古本屋さんから受け取った。新刊本でなかったので、届けられるのは年明けの10日過ぎ頃だろうと思っていたので、嬉しかった。
 発送しましたの3冊のうち2冊は大晦日にメール便で郵便受けに入れられていた。しかし残りの1冊がなかなかこない。注文した本屋さんは山形の「八文字屋」という老舗で最大手の書店であった。
 メール便の場合は声をかけることなく、郵便ポストに入れて行くだけなので朝昼晩とチェックをしなければならないのがちょっとだけ煩わしい。でも楽しみでもあるから、まめにチェックを続けた。さすがに4日目となるといささか心細くもなってきたのだが、昼にポストを見にいったら、入っていた。

 封を開けるのももどかしかったけど、さっそく取り出し、そのまま読みふけってしまった。

シアワセとヨロコビを存分に味わった3が日でありました。

2009年1月2日金曜日

ようやく二日目のブログ

 年末年始のテレビはつまらない、だから見ない。年末年始だけがつまらないかとあらためて問われると、普段から、どうにもならないくらいつまらない内容だ。テレビって昔からこんなにつまんなかったのだろうか。テレビの内容がつまらなくなったのではなく、見る側の私自身がつまらないと感じるようになったのだろうか。ま、つまんなければ見なければいいだけの話だ。

 「未曾有」という漢字があります。なぜだか最近頻繁に使われているようで、いや最近ではなく、古い本を読んでいても結構でてきます。根っからアホな私は、その言葉がでてくるたびに、「みぞゆう」って読んでしまうのです。これは危ない。いつしか私の中では「未曾有」=「みぞゆう」になりかかっているみたいで結構コワイのであります。まださすがに頻繁を「はんざつ」とはなっていないので少しは安心しているだが、いついかなる時に変換がされるのではないかと考えるとマジメにコワイのだ。

 かろうじて、今年は二日続けてブログを書くことができた。明日もたぶん大丈夫だ、しかし、明後日にはわからん。だって元日に今年は毎日ブログを書き続けると固く心に誓ったのだから、これはかなり怪しいのだ。いや元へ、これこそ危険な誓いなのだ。

2009年1月1日木曜日

あらたな「うろんな日々」のはじまりです。

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

と、ねぼけマナコをこすりこすり書いてます。ゆうべは大晦日ということで、ちょっとだけ呑みすぎてしまいました。まだ、ちょっとだけ呑みすぎてしまったアルコール分が残っているような気がします。
 初詣はもっと温かくなったら、近所の日枝神社に行こうかなと思っています。と、いっても30歩ほど歩けば着いてしまいますけれども。往復100歩にも満たない初詣であります。
 以前に住んでいたところは裏側に下総国分寺がありまして、そこも往復200歩足らずで初詣を済ませてしまうことができました。
 まったくの不信心者なのに寺社仏閣がついて回っていますね。いいこっちゃ。