2015年2月27日金曜日

案外時代劇が好きな自分をみつけてしまった。

あと2晩も寝れば2月も終わるというのに、性悪女の悪ふざけはまだまだ続くようで、昨日と一転して今日は穏やかで暖かな陽気であります。
私は殊更以上に繰り返される寒暖には無関心を装い知らんぷりして仕事をつづけています。世の中というものは常にそういうものであります。
こちらから寄っていく姿勢をみせれば、相手には冷たく突き放され、無関心を装っておれば必要以上に尾っぽをふって寄ってくる。ちいとでも油断すればすぐさまに付け入ってくる。なんともめんどい天候との駆け引きだこと。
それでも一日ごとに確実に春に近づいているのは確かなようで、龍勝寺の境内にある紅白の梅の花は、春も盛りといわんばかりに咲き乱れておりました。

やっぱりね、ここんところ時代劇の小説を読みふけっていたものだから、文章がどうにも影響されてしまっているようであります。
これまで思ってもみなかったのですけれども、私は結構、時代モノが好きらしいのであります。もともとテレビはあまり見ないのですが、特にNHKなんてものは滅多にみないのですが、時代劇は別であります。特に好きなのは確かNHKの「木曜時代劇」なんてのを発見しまして、最近は録画してみていますね。
ただどうも大河ドラマは時代劇であってもまったくみません。番組のはじまりの頃は、いつも観てみようと意気込むんですが、いつも2回ほどみると後はどうも尻切れトンボになってしまうのです。
現在放映中の「花燃ゆる」でしたっけ、初めの3回ほどは今に面白くなるだろうと我慢して観たんですけど、もう諦めましたね。いくらお金がかかっていても、いくら時代劇が好きだからといっても基本的に面白く無いものでは観続けることができないのでしょうね。

江戸時代って、私がこれまで思っていたものと違って結構いい時代ではなかったのではないかと思い始めましたね。確かに封建制度で士農工商の身分制度があって生きにくいような感じはしますけれども、本当はそうでも無かったのではないかと思いますね。日本の歴史を振り返れば明治維新が大きく取り上げられますけれども、それも偉大なことだったのだろうけれども、そこに至るまでの徳川300年の歴史ってのは世界史のなかでは光り輝く栄光の歴史なのではないかと思わんこともないです。できればちょっとの期間でいいからタイムスリップして住んで見たいような気がしますね。

2015年2月26日木曜日

2月はまるで性悪女のように私を翻弄します。

一転して今日は寒い大気が里まで降りてきたようでありました。2月の天候というのは、どこか性悪女に似ている気がしてなりません。
近づく春を思わせる暖かい日が続くかと思わせておいて、次の日はその表情をガラリと変えてしまうのですから。
純情な私などはその都度翻弄されてしまいます。うーんなんとしたものかね。ただ漢(おとこ)というものは、そういう性悪女を危険とは感じていてもとことん惹かれるものがあるらしく、まだまだ耐性というものができてもいないのに自ら溺れてみたくなるものらしいのです。
そこが運命の別れ目だと心の奥底では理解していてもです。2月というのはそんな月のような気がしてならない。

昨日ようやく宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を読み終わりました。これを読み終えるまで、かれこれ2ヶ月ぐらいかかったでしょうか。途中何度も挫折しながら、もう読むのはやめようと思いながらもなんとか最後まで字面を追ってみました。はっきりいってなんだかわからんというのが正直な感想であります。私にはどうにもこうにも難しすぎて理解できなかったのでありました。次は「注文の多い料理屋さん」らしいです。これもおそらく1,2ヶ月はかかることでしょう。今さら宮沢賢治を読破しようなどとは思ってはいないけれど、Kindleに入っているぶんだけはと思っています。

最近めっきりとテレビをつけることが少なくなりました。以前からそれほどリアルタイムでみることはなかったのですけれども、悲惨な事件が多すぎます。毎日毎日これでもかというぐらいに悲惨な殺人のニュースばかりで、自分の心が持ちません。もうそういうことには固く目をつぶり、耳を閉ざして生きていきたいと思っているのです。

確か日曜日の朝だったと思いますが、テレビ東京で日本昔ばなしを放映しているのも発見しました、さっそく録画予約をしまして疲れた時にみています。内容は似たり寄ったりで最初から想像がつきますが、こういうのもありだなと強く思いました。いつか自分でも紙芝居でいいから作ってみたいなというのが自分の夢になりつつあります。

2015年2月25日水曜日

すべての情報はクラウドへ

ここにきて読書をするペースはかなりスローダウンしてきています。そろそろ疲れてきたのでしょう。それはそれでいいことなのだと思います。これまで読書に使ってきた時間をこうしてブログ更新に使えるようになってきたのですから。ただ文章を書くというのは読書のようなわけにはいきません、時間をかけたからといって決して書けるわけではありませんからね。読書をするようなスピードで作文ができるのだったら苦労しないのでありますけど。

以前は読書こそしてないけれども、インターネットのホームページやブログを読んで活字には接しているのだから、あえて読書をする必要はないやと思っていたのですが、その考えはここにきてガラッと覆されたような気がします。
インターネットで読む活字はダイジェスト版というか、表面的なまとめ記事だけを読んでいたような気がします。その点、電子書籍とはいいながらもきちんと書籍になったものを読むことはまったく違う世界なんだと思うようになりました。と同時にネット上の活字を読む時間は極端に少なくなってきていることは確かなことであります。

ただ購入する本はインターネット上の情報をもとにしていることが圧倒的に多いことも確かなことであります。以前近くにあった文教堂という書店が撤退してしまって、気軽に本屋さんにでかけていって立ち読みしながら衝動買いするということができなくなってしまったし、もう紙の本は購入しないことに決めてしまっていますから機会があって本屋さんで立ち読みはしても、けっしてそこで本を購入することはないと思っています。

音楽の媒体がLPレコードから、コンパクトディスク(CD)になり、小さく軽くなったとヨロコンだのも束の間、ネット上を音楽ファイル自体が行き来する事態になった時にCD媒体そのものが邪魔なものに変化してきました。
私の場合は旅する機会が多いので自分でコレクションしている音楽媒体全部をiPodクラシックに2万局近いものをポケットに入れて持ち運びます。
それと同じことを小さな図書館以上の蔵書をまるまるポケットに忍ばせて持ち歩けるようになったわけであります。

2年ほど前まで数次にわたって大幅な断捨離を実行しまして書籍もかなり処分しましたが、まだまだ本の占めている空間は多いのですが、これらの書籍が処分されるのも時間の問題かもと思っているのです。

現在思っているのは大容量のクラウドのハードディスクがもっともっと安価にならないかなっていうことであります。そうすれば自分に関係するデータすべてをそこに押し込んでやって最小限の端末だけを持ち運んでほとんどのことをそこで済ませてしまいたいということであります。それらが実現されるのも、もはや時間の問題なのではないかと思っているのです。

2015年2月24日火曜日

春の目覚め

三寒四温を繰り返しながらも、だいぶ春めいてきたこの頃ですが、いつまでも腑抜けた日々を過ごすわけにはいかないと、勇んでキーボードに向ったのだけれども、そうそう簡単に正しい生活に戻れるわけもなく、書ける内容はやはり腑抜けたものになってしまうのは仕方がないことであります。

2月はほとんどブログを書くこと無く終わってしまいそうであります。もう1ヶ月近くサボっていたのですね。この1ヶ月間は隙あらばと、ただただ読書をして過ごしておりました。ここ数年読書らしいことをしてこなかったので、その空白期間を埋めるような形で憑かれたように読み続けていたのです。

ここ数年は体調を壊してしまい、その頂点として昨年のゴールデンウィークをはさんで入院してしまいました。それ以来徐々に体力の回復をはかるべく闘病生活を続けてきました。
読書をするというのは案外体力のいることでありまして、年が明けましてからどうにか読書ができるほどまで回復してきたということであります。

極端から極端に向かうのは生まれついての悪い性癖でありまして、それは自分でも理解しているのですが、こうなってしまうと、自分ではどうにも止められなくなってしまいます。
とはいっても読んでいるのはすべて電子書籍化されたものだけであります。まだ文庫本の小さな活字を追うのはつらものがあるからです。
Kindleの活字を一番大きくして読でいます。私はもともと老眼鏡には慣れておらず、眼鏡をかけることが煩わしく感じてしまうのですが、活字が大きければその煩わしさからも解放されて快適であります。ただ活字が大きいということは当然画面に表示される文字数が少なくなりますから、ページ送りを頻繁に行わなければいけないというのがちょっとだけ面倒に感じることでありますが、そうそう我儘をいっていてはいけません。
なんだかんだといっても、文庫本ほどの大きさの電子書籍Kindleのなかにはすでに70冊あまりの書籍が格納されております。書籍を購入するのはいつもパソコンから行っていますが、まだ一度もやったことはないのですが、Kindle単体から行えます。ということは常に大きな図書館を持ち歩いてことになります。私の場合は小さな画面から面倒な操作をするのが嫌なので今後2週間ほどは読む本が無くならないように常にストックしておくことを心がけてはいるのですが。
久しぶりに書いたブログが、またAmazonの回し者のようになってしまいましたが、これが私の近況であります。