2015年8月27日木曜日

WordPressとBootstrapというふたつのおもちゃで

ちょっと前までお絵かきソフトで遊んでいたのですが、しょせん年寄りの冷水的なものでありますから、やらないよりはちょっとマシといったところで、今は少しお休みしています。決して電脳絵師の道をあきらめたわけではありませんよ。才能などというものは少しも持ちあわせていませんが、諦めの悪さだけは人一倍あるつもりでありますから。

そして現在懲りずに果敢に挑戦しているのが、WordPressとBootstrapであります。順番からいいますとBootstrapに巡りあってその素晴らしさに気がついたわけであります。そしてなんやかや調査している課程でまったく分野が違うといったら違うのですがWordPressにも興味をもったわけであります。
そして、どちらも未習熟にもかかわらず、その2つを合体したら、理想的なレスポンシブWEB管理システムができあがるのではないかと思いいたったわけであります。
もしかしたら、すでにそんなことをしている人がいるのではないかと検索してみたら、結構たくさんの記事がありました。
そうか、やっぱり思ったとおりだと安心しまして、まずはWordPressでサイトを構築して、Bootstrapとの合体はその後だと思い、現在は必死になってWordPressの学習を進めています。これは最初に思っていたほど敷居は高くなく簡単なサイトを半日ほどで作成することができました。
結構面白いです。
しばらくはWordPressとBootstrapというふたつのおもちゃで遊び続けることになると思います。しかし、自分でも思いますけど、まったく懲りないジジイなんだなということであります。

2015年8月25日火曜日

旅 その5 境港のちよっと手前

いつものことですが、「旅に出かける寸前まで行き先を決めていない」と云ったら言い過ぎではあるのだが、いつもそれに近い状態で出かけてしまいます。基本的に何事にたいしても計画とか計算ができない性格だけの話なのでありますが。

最近は独りで旅にでることはまったく無くなってしまったが、一人旅の場合はその傾向が強いことは確かであります。私の場合は旅とはいっても、放浪といったほうが正しく、観光しようなどという気持ちはひとつもないのです。名所旧跡をまわって地元のおいしいものに舌鼓をうつなんていう思いは0(ゼロ)なのであります。たぶんに基本的に貧乏であることにも起因はしていますけど。

どうも旅にでるまでに綿密な計画を建てて、一日目はどうしてこうしてなんてことを考えただけで挫折してしまいます。
そんなことよりも私にとって一番重要なのは「旅」という名目のもとに一歩でも家を出ることなんであります。
別に自宅でエアコンのある部屋でニートをやっていることに不満があるわけではありません。むしろそれなりにシアワセを感じていますからね。でも、それとは違う世界に飛び込んでいきたいという強い思いが常にあることも確かなことであります。
なんの事はないたんにいい加減なだけの話でありますけど。また自分のバカさかげんをバラしてしまいました。うーん

そんないい加減なウスラバカの旅というか、移動する湯治というか、なんでもいいのですがとにかくふらふら歩きまわっているのが好きなのであります。のっけから計画ができないわけでありますから、当然記録を録るなんて能力なんていうものもまったく持ちあわせてないわけであります。それは当然なことであります。だから絶対に旅行記なんてものは書けませんし、書けるはずもないし、書くつもりもないのでありました。

「ああ、オモシロカッた」それだけでいいのだと思っているのでありました。


2015年8月24日月曜日

旅 その4 現代版の移動する湯治か

「車中泊での旅」っていうのは、一応「旅」とはついていますが基本的には車中生活者の延長のようなものであります。だから基本、なにも考えることはないし、準備だってする必要はないのです。

普通に旅をするとなれば、着替えから、宿泊地、交通手段等々のことを事前に調査し、それなりの準備をしなければならないのですが、極端なはなし、体一つで車に乗り込んでしまえば10日間ぐらいの旅であればそれで済んでしまいます。この手軽さが私のようなズボラな人間を旅に駆り立てる要因のひとつでもあります。

着替えがなければ、どこへ行っても見慣れた洋品店がありますし、何か道具が欲しければ大型電気店もありますし、腹が減ったら食堂に入るか、スーパーマーケットに立ち寄ればほとんどのことが間に合ってしまいます。

なによりも、毎晩の寝床を心配する必要がないというのが気に入っているのです。なにせ冷暖房完備ですから快適に眠ることができます。気に入った場所があればそこで晩酌をしてそのまま寝てしまえばそのまま素敵な朝を向かえることができるわけであります。

温泉は毎日違う温泉に入ることができます。基本自炊生活ですから考えてみれば、現代版の移動する湯治のようなものであります。

最近は日帰り温泉の中にコインランドリーを設置してあるところもありますから、温泉に入るまえに洗濯物を放り込んでおけば無駄なく時間が使えるというわけであります。
今回は1週間の旅でありましたら、途中の米子市の日帰り温泉に併設してあったコインランドリーを一度だけ使って洗濯をしました。私が車中泊での放浪旅をやっていた時はコインランドリーは一般的はなく探すのに苦労したものですが、今はいたるところにありますから便利なのであります。

こんな事をここで暴露してもなんですが、妻はちょっとした小物の洗濯は温泉の洗い場で済まさせていたことを知って愕然としたものであります。場所によって「洗濯をしてはいけません」とか「白髪染めをしてはいけません」などと注意書きしてあるところだってあるのですから。マイッタナ

2015年8月21日金曜日

旅 その3 まずは福井から始まります

残すところは九州といったところですが、1週間しか取れない休暇でしかも車中泊での旅ではかなり無理があるのは明白なことであります。まして私はほとんど病人に近い体でありますから益々その思いとは裏腹に遠ざかっていくのでありました。
本州で残っているのは、広島・山口・鳥取・京都・島根といったところでしょうか。

ん?何も日本一周を目指しているわけでもないし、車でそんなことをやったってなんてことないですよね。そんなことはわかり過ぎるぐらいわかっているのですが、これが人間の哀しい性というものなのでしょうか。なんとなくそれをやらなければいけないような気がしてくるから不思議であります。

何年か前に福井の永平寺・東尋坊が北陸の最終地点であったことを思い出し、今回の旅はそこから始めることにしました。重ねて云いますが、そんなものはなんの意味が無いのはわかっているのですが、ま、とにかくそこまで高速道路を使っていき、それから旅を組み立てることにしたのです。
旅を組み立てるなんていいますけど、高速をおりたらひたすら下の道を走るだけの話なんですけど。
これほどいい加減な旅なのですから、旅行記なんてものは到底書けないし、書くつもりもないのであります。基本的には下の道をひたすら走って、日帰り温泉を見つけたら躊躇すること無く利用し、街道沿いにスパーマーケットあったら迷うこと無く本日の餌を確保をするだけの単純なルーチンワークを続けていくことになるのですが。これは思っているほど単純ではなくて、いずれその困難さを思い知らせれることになるのですが。

2015年8月18日火曜日

旅 その2 旅前夜

昨年の夏休みを例外とすれば、旅をする距離は年々長くなってしまっていて、ある程度高速道路を使用しないと限られた休みの日数では行き着けないようになってしまっている。

妻に突然、1週間の夏休みがとれたといわれても、引きこもり生活を余儀なくされている我が身にとっては、ただオロオロと戸惑うばかりで、格別どこかへでかけて行きたいとなどという気持ちも失ってしまっていたのです。
体調は一年前と比較すればかなり良くなったとは思うが、旅をするような体力とか気力はどこにも持ちあわせていなかったのでありました。
むしろ最近は暑い外には一切出ることはなく、エアコンの効いた涼しい部屋のなかに閉じこもっていることが快適に思えてきていたし、じっと家の中に閉じこもって早くいまいましい夏が去ってくれることだけをひたすら願っていたのが実態なのであります。

基本的にどこに行くかが問題ではなくて、家から出るかどうかが問題なのであります。体力と視力にはまったく自信がなくて、3ヶ月の一回程度のとなり町にある病院にすら、独りで運転していくのも億劫で、その都度家族の誰かに頼っている始末でありますから。

妻は秋田・青森・岩手といったところはほとんど旅したことはない、それに反して私の場合は、東北であったらほとんどのところを飽きるほど走り回っているので精神的な負担はないし、いざとなれば実家も近いことだしと東北方面に気持ちはだいぶ傾いていたのであります。
しかし、東北というのは出身が山形であるだけにいつでも行けるような気がしてしょうがない、
それに連続7日間の休暇というのは結構貴重なものであります。近くでお茶を濁してしまうにはいかにも勿体無いような気もしてしまうのです。
などと最初に危惧した自分の体力視力のことをほとんど忘れ去ってしまって、行き先の算段を胸ワクしながらしているのでありました。

いっそなら、まだ一度も足を踏み入れていない九州を目指すべきなのではないかと思わないでもないが「九州に行きたし、されど九州は遠し・・・」となるのでありました。

2015年8月15日土曜日

旅 その1 親不知の道の駅にて

目覚めたら外には少しだけ雨がパラついていた。昨夜は最後の夜だという気の緩みもあったのか呑み過ぎたようで少しだけ頭が痛い。
妻が煎れてくれた熱いコーヒーを少しずつ舐めるように呑み込み、霧に烟った静かな新潟の海を眺めてはぼーっとしていた。

おそらくこれからまっすぐに高速道路を使って自宅をめざせば休憩時間を入れても5時間足らずで帰り着く計算であります。
新潟・長野にはたくさんの馴染みの場所があり、時間的にもどこかに立ち寄って遊べないこともないのだが、さすがに家をでてから1週間ともなると知らない間に疲労が蓄積しているように感じた。
妻はまだまだ元気な様子であり、他に立ち寄りたい気持ちはあったのだろうが、私の疲れた顔をみて言葉をのんだように感じた。

最初から意識していたわけではないのだけれども、関東を中心にして旅を重ねていたのだが、その足は甲信越、東北、北海道へと延びていた。四国を周ったのは確か2年前だったと思う、その前の年は富山、石川、福井までであった。もう少しで九州を残して一周するところまできていたのであります。だからどうしたといわれればそれまでのことでなんていうことはないのですが。

昨年は長年糖尿病を放置していたせいで、左目が失明寸前までいって慌てて10日以上の入院生活を余儀なくされました。
退院した後の夏休みはどこかへ行こうかという積極的な気持ちにはなれず、とりあえず涼しい長野あたりに行って様子をみてその後考えようということででかけたのだが、結局最初にたどりつた場所で5日間ほどを温泉とキャンプという休日を過ごしてしまいました。
体力も気力も相当に衰えており、それだけの生活でも結構しんどいものでありました。
旅をするというのは結構体力を必要とするものであることを今更ながらに思い知らされることになってしまったわでであります。