2016年8月31日水曜日

ナビに仮の目的地笹川流れを設定する

ナビの設定が新潟市内の代表的な場所のままになっていると「戻れ!戻れ!」と煩くて叶わないので、駐車帯に車を寄せて取り敢えず別の場所を設定することにしたのだが、その際に海岸沿いを走りたいのだが、どの場所を設定すれば見当もつかなかった。
その時に浮かんだのが2度ほど通ったことのある「笹川流れ」というところであります。しかし、これは地名であるはずもなく、住所を入力するにも山形と新潟の県境あたりだというぐらいはわかるが、有名な建物も見当がつかなかった。
傍らで全国道の駅マップなる大判の地図を眺めていた妻が「あった!道の駅笹川流れってのがあったよ」と叫んだのでありました。「え?あんなところに道の駅なんてあったかな」と一瞬怪訝に思ったけれど、道の駅なんて現在でも増え続けているのだから、そのものズバリの「笹川流れ」であるのなら電話番号を打ち込んで設定完了であります。
それでもこのまま7号線を走らされるのでは適わないなと思いある程度コースを追ってみましたら、私の思惑通りに7号線を外れ日本海側にぺったりと張り付くような国道を走るではないですか。

大きな阿賀野川の渡るとすぐに7号線を離れてすぐに海岸沿いの国道に入りました。左側には大きな大きな日本海です。沖の方にはたぶん海底油田のリグだろうと思わるものが浮かんでおりました。
これ以降取り敢えずナビで指定しただけの「笹川流れ」が目的地化していたのであります。そうと決まると後の行動は簡単です。次は日帰り温泉を探して入ることと、スーパーに寄って今晩の晩酌のおつまみを調達するだけの話であります。それさえ済ませてしまえば後は気に入った場所を見つけて、夕陽をながめて酒を呑み、潮騒の音を聞きながら心地良い眠りにおちるだけの話であります。

と、思っていたのですが、その夜は思いもかけない事が起こって、知らない旅人同士の大宴会に突入していくのですが、それまではまだかなりの時間を経なければならないのであります。

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