2016年9月5日月曜日

旅に出ても糖質制限食は崩せません

まだ鶴岡市の海沿いのMaxValueの駐車場で朝食を摂っています。妻が肉類を中心とした惣菜を仕入れてきたので簡単に食事を終わらせてしまおうという魂胆なのであります。

糖質制限食を取り入れた時から、野営の時の食事が随分と簡単になりました。糖質制限食というとわかりにくいですが、早い話が炭水化物をできうる限り摂取しないというものであります。よってお米や麦でできているパンや麺類等を完全にシャットアウトするのです。私はこれで重度の糖尿病から逃れることができたのであります。こんなに簡単な方法で3度の食事のたびに打っていたインスリン注射や血糖値測定もやることがなくなりました。
かかりつけの病院ではもう通院の必要はありませんとまで云われました。しかし、それでは不安が残ります。よって4ヶ月に1回だけ通院して尿と血液の検査だけをやってもらっています。
以前は、月に1回の検査でしたが、その間隔が次第に伸びてきて現在の間隔になったわけであります。
確かに月に1回の通院はそれなりに面倒なものがありましたが、1ヶ月を目処に食生活に注意を払えばいいので精神的には楽なものがあります。それが4ヶ月に1回となりますと順調にいっているのかどうなのか結構不安なものがあります。
もともと炭水化物大好きなわけでありますし、白いご飯に味噌汁に漬物があれば大満足な人間でしたから。糖質制限食に切り替えますとエンゲル係数が上がりますが、合併症の恐ろしさを考えると背に腹は変えられないわけであります。
病院では糖質制限食を奨励しているわけではありません。むしろその逆です。糖尿病が悪化して入院生活をしていた時の食事は、「え?これが入院食なの」と驚くほどの量が出てきました。それも特別なメニューというわけでなく、普通の食事であります。
最初の頃は退院してからの食事の参考にしようと全部の食事をスマホのカメラで撮っていたのですが、これはなんの参考にもならないとすぐにやめてしまいました。
病院の治療法は普通の食事を与えておいて、それを大量のインスリン注射で抑えてしまうというやり方でありました。
私はその治療法に大きな疑問を持ち、関係する書物を買い集め糖質制限食療法に行き着きました。それをやりはじめて1ヶ月ほどで絶大な効果が現れました。それから徐々に医者には内緒でインスリンの量を少しずつ減らしていったのです。それで3ヶ月ほど経過した時点で一切のインスリンの投与をやめたのです。もちろん医者には内緒であります。
半年ほどたった時点で医者は「そろそろインスリンはやめて良いかもしれませんね」と云ったので、「実は先生、もう3ヶ月ほど前から一切打っていないのです」と告白したのです。
それは先生も気分を害したのでしょう、もう完全に治ったからこなくていいよと絶縁宣言されてしまったのであります。
糖尿病なんてものは一旦かかったら完治するわけはないと思っていたので、必死に頼み込んで現在の4ヶ月に一回の検査となったわけであります。

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