2012年8月8日水曜日

毎日1時間程度の散歩のヨロコビ

 ようやくコンスタントに毎日1時間程度散歩しても異変を起こさない体を作ることに成功したようだ。

「なにいってのコイツ!?」

 普通の人にとってはなんていうことがないことだろうが、意識して歩かない限り、一日50歩も歩けば良いほどの生活を毎日送っていた身にとっては大変なことでありました。

 一時期ようやく体を慣らして2時間ほど歩けるようになることはなったのですが、それをやると腰が痛いし、情けないことに全身が筋肉痛に襲われてしまって、それ以降どうしても歩く気がおこらず難儀しました。ここで歩くというのは足腰だけでなく全身運動なんだということを始めて知った次第なのです。なんとナサケナイ

 人間というものは余計な向上心なるものをどこかに持っているらしくて、ちょっと歩けるようになると、無意識にでも、もっと速く、もっと遠くにと考えるようであります。まるでオリンピックにでも出るような錯覚を起こすのです。これがいけません。
 また、他の人が散歩していると、どこかに負けたくないという気持ちが起こったり、こんなにヨタヨタ歩いているのは見っともないなんていう気持ちが芽生えたりして、これもまったく良くありません。

 足腰が痛まないで毎日コンスタントに散歩できる方法はないかと、考えぬいた結果、ゆっくりのんびり歩くことだという結論に達したのであります。やって見るとこれがまた難しいのであります。だから最初の頃は常に自分に言い聞かせなくてはいけませんでした。「急ぐことはないから、ゆっくりのんびり歩くんだぞ」と。

 歩く速度なんていうのは競歩ではないのだから、元々それほど速いものではありません。車を運転して時速40kmで走っていて80kmに上げて走れば倍の距離を走ることができますが、徒歩なんていうのはたかが知れています。だからのんびりゆっくりの歩きに変えても、歩く距離がそれほど変わらないということを身を持って体験しました。
 おかげで毎日1時間ほどの散歩をこなすことができるようになりました。だからどうしたと云われても困ってしまうのですが。

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