悩める放浪者ぽーの「うろんな日々」を綴っています。放浪とアウトドアが好きで東北・北海道を中心に散々彷徨うが、アウトドアの究極は農業ではないかと思いはじめて、単身秋田市のド田舎にある荒れ地に理想郷を実現せんと乗り込んだ。が、しかし意気負い込んで乗り込んだまでは良かったのだが・・・・・
2011年3月20日日曜日
なかなか防災グッズは揃えられないものです。遊びましょう。外遊びをしましょう
(←車中泊の時にエンジンを止めるとテレビラジオが聞けなくなるので、デジタルチューナーで一発選局のすぐれもの。本当は単2電池使用なのですが、エネループでの単1・単2はバカ高いので単3を単2ケースに入れて騙して使っている。思いの外電池の消耗が激しい。ノートパソコンの電池は別売りの純正を1本追加しておいた。ノートパソコンの電池は単体で買うと高い。たしか2万円以上したような記憶がある。)
単3電池を単2に見せかけるスペーサーです。ラジオは単2電池6本を入れなければならないので3ケース購入した。これはなかなか優れものだけど、これでは騙されない製品もあるから要注意です。コールマンの電池式ランタンは単1電池4本使用だったので単1のスペーサーを使用して単3電池を使ってみたが、騙すことはできなかった。こういう場合はすぐにエネループの使用をあきらめて百鈞に走るべし。
今は大惨事が起こった直後だから、防災グッズを求めて右往左往して、あらゆるものを買いだめに走っていますけれども、何もない普通の日常ではなかなか防災グッズは揃えられないものだと思います。今回私のところで止められたライフラインは電気だけでありましたけれども、たとえガス・水道を止められたとしても1週間程度は何ごともなかったように暮らすことができるだけの道具が揃っていたのです。
しかし、これは何も意識して準備をしていたのかといいますと、まったく違います。すべて自分の遊びのためなのです。キャンプや車中泊を繰り返しているうちに、こんどは何があれば快適に遊ぶことができるだろうかと考えます。仲間が便利そうで楽しい道具を持っていれば、すかさず買い求めて試します。当然ネットや雑誌でも情報を仕入れます。
実際にキャンプや車中泊で遊ぶのも楽しいのですが、普段家に籠もって仕事をしているときも、こんど購入するべき道具類を考えているのもなかなか楽しいものなのであります。
こう書いてきますと、防災グッズやアウトドアグッズの達人のように思われますが、実際はかなり無駄なものにも多額の小遣いを費やしているのです。想像でこれは使えるなと思いこんで買ってみても、実際使ってみるとまったくの役立たずなんてもののほうが多かったような気がします。
(←これはLEDの譜面読みライト 車中泊で読書をするために買ったのですが、災害時の灯としても結構役に立ちます。単4のエネループ使用でもかなりの時間持ちます。演奏会で使用するものだから、2時間ぐらいは持つだろうし、読書するにも文字は読みやすいだろうと推測して購入したがこれが大当たりです。軽くてフレキシブルだから、小物入れにいれて非常用として持ち運んでいます。)
自宅は都市ガスなので、遮断されれば使えなくなります。そこで登場するのがカセットガスです。これを持っている方は多いと思います。私は昨年アウトドア用のフード付きの1台を購入しましたので、都合2台ほど持っています。カセットガスも20本ほどのストックがあります。これは別に災害用に備蓄していたわけでなくて、たまたまホームセンターに行ったら1本88円ほどで売っていたので衝動買いしたのです。車中泊するときは実に便利なのであります。それにカセットボンベはホームセンターを初めコンビニでも手に入れることができます。以前にランタンもバーナーもホワイトガソリンを使うものを使っていましたが、ホワイトガソリンを手にいれるのに苦労しますし、扱いも面倒なのでぶん投げました。これは無駄なものの代表でありました。当時けっこうな値段したと思います。
カセットボンベがなくなれば5kのプロパンガスボンベであります。これは1昨年たしか15000円ほどで手に入れたものです。通常の煮炊きをするにはかなり持ちますし火力も本格的です。プロパンガスはこの容量でないと車に積んで持ち運びはできません。本格的なキャンピングカーなどはこれを2本積んでいるようであります。知り合いに頼むと1本1500円ほどで充填してくれますが、秋田で百姓をしている時に秋田の業者に頼んだら足下をみて3500円ほどをふんだくられました。コンロはプロパンガス用の2口の煮炊き用と魚焼き器がついているやつを友人の佐藤さんからいただきました。また3升炊きのプロパンガス用の炊飯器もあります。これは案外使えます。別に炊飯器だからといってご飯を炊くためだけに利用をしなくてもあらゆる煮炊きに使えます。大人数でのキャンプには必ず持っていきます。
水のストックも常日頃から意識して大量に置いてあります。これだけは災害を意識してのことであります。他に試しに買ったけど使ってないのが、簡易浄水器なるのものです。汚染されていない川の水を入れれば呑むことができる程度のものであります。お風呂の残り水も浄化して呑めると書いてありますが、まだ試したことはありません。そこまで追い詰められたら使うかも知れないといった類のものであります。
こうして列挙してくると、外遊びをやっているうちに自然と集まってきた道具こそが最高の災害用グッズなのだと確信するようになりました。みなさんも今回の災害が収束したら、血眼になって買いだめしたレトルト食品やインスタント食品を持って、野原や山にでかけていって食べてみましょう。それはこの世のものとは思えないぐらいにおいしいことに気がつくでしょう。自然はいいのです。自然がおいしくさせてくれるのです。是非試してみましょう。
そしてレトルト食品やインスタント食品を電気やガスの無い世界で食べるための最低限の道具はなにが必要か考えてみましょう。その時にこまちゃくれたアウトドア用品なんかに目を向ける必要はないのです。自分の台所のなかに使えるものがないか探すのです。そしてどうしても無いというものだけを購入するのです。それもできるだけ日常生活で使えるものを選択するのです。
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