2015年1月13日火曜日

半分だけ雪を下ろしたら・・・・・

今年はじめての3連休の最後の日の昨日は、あまりの天気の良さにつられて、久しぶりに散歩にでてみようと外へ飛び出しました。
確かに家の中にいる限りはぽかぽか陽気で、もう春がきたのかなと思わざるをえませんでしたが、3,4分歩いてみて、人通りの少ない畑道に差し掛かったら、もの凄い土煙で吹き荒れていました。
このあたりは関東ローム層であるから、風の強い時は細かいホコリのような砂塵が荒れ狂うのであります。まして、その元凶でもある畑の真ん中の道ではひとたまりももありません。
おまけに、空の頂点近くを風神様がグオーングオーンと、ひとつも飽きることもなくひっきりなしに吠えまくっているのでありました。
これはとんだ早とちりをしたもんだと思い、よほど引き返そうと思ったのですが、せっかく身支度を整え、ホコリの被ったスニーカーを下駄箱の奥からひきずり出してきて、靴紐をしっかり結んだのですから、このままひきかえしたのではいかにもであります。
そこで畑方面に行くのはとりやめて、なるべく人家の多い風の影響の少ない街中にコースを変えました。そんなこんなで小一時間ほどの散歩をやり終えて、ぐったりしているところに実家の弟から電話であります。
「今日の、山形の天気は全然荒れてないよ。」と受話器を耳にした瞬間に聞こえてきた言葉であります。昨日のブログに関東地方が天気のいい時は我が郷里山形は必ずといっていいほど荒れているようで、本日後から実家にでも電話して確かめてみよう、なんて書いたもんだから、先に電話をしてきたらしい。

「今日は朝から穏やかな空模様だったから、屋根の雪下ろしをしたんだよ。半分ほど終わらした時点で疲れたので、おしまいにしたんだ・・・・・・」

「えっ!!雪下ろしを半分で終わらしたら、家がバランスを崩してひっくりかえってしまうじゃないか!」

「アニキはいつまでたってもアホーだな、いくら半分っていったって、どこの世界に屋根の片側だけを下ろすやつがいるんだい」

「・・・・・・・・・・・」

云われてみれば確かにそうだけど、あいつの話を聞いた時にはまじめに、家がひっくりかえることを想像したのだからしょうがないのであります。
いやはやな話でありました。

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