9月30日からブログの更新が止まっていたのですね。この間ずーっと寝ていました。寝ているには涼しくて良い季節になりました。
友人がブログを読んで檜枝岐村七入オートキャンプ場に是非行ってみたいと言い出しまして、「しょうがないな、それじゃあ行ってみるか」と内心は大喜びなのですが、それをひた隠しにして今度の連休にまたしても出かけることになりました。
それに以前から約束をしていたライダーKさんも合流ということになりました、Kさんも連続の檜枝岐村入ですね。考えて見たら今年の5月あたりにKさんと檜枝岐村の温泉で初めてお会いしたわけですから、ライダーKさんも今年は3回の檜枝岐村入ということになりますね。Kさんには私のワガママで今回もつきあわせてしまうことになってすまなく思っています。またKさんは檜枝岐キャンプの後引き続き東北方面をぶらりぶらりと1週間彷徨う予定のようで誠に羨ましい限りであります。
自分でもなんでここまで檜枝岐に惹かれるのかわかりません。米と味噌を持って1ヶ月なり2ヶ月なり過ごせばこの病気も治るのかも知れませんけどね。そういえばもうひとつ北海道という病にも感染していますが、昨年1ヶ月あまり彷徨ってきたのですが一向にその病は癒える気配は無いですね。北海道に比較したら檜枝岐村はかなり手軽に行けますから、そのうちに完治することでしょう。
話は前回の檜枝岐キャンプに戻るのです。本日帰るという8日目の朝にテントを撤収して荷物をまとめ車に全部積み込んでさあ久しぶりに懐かしき我が家に帰るかという段になってサイフが見あたらないのです。ひょえーーーー!!(これを青天の霹靂という・・・・アホメ)
そのサイフには現金2万円弱と銀行のキャシュカード2枚・郵便局のキャシュカード1枚・クレジットカード2枚に各種ポイントカード数枚とおまけに免許証が入っていたのです。
当然蒼くなりましたね。せっかく積み込んだ荷物は全部降ろしてサイフ探しです。この時点で小銭が2000円と昨日農協で買い物をした時のおつりが2000円、次男が所持していた4000円で8000円程度の現金がありました。
でも次男はおみあげを途中で買いたいというし、途中食事もしなければならない、ガソリンは持つのか、高速料金はと計算するとかなり危機的な状況であります。(「おみやげ」か「おみあげ」か一瞬わからなくなってしまった。)
少し焦りつつ真剣に探し回ることおよそ2時間そして肝心なサイフはいくら探しても見つけることができませんでした。
結論からいえばおみやげは諦め、高速道路もやめて無事帰宅することができたのですが、その間の心細さは例えようのないくらいのものでありました。
現金の2万円はあきらめもつきますが、キャッシュカードにクレジットカードを止めたり免許証の再発行をする手続きの煩雑さを考えるとこれもまた憂鬱な原因のひとつでもありました。
旅先でいざとなったら、現金が無くても郵便局ならどこかにあるだろうと考え郵便局のキャシュカードを作って持ちました。最近ではコンビニでも都市銀行のカードが使えますし、クレジットカードがあれば万能です。そのために各種カードを持ち歩いているのに全部ひとつのサイフにいれて持ち歩くという初歩的な間違いを犯してしまったわけであります。
仮に郵便貯金のカードがあれば、銀行のカード1枚あればと考えますと当面使う必要のないカードは分離しておくべきですね。クレジットカードは燃料を入れる時に使用しますがそれだってサイフに入れておく必要があるかということです。
それから最低1万円ぐらいは予備費としてどこかに置いておくことです。行った先から黙って帰宅できる準備は常にしておくべきだろうと痛切に思いました。
今回ひとつだけ誉められるのは燃料が7割ぐら残してあったということであります。旅先では燃料を絶対に半分以下にしないと自分で決めているのです。特に田舎に行った時には鉄則であります。確かに10リッター分20リッター分で燃料を補給するのは面倒なことであります。1回で済むものを数回にわけるのは本当に面倒でついつい先送りにしてしまいがちでありますが、燃料が無くなったら車なんてのは単なる鉄のかたまりの邪魔でしかない存在になってしまいます。これも何度か痛い目にあいましてようやく身についたようであります。
おかげで途中一度も給油しないで帰ってくることができました。ていうかキャンプから帰ってきて以降一度も給油していません。
で肝心のサイフはどうなったのかといいますと、荷物を降ろして整理していましたら、椅子の下に「あれ?どうしたの?」って平然とした顔をして転がっていました。何度も何度もその場所は探したはずなのにであります。それもかなり真剣に見たはずなのにであります。
だいたいにおいて私の人生なんていうものはそんなものなのであります。悔しいやら、ホッとするやら、やれ嬉しいやらで・・・・なんと申し上げましょうか
バカヤロー!
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