2009年12月24日木曜日

日本でも電子BOOKが登場したならば

 アメリカでは電子BOOK(書籍)がおおはやりだそうです。日本では著作権の関係で発売されていません。英語版なら手に入れるのもそう難しくないようでしょうけれども。日本でもし仮に発売されたならたぶん真っ先に購入するだろうと思います。
 iPodでその便利さを実感しているのです。まさか、自分が生きているあいだに自分の集めたCDを全部を手はじめに家族が買い集めたCDも全部ぶちこんで、その他にも友人から拝借したファイルもついでにいれて、1万曲近くの楽曲をポケットに入れて持ち運べるなんて考えてみたことがなかったからです。
 時代はうつりLPレコードからCDになって、その記録媒体は軽く小さくはなりましたが、それだって集めてみれば結構な量になり、邪魔になってしまいます。それから、聞きたい楽曲を選択してプレーヤーに入れるというのも案外面倒なものです。それにそれに私にとって最悪なのは聞いた後のCDの処理です。聞いたあとにいいかげんに放置しておくことが多いものですから、アルバムに入っているCDが違うなんてことはしょちゅうで最後にはラベルと中味がばらばらで始末に終えないという状態に陥ります。
 その点デジタル化されたファイルを記録媒体に全部まとめていれて管理するというのはかなり便利で、もう絶対に元には戻れない状態にあります。1万曲と書きましたが実際はかなり重複している楽曲がありますから、実際は9000曲ぐらいだろうと思っています。それでも日々増殖してきていますから、近いうちに1万曲近くになると思います。

 それで電子BOOK(書籍)があったなら、まず家の中のかなりの部分を占領している本棚がいらなくなりますね。もちろん自分が持っている書籍の大半が電子化されるとは限りませんけれども、これまで読んだ本のなかで持ち運びたいなんてものは再びお金をだして購入するだろうと思うのです。現在、なんども読み返している本は20冊もありません。まずはそれらのものを再購入して電子BOOK(書籍)に入れ込んで、iPodと一緒にポケットにいれて持ち歩くだけでかなりの効果が期待できます。現実本を20冊持ち歩くなんてことは不可能に近いことであります。常に100冊ぐらいが、すぐに読める状態であったなら、どれほど便利なんだろうかと思います。そのことを思っただけで頭がクラクラしてきてしまいます。

 できれば電子BOOK(書籍)の中にダウンロードするのではなく、どこか他のサーバーのなかにあって、自分の購入したファイルを一元管理してくれて、必要に応じて表示してくれればより便利だと思います。本当は音楽も自分のハードディスク内に置いておくのではなくて、どこかよそのサーバーにあって、一覧表から楽曲を選択して演奏できればもっと楽だろうなと思っています。音楽も本も最終的には自分が持っていることに意味はなく、読んだり聞いたりして感じることにあるのですから。

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