七入オートキャンプ場にきたら最低でも次の3つを実行しなければいけません。まずは温泉に必ず入らなければいけません。桧枝岐村には3箇所の共同浴場があります。またちょっと離れますが木賊温泉や小豆温泉というものがあります。一日に最低1回はこれらの温泉に入らなくはなりません。最低1回でありますよ。できれば2回から3回は入ってください。
2回から3回以上入る場合はカラスの行水にしてください。ようするに毎回丁寧に入りすぎてはいけません。初心者の場合は必ず湯あたりしてしまって、その日一日は放心脱落アホーもしくはウスラバカ状態になって使い物にならなくなってしまうので充分に注意なされたし。
キャンプに旨い酒はつきものです。安い高いは問いませんが温泉に入って一日の疲れを癒して呑む酒は格別であります。これをやるために都会からわざわざお金と時間をかけて出かけて行くようなものですから、わざわざ言わなくても実行されることでしょうからここでは多くを語りません。
外で食べるおにぎりはなんとおいしいのでしょか。外で呑むコーヒーは例えインスタントであっても家で呑むサイホンで煎れたコーヒーの何倍もおいしいのは何故でしょうか不思議であります。
次に絶対にやらなければいけないのは3つ目の焚火あります。これをやらないキャンプなんていうのはキャンプではありません。キャンプ場に到着したらまずは天幕をはり寝床を整えたら次には実川(檜枝岐川)に降りてゆき薪になる流木を集めます。
夜中に途中で薪がなくなって心細くならないぐらいのたくさんの薪を準備しましょう。これだけの準備をした後は何をやってもかまいません。
明るいうちから焚火をするのもいいでしょう。暗くなるのをまってするのもいいでしょう。
ガス台の青い炎をじーっと見入るなんてのは結構危ないものがありますが、焚火の炎をじーっと見入るってのはじつにいいものです。心の芯からおちつくものがあります。心の芯からおちつくから誰しも素直になるもんなんですね。だから普段は無口な男が突然に失恋話をはじめて驚かされたり、逆に普段饒舌な男が急に黙りこくってしまうなんてことが起こるのであります。
突然ですが西部劇が好きであります。銃をもってドンパチドンパチやっているシーンも好きなのですが、それよりもガンマンやカウボーイが馬にのって旅しているところが好きなのです。そして日もとっぷりと暮れて周囲は漆黒の夜になって焚き火を囲んで多分ウイスキーだろうと思われる酒をシェラカップで呑むシーンが好きなのです。
うーんこの場合はバーボンである可能性のほうが高いかな。テキーラであってもおかしくはない。まさかビールとか日本酒であるはずもないのだが。とにかく荒くれた男達の顔は焚き火の焔に炙り出されて赤く浮かぶ。そこになんともいえない安堵の表情を見せるところが好きなのであります。
西部劇で焚き火のシーンの無いものは偽物であります。西部劇には焚き火はつきものなのであります。西部劇での焚き火は暖を取るためのものでありますし、炊事にも欠かせません。また危険な動物から身を守るためにも欠かせないものだったのでしょう。あ!もうひとつ照明という要素もありますね。酒を呑むシーンも好きですがコーヒーを呑むシーンもたまらないですね。
ところでインディアンの上げる狼煙は煙であって焚火ではないよね。インディアンは狩猟の民であるから、カウボーイと同じかそれ以上に焚火をするよね。インディアンの住む村ではどこかここかで焚火をしているものですからね。
とにかく、あの時代においては旅する時も含めて焚き火無しの生活は考えられれないぐらいに焚き火は生活する上では欠かせないアイテムでもあったのでしょう。
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