「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)
ディビッド・パールマター クリスティン・ロバーク[著]
白澤卓二[訳]順天堂大学大学院教授
まだ、全部読んだわけではないのですが、内容に感銘したので、読書を一時中断して目次の作成をして、掲載することにしました。
私の健康本を読むきっかけは、自分の糖尿病に端を発しています。昨年から入院治療後、通院しての治療に大きな疑問を持ったのがきっかけでありました。そのなかで見つけた糖質0食事=炭水化物0食事を実行して半年もしないうちに、血糖値もヘモグロビンエーワンシーの値も正常値にすることができました。それまで毎日打ち続けたインスリン注射からも解放され、なんと通院することからも解放されたのでありました。
最近は糖尿病だけではなくて、現代病と呼ばれる病気予防治療にも興味が湧いてきまして、関連本を読み漁っています。
そのなかで出会ったこの書籍はこれまで出会った本の中では一番強烈なものかも知れません。これからはしばらくこの本に基づいて学習してみようかなと考えています。
とにかく以下の目次だけでも眺めてみてください。かなりの内容であります。これをコツコツ打ち込むのにも結構時間がかかってしまいました。興味がありましたら是非購入してお読みください。決して裏切ることはないと思います。
------------------------目次-----------------------------------
- プロローグ
問題はいつも「食べているパン」から始まる
- 脳は「食べるもの」に敏感である
- 私たちは「体が受け入れる準備が整っていないもの」を食べている
- なぜ、「脳を健康に保つ方法」を考えないのか
- 本書の3つの構成について
- 《自己チェック表》
脳にとって一番のリスクは何か---間違いだけけの食事 - 第1部
脳は「炭水化物」でダメージを受けている
- 第1章
頭の中で何が起きているのか
- 頭のなかに「炎症」が起きている
- アルツハイマー病は「3型糖尿病」なのか
- 静かに脳が燃えていくという恐怖
- 炎症が大脳に達するとき
- あたなの「運命」を変えるために
- 第2章
食べ物をトロリとさせ、ふわふわにするタンパク質の恐怖
- こうして「グルテン過敏症」は表面化する
- 体の中にネバネバした「のり」のようなものが残る
- グルテンは脳に影響を与える
- 現代の多くの食べ物に含まれるグルテンの罪
- バナナ、チョコレート、砂糖より怖いもの
- 第3章
「炭水化物中毒」や「脂肪恐怖症」に陥っていないか
- 「グルテン」だけが悪役ではない
- 「脂肪を蓄積せよ」と指示する遺伝子
- 間違っていた事実---コレステロールが下がれば健康で長生きできる?
- 間違っていた事実---動物性脂肪が多い食事で動脈が詰まる?
- 「異常なほどの炭水化物好き」に陥っている人びと
- 脳も体も食事からの「脂肪」を必要としている
- 脳の重さの5分の1はコレステロールである
- コレステロール低下薬「スタチン」が何を引き起こしているか
- 食事からコレステロールを摂る必要性
- 性生活の問題も低コレステロールにある
- 第4章
脳を"糖"でベトベトにするな
- 糖質---この特定の炭水化物
- グラニュー糖、清涼飲料水の糖、果物の糖
- 糖尿病が認知機能を低下させる
- 週末糖化産物(AGEs)とは
- 年齢不相応に老化している人
- 脳にダメージを与えたくないなら「糖化」を防げ
- 内臓脂肪はそれ自体が悪い炎症を起こす
- 腹部が大きい人ほど海馬は小さい
- 細くてしなやかな体、よく働く鋭い脳を手にするために
- 第5章
心の病も頭痛も「食事」を変えれば治っていく
- 認知症だけでないグルテンの悪影響
- 「ADHD」(注意欠如・多動性障害)だとされたS君の回復例
- 薬に頼らない治療法がある
- 低コレストロールと「うつ」の関係
- 食事を変えて1週間で現れる変化
- ごく一般的な頭痛でさえも
- お腹の脂肪が頭痛を悪化させている
- 第1章
- 第2部
脳の健康と機能を理想的に保つ食事・運動・睡眠
- 第6章
最良の「脳のための食習慣とサプリメント」
- 断食が脳をより明晰にする
- カロリーを何パーセント減らせば脳にいいのか
- いま注目の「ケトン食事法」について
- 脳の働きを高める「サプリメント・ベスト7」
- 第7章
最良の「脳のための運動」
- 脳の萎縮を防ぐ運動
- 運動がおよぼす脳への直接的な「うつの恩恵」
- 1回20分の有酸素運動を週5回
- 第8章
最良の「脳のための睡眠」
- 脳の衰退を防ぐ基本手段---睡眠
- わずか1週間の「睡眠不足」で
- 睡眠と食欲の関係
- 脳と胃がつながらなくなっていないか
- 第6章
- 第3部
実践アドバイス「何を食べればいいか」
- 第9章
炭水化物と糖質から抜け出す「4週間プログラム」
- 1ヶ月で実感できる「4つのうれしい変化」
- 第1週開始前
- 第1週:「食」に集中
- 第2週:「運動」に集中
- 第3週:「睡眠」に集中
- 第4週:「全部」まとめて
- 第10章
外食、間食・・・・・・もここまでできる
- 「どう食べるか」より「何を食べるか」
- 「1週間のメニュー」の見本
- いつでもスタートできる
- 第9章
- エピローグ---
「認知力」を一生保ち続けるために - 《訳者あとがき》
「脳のために何を食べればいいか」---その最適なガイドラインがわかる
1 件のコメント:
良い本を紹介して頂きました。
早速購入、ただいま読んでいる最中です。
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