2014年5月21日水曜日

なんども繰り返すルーチンワークも大事

デザイナーっていう仕事は本当に大変な仕事だと実感しています。私などはこのような稚拙なものひとつ作るのにひいひいしてしまっています。
ま、それは仕方のないことだと思っています。基本的に道具の使い方すらまだ良くわかっていないのですから。
だから自分のパソコンに入っているフォントの範囲内だけで作成するしかないのであります。それでも英語のフォントは相当数入っています。しかし、それでも、経験が少ないものですから、どのフォントをどのように使えばいいのかさえ手探り状態なのであります。このような状態ですから、自分の気に入ったように最初から手作りで作ってしまえばなんてことは思わないようにしています。そんなことをやり始めたらどんなに膨大な時間があっても足りなくなるのは目に見えていることでありますから。

どの字体をどのように使うかというものもありますが、文字の大きさとか、色の組み合わせだとかというものも加わってきますと、私の頭のなかはほとんどパニック状態に陥ってしまいます。
だから、とにかく沢山作ってみて、どこかで、「ま、いいか」と妥協するしかないですね。
それは最初から覚悟はしていたのですが、作れば作るほど、どれがいいかなんてものは無くて、ただただ自分の力の無さを思い知らされるだけなのであります。それでも人になんと云われようが造り続けたものの勝ちのように思われて、しばらくの間はこれでもかというぐらいに作ってみようと決意しているしだいであります。

数年前に自分の文章のあまりの酷さに辟易して、なんとかしたいという気持ちが湧いてきました。そこで考えたのが、とにかく量をより多く書かなければ絶対に上達はしないと思い、一日3万文字を目標に数ヶ月やり続けたことがあります。
結果は現在のこの文章をみれば一目瞭然ですね。その努力も虚しく潰えてしまったわけであります。ただ云えることは、今それをやろうとしても絶対にできないし、やろうとも思いません。やはり、その時期ってものがあるのdと思います。
さて、「一日3万文字」を書くという目標は、半年ぐらいの間やったのですが、一度もその目標に達したことはありません。いいとこ半分ぐらいのせいぜい1万8千文字ぐらいであります。平均すると8千文字ぐらいだったっと記憶しております。
ここで重要なのは「文章」ではなくて「文字」なのです。文章であったなら、おそらく最初から挫折していたと思います。それでも文字数にして8千文字もかなりきつい作業になってしまいます。今読み返してみると、それは小学生以下の日記のようになっています。
ただただ文字数を追求すると自然あのようになってしまうのです。たとえばこうです。

朝の1時30分に起きる、喉が乾いていたので、すぐさまみコーヒーを入れるために台所に向かう。朝のコーヒーは旨い

などという時系列で自分の行動を追っていくものに自然となっていくのであります。それでも文字数を求めているわけですから、毎日同じ内容であっても書かなければ文字数を稼げないものなのであります。結構つらい作業をやり続けたのは、なんとか人並みに文章がうまくなりたい一心だったわけであります。
それ以前には、「良い文章の書き方」とか「文藻読本」とかというノウハウ本も読んでみました。これは大失敗でありました。これらの優れた指南書を読めば読むほどシヨッパイ頭のなかは混乱してしまい、一時期まったく文章が書けなくなってしまいました。自分の頭はそれなりの読解力を持ちあわせていないということだけを気付かされた結果に終わったわけであります。

お絵かきの勉強をしていて数年前の「一日3万文字目標」を思い出してしまいました。今回はそんな無茶な目標は立てませんけど、なんども繰り返すルーチンワークも大事だなと思っていることも確かなことであります。

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