2014年5月8日木曜日

最初の一歩がなければ、何も始まりません。

昨日は退院後はじめての診察でありましたので、朝早くから病院へ向かいました。電車を使っても良かったのですが、まだ往復2時間ぐらいの旅には自信がなかったので、妻に車で送迎してもらう。楽ちんで良かったのだが、なんだか自分の置かれた立場を再認識させられたようでちょっとだけ悲しかった。患うというのはこういう事なのだと、ひとつひとつのなんでもないような出来事をとおして学習させられているような気がする。午後からは、疲れきってしまって何もする気になれずに寝込んでしまった。これも仕方の無いことであります。

最大連続2時間の仕事をとおして、現在はアニメーションを作っています。入院する前に作成しているアニメがサーバーにアップするとまったく動作しないという現象に見舞われました。ローカルではなんら問題なく動作するのにです。入院中に様々な分析をしたり、動作させるべく努力を重ねたのですが、どれも成功しませんでした。そのうちに体力・気力とも衰えてしまって、退院するまでは何も手出しができない状態でありました。
このたび満を持して、アニメの修復作業にかかり、どうやら稼働させることにたどり着きました。以下はその経験談であります。


ひとつやふたつのアニメーションを作ったからといって、それはひとつも洗練されていないのはあたり前の話であります。ただそのひとつのアニメーションを作るのにどれほどの苦労しているかは、見る側には知る由もないのであります。これはあたり前過ぎる話でありますけど。
この際、作り手側の事情などは一切関係がなくて、見る側に感動なり、共感を与えることこそが重要なことであるのは自明の理であるのはわかっているのですが。

今回、ようやく私のはじめてのアニメーション作品が完成しようとしています。本当は無理矢理完成というものにしたいと思っているだけなのであります。作っている最中は七転八倒の状態で、とにかく動いてくれればいいやと思っていました。
そして出来上がってみると、アラばかりが目立って結論ばかりを急ぎすぎる心理が透けてみえるものになってしまっています。

でも、いくら稚拙なものであっても最初の一歩がなければ、何も始まりません。無謀でもなんでもいいから最初の一歩を踏み出してしまうことが大切だと思っているのです。だめだったら、しばらくの間ぶんなげておけばいいだけの話でありますから。

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