今日も雲ひとつない文句のつけようがない良い天気です。それはそうなんですが、野良仕事をするには少々いやかなりアジィ。って文句つけていますね。数日前までは、雨ばっかしだとか、寒くてしょうがない等々愚痴ってばかりいたのですがね。朝飯前の野良仕事をおえて、ようやく先ほど朝ご飯を食べました。これからお昼ご飯まで2回目の野良仕事です。急がず、慌てず、ゆっくりとが百姓仕事の基本だということがようやく体で理解できるようになってきました。さ、またひと踏ん張りだ。夕方には温泉と冷たいビールがまっている。
このところ連日体を使った仕事をやりつづけてきたせいだと思うが、今日は体が重い。「疲労」という文字が頭をかすめる。こういう時は無理をしないことだ。プロの百姓ではないのだから、いつもの半分以下の仕事量に落とすことにした。思い切って休みにしてもいいのだが、休んでも畑のなかだから何もすることがない。だからたらたらといつものことをやりつづけることにする。せっかくの野良仕事日よりなのだが、体がいうことを聞かないのだから仕方がないのだ。
昼過ぎに相棒のやっちゃんがきたので、休耕田を借りて畑にして稼いでいるという人を一緒に訪ねてみた。畑には生憎誰もいなかったが、古ぼけたトラクターが一台おいてあり、田んぼを耕した後がありました。そこは今年から借りた場所らしくて、土も荒れていましたが、その耕作地の大きさに驚いた。そうかここまで大々的に栽培をしないと収入にはならないということを学ぶ。ヨシ俺たちの土地はこの10倍はあるんだから、せめてこの規模ぐらいまで耕作してみようと決意する。
トラクターはあるのだけれども、畝立てができないというのが最大の悩みだったのであります。ほとんどの作物は畝を作った上に栽培するのですが、この畝を作る作業ってのが人力ではかなりつらいものがあります。完璧に体を使った土木作業になってしまうのであります。そこでなんとかして畝立て機を手に入れようとして、井関農機の秋田支店に話を聞きにいった。結論からいえば、最低でも4万円の金は出せないということに落ち着いた。でも井関農機の秋田支店の応対してくれた方はとても親切で、ロータリの刃の向きを変えることに似たようなことはできますと、わざわざ実際のトラクターまで案内してくれて、手取り足取り教えてくれたのです。
ダメもとだから実際にやってみようと、相棒のやっちゃんが3時間ほど孤軍奮闘していたのです。昼ご飯が終わって、恐る恐る試してみました。最初よくわからなかったのですが、よおく見るときれいな畝が完成していたのです。これには大感激であります。これで過酷な肉体労働からようやく解放されることになったのです。バンザイ!
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