悩める放浪者ぽーの「うろんな日々」を綴っています。放浪とアウトドアが好きで東北・北海道を中心に散々彷徨うが、アウトドアの究極は農業ではないかと思いはじめて、単身秋田市のド田舎にある荒れ地に理想郷を実現せんと乗り込んだ。が、しかし意気負い込んで乗り込んだまでは良かったのだが・・・・・
2011年4月2日土曜日
東北の人々の受けた災害からみれば小さなものですが
おろおろしているうちに4月になりました。今年は例年に比べて暖かくなるのが遅いように感じます。それでも確実に春に向かっています。被災地ではさまざま人たちが頑張っています。頭がさがる思いです。被災してから20日以上も経過して不眠不休で働き続けて、その疲労もピークに達しているものと思われます。
私の近所では、今回の東北関東大地震では計画停電以外ではさほどの被害がでなかった。と思っていたのは私だけで、散歩してみると数件屋根にブルーシートを張っているのを見かけた。おそらく瓦が落ちてきたのだろうと推測する。
なによりも驚いたのが、歩いて10秒ほどのところにある、日枝神社の鳥居や灯籠が倒れたり欠けていたりしているのに驚いてしまった。
地震直後に救急車がきた気配もなかったので、幸いにも境内には誰もいなかったのだろうと思う。ま、普段でもめったに参詣する人を見かけることがないので、それが幸いしたものだと思います。歩いて10秒の私でさえ、年に1度初詣に行くぐらいなものですから。
あらためて現場を見てみますと、すごい事が起こったのだとこれらの残骸をみていますと、下に人がいたらと背筋がぞっとしてしまいます。本当になにごともなくて良かったと思います。
鳥居の一番上にある、結構長くて重そうな石が落下してきています。下にいたらそれこそひとたまりもなかったことだと思います。私の子どもの頃は神社の境内は格好の遊び場でありました。今は少子化ということもあるでしょうが、子どもがこの境内で遊んでいる姿など見かけたこともありません。時代の変化を感じてしまいます。
カメラを持っての散歩を始めまして5日目になります。これまで毎日カメラなど持ち合わせても、そう撮る物などないではないかと思っていましたが、それは気持ちの問題であって、その気で歩き回ればなにかしら発見するものであります。灯台もと暗しというか、こんなに近くに震災の痕跡をみつけたことは驚きであります。他にも屋根瓦が落ちてしまってブルーシートをかけている家もみかけました。
修理を依頼しても、なかなかきてくれないそうです。修理依頼がたくさんあることも確かなのですが、材料が手に入らないそうなのです。そうかこの時点で建築材料が不足気味ということは、本格的な復興がはじまれば益々建築資材は逼迫してくることが考えられますね。
山形にいる妹の話によると、ガソリンスタンドには並ばなくも良い状態になったそうです。ただし、ガソリンの値段はリッターあたり、155円から160円だそうです。スタンドによってはなんと200円というところもあるそうです。
私などは10日ほど前に満タンにしていらい、一度も車を使っていないので、まだ満タンのままですけれども、地方に住んでいる場合そうはいきません。車がなければまったく生活が成り立たないわけでありますから。切実なものがあります。だから例え法外な値段を突きつけられても、無いよりはマシだと詰めざるを得ないようであります。こういう悪質業者はガソリンが潤沢に出回るようになったら不買運動をおこせばいいと思います。
自衛隊って本当に頼もしいなと感じました。その割には自衛隊の活躍する場面を紹介する番組が少なすぎるような気がします。
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