釣りを初めて体験したのは10歳の頃、地元の市川市を流れる川(国分川)には鮒・タナゴが棲んでいた。日曜日には近所の悪ガキ達と先輩(上級生ネ)らと川で遊んでいた。イカダを作り川で遊ぶヤツもいた。当時の市川は魚を釣ったり、獲ったりするにはいい所(自然がいっぱい)。江戸川が流れ、行徳周辺は秋になればハゼ釣りが楽しめるような所(今でも秋には新聞に掲載される)。ひねもす、日がな一日中、朝から夕方まで釣りを楽しんだ。高校時代に、初めてルアー釣りがあるというものを知った。教えてくれたのは同級生の新井君だった。「佐藤知っている、これをでイワナやヤマメが釣れるんだぜ」と、ブローチみたいにきれいなキラキラしたルアー(擬似餌)を見せてくれた。ゲッ!こんなおもちゃみたいなもんで本当に釣れるのかよ。言うと「それが、釣れるんだよ」と、親父みたいな言い回しで答えた。オラに釣りの別の世界を教えてくれた友人だった。友人の新井君は24歳の若さでこの世を去った。病気は血液の白血病と聞いた、入院をしている時も見舞いには何度か行った。通夜と告別式に参列したが両親の悲しみの姿が辛かったヨ。
亡くなる数ヶ月前にも釣りがしたいと言うので、神奈川県・箱根の芦ノ湖へとクルマで数度一緒に釣りに行った。その頃の新井君は薬(抗がん剤)のせいで、髪の毛は無くなっていたんだ。高校時代に知り合い、大学も一緒、四ツ谷に住む新井君は都会の、かなりかっこいいシティボーイ(旧い)だった。海外のアーティースにも詳しく、荒木町のバーなどでいつも飲み、オラを誘ってくれた。音楽や画、本にもにも詳しく、酒の楽しみ方などなど、千葉県の田舎者のオラには眩しいような存在だった(合掌)。ヤバい、新井のことを書いていたら、ウルウルしてきた。でも、心の中にはいつも新井がいるんだ。歳とともに涙腺が弱くなってシャナイ。7月に観た映画『奇跡のリンゴ』をカミサンと観た時も、上映時間の半分ほどから鼻水と涙でグショグショだった。イケマセンネ。オッ!!釣りの話だった。
釣りは海・川・湖とエリアもさまざま。釣るための道具や仕掛けも全て違っている(メンドクサイ)ゲッ、なんて思わないで。世界各地に釣り好きはいる。開高先生のエッセイでベトナムに取材に行った時、空爆があるにも関わらず釣りをしていた。こんな非常時でも釣りして、と思ったのか。その後、開高先生は釣りにはまり『オーパ』などの写真・画の素晴らしい本の作品を残してくれた。とりわけ、日本の釣り具、とりわけ竿は世界で一番。これほどまでに繊細かつ、いい竿、リール、鈎はない。と、思っている。ここ5年ほど、オラがハマっているのは小鮒とタナゴ、それと渓流での釣りだ。釣りは早朝と夕方が勝負。釣り用語で、朝マズ(ヅ)メ・夕マズ(ヅ)メと呼ばれている時間帯がいい。じゃ、マズ(ヅ)メッて何だろうと思うでしょ。はい、この用語には諸説あるような、時間の間をつめる、時間、時間の間(ま)を言うのでは? 何だかよく分からない用語だが、要するに魚は朝と夕方に餌に飛びついて(反応)釣れるのネ。ぐらいの認識だ。魚も人も同じ生き物? 朝飯食って夕飯を食べるということじゃん。と、思うでしょうが、魚はオレらより偉い、おやつなどの間食はない(別に偉くないけど)日中の明るい日は渓流の岩陰や岩の間に隠れている。フムフム、暗くなってきた、まだ日が明けないないからと、自分がアブナイめにあわないように身を守るために活動しているんじゃないかと、だってオラがイワナやヤマメだったら、日中の天気のいい日に身をさらしながら餌を食べに……、ってことはしないもん。だから天候の悪い日や曇り日和に、釣れることが多いのも事実。
そうなんです、釣りは早朝と夕暮れが一番のベストタイム。そこで、何で釣りにキャンプがいいかというと、時間は不規則、朝早くと夕方遅くまで楽しむ遊び。民宿や旅館に泊まっていたらメンドウこのうえない。時間も行動も、自己責任で遊べるキャンプ泊や車中泊が最高なんだヨ。写真は2年前に行った岩手県のタイマグラのキャンプ場。禁漁近い9月なのでオラ達だけだった。渓流沿いの川はイワナの宝庫。朝から晩まで2泊3日の釣り旅を堪能した。釣りはフライ&ルアー釣り。夜中、テントからトイレに出ると星がまたたき、天の川も見えた。しばらく星をみながらか川岸寝ていたら、友人の先輩も起きて星も見ながら感動をしてたのを思い出す。釣りには時間が自由に使えるキャンプが最高。海釣りはキャンプ場も少ないから、車中泊がいい。この道の専門家はこのブログを立ち上げているウスラバカのぽーだ。車中泊にはこだわりと経験もつんでいるからネ。釣りはジイッと気の長いヤツがいいんじゃないと思うが、釣りはセッカチ、気が早いヤツがいい。何故かと言うと、30分ほどしてアタリ(魚の反応)がないと、仕掛け、鈎、餌などと疑問に思い釣ろうと努力?考えるからと言われている。あなたの住んでいる海や川、湖などで釣りをしてみて。人生が変わることもある。釣りはそれぐらい面白く、奥深い遊びなんだ。是非にゼヒに釣りをやってみて下さいナ、でした。パチパチ。
亡くなる数ヶ月前にも釣りがしたいと言うので、神奈川県・箱根の芦ノ湖へとクルマで数度一緒に釣りに行った。その頃の新井君は薬(抗がん剤)のせいで、髪の毛は無くなっていたんだ。高校時代に知り合い、大学も一緒、四ツ谷に住む新井君は都会の、かなりかっこいいシティボーイ(旧い)だった。海外のアーティースにも詳しく、荒木町のバーなどでいつも飲み、オラを誘ってくれた。音楽や画、本にもにも詳しく、酒の楽しみ方などなど、千葉県の田舎者のオラには眩しいような存在だった(合掌)。ヤバい、新井のことを書いていたら、ウルウルしてきた。でも、心の中にはいつも新井がいるんだ。歳とともに涙腺が弱くなってシャナイ。7月に観た映画『奇跡のリンゴ』をカミサンと観た時も、上映時間の半分ほどから鼻水と涙でグショグショだった。イケマセンネ。オッ!!釣りの話だった。
釣りは海・川・湖とエリアもさまざま。釣るための道具や仕掛けも全て違っている(メンドクサイ)ゲッ、なんて思わないで。世界各地に釣り好きはいる。開高先生のエッセイでベトナムに取材に行った時、空爆があるにも関わらず釣りをしていた。こんな非常時でも釣りして、と思ったのか。その後、開高先生は釣りにはまり『オーパ』などの写真・画の素晴らしい本の作品を残してくれた。とりわけ、日本の釣り具、とりわけ竿は世界で一番。これほどまでに繊細かつ、いい竿、リール、鈎はない。と、思っている。ここ5年ほど、オラがハマっているのは小鮒とタナゴ、それと渓流での釣りだ。釣りは早朝と夕方が勝負。釣り用語で、朝マズ(ヅ)メ・夕マズ(ヅ)メと呼ばれている時間帯がいい。じゃ、マズ(ヅ)メッて何だろうと思うでしょ。はい、この用語には諸説あるような、時間の間をつめる、時間、時間の間(ま)を言うのでは? 何だかよく分からない用語だが、要するに魚は朝と夕方に餌に飛びついて(反応)釣れるのネ。ぐらいの認識だ。魚も人も同じ生き物? 朝飯食って夕飯を食べるということじゃん。と、思うでしょうが、魚はオレらより偉い、おやつなどの間食はない(別に偉くないけど)日中の明るい日は渓流の岩陰や岩の間に隠れている。フムフム、暗くなってきた、まだ日が明けないないからと、自分がアブナイめにあわないように身を守るために活動しているんじゃないかと、だってオラがイワナやヤマメだったら、日中の天気のいい日に身をさらしながら餌を食べに……、ってことはしないもん。だから天候の悪い日や曇り日和に、釣れることが多いのも事実。
written by Keiji
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