ちょっと一休み |
だからといって、いちいち紙の解説書を開く気にもなりません。そんな状態ですから、少しも進みません。何時間ディスプレイとニラミっ子していたでしょうか。ネットでフォトショップの使い方を検索していましたら、YouTubeにたくさんの解説画像がアップしてありました。
やはりお絵描きソフトは紙の解説書より、動画のほうが百倍ぐらいにわかりやすいです。それから何時間か解説動画を見まくりました。
元の絵は秋田で超原始的な百姓をやっていた時に、ちょっと働いてはながーい休憩を取り、ちょっと働いては、またながーい休憩をといった感じであったのを思い出して、かなり昔に書いたものでありました。
なんのことはない、一日の大半が休憩だったような気がします。ヒローイ畑の真ん中で誰が見ているわけでもないので、それはそれでいい思い出であります。
草むしりという作業も結構過酷な作業でありましたけれど、私は結構好きでした。小さい椅子を用意してドッカと腰を降ろして、ラジオを聞くともなく聞きながら結構没頭してやっていた事を思い出します。
夕方は早めに上がって、日帰り温泉に一目散です。一日の疲れと汗を綺麗サッパリと流すと手早く晩酌の用意をしなくてはいけません。どんどんと日が短くなってきていますから、すぐに夜の闇が迫ってくるからです。畑のド真ん中に暮らし始めた時には、水道電気ガスが無かったのです。一番苦労したのが電気がないということです。
灯りといえばエネループのLEDランタンが2つと懐中電灯が1個しか無かったのですから、これはかなり心細いものがありました。だから小屋の中全体が見えるうちに全ての準備を終わらして、急いで晩酌に入らなければいけなかったのであります。
夜の娯楽はiPodの音楽だけであります。ラジオもありましたが、古いやつで感度が悪くてNHK-AMしか入らなかったのです。たまにはいいですけれどもつまらなく昼間だけ流していましたが、とても聞く気にはなれませんでした。
そんなものですから1週間に一度ぐらいは知り合いの家に行き全乾電池やその他充電機器を充電しに行かなくてはいけなかったのであります。当時サブバッテリーを置いたりソーラーパネルを設置するなどという発想は無かったのであります。
季節はどんどんと進み、ストーブ無しでは過ごせないぐらいの寒さになった時に、昔ながらの石油ストーブというものはいいものだと感動したことを覚えています。ストーブの赤い火は照明代わりになるのです。またヤカンをかけて置けばいつでもお湯が使えるし、加湿器代わりにもなるのです。それに煮炊きにも使えるのです。ファンヒーターなんてものはダメですね。大体電気がなければ使えないシロモノですから。災害やアウトドアには使えないものであります。
こうしてアップしてみると結構アラが目立ちますね。もうしばらくこの絵をいじくってみようかと考えています。本当はIllustratorも触ってみたいのです。同じ原画をIllustratorで描いたらどうなるのかというのも試してみたいと思っているのであります。今の私にはフォトショップもIllustratorも、わからないという点においては同じようなものですから。
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